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2024年4月の読書メーターまとめ

マルチーズ署長
読んだ本
10
読んだページ
2473ページ
感想・レビュー
10
ナイス
104ナイス

2024年4月に読んだ本
10

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

マルチーズ署長
南星シリーズ①。感想書き忘れていたので再読。菓子職人の治兵衛、娘の出戻りお永、孫娘のお君三人で切り盛りする南星屋は小さいけれど諸国のお菓子を安い値で売る人気のお店。門外不出とされたお菓子を作ったとして咎められたり、武家の若君が菓子作りの修行にきたり、お永の元旦那が現れたりと様々事件が起きるのだけど極めつけは治兵衛の出自のためにお君の縁談が壊れてしまう。お君が可哀想だけど、家族でまっすぐに支え合う姿は読んでいて幸せで応援したくなる。
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2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

マルチーズ署長

2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:23冊 読んだページ数:5219ページ ナイス数:160ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/960941/summary/monthly/2024/3

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2024年4月の感想・レビュー一覧
10

マルチーズ署長
南星シリーズ①。感想書き忘れていたので再読。菓子職人の治兵衛、娘の出戻りお永、孫娘のお君三人で切り盛りする南星屋は小さいけれど諸国のお菓子を安い値で売る人気のお店。門外不出とされたお菓子を作ったとして咎められたり、武家の若君が菓子作りの修行にきたり、お永の元旦那が現れたりと様々事件が起きるのだけど極めつけは治兵衛の出自のためにお君の縁談が壊れてしまう。お君が可哀想だけど、家族でまっすぐに支え合う姿は読んでいて幸せで応援したくなる。
が「ナイス!」と言っています。
マルチーズ署長
村上春樹の大人のファンタジー。図書館にいったぼくはオスマントルコ帝国の本を探したかっただけなのに、恐ろしい老人に図書館の地下のさらに迷路の奥に閉じこめられてしまう。そこには素晴らしいドーナツを持ってきてくれる羊男ときれいな女の子が訪ねてくるが、ぼくはなんとか抜け出そうとする。こんな怖い思いをした図書館には二度と行けないだろうな。そしてうちで待っていた母親の様子と空っぽの鳥かご、ぼくの孤独が本当の恐怖に感じた。
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マルチーズ署長
本にまつわる短編集。本を狩るハンター「飛び出す、絵本」、本屋で出会った知らない老人に本をすすめられる「十一月の約束」、どうやら実話のようで長新太さんが登場する「招き猫異譚」、確かに本は羽ばたく鳥のようだと思った「本屋の魔法使い」など面白かった。本そのものも、本屋さんも、本との出会いも、何かが始まる予感を秘めて不思議にわくわくするものだと改めて思い楽しい読書だった。
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マルチーズ署長
中学生のセキコ、ナガヨシ、いつみ。皆一件何の問題もなく生活してるようでいてそれぞれ思春期のもやもやとか屈託を抱えている。働かない父とそれを許す母、家でセックスする2人に嫌気がさしたセキコ。いつみは母親の不倫に気づいてしまった。でも中学生が時間を潰せる場所は限られていて、ただ居場所を探すのがこんなに難しいなんて…こどもの頃自分も同じようなこと考えていた。そして大人になってからも居場所を見つけるのは案外難しい。
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マルチーズ署長
ペットのアンソロジーで読んだシャルロットのお話をもっと読みたくて。元警察犬でおりこうだけど今はすっかりお座敷犬のおんなのこ、シャルロットと飼い主の夫婦がちょっとした謎を解決したりする物語。「シャルロットと猛犬」は土佐犬の小夏が赤ちゃんに優しい犬で本当によかった。うちには猫がいるけれど犬も本当にかわいいなぁと犬との暮らしが羨ましくなっちゃう本です。
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マルチーズ署長
プリンセスのお話をモチーフにした6つのアンソロジー。①鍋が頭から取れなくなった女の婚活指南「鍋かぶり」②衣料品会社で働く12人の女達が夜出かける目的は「歩く12人の女」③「ラプンツェルの思い出」絶望で少女から悪女になった女。後味悪い感じ④「正直な彼女」選ばなかった元カノの方がプリンセスだったかも、これも後味悪し⑤「あの人は海を捨てた」浦島太郎がモチーフ。ハッピーエンドで好き。亀の友情、青春。⑥眠りから覚めた世界の残酷な現実きついな…「夢のあと」甘さひかえめな、それぞれのプリンセスストーリーでした。
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マルチーズ署長
ペットにまつわる10の物語。スリリングな「里親面接」ずっと寄り添ってくれた猫の最期にじーんとくる「ねこの時間」爬虫類をこよなく愛する夫・爬虫類達・その餌である沢山の虫との暮らし「パッチワークジャングル」人間くさい犬の女のこ「シャルロットの憂鬱」が好きです。特に爬虫類の話は知らない世界でトカゲなんかは割とかわいいな、と思ったりもするので面白く読みました。でも餌の虫は…絶対に無理~。
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マルチーズ署長
ニーチェというあだ名の日枝さんが、昔の友人から「あなたの幽霊をみたの」と連絡を受け、その現場で出会った博物学研究員で不思議な物事を探し歩いている栖(スミカ)先生と共に、様々な不可思議な事を見聞きする6話。山で出会った不思議な優しい友だち「昨日遊んだ子」が特に好き。人間を幸福にするために何かを取り替えてくれるテンビンガミや、夜に動き移動する巨大な紫陽花「紫陽花獣」などありそうもないのに民俗学的でもしかしたらどこかに…と思える不思議な話はとてもおもしろかった。
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マルチーズ署長
ある町の十字路にはいつでもつむじ風がくるりと廻り、小さな食堂ののれんがはためく。そこに集う人たちの話。主人公の「わたし」の亡くなった父親は手品師であり、「わたし」は食堂でいつもコロッケならぬクロケットを注文し、学生時代には芝居を書いていたが今は人口降雨に興味を持つ青年である。…となんだかよくわからなかったが、夜まで開いてる果物屋の店先で店主と古本屋の親方が油揚げを甘辛く煮たもので一杯やってるシーンが好きだった。
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マルチーズ署長
歴史ある女子高生に通う真矢と花音。二人が触れあうと、異様なものがなぜか見えてしまう。ピアノ室の血まみれの手、スカートをつかむ骨と皮の手。肩に乗っかるフワフワのクマ。いないはずの少女、保健室に横たわる首なし生徒、プール底で苦しむものたち。女子高生二人が、見えてしまったものの謎を追う。幽霊よりも、それを生んでしまった経緯、人間が怖かった。そして解決されないままのエピローグとプロローグも。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/01/15(1945日経過)
記録初日
2019/01/15(1945日経過)
読んだ本
835冊(1日平均0.43冊)
読んだページ
203607ページ(1日平均104ページ)
感想・レビュー
832件(投稿率99.6%)
本棚
0棚
性別
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