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2024年3月の読書メーターまとめ

マルチーズ署長
読んだ本
23
読んだページ
5219ページ
感想・レビュー
23
ナイス
160ナイス

2024年3月に読んだ本
23

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

マルチーズ署長
マンション近くの公園の古びたカバのアニマルライドには不思議なジンクスが囁かれている。自分の治したい部分を触ると良くなるというその名もリカバリーカバヒコ。マラソンに出たくない小学生の話と、ママ友付き合いに悩む主婦の話が好き。小学生の友情がまぶしいし、ボスママにはっきり意見する場面で胸がすく。登場人物たちがそれぞれ自分の生き方を見つめなおしてゆく。
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

マルチーズ署長

2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:15冊 読んだページ数:3969ページ ナイス数:145ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/960941/summary/monthly/2024/2

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2024年3月の感想・レビュー一覧
23

マルチーズ署長
しんしのハムおじさんと、ミートボールという名のねこ。時計が壊れて寝坊して、時計を修理に出す間、たくさんのお買い物。最後はうまい具合に転がって、お庭で優雅なティータイム。動じないハムおじさんとねこのミートボールがかわいい。慌てない慌てない、ひと休みひと休み…な絵本。
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マルチーズ署長
悩みを抱える人にリハビリとしてお菓子作りをさせてくれる「パティスリー・ブランシェ」2作目。一度は閉めた店を再開店した矢先、フランスに旅立っていた元気な料理研究家の佐渡谷さんが失恋して帰国したり、店主は思わぬ事故で怪我をしたりと前途多難。佐渡谷さんと、彼女を追っかけてきた恋人のヴィクトーのコンビが賑やかで好き。辛いことがあったとき、親しい人たちとあーだこーだと美味しいお菓子を作ったら元気になれそう。巻末のお菓子のレシピで、スパイシーココアとクッキーを作ってみたいな。
マルチーズ署長
「七月に流れる花」の対となる、男子の林間学校の物語。親を亡くすことが決まっている男の子達の集団生活で次々に起こる不気味な出来事の犯人は誰?全身緑色になって死んでいく「緑色感冒」に冒された人間の末路がSFちっくで不気味で悲しい。子供達が残酷な事実に打ちのめされても振り返らずに前を向く姿に希望の祈りをこめて。
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マルチーズ署長
中学生のミチルが引っ越してきた町には全身緑色の「夏の人」(または、みどりおとこ)がいて、招待状を受け取ったものは「夏のお城」での林間学校に参加しなければならない。ミチルが夏の人に追いかけられる場面はホラーかと思った。林間学校では「鐘が三回鳴ったらお地蔵さまにお参りすること」とか「水路を流れる花の色と数を報告」などの不可解なルールがある。少女達がそこに集められた意味は後半明らかになるが、どこか不気味で不穏な少女の短いまどろみのような物語。
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マルチーズ署長
マンション近くの公園の古びたカバのアニマルライドには不思議なジンクスが囁かれている。自分の治したい部分を触ると良くなるというその名もリカバリーカバヒコ。マラソンに出たくない小学生の話と、ママ友付き合いに悩む主婦の話が好き。小学生の友情がまぶしいし、ボスママにはっきり意見する場面で胸がすく。登場人物たちがそれぞれ自分の生き方を見つめなおしてゆく。
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マルチーズ署長
アンティークなバーの奥で待ち構えているのは奇談を求める恵美酒という男と助手の氷坂。彼らのもとに今日も奇談の語り手がやってくる。自分の影に刺された男や、本物の魔術を使う男性との思い出語りに対し、恵美酒「素晴らしい奇談だ!」氷坂「そうでしょうか?」の流れで奇談の謎解きが繰り返される。まずは不思議で奇妙な話として、次にミステリーとして二度楽しむことができどれも面白かった。
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マルチーズ署長
秋葉原の駐在所を舞台に警官の権田(メガネトド・オタク・東大)と向谷(イケメン・ポンコツ・霊感)と足子(幽霊・足だけ・元メイド)のトリオが事件を解決。奪われたフィギュア、メイド抱きつき魔、子供誘拐事件、そしてちょっとせつない足子の死の真相。女性にとことん優しい向谷君に私も癒されたい…。幽霊が出てくるけれど全然怖くない交番物語。
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マルチーズ署長
実在の方がモデルで食堂メッシタが本当にあったなんて驚き。主人公がストイックともいえるほどイタリア料理にのめり込み追及していく様が描かれていた。物語としての波はそんなにないけれどすごい人がいたもんだという気持ちととにかくイタリア料理を食べたい気持ちが押し寄せてきた。
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マルチーズ署長
若旦那の主治医となった妖、火幻。火幻のことが羨ましくて西国からやってきた妖怪、以津真天(いつまで)のせいで若旦那が5年後の未来にタイムスリップしてしまった。未来の長崎屋の窮地を救い、過去に戻るため若旦那と妖達が奔走する。以津真天はくちばしを生やした人の顔に蛇の胴体の怪鳥で、妬み嫉みをこじらせた面倒臭い奴。若旦那と河童達、長崎屋の妖怪達の優しさとおおらかさ、無邪気に癒された。やっぱり優しく懐の深い人のところに皆集まるよね。
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マルチーズ署長
西條奈加さん版、雨月物語。妖しを引き寄せる雨月と、居候の幼馴染み秋成、鳥獣戯画の兎の妖・遊戯の三人(?)が次々と人ならざる者達に出会う。出ていった夫を待ち続ける年を取らない女や男を誘う白蛇化身、鬼になった青頭巾など人間の業の深さや哀れさが描かれますが後味は悪くない。恐ろしい話もあるけれど、がさつな秋成と生意気な兎のおかしなやりとりがほどよく中和してくれて読みやすく面白かった。
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マルチーズ署長
4匹の猫たちと暮らしてきた著者のエッセイと猫にまつわる四季ごとの少しと不思議な短編。長崎の方言と、ちょこちょこ挟まる長崎の猫の写真が楽しい。「秋・レストラン猫目石」が好き。黄泉路に現れる、生前可愛がった猫の話も。著者が猫を看取った時のエピソードを読んで、いつもそばにいるかわいいうちの猫と私もいつかお別れするのだ、と思った。沢山可愛がって、沢山癒されてこの時間を楽しもう。
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マルチーズ署長
本屋さんアンソロジー10話。はずれなしだったと思います、どれもおもしろかった!消えるPOPの謎をさらりと言い当てる甘い声の店長とか、夫のお弁当箱に石をつめた奥さんから旦那への本探しの宿題、まさかの主人公がロバという話も。宮下奈都さんの「なつかしいひと」では本をすすめてくれた子の正体に胸熱。キャラの濃い登場人物が多かったけど現実の本屋さんはどうかな?私の通うあの店は?なんて想像がふくらみました。これからも色んな本と本屋さんに出会いたいと思う一冊でした。
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マルチーズ署長
全身ピンク色の服を着てミニ豚と歩くおばあさん。町の「ホテルのはな」に滞在しメアリさんと呼ばれる彼女が身元不明のまま亡くなったところで物語は始まる。彼女があちこちに残したイギリスの児童文学(どれもこれも懐かしい!)とそこに挟まれたお菓子のレシピが悩める心を救い、人と人をつなぐハッピーなストーリー。お金に余裕のない家の女子高生が余り物で作るトライフル(トムは真夜中の庭で より)の話が好き。憧れたなぁ、本に出てくる聞いたこともないお菓子たち。メアリさんの身元は謎のまま、メアリーポピンズのように。
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マルチーズ署長
素人にもかかわらず人形店を継ぐことになった澪。従業員はイケメン冨永君と、ただ者じゃない感となにやら過去がありそうな人形職人シムさん。持ち込まれるのは顔だけ壊された人形やラブドールなど様々。登場人物の話し方などなんだかしっくりこない感じもあったのだけど、新潟村上の雛人形の話とチェコの操り人形の話は面白かった。
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マルチーズ署長
伏木商店街の不思議なショートストーリー31話。おもちゃ屋さんで見つけた故郷の家にそっくりなプラモデル。肉屋で再会した思い出のメンチボールと意外な人物。八百屋のアドバイザーは不思議な子供。煙草店の看板猫ならぬ看板怪獣トララ。商店街を守るお稲荷様。ほんの数ページで色んなテイストの奇妙な話を楽しむことができました。こんな商店街に迷いこんでみたい。でも、やっぱりちょっと怖い。
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マルチーズ署長
夜叉神川が流れる町で暮らす子供達の、不思議でちょっと怖い、人の心に棲む鬼の話。「川釣り」サイコパス中学生が舌なめずりしてナイフを使うおとなになりませんように。「青い金魚鉢」古い蔵から出てきた金魚鉢の中に誰かを閉じこめてしまうことができたら…ノックをして「コンコン」「キツネですか」のやりとりが可愛い。「鬼ヶ森神社」大好きな友達のための呪い。「スノードロップ」偏屈な年寄りが犬のゴンと小学生のおかげで生きる希望を取り戻す。「果ての浜」美しい西表島の悲しい戦争の歴史に思わず涙が。面白かった。
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マルチーズ署長
ひとつ屋根の下アンソロジー。「鳥かごの中身」隣の部屋の少女を保護した男。今のご時世、保護した方が犯罪者にされちゃうだろうなと話に関係ない心配。/「十八階のよく飛ぶ神様」こわいようなかわいいような、ありがたいような迷惑なような。不思議な神様との同居生活。/「冷やし中華にマヨネーズ」十三年同棲したカップル。愛のような惰性のような、良いところも悪いところも知り尽くした二人の終わりは突然。バカバカしくも切なくて良かった。
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マルチーズ署長
シュールな7つの動物寓話。「いただきます」悪かった、よりもありがとうと思いたい。きれいに終わるかと思いきや…旅人はどうなるの?「池の中の王様」自由な魂に縄はかけられない。はみ出しもののおたまじゃくしハテとヤゴの友情が素敵だ。「りっぱな牡鹿」この旅人はあの時の旅人ですか?実は意味なんてないのかもしれないけど色々な意味を考えてしまう、大人向けの本。
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マルチーズ署長
数年前子供が「読みたいけどいつも図書館で借りられてる」と言っていた不思議な駄菓子屋の本。数年たって図書館で手に取ることが出来るようになった今、うちの子は読みたがる年齢をすぎてしまったみたい。この度読んでみて大人が読んでも不思議で面白く、教訓もあり、小学生の時に読ませてあげたかったな。ホーンテッドアイスとクッキングツリーがお気に入り。
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マルチーズ署長
バスの事故で妻を亡くした作家の幸夫。妻が死んだ瞬間も愛人を抱いていて、妻の死を悲しむよりも悲劇の遺族として扱われることに憤りを覚える幸夫。そんな幸夫が同じ事故で妻を亡くした陽一とその幼い子供二人と親交を深めていく物語。ほっこりする系の話ではなくて、幸夫と陽一がどこまでも子供っぽくて嫌なところも沢山あって、だけど完全に嫌な奴でもなくて。死んでしまったらどんなに思っても何もできない、してあげられない。とにかく生きているうちにそのことに気づくしかないんだと強く感じた。読んで良かった。
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マルチーズ署長
フルカラーの漫画。熊と鮭が営む甘味処に疲れた人々が迷いこむ。思ったより良かった泣いちゃった。仕事で落ち込んだ新人さんと先輩の話とか小さいころ漫画家になりたかったお医者さんの話とか全部良かった。ドーナツやプリン、バナナケーキなどとてもおいしそう。レシピ付き。疲れた時読み返して、気持ちが癒されたらお菓子作って、食べる頃には元気になれるかも。
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マルチーズ署長
コロボックルの短いお話。北海道の小学生ノリコはフキの茂みで跳ねる小さな影を見た。「だれも知らない小さな国」を夢中で読んだノリコは毎日コロボックルに手紙を書いて牛乳をお供えする。 きっと、ノリコのところに、コロボックルは来てくれていたはず。わたしも子供の想像力を否定せず、一緒に楽しんで見守る、コロボックルが信用したくなるような大人でいたいと思った。村上勉さんの描くコロボックルの絵がとても可愛かった。
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マルチーズ署長
篠原さんのワンピースブック2。縫い方の手順がカラー写真でわかりやすい。ブルーのストライプワンピースがかわいい。こんなの作れたら素敵だなぁ…と今回もまた眺めて満足。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/01/15(1956日経過)
記録初日
2019/01/15(1956日経過)
読んだ本
838冊(1日平均0.43冊)
読んだページ
204474ページ(1日平均104ページ)
感想・レビュー
835件(投稿率99.6%)
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