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funonsan
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ネタバレ流石、ミヒャエル・エンデさん!想像以上に面白かったです。というか、私の描いていたミヒャエル・エンデ像とかなり違いました。かなり宗教色が強い。でも、「モモ」や「ネバーエンディング ストーリー」の問答を思い出せば、納得。ピカソさんはカッコいいし、シュタイナーさんはイカれてます。一番の読みどころは、最後の「親愛なる読者への四十四の質問ーあとがきにかえてー」です。思考遊びですね(笑)
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深山木 寝子
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エンデによる書評かと思ったら、本文が抜粋で紹介されてる形態でした。つくづく、頭のいい人達は頭がおかしいと思いました。凡人には難解な文章がちらほら、純粋に読書が楽しめるものもありましたが、理解したり読み深めようとすると私の脳ミソではキャパオーバー。頭のよろしい方々にはすんなり飲み込めるんでしょうね……。考えるな!感じろ!有りの儘を享受しろ!意味を見いだしつはならない!を合言葉に読みすめた次第です。日本が舞台の話が出てきたのは嬉しかったです。
深山木 寝子

単行本読んでみたくなる話がいくつかありました。小説含め、全体的に哲学っぽいというか人間の心理や真理を写し出すような感じの内容が多かったです。四十四を数えたくてうずうずしてますが、私はエンデを無条件に信じます!

05/18 17:36
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cue.1
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◎荘子から始まりボルヘスで終わる書物構造による読後感、あとがき替わりの質問ひとつひとつ、収録作のひとつひとつ。その残響を自分の内に確かめるため、ゆっくりと時間をかけて読む、引用と掌編のアンソロジー。注意すべきは掌編に見えるけど引用の作品。気になるテキストがあれば原典に当たられますよう。個別の作品も良かったけど、カトリックから神秘思想に禅、美学哲学、伝承もしくは宗教と文学の連関など、エンデに影響を与えたテキストに思想史の連なりを見ることも愉しかった。
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堆朱椿
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エンデが影響を受けたり、考えさせられたりした文章25選。たっぷりの引用がコラージュのように並んでいる。各文章についてのエンデのコメントは無いので、エンデのファンは歯がゆく思うかも。
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Gotoran
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表題の25の作品(訳があるもの、ないもの)とエンデのあとがき(読者への44の質問)。エンデの考えを窺い知ることができる一種のアンソロジー。幻想、空想、怪奇、美学、宗教、神秘思想・・・寓話、小説、戯曲など。エンデ作品に地下水の如く脈々と通底している、人の内面の奥深くに潜む深層心理としての魂の明と暗、エンデの思想的背景を、掲載の作品を介して垣間見ることができる。最後のエンデのあとがきも示唆に富んでいた。掲載作品のいくつかに当たり、足跡を辿ってみたい。マルケス、ドストエフスキー、ボルヘス等々。
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ULTRA LUCKY SEVEN
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タイトルの素っ気なさと裏腹に、めっさいい本。世界の素晴らしい書物のエッセンスを味わえる。けれど、一番凄いのはピカソとドストエフスキーの部分だろう。やっぱり。
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M.エンデが読んだ本評価46感想・レビュー9