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『イーリアス』ギリシア英雄叙事詩の世界 (岩波セミナーブックス)

感想・レビュー
3

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v&b
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上級者向けではないかもだが、いい本だった。
v&b

(『近松への招待』) 参考文献(日本語あるもの) E.R.ドッズ『ギリシア人と非理性』 岩田靖夫、水野一訳 みすず書房、1972年 藤縄謙三『ホメロスの世界』 角川文庫、1975年 高津春繁『ホメーロスの英雄叙事詩』 岩波新書、1966年 久保正彰「口承叙事詩の文字伝承とはなにか──ホメロス本の成立について」『思想』 1976年11号

03/24 15:05
v&b

久保正彰『「オデュッセイア」伝説と叙事詩』 岩波セミナーブックス3、1983年 松平千秋『ホメロスとヘロドトス』 筑摩書房、1985年 松本仁助『ギリシア叙事詩の誕生』 世界思想者、1989年 岡道男『ホメロスにおける伝統の継承と創造』 創文社、1989年 B・スネル『精神の発見』 新井靖一訳 創文社、1974年 E・シュタイガー『詩学の根本概念』 高橋英夫訳 法政大学出版会、1969年

03/24 15:06
18件のコメントを全て見る
0255文字
toridori
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『イーリアス』講義をテープから起こした本。『イーリアス』の魅力が口承叙事詩であるように、口語で伝える講義の魅力は言葉のわかりやすさだ。内容も、教科書的、参考書的なので読みやすい。常々『イーリアス』って、神様と人が混じり合っていて、世界観どうなってるの〜?と思ってましたが、「ギリシア人は人間を意識するとき、同時に神々の存在を意識します。」の一言で腑に落ちた。なるほどね…。さーて、読むぞお『イーリアス』!今度こそ読了できるかしらね。
toridori

カタカナばっかりで誰が誰やら、と思っていたが、本書を読んでアキレウスが好きになった。こいつ、どう考えても妻より親友を愛している。

09/14 01:13
0255文字
Christena
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同タイトルの6回のセミナーを本にしたもの。イリアスの名シーンを取り上げて、物語の読み解きかたを解説している。よく意味が分からなかった部分が解説されていて、当時の人々には暗黙の了解だったことを知ると、古典はもっと面白くなると思った。イリアスを知っていることを前提に解説されていると思われるので、イリアスを読んでからでないと、この本は面白くないかもしれない。
0255文字
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