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坂本龍馬 (岩波新書 新赤版 1159)

感想・レビュー
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takao
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ふむ
0255文字
ばりぐあち
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ネタバレ5月24~31日で読了。坂本龍馬の評伝ではあるが、所謂伝記、彼の生涯を物語的に追うのではなく、日記や手紙などから、足跡を記す内容となっている。つまり、彼の子供の頃などは端折って書かれている。本格的にスタートするのは勝海舟の日記に坂本龍馬が登場するようになってからだ。なので、この本で形作られている坂本龍馬像は、周旋屋としての坂本龍馬だ。勝のメッセンジャーボーイからスタートして、長州や薩摩や越前の各藩を間を飛び回って調整している印象だ。あと、いつも話題になる暗殺の実行役は見廻組に比定してるが主犯確定してない。
0255文字
孤独な読書人
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ネタバレ坂本龍馬の生涯を資料等から丹念に追っていく。どこで何をしたのかという事実を淡々と記述していくスタイルのためか坂本龍馬という人物がどのような人物でどのように歴史に影響を与えたのかというところが見えずらくなってはいる。ただ坂本龍馬の足取りは追える。
0255文字
金監禾重
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坂本龍馬がわからない。歴史的には突然、土佐藩志士の代表として登場するようだ。著者の事実記述に徹する淡々とした文章はバイアスを感じさせず好ましい。しかし龍馬がなぜ幕府高官にまで重んじられるかはわからないままだった。 著者の感情を読み取れるのは、繰り返し述べられる松平春嶽の政治的腕力の弱さだろう。また、勝海舟の歴史記録能力の低さは残念だ。
0255文字
やま
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坂本龍馬の日々の行動を一次資料に基づき追跡していった本。記述が複雑で一般的な伝記を期待すると面食らう。予備知識がないと理解は難しいだろう。 最近は坂本龍馬の事績に対し疑問が投げかけられることが多いが、本書の著者は坂本龍馬の才覚と功績を比較的高く評価している。
0255文字
ソノダケン
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岩波や中公などのマジメな新書は、ボクの知らないことがたくさん書いてあるものだが、本書に描かれる龍馬は一般的なイメージとそれほど変わりなかった。激動の時代を駆けぬけた32年の生涯は「裏表」がなく、やはり爽やかで気持ちのいい人物だ。
0255文字
amabiko
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手紙の発見に触発されて再読。しかし、やはり理解できないところが多い。特に慶応3年、目まぐるしく状況が変化し、多くの人物が登場するところが難しい。史料読みながら、ノート取りながらじゃないと、ちゃんと理解するのは無理だな。
0255文字
amabiko
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近頃の多くの軟弱新書に比べ、読み応えは十分。一次史料に基づいて、「日」単位で龍馬の行動を確定していく作業を追体験。人によっては退屈でしようのない作業ととられるのかもしれないけど、この時期の政治状況は、刻一刻と変化しているので、それに龍馬がどう関わったかを見極めるには大切なこと。ただし、通説的な龍馬伝を押さえた人でないと、ついていけない箇所も多い(本書を読むだけでは理解できない部分もあった)。新書に収めるために端折った部分も多いのでは。量を気にせず、史料の引用もふんだんに盛り込んだ決定版を読んでみたい。
0255文字
おらひらお
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2008年初版。タイトルがタイトルだけに購入後、しばらく本棚で鎮座していましたが、ようやく読みました。資料に基づいた実証的な話が多く、読みにくいかもしれませんが、内容の正確さがなんとなくわかる一冊になっています。
0255文字
ut_ken
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史料を読解整理しての龍馬の行動の整理分析が主な内容
0255文字
みやすこ
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幕末が歴史の中で好きな人は多いが、流れを上手く理解できている人はかなり少ないと思ふ。龍馬の、考え方や思考の変化が結構分かりやすく書いてあってためになりました
0255文字
denz
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再読。基本史料の突き合わせにより龍馬のたどった日にち確定に情熱を燃やしている作品。本書を読むと龍馬という人物が様々な人物と交流した「浪士之巨魁」であることが分かる。やはり「討幕派」の中のトップ10には入る重要人物だったのだろう。後半の軌跡をみていくと彼が「武力討幕」にこだわらないが、「倒幕派」であることは明らか。それほど「倒幕」にこだわったかは、有名な「日本を今一度せんたく」の書簡にみえるように、外国勢力を支援して長州を叩こうとみえた幕府への敵意であり、彼の「攘夷派」の精神がそれをなしたんだな、という印象
0255文字
しろくまZ
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歴史的史料を基にして構成した龍馬伝。個人的には少し読みにくかった。
0255文字
えっちゃん
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書簡をもとに構成された一冊。本当の歴史を知るのは難しい。
0255文字
げん
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書簡に基づいた本なので読みにくい。あんまり面白くなかった。
0255文字
bittersweet symphony
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松浦さんは近代日本史関連の研究者で最も信用できる方の一人。勝海舟の「氷川清語」の編者(江藤淳氏とともに)でもあります。個人的には氏の「徳川慶喜 将軍家の明治維新」(中公新書)や「新選組」(岩波新書)に非常に感銘を受けました。本書は08年11月に刊行されたもので未読棚にあったもの。星亮一さんのそれも含め最近やけに坂本龍馬関連本が多いと思ったら、来年の大河ドラマなんですな。タイムリーに読むのも格好悪いのでちと早めに読んでしまいました(もちろんドラマの方は見ません)。
bittersweet symphony

書簡や回顧録などオリジナルの歴史資料に不可避的に含まれている錯誤をどこまで選別して真相に近づけるかというのが歴史記述の核であり最も面白い部分であるわけですが、そのあたりの謎解き的スリリングさは他の方以上に秀逸な印象があります。龍馬本人についてはやはり良い意味での商売人気質が一番強いという印象、年配者の見識を尊重しつつ時代にアダプトさせていこうとする意志が感じられるところです。トータルとしては薩摩に上手く利用されてしまった感がありますが。

02/16 17:38
bittersweet symphony

龍馬と非常に近い立ち位置で、ある段階までは龍馬以上に活躍していたような記述のある上杉宗次郎(近藤長次郎)などは、どこかの歯車が別の組み合わさり方をしていればもっと名前が知られていたであろう興味深い人物のように見えます。そのほか、目をひいた人々は池内蔵太(細江徳太郎)、福岡孝弟、戸田雅楽(尾崎三良)…といったところ。長崎の商人 小曾根英四郎についてネット上でははまとまった記事を見つけられず、残念。

02/16 17:41
0255文字
たー
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書簡等に基づき史実に忠実に龍馬の足取りをたどる。
0255文字
みっきぃ
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2008/11/24
0255文字
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