形式:単行本
出版社:朝日新聞出版
ここから9年、「チキンライス」が松本の歌詞と今ごろ知り驚く、自分の来歴の私小説的吐露をあの難メロディで浜田に歌わせるとは…
週刊誌の無理やりという記述が許せないのもブレていないといえる。ただ、後輩芸人の悪口に関しては、この後、お笑い界の権威となった後にも言ってしまう。運動、勉強ができなかった少年がお笑いで人気者になったため、自分が一番面白いというプライドは50代になっても捨てられなかったのかもしれない。 中田敦彦がyoutubeで"中田のお笑いを理解するのは…"といったのは、この遺書の中にある記述の引用だったのであろうか。また、それに対するせいやの"うんこ"という返しも…?
なぜその感覚を鋭く研ぎ澄ますヤスリが知識であり教養だと気づかなかったのだろう。そして最後に一言。やすしを酷評したり、コントのネタにするのは構わないと思うが、当時一般人だったやすしの娘の光ちゃんの名前を出してまでコケにするようなコントをやっておいて、この書籍での記述、「オレの家族に手を出すな」 はいくら何でもないだろう。道理が通らないではないか。
本棚整理していて見つけ読んだけれどちょうど悪いタイミングに重なってしまった。1/10
世間広しといえども、二人で一人という職業は、もしかしたらほかに類のないものかもしれない。 他人の悪い部分を指摘したことはたくさんあるが、悪く言ったことはない。 いい人に会って励まされればがんばろうという気になるし、むかつくやつに会ったら会ったで、見返すためにもがんばろうという気になる。 すべての面でおっさん社会。面白いコメディアンは誰?と言ったときに批評するのはおっさん。僕がおっさんになっていい批評を受ける頃には本当はもうそんなに面白くないのが絶対問題。 笑いは発想。
遺書というタイトルをつけたのも、寿命は短いと思うから。こんなペース、やり方でそんなに長くはもたない。
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