読書メーター KADOKAWA Group

新書418 教師の資質 (朝日新書)

感想・レビュー
112

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
すもしぃ
新着
ネタバレ内容を一言で表すと「今、教師が置かれている過酷な現実」。保護者対応、いじめ、学級経営等が話題として挙げられています。教師になる難易度は下がっているけど求められる資質や要求水準は上がっているよ!厳しいけど辞めないで頑張ってね!とのことです。「教師の資質」のまとめがpp.231-234にあります。
0255文字
ウリエル
新着
10年ほど前の本だからデータにやや古さはあるものの持続可能な社会の話などは今にも出ていること。はじめは教師擁護の話ばかりかなと思ったが、それだけではなかった。著者はカウンセラーでもあるので心理学の話も出てくる。最終章で教師だけでなく「大人自身が世界からの問いを引き受け、それを抱えながら生き続けていくこと。」が未来を担う子どもたちへの本当の教育になるという話が一番身にしみた。
0255文字
安土留之
新着
「情熱と使命感なき者は、教師になるべからず」、「教師は人間関係のプロでなければならない」と著者は言う。確かにその通りだ。でも、どう教師を育成するかについての視点は弱いのが残念。
0255文字
沼田 祐也
新着
ネタバレ▼使命感、理念 教育は理念に照らして行われるべきもの。大衆迎合主義に陥ってはいけない。保護者がおかしなことを言ってきたらちょっと待ってください私の学校ではこういうことを理念してやっているますと毅然とした態度で説明するのも大切。 ダメ教師には、こういう教育をしていきたい、という使命感がない。 ▼弱音をはける、支え合える職員室か ▼瞬発力 教師の反応を観察して、子どもたちの今後の行動が変わる ▼勇気づけの教育 リソースソリューション。良さを見つけて、将来どのように生きていくのが良いのだろうかを考える。
0255文字
Yoshitaka Sakai
新着
粘り強く。心の揺れ幅を小さく。勇気づける力を持つ。
0255文字
とりぞう
新着
ぼくが特殊な(同和教育校)小学・中学に通っていたせいだろう。ぼくは「まとも」な教師に会わずに小学校・中学校時代を過ごした。そういう意味でいえば、本書の「現役教師評価」は甘すぎる(笑)。ただ、「何ができなければダメなのか」という指標の明確性は良い。ぼくの出会った教師たちがダメっ教師であったことは再確認できた。保護者にjとっては、塾選びの指標としても使える。本書で得た知識を塾講師にぶつけてみると良いと思う。
0255文字
navi-labo
新着
教員になる前に一度読んだことがあり、今回再度読み直し新しく自分を振り返る契機となった。以前は浅く捉えていたが、「学級経営力」はQUを念頭に置いて書かれているし「教師としての使命」は、その通りであると改めて肝に銘じた。しかし24時間教育のことを考えろということが、良いように利用されて今日のブラック化に繋がっているし、親のクレームから身を守るために信頼関係を築けなどどの先生もやっている。その上で我が子可愛さに執拗にクレームを入れる親がいるのが事実なのだ。少し理想論すぎる所はあると思った。
0255文字
めるみ
新着
教師とは、否定的な経験をした時こそ、情緒安定に努めることが必要であると述べていた。 そのためには、自分を客観的に見て今自分がどんな感情なのか、自己洞察する習慣を取り入れたい。
0255文字
Po
新着
一度読んだことを忘れており、2度読んだ。良い教師でいたいとは思うが、中々思うようにいかないときに読みたくなる本だ。この本で大切なのは、「子どもの心を傷つけるあらゆることを許さないこと」「プロ意識を持って、よい授業をすること」「学級経営に力を尽くすこと」だと思う。この本に書かれている通り大変な仕事だが、良い職業だと思うので、頑張っていきたいと思う。
0255文字
つだしょ
新着
1) これは現場には出たことがない研究者の、オブザーバーの書物だ。いろいろな現場経験者から話を長年にわたって聞いて、なんらかのアドバイスをしただけでその職業についてわかったつもりになってこんな偉そうな本を書くのだろうか。仕事量を減らさなければ、「使命感(情熱)」や「忍耐力」で解決なんていうのは1900年代の昭和の話だ。無理だ。
つだしょ

2) 賛成できる部分は、教師はただ勉強を教えられればいいわけではなく、まず人間関係を大切にできなければならないこと。そのためには生徒と対峙し良いところを認めてほめて伸ばしてあげること。疑問な部分は、多忙さは教師の資質では解決しない物理的な問題であり、多忙なのにどうやって生徒と対峙すればいいのかについては全く具体的な解決策が示されていないところ。十分な教員養成のシステムがないからというだけで(無能な教員が増えるせいで)多忙になるわけではない。仕事量を減らして欲しい。例えば部活は完全に外部委託するとか。

03/28 16:15
0255文字
青樹(せいじゅ)
新着
教師として大切にしなければいけないことを再確認できました! 安心・安全な学級づくりの基本的なルール ①人を傷つけるようなことは、しない。言わない。 ②クラスの誰かの発言は、最後まできちんと聞く。 このことは、教師だけの目標ではなく、子どもと共有する目標であるべきだと思います。そして徹底。最初は、なかなか簡単ではない場合もありますね。でも、きっとできると信じて子どもを見捨てないように生きたいです。
0255文字
Po
新着
この先生の本は初任で悩んでいたときに何度も読んでいる。「教師を支える会」を開いており、悩んだり疲弊している先生の助けになっている。教師の資質のどれも納得出来るものだったが、完璧な人なんていないのと同じように、完璧な教師はいない。私は優先順位として、関わる生徒を大切に、嫌がらせやいじめなどで心を病む生徒が出ないことが一番大切だと思う。守るものは断固として守ることが必要なのだと思う。
0255文字
kazuya
新着
教師に必要な資質を、学校側・親側双方から考察している一冊。 大学のレポート用に読んだ。 当たり前だけれども、当たり前でない教師の実情を再確認できた。
0255文字
しめ
新着
期待していた内容と少しギャップがあった。軽い読み物として捉えて良い。これから教育実習に行く人、次年度に現場に出る人たちがメインターゲットだと思う。教師の多忙さがようやく、ようやく(敢えて2回書いている)人口に膾炙するようになったが、単に「教師は大変な職業だ」で終わらせるのはもったいないし、違うと思う。大切なのは「だからどうするのか」。未来を作っていく子どものために、「教師受難の時代」をどう変えていくかを考えるのは教育関係者だけではない。社会だ。
0255文字
つよつよ
新着
今、教師が置かれている過酷な状況について、教育の専門家からの視点で説明。そして、その状況をどのように生きていくかが見い出せた。ミッション、パッション、リスポンシビリティの三つを大切にしていきたい。
0255文字
くれって
新着
現代に至るまでの「教師の権威」の変化からこれからの時代に必要な教育の姿まで触れて教師の在り方を捉え、その「資質」について洗い出している。援助希求しやすい存在になること、「人間関係のプロ」たる知識、情緒の振れ幅の安定性…どれも教師として、人間として大切なことだと感じた。「泣いた赤鬼」の例はまさに理想の授業という感じがした。
0255文字
ぷぅ
新着
教師という仕事は、授業をするだけでなく、学級経営、生徒指導、保護者対応など多忙。全てに必要なことは、人間関係のプロフェッショナルであること。今の時代は特にそうだと思う。
0255文字
けいしゅう
新着
自分やほかの誰かのために生きることに本気になりたいという、切なる願いに衝き動かされて。一度きりの生涯の全力を、傾倒するに値する仕事はどこにある。日々思索しながら、自分を更新していける仕事はどこにある。おそらく、その問いに対する世界からの応答の一つが本書だ。圧倒的な使命感、情熱、そして、世の中の課題を我が事として引き受け、責任を持って考え抜く姿勢。たとえ教員ならずとも、人として魅力的な生き方がここにはあるだろう。教員志望の方が総論として読む本としてはもちろん、全力で仕事に打ち込みたい全ての社会人におすすめ。
0255文字
Arai
新着
教師が親とどのように信頼を築いていけば良いか少しわかった。そして、生徒にとって相談しやすく、口が固く、全力で守ってくれる存在でいれるようにしたい。また、新しい学力について書かれている部分で教師として様々な問題を自分のこととして考える必要があるということはとても参考になった
0255文字
suzuki s
新着
オーディオにて。 学校での実際の場面も取り上げながら解説もされていて参考になる場面も多かった。 教師は人間関係のプロフェッショナルでなければならない けれど何よりも大切な教師の資質は、目の前の生徒を切り捨てず、信じて最後まで全力でぶつかっていく姿勢、熱意だ
0255文字
凌🔥年300冊の読書家🔥
新着
教師という仕事は大変である。 関係者としては、それらを批判するのではなく、どうやって協力していくかどうかという生産的な方向に考える。
0255文字
ひろみ
新着
「援助希求してもらえるか」という部分が教師にも親にも必要であるという論に納得。 9割がたは真面目で熱心な先生であるというのもおそらくそうだろう。しかし、残りの数パーセントの最低教師に子供が当たってしまったときの害悪が悲惨。ぜひ、真面目で不器用な教師と不真面目で害悪な教師をひとくくりに無能と判断するのではなく、有害教師を積極的に排除しつつ教育環境を保ってほしいと思った。
0255文字
Moeko Matsuda
新着
副題に疑問ありだな…自らが大学教員でありスクールカウンセラーであり、教育臨床に深い関わりを持つ先生だからこそ書ける、教師であるからにはこうありたい・こうあるべきという論。非常に分かりやすく親しみやすい文章を書かれる先生なので、なるほどと納得いくところが大半…なのだが。 まぁ、これだけじゃあなかなか納得はできないわな。実際に助けが必要な状況は、やっぱり本読んでなんとかなるわけじゃないんだっていうのが率直な感想。とはいえ参考になる本。全体論という感じなので、各論的なことを聞ける本をさらに探したいと思います。
シン

これは面白そうですね!

10/21 18:36
Moeko Matsuda

シン様。コメントありがとうございます。お好みに合うかどうかは人それぞれかと思いますが、比較的ニュートラルな語り口をなさる先生なので、一度読んでみるのはよろしいかと思います。

10/21 18:52
0255文字
Yappy!
新着
教員の資質を明確にし、無茶なことまではいわず、それでもこういったポイントは持ってほしいというのが書かれています。ただ、子どもにとって安心できる場所として学校が、安心してネガティブなことも話せる存在として教師がいなければならないというのが大前提いうこと。だけど教師自身が教員組織や学校で、安心して相談できるか、変わる取組ができるか、学校外と関わっても良いか、この点が課題だと。あらゆる学校が疲弊しているのは、学校を構成するメンバーが、一部を除いて安心できないから、この視点をもって組織を作れるのだろうか。
0255文字
香菜子(かなこ・Kanako)
新着
スクールカウンセラーとしての豊富な経験に基づいて、学校と教師の実態をまとめた良書です。教育の現場のことをとても理解されているのが伝わってきます。学校・教育関係者はもちろん、保護者の方にも読んでほしい一冊です。
0255文字
Koji Yamamoto
新着
教師対する印象がガラッと変わる本である。教師現在受難の時を迎えている。教師として生き残るのは至難の技なのではないかと思ってしまう。
0255文字
まゆっち
新着
先生のお手伝いをする立場となり、読みました。先生というのはホントに難しい。ここに書いてあるような先生に近づきたいけれど、難しい。関わる人との信頼関係を築きながら、自分のペースでやっていこう。と思いました。
0255文字
Kenji
新着
今求められている教育と現場の現状が伝わってきました。
0255文字
Jumpee
新着
★★★★
0255文字
[A lie]
新着
★★★★☆特に賛同できたところは,「『教職大学院』に意味はあるか」(182~186頁)という章における筆者の提言である。教師のいわばオアシスとして,教職大学院を活用できるようになればいいと思う。また,全体としては筆者の同僚でもある齋藤孝氏の著書『教育力』と類似した内容が散見された。
0255文字
うずまきねこ
新着
保護者側からの教師の見方と教師側としての心の持ち方、この二つを述べようとしているところからいささか教師には厳しいもの言いになっている節もある。しかし、それは愛情の裏返しとして受け取るべきであり、総じてなかなか「当たり本」であった。「教師の資質」が何たるものかが明白になった気がする。「あとがき」にそれらがまとめてあるのも、読み返しやすい。一方、教師のワーカホリックやいわゆる「ブラック化」に関しては肯定的であるという読まれ方もされるだろうと思う。
0255文字
ひっしー
新着
新書読めたー(^^)多分10年ぶり!笑 いかに堅苦しいのが嫌いか!笑 読みやすかったー!諸富さんいいねー!早速諸富さんのカウンセリングの本借りてきた(*´Д`*)そして200冊!やったーー!!!( ˆoˆ )/
0255文字
ぐみ
新着
ネタバレ教師・保護者・子どもたち・地域の人たちなど、様々な人の立場からみた教育を現実として提示してくれていて読む価値があった。カウンセラーとして諸富さんが強く感じたという、「教員集団がチームになってスクラムを組めば最強」という点が印象深い。一方で「mission」「passion」「responsibility」を自分に問い直し、焦りと不安も感じた。ただ、私自身、諸富さんも仰るような「教師という仕事にしかないもの」を信じて追いかけているつもりなのは間違いない。自分の現状と理想を考え直す契機になった。
0255文字
yama-da
新着
「教師」という職業の大変さ、多忙さがストレートに伝わってくる。子どもも保護者も昔とは違う現代の「教師」には、どのような資質が求められるのか。長年教育現場を見てきた筆者の言葉は説得力がある。 それでも「教師」という仕事は、他では味わうことのできない喜びややりがいを感じられるのだと、日々教育現場で奮闘する「教師」にエールを送ってくれる。 子を持つ親にも、「教師」になろうと思っている人にも読んでもらいたい一冊。もちろん、日々教壇に立つ「教師」にもオススメ。
0255文字
かんとっくま
新着
担任向けの本から、ちょっと角度を変えて、選んで読書。ためになった。特に、道徳の授業について、面白かった。目の前の子どもだけでなく、世の中の動きに敏感にならなくてはいけないなと、課題を与えてくれた感じ。読書っていいな。
0255文字
Tomohiko Sato
新着
ネタバレミッション、パッション、レスポンサビリティが心ある教師には欠かせないと。学校教育のカウンセリングの大ベテランだからこそ見える内容が実例とともに。中半分くらいは実例を入れた啓発内容がメイン。教師には燃えたぎるパッションがないとやはりだめと。授業構成に必要な力が6つ提示されており、アドリブも大事な素養なのだと。家庭をかえりみずに教育に注力するのは素晴らしいとは思うのだが、それでいいのか?と疑問も残る。多様性のありすぎる生徒に向き合える先生、これまで地元で出会った先生方はpassionateな先生が多かったか。
0255文字
mizshnami
新着
本書の最後にまとめられた資質は的を射ていると思うが、他の職業でこれほどの条件があるのか。そして教師である自分自身にどれほど当てはまるのか。これが採用基準ならば、合格率は一気に下がるだろう。仕事を続け様々な経験、失敗を重ねながら教師も成長する。しかし、初任者でもベテランと同じ人数を受け持ち、同様の成果を求められるのが、この職のつらいところである。時代の変化に対応し、多様な価値観にもぶれずに当たるには研鑽を日々重ねていくしかない。
0255文字
Kana  Miki
新着
約1年ぶりによみ返した。 諸冨先生と出会わせていただけたことをちからに変えられた1年だったなぁ。と。それをひとのために使える1年にそろそろしていきたいなぁと。 スーパー教師は2割 教員は、生の人間を扱う特殊な仕事。
香菜子(かなこ・Kanako)

同感です。教師の資質、参考になりますよね。元気が出ます。

05/20 11:59
0255文字
有澤J太郎
新着
「学校とは何か」とか「教師とは何か」という漠然とした問いが心にあったので、この本を手にとってみました。ただ、このような”哲学的問い”は、一朝一夕に解決されるわけではありません…。それにしても、子どもに対する大人の対応は、難しいのでしょうね。「おせっかい」と言われることもあるのでしょうが、見放しておくわけにもいかない。でもたしかに、子どもには束縛から開放される、そんな時間も必要なのでしょう。難しい。とにかく難しい。
0255文字
全112件中 1-40 件を表示
新書418 教師の資質 (朝日新書)評価67感想・レビュー112