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ぼくは川のように話す

感想・レビュー
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志
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吃音に悩む男の子の話。お父さんの言葉や行動が、男の子に勇気と希望を与えてくれたかと思うと、心が温かくなる。
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sunafuken
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主人公である「ぼく」の心情の波を「ぼく」目線で。複雑に繊細に、でも大胆に絵で美しく表されていた。「おまえは、川のように話してるんだ」川は、急な流れ、緩やかな流れ、時には戻ったり、渦を巻いたり、色んな表情を見せる。自然の法則という整ったこともあるけれど、自然には不完全なことがたくさんある。
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瑪瑙(サードニックス)
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吃音がある少年。うまく話せなかった日は父親が川へ連れて行ってくれた。ある日父親が言った。「ほら、川の水を見てみろ。あれがおまえの話し方だ」なんて素敵なお父さんだろう。私も軽い吃音があったから少年の気持ちが少しは分かる。私は2音目に「は行」と「さ行」が来ると発音できなかった。だから人と話すのが億劫だった。自然に本の世界に没頭した。父の言葉によって彼は「川のように話す」ことに気づき、受け入れた。絵が美しくて引き込まれました。
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S S
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仕事
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ありんこ文庫
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図書館旅で立ち寄ったところで。パパすてきだなあ。
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ヲンブ
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逆光が抜群。映画みたいなモノローグのページが好きでした。
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しょくじゅう
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昔に英語版を読んだことがあって、そのときはなんとなく内容を予想して読んだけど、こういう意味だったんだ。川はどもっているというおもしろい発想。ここまで素晴らしい絵にはなかなか出会えない。画材のタッチが荒々しく残っているのに、写実的。写実的なのに、気持ち悪くない。卓越した色選び。欲しい・・・
yuppi

こんばんは。写実的な絵を描いているのは、シドニー・スミス氏です。この絵本を読んでファンになり作品を追いかけています。『うみべのまちで』『この まちの どこかに』『おばあちゃんのにわ』『ねえ、おぼえてる?』という絵本もお勧めです。良かったら読んでみて下さいね。

12/04 22:57
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TAGO
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ぼくにはうまく言えない音がある。 あぁ、また今日も うまく言えない、喋れないと分かっているのに 朝を迎え、学校に行かなければいけない。 少年の行き場のない苦しみが伝わってきます。 シドニー・スミスの絵は心情描写が巧みで、静寂な映画のカットシーンのよう。 特に陽射しの描写が印象的。 以前読んだ#うみべのまちで では太陽の光を受けた海面と地下の閉ざされた坑道の対比が印象的でした。
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ニャーテン
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ネタバレ『ぼくは川のように話す』はちょっと不思議な題名。「うまくしゃべれない日もあるさ」とお父さんが吃音のぼくを連れてきたのは大きな川。泡立って、波打ち、渦をまいて、くだける川の流れを指して「あれが、おまえの話し方だ」とお父さんは言う。ぼくに光を与えるその一言の意味が深い。川の流れも様々。黙りこんでしまいそうなとき、思い通りに言葉が出てこないとき、思い出の川を支えにしていこうとする力強い決意は爽やかな感動。8歳息子には難しかった様子。でも観音開きのページの美しい迫力には大きく息を呑んでいた。心に留めていてほしい。
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ちみたんママ
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〈息子喰いつき度〉★★★★☆ 〈私気に入り度〉★★★★☆ 吃音をもつ作者の実体験が元になった絵本。シドニー・スミス氏の絵は、近くで見ると大雑把に見えるのに、遠くから見るとまるで写真のように光が映えて美しく、少年の孤独と希望を感じさせてくれます。8歳息子は本を離したり近づけたりしながら「この絵すごいねえ!」 …息子は吃音を知らないので、正直なところ内容はピンと来てないと思う。でもこの世界観を一緒に味わえてよかった。
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Arick
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もっと早く出会いたかった。 吃音持ちのあの子に届けるように読み聞かせたかった。
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にたいも
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ネタバレ〈おとうさんは、ぼくの顔を見て、かたをだきよせ、川をゆびさした。「ほら、川の水を見てみろ。あれが、おまえの話し方だ。」見ると、川は…あわだって、うずをまいて、なみをうち、くだけていた。〉シドニー・スミスの水と光の表現が大変美しい。〈どもる人は、ひとりひとり、みなちがうどもり方をします。吃音に、たんなる吃音というものはなく、それは言葉と音と体がからみあった、とても個人的な苦労の塊です。〉I TALK LIKE A RIVER(2020)https://www.jordanscottwrites.com
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みどりのもり
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吃音で自信が持てないぼく。お父さんはお前は川の流れのように話すという。せせらぎではかすかに、澱みでは音をひそめ、激流ではごうごうと激しく流れる川。たとえ詰まっても、止まっても、それでいいのだ。この言葉はどんなに男の子の心を包み込み、勇気と力ををあたえてくれただろう。
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うとうと
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吃音に悩む男の子。いやな思いをした日の放課後、父親は彼を川に連れていく。「ほら、川の水を見てみろ。あれが、おまえの話し方だ」川は、あわだって、なみをうち、うずをまいて、くだける。「おまえは、川のように話してるんだ」/存在は知っていたのにちゃんと読んでなかった。お父さんすてき。一見滑らかに流れているような川も、実はそうじゃない。そのままでいいんだ。そして必要なのは、彼の周りの人間もそう気付くことだよね。絵がいい。
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ごへいもち
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たくさんの子供達に読んで欲しい
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拡がる読書会@大阪
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吃音の主人公は伝えることの難しさに苦悩しています。例えばクラスの発表会でも苦手な音があってどもってしまい、うまく話せなかったります。 でも、父親はそんな息子を静かな川辺に連れていき、温かい言葉をかけてくれます。 美しい川の描写だけではなく、訳が素晴らしいことや、視点の転換について考えさせれる作品となっています。 https://note.com/sharebookworld/n/ne0ff9d295cd4
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ユウキ
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吃音の少年を描いた絵本。作者の実体験。僕は表紙の絵が一番好きになりました。これがラストシーンと思います。言葉を川の流れに例えた父。川岸を歩く親子のシーンと川を前に流を見つめ自身と重ね合わす少年のバックショット。伝わります。人と違う事こそが自分らしさ。そんなこと出来ない繊細な心を守りたい。河の近くに住んでいるので流れを見に行くことが多い自分も川には色々教わることがあり共感しました。吃音でないけど見た目の事で人にからかわれ喧嘩ばかりした子供時代がありました。あとがきでこの少年が幸福そうで嬉しいです。
ジム

流暢に話すことが自然かな?川をみてごらん、そんな父親の視点に目から鱗だったよ。表紙がラストシーンって確かにそうかも!😊ユウキさんも川の近くに住んでるんだね。川はいくら見ても見飽きないよね~

03/01 21:33
ユウキ

流れる水の表情何て言ったらかっこいいけどねずっと見てられるよ😊

03/01 22:16
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asisa
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ぼくには、うまく言えない音がある。学校でもうまく話せず落ち込んでいる僕を、お父さんは川へ連れて行ってくれて…。吃音のある詩人を支えた少年の日の出来事を、心情あふれる言葉とみずみずしい絵で描いた絵本。普通の話し方が出来ない子がいるのは知っているけれど、どうしてもからかわれてしまいますよね。この絵本をきっかけにこういう子の気持ちを考えて欲しいですね。#2022slaえほん50#シュナイダー・ファミリーブック賞#ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞#2021MOE絵本屋さん大賞第14位#2022年2月MOE紹介本
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Shigure
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吃音を持つ男の子を描く絵本。 先日ことばの教室の先生とお話しする機会があり、吃音の子どもたちは治ることもあるけど、治らない方も多く、「自己肯定感を持って、自分はうまく話せないけど、時間をかけたら言いたいことは伝えられると伝えられる力を持ってもらうことが、ことばの教室の一つの目標」とおっしゃっていた。この一つの目標を子どもたちにも伝えられたらと思う一冊でした。
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Smileえっちゃん
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図書館本。吃音のあるカナダの詩人をささえた少年の日の出来事。父が連れて行ってくれた川。その川の流れを見て「お前の話し方そっくりじゃないか」と…美しい川の流れ。ぼくの口もこの川の流れと同じ。これが僕の話し方、川だってどもっている。すごく心が楽になりますね~人それぞれ、それでいいのです。絵も素敵でした。
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takakomama
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カナダの詩人が実体験をもとに書いた絵本。僕にはうまく言えない言葉があるから、朝、起きた途端に気が重い。学校で焦れば焦るほど、言葉が出てこなくなる。みんな苦手なことがあるのに、自分では吃音をどうしようもないのに。いつも物事が順調に進むわけじゃない。川のような話し方が僕らしさ。そのままでだいじょうぶ。心無い人が笑っても、心ある優しい人は僕の言葉に耳を傾けて理解しようとしてくれる。見守って応援してくれる。言葉につかえても気持ちは伝わる。シドニー・スミスの絵が僕の気持ちをよく表していると思う。
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aki
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吃音の少年が自分の話し方を「川のようだ」と発見する。川はとめどなく流れるではなく、時折詰まって砕けながら前進する。自分も話すことが得意な方ではないので共感した。
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maaaaay22
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絵がすばらしかった。目を閉じている僕をひらくと、川のなかに僕がいる。とまって、くだけて、また流れてーー
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TrueColors
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吃音のある少年の話で、絵のタッチが少年の気持ちに寄り添う。ページを左右に大きく開いた時、鬱屈した心が一気に解き放たれて、もうたまらなかった。少年は魔法の言葉を得て小さな自信を持ち、私自身も吃音に対する印象が変わった。原題『I Talk Like a River』をYouTubeで視聴できる。(BBCのチャンネル→CBeebees) 「あわだって、なみをうち、うずをまいて、くだけて」の所は、子音だけの音が効いていた。
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しみよ
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5分 吃音はどういうことなのか。 明るくまえをむける。 静かな父と息子の時間。
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seacalf
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吃音症の少年が父の導きでたどり着いた美しいエウレカ。文章と絵が相まってとても胸に迫ってくる。それもそのはず、素晴らしかった絵本『うみべのまちで』のシドニー・スミスが絵を担当している。ハンディキャップや辛いことがあっても、優しく見守る人から授かった揺るぎない言葉と大好きな場所があれば乗り切れるのだというエールも感じられる。あわだって、うずをまいて、なみをうち、くだけていた。本人以外には理解しにくい吃音も、川に例えられると視覚的にわかりやすい。そういえば最近川を見ていないなあと無性に川の流れが見たくなった。
TrueColors

seacalfさん、これ、とってもよかったです♪ 終盤、ページを左右に広げた時の開放感がたまらないですね! レビューはまだ後になりそうなので、先にお礼を。ありがとうございます(^^)

12/01 18:56
seacalf

TrueColorsさん、丁寧にありがとうございます!絵本の内容を改めて思い出せましたし、とても嬉しくなりました😊レビュー、楽しみにお待ちしていますね。

12/01 19:01
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まるす
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川のように話すということがどういうことなのか、あとがきで著者が説明してくれている。少年が自身を見つめる気持ちはしんみりと伝わってきた気がした。
yuppi

こんばんは。この絵本の絵を描いているシドニー・スミス氏の『おばあちゃんのにわ』『この まちの どこかに』もお勧めです。

12/09 22:48
まるす

お勧めありがとうございます!探してみます。

12/10 13:37
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ゆうママ
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ネタバレ以前から気になっていた本。ありきたりの言葉になってしまうけれど、苦しい気持ちを受け止めて、次へといざなってくれる人、踏み出そうとするぼく、眼前で流れる川の音が聞こえて来るかのような、本だった。「おばあちゃんのにわ」同様、シドニー・スミスさんの、背後から光さす絵が美しい。多くの人が手に取るとよいなと思う。
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ぐうぐう
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映画のような構図があり、映画のようなカメラ表現がある。シドニー・スミスは、吃音の少年を主人公とする絵本に、映画的アプローチを選択したようだ。あえてピントをぼかす映像が演出として映画には存在するが、それをスミスは絵で描いてみせる。ぼんやりとはっきりしないことが逆にリアリティを醸し出し、何より少年の心象を見事に伝えている。そんなスミスのテクニックに魅せられているようでいて、実はスミスの真心に魅せられていることに気付く。だからこの絵本は、胸打つのだ。
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しげ
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「吃音」がテーマの絵本。リズム感のある文章と、カメラワークのように変化していく構図に、まるで映像作品を観ているような感覚になりました。うずをまいて、あわだって、なみをうち、くだけている川の美しさよ。どんな川だってありのままで美しいのだ。
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booklight
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再読。絵だけを感じて読むと、静かな世界が心地いい。川に出合うことで広がっていく世界。水彩のしっとりとながらもざらっとした絵具の感じが、世界との接触面のよう。そう、どう感じるかは個人それぞれで、幸せとは関係がない。その感じられる世界を、どう受け止めるかで幸せかどうかが決まる。しっかりと世界観を描けると、そんなことまで考えてしまう。
0255文字
yumani
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ひさしぶりに聴きたくなった ハンバートハンバートの『ぼくのお日さま』。胸に刻み込まれる言葉たち。それでも、「ぼくのまわりは ことばの音だらけ」。ふと「ことば」じゃなければいいのにナ…「ことば」があるから上手く伝えられない気持ちが渦巻く。
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14番目の月
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吃音の主人公の気持ちに少し触れることが出来。 共感する何かがある。 誰にでもなりたい自分との乖離に苦しい時はあると思う。 苦しいけれど川の流れに身を委ねることでちょっとふわっと気持ちが軽くなる。 川のように話す、川のように生きる。
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紫綺
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小さなアイコンなので、写真に見えて海外小説かと思っていたが…絵本だった。しかも感動もの!吃音は個性。私も川のように話そう♪
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annzuhime
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図書館本。吃音のある著者の体験。我が家の次女も5歳くらいまでは吃音がありました。今でも慌てている時はうまく言えないこともあります。何が良かったのかは分からないけど、徐々に治ってきた吃音。なかなか言葉が出ない頃、根気強く話を聞いてくれていた長女。長女にとってはそうするのが当たり前のことだったかもしれないけど、彼女の優しさに救われたのは私たち親の方かもしれません。CASA BRUTUSの大人も深読みしたいこどもの本100。
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moco
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【6歳4か月】『おばあちゃんのにわ』からの拝読。お父さんの寄り添い方がさり気なく、そして心強い。
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MI
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ばくのまわりはことばの音だらけ。ぼくは吃音があり、どもってうまく話せない。吃音とはどんなことなのか描かれている。おちこんでいるぼくに対して父は「川の水をみろ。あれがおまえの話し方だ。」川は泡だったり、波をうち、渦をまいて、くだけていた。父はぼくをなぐさめるわけではなく、いろんな人がいていいことを語った。ぼくは、流暢に話せるようになりたいけど、話せてしまったらそれは僕ではなくなる。吃音のぼくも一つの個性だと認めている。考え深い絵本。とても良かった。
MI

14番目の月さん、そういっていただけると嬉しいです😊同じ作者のおばあちゃんのにわもよかったですよ

09/15 12:40
14番目の月

ありがとうございます、読んでみたいです。

09/16 08:35
5件のコメントを全て見る
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めめ
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言葉が口の中で根をはやして舌に絡みつき、喉の奥に引っかかり、魔法にかけられたようにうめくしかなくなる。吃音、というのはそういうものなのか。優しい詩の言葉で、吃音の苦しみや気持ちが表現されている。とても理解がしやすい。理解ができると、笑ったり馬鹿にしたりする人、差別や偏見も減るのではないかと思う。ゼロにはならないかもだけど。少年の柔らかな心と、お父さんの愛情がとても心に沁みる一冊。絵も言葉の表現もとても美しかったです。
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ぱに
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とても素敵な絵本。川のように話すって一見滑らかによどみなく話すように感じられるけど、川は泡立ち、渦巻き、波打っている。お父さんのように理解し、寄り添い、それを素敵な言葉で表現できる感性を持ちたい。言葉が出てこないことを笑ったりからかったり、それがいかに残酷なものであるかいつでも心にとめていたい。絵もとても素敵。内容とすごくマッチしてる。読んでよかった
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Nan
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ネタバレ読みたい本リストのひとつ。えほんでした。吃音の男の子。つらい、もう話したくないとふさぎ込む男の子をお父さんは川に連れていく。何も言わずに2人で歩きまわり、そして流れる川を見て言う。「ほら川の水を見てみろ。あれが、おまえの話し方だ」「おまえは川のように話してるんだ」。川面のイラストがとても美しく、ページにも工夫があって、少年の気持ちを絵で表現しているようでした。そのままを認めるってこういうことなんだと。
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