けっこう厳しく書いたけど、シリーズとしての完成度は高くて、内容が被るような部分はちゃんと専門の分野に投げつつ、必要な概念についての解説はあったり、全部読んだらもっと再読したときに理解を助けるような構成になっているように思う。ただ、後半はかなり駆け足気味なのと、数式の紹介がメインになっている印象があり×。ぼくはまだ数学中学生なので、数式が何の概念を説明しているのかを解説してくれたほうが嬉しい。最後に苦手な物理分野でも書いておく 力学全般（面白いとは思う）、波動、磁場と電場。楽しめる程度にまで関連書を読むぞ。

物理系の本をいくつか読んでいて建築学や、構造物の歴史や力学、古典力学を活かしたものづくりなんかにも関心が湧いた。知らないことを恐れずに学ぶハングリーさだけは失いたくないな。しばらくは好きな海洋生物系の本とか、栄養学関連の本とか、娯楽的な本を読もうと思います。疲れた。