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ミッドナイト・ジャーナル (講談社文庫 ほ 40-8)

感想・レビュー
150

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まこ
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一回の誤報で世間からの信用を失い、警察からは話を聞きにくくなる。犯人の真相も誤報がなければもっと早く裏どりができたかもしれない。自分たちの仮説を証明するためか、真実を伝えるためか両方なんだけど、片方を優先しそうになる。新聞社内での記事の作り方でもまた駆け引き。どう書けば伝わるか。記者って書くことが仕事だけどその内容に自信を持たないといけない。それには徹底的に調べること。
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_apojun_
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新聞記者のような報道関係者が主役の小説というのは、やはり警察を舞台とした小説と似たような読み方になってしまう。どちらも事件の真相に迫るという軸があるので当然かもしれないけど、そこにどうしても出世とか派閥みたいなものも絡んできちゃうからかな。 昨今ジャーナリズムの存在意義みたいなものが問われてきているけど、この本に出てくるような真のジャーナリストもいるはず。そういった人たちの報道に触れてみたい。
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み
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他作品からの繋がりで気になり。藤瀬さんもですが、関口さんも強いですね^ ^記者さんも、新聞を作る方々も大変ですね。
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isry 2@積本消化中
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ネタバレ【16年吉川英治文学新人賞】7年前に起きた連続児童誘拐殺人事件で誤報を出した記者の関口。再び、女児を狙った誘拐未遂事件が発生し、7年前の事件との関連性を疑い…。警察目線の作品は数多くあれど、新聞記者目線の作品はそれほど多くないので新鮮ではあったが、ちょっと長いというか、中だるみしたかな。記者の矜持と執念は十分に感じ取れた。
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fuku
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新聞記者は大変だ…本は面白かった。竹野内豊でドラマ化してたらしい。みたかったなー。2024/23
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tecchan
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元新聞記者の著者が、事件記者を描く。大誤報を打ち中央から飛ばされたやり手記者が、7年後、類似事件から、既に死刑となった当時の犯人の他に主犯がいて今回の事件に関わっているのではないかと調べを進める。本格的な事件記者もの。
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tecchan
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元新聞記者の著者が、事件記者を描く。大誤報を打ち中央から飛ばされたやり手記者が、7年後、類似事件から、既に死刑となった当時の犯人の他に主犯がいて今回の事件に関わっているのではないかと調べを進める。本格的な事件記者もの。
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けんこう
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◎◎
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ニカ
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う〜ん、かなり頭を使って読んだ。中々文章から場面を想像出来なくて、途中で疲れてしまった。マツパクが不憫なのは伝わった。
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とーさん
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80点
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ひでまろ
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★★★☆
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sekkey
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マスコミ出身の作家さんのせいか、記者の日常の仕事ぶりが詳細に描かれている。主人公の記者が誤報を打ってしまうことから話が始まるが、新聞記者の執着心というか執念を強く感じる。朝から晩まで寝る間もなく事件を探し追いかけ、取材対象者に嫌がられるくらいに食らいつく。速報から調査報道までとことん丁寧に取材を積み重ねながら書かれた記事なのだと思うと、これからは読む際に取材した記者の心意気を感じずにはいられなくなるかもしれない。硬質な小説だった。
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ちいちゃん
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いやー面白かった。記者としてのプライドやそれぞれの威信をかけて仕事に臨む姿勢など、本当に関口や藤瀬がいるかと思える内容だった。本当に素晴らしかった!大きなミスから始まる物語でしたが、食らいついていくネタ取り、沈黙の中にも生まれる戦い、言うか言うまいか警察と記者のせめぎ合いなど、ドキドキしながら、応援しながら読みました。ただ、面白くなるまでが長かった💧全体の3分の2を超えた頃からようやく面白くなったが、そこまでは全くと言っていいほど感情移入できなくて危うく読むのやめるところだった💧読んで良かった!!
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権之助
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一人の新聞記者が自分の信念を曲げず、真実を追い求める姿が良かった。表現も緊迫感うあ真実味があり楽しく読めた。しかし現実の新聞社でこのような汽車は実在するのであろうか?現実的にはあり得ないのではと考えてしまった
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fs_htnk
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スクープを出すことと人間関係の中にある葛藤。
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白玉堂餡子
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ネタバレ※7年前、中央新聞社会部で警視庁担当だった関口は、女児誘拐殺害事件で、女児死亡の大誤報を出し、地方局へ飛ばされる。当時の部下藤瀬祐里は移動なし、松本博史は自ら望んで整理部へ。関口がさいたま勤務の折、7年前の事件とよく似た女児誘拐未遂事件が起きる。手口はよく似ているが7年前の犯人はすでに死刑に。当時の供述で犯人は二人組だった説を思い出し、その線で取材を続ける。しかし反関口派、地方局に特ダネを持ってかれて面白くない本社社員など社員のメンツも絡む。真相に近づく過程はドキドキ。ワンマンな関口も最後はまるくなった?
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優希
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面白かったです。職業に誇りを持って動いている姿が良いと思いました。新聞記者として事件の真相を明らかにしようとして動く姿にリアリティを感じます。過去の事件と新たな事件が絡みますが、読後感は悪くなかったです。
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スナイデル
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4
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ニンジャ
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⭐︎⭐︎⭐︎
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ちゃあぼう
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七年前の誤報により被害者とその家族を苦しめることになってしまった新聞記者が、今回起きた新たな事件が以前の事件と類似性があることに気付き今度こそ真実を導き出そうと警察や関係者たちに取材を試みる状況が細部にわたって描かれている。取材する側とされる側の駆け引きなどがすごくリアルで引き込まれた。最後は記者たちの執念が真相にたどり着き被害に遭われた方に報いることができ、また、新たな被害者を出さずに済むことになり後味良く終わった。この作品はシリーズ化になってほしいと思いました。
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アカサタナ
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☆3つ 女児誘拐未遂事件が発生し、目撃情報により二人組であることが疑われる。7年前に発生した連続女児誘拐殺害事件の犯人の死刑は既に執行されたが、その事件にも共犯者がいたとの疑いがあった。 新聞記者の関口らが事件の真相に迫るため、刑事の家に夜討ち朝駆け、丁々発止のやり取りをし、腹の探り合いの中、情報を得ようとする。 支局と本社の手柄争い、他社との競争。この小説は『ジャーナル』であろうとする新聞記者達の物語である。 記者達の葛藤を描く小説なので、サスペンスやミステリを期待すると肩透かしにあうかも知れない。
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西澤 隆
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社内政治に抗い「裏を取ること」「他紙よりもすこしでもはやく伝えること」をなによりも優先する職業倫理。個人的には働き方改革よりなにより「自らの職業の美学」に準じる働き手の物語は好きなのだけれど、それでもなお終盤にさしかかるまで登場する「全て」の人に十分な感情移入ができなかったことで、あらためて「僕は本当にブン屋が嫌いなのだな」ということを再認識した。他紙に書いてあることを落とさないこと、自分たちが少しでも先行することのために傷つけられる数多のひとたち。そして自身に対しての圧倒的甘さ。いい話ではあるのだけれど
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たかまな
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ネタバレひねくれた小説を読むことが最近多く今回も実は犯人はこの中に...!な話かと思ったけどそこは違った。豪太郎がどうも好きになれないキャラクターだったけど祐里が主役と捉えて読めば面白く読めた。他紙より先に速報を出すことに意義があるらしい。個人的には短い文章の速報より経緯がまとめてある読みごたえがある記事を後からゆっくり読む方が好きだけど。児童誘拐殺害事件を扱った記事。7年前に誤報を伝えてバッシング。最近、あの時と似た事件が。関連があるのか?地道に動く仕事人の様がリアルだった。
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ヤギ子
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とてもとても面白かった。登場人物それぞれ、職業人としての想いも感じれて良かった。
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だみ
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新聞記者の心情がリアルに伝わる作品。事件の結末が知りたく一気読みした。
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ユースケマニア
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記者と警察の心理戦。刑事の心の機微を、表情や言葉から探る。これが面白いのなんの。仕事にかける情熱も胸を熱くさせる。傑作でした。
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越おじ
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連続少女誘拐事件を追う新聞社の内部が活き活きと描写されていて面白く読めた。何といっても主人公豪太郎のキャラが立っている。7年前の誤報のせいでちりじりになった豪太郎チームが、社内の軋轢を跳ね返してじわじわと真相に迫る過程がリアルでぐいぐい引っ張られる。豪太郎が捜査一課長の自宅を夜討ちして飲めない酒を飲まされながらネタを引き出す場面など秀逸だ。チームの一員祐里の仕事ぶりにも感嘆させられる。昭和の時代感覚満載の中で、別な生き方を選んだ松博が最後に見せる男気がいい。
0255文字
ち~
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7年前、致命的な誤報をして左遷された3人の新聞記者。当時の事件を思い出させる少女誘拐事件が起こる。今は別々の場で勤務する3人が事件に関わっていく。かつて掴み損ねた真実を今度こそ暴く!同一犯の可能性を探るミステリーであると同時に、警察や記者同士とのビリビリする駆け引き、刑事や記者達の人物造形、記事を仕上げていく過程など、読み応えが抜群。何年も手にする事がなくなった新聞への見方が変わりそう。報道のあり方が話題になっている今に読んで良かったと思う。
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nobu
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最後まで読めなかった。
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ころん
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★★★★☆連続少女誘拐殺害事件を追う記者たちの物語 スクープを狙い、ライバル紙だけでなく社内でも駆け引きが繰り広げられる 捜査情報をなかなか出さない警察官とのやり取りも面白い 終盤、事件が動き出してからはゾクゾクしながら読了 面白かった
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みみこ
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ネタバレ記者ってやっぱりカッコイイ。1つの事件を記事にするために昼夜を問わず駆け回るのは、真実を早く正確に伝えるため。記者としての執念を感じた。様々な部署の人間が関わりながら新聞が出来上がっていく姿を想像し、読んでいて気持ちが熱くなった。最後、警視庁の記者会見が行われて、他紙との同着記事になったのは残念だけど、現実とはそんなものかもしれない。
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やっちゃん
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昭和の話かと見紛う様な無骨で硬派な社会派小説。新聞社の役職など知ってる前提で読まされるので序盤は読みづらく苦労した。ジャーナリズムに興味がなかった自分にもマスコミ記者のやり甲斐がどんなものか感じられただけでも読んだ価値はあった。新聞読んでなくてすみません。
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minu tanu
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記者達の熱意が伝わる良作。ラスト考え方の異なる記者達が一丸となってスクープに挑む姿は圧巻。
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Admiral2009
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主人公県警キャップの矜持や正義が、どう繕っても功名心とか面子にしか見えず感情移入出来ないアンチキャラだった。ブン屋を筆頭に報道の常識は社会の非常識。内部確執と他社との駆け引きで疲弊した紙面が、良質に仕上がる訳がない。
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カワやん☆
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新聞社会部の記者がどんな思いで取材をし、紙面にしていくかの一例なのでしょう。報道の使命という名の暴力が現実では苦々しく思える部分も感じますが、良心があることを信じたいものです。
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マッチャン
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立場の違う人間の思惑によって、事実がいつどのように明らかになるかが変わる。それにしても夜討ち朝駆けとはなんと非効率なことかという本筋とは関係のない感想。
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ゴンゾウ@新潮部
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ネタバレ7年前に少女誘拐事件で誤報を出してしまった新聞記者たちが同様の手口の未遂事件の真実追及に立ち向かう。支局と本社社会部との対立、派閥争いなど組織の壁が大きく立ちはだかる。警察内部を描いた作品は多くあるが新聞社視点も面白かった。
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dynamonda
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連続児童誘拐事件の生存した被害者を「死亡」と書き誤報を飛ばしてしまった中央新聞。その記事内では犯人は2人組と書かれていたがそれも誤報だったとされてしまう。7年が経った後、再び児童誘拐未遂が発生。新聞記者小説の正道のような作品、ラストは思わず体温が上がるくらい熱くなった。
0255文字
kaikoma
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ミステリーの要素よりも、職業人としての生き方や倫理観、組織の中での人間関係の捌き方、取材対象に対する葛藤といった仕事に関わる部分の描写が楽しめました。良い使われ方ではないですが、舞台が長く住んでいた地域に近い所だったのにも親近感を覚えます。
0255文字
ジョセフィーヌはな
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感想がまとまらない~ けど、ここ2、3年読むのが凄く遅くなってきている私ですが、1日で読んじゃった! グイグイと読ませられる感じ、最近なかったなぁ…この感じ。先月から読みはじめて未だに読み終わらない本を打っちゃって、気分を変える為に積ん読本の山を漁って選んだ本──正解! さて、半月かかって読み終わらない本もいい加減読み終えないとなぁ~
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