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日本沈没 上 (小学館文庫 こ 11-1)

感想・レビュー
428

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konomichi
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日本SFの黎明期を代表する3大巨頭の一角、小松左京先生、やはり、さすがでございます。恐ろしい。すごいわ。関東が壊滅したまま、緊迫感の中、下巻へ突入。
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ロボット刑事K
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「坊ちゃん」や「羅生門」同様、メディアミックスを伴い、日本人万民が知る日本の代表的ベストセラーであろうこの作品。帯にも「400万部」なんて書いてますし。ジャンルはハードSF?緻密な科学的描写や解説により、これって現実に起こり得んじゃね?って気持ちにさせられます。が。この作品を読んだ少なくとも400万人の方々は、この科学的描写を理解されたんでしょうか?私は理系ですが地学は専門外なので、正直、専門用語とか置いてきぼり感半端ないです。途中もう斜め読みです。☆2つ。上巻は序章です。下巻の展開に期待します。
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ナハチガル
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Audible。何度かやめようと思ったが、つい最後まで聴いてしまった。ものすごい勉強してあるのは分かるけど、ウィキペディアの記事みたいなことを登場人物が延々としゃべるのには閉口してしまった。清張の小説にも感じたことだが、若者文化や資本主義社会への無理解と嫌悪感があって(銀座のホステスを「豺狼の胃」と評したり)、大地震を天罰みたいに描いているように読めてしまう。それが悪いわけではなく、小説として面白ければいいのだけど、ステレオタイプに思え、文体にも魅力を感じなかった。でも今後の展開は気になる。B--。
0255文字
アヴィ
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それまでのSFが荒唐無稽でファンタジックな装いだったのが、膨大な科学の知識量と情報量であり得るかもしれないシュミレーション小説として書かれた本書。プレートの歪から傾く弧状列島、そして沈みゆく日本。映像化では小林桂樹がマッドサイエンティスト振りを熱演した田所博士の理論は、最悪の想定でもあるが、信じさせる熱さが伝わる。フォッサマグナなどの単語がやたらと怖く感じた少年時代を思い出す。度重なる大地震により沈没不可避のなか、物語は下巻へ。
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シロナガススイカ
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ネタバレ『"世界雄飛"か──』/鳥島南東の島が消えた。日本列島に起きようとしている事態とは。/いやー面白い。言わずと知れたベストセラーだが初読み。未曾有の危機を前に安易なメロドラマが繰り広げられるのをイメージしていたが、思っていたよりSF色が強くてテンションが上がる。肝の座った主人公もクールだし、主要メンツも中々にキャラが立ってるし、深海調査というロマンもあり、小難しい話も多いけど説得力が増してむしろよい。後半の大地震による凄惨な描写も圧巻で、しかもまだ主菜が残っているというね。下巻が楽しみすぎる。
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たまお
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早く日本沈没しないかな♪と思っていたら災害の描写がリアルで恐ろしくなり、受かれていた気持ちが嘘のようにしぼんでしまった…笑
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GELC
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雰囲気に馴染めるまで少しかかったが、中盤以降どんどん引き込まれて、特に第2次震災からの展開は一気に読んでしまうほどだった。とにかくスケール、情報量、熱量が半端ではない。田所先生が、この作品の特徴を端的に現わしているように感じる。 震災直後の被害想定、人々の動きは、よくここまで想像できたなと思えるほど詳細で、現在でも参考になる部分が多そう。特に最悪を知る世代がいない現代では、さらに被害、特に大衆行動による人災が拡大してしまうのではと、恐ろしくなった。
0255文字
リョー ボッチ
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何となく世の中の動きに不穏さを感じ取ると読みたくなる本。これで3回目。50年前に小松左京は今の日本が、世界がこんなふうになるってことを予言していたんじゃないかと思うほど、「え、これ今の話?」とゾッとした。気温35度以上が毎日続く気候変動、国際情勢・・・悪い方に予言的描写が当たっている。希望的に描かれているのは、国の危機に瀕して政治的判断が科学的分析に基づいた英明なものであること。 サバイバルを賭けた戦いの描写の中に、静かで冷たい深海の描写が挟まって美しい。上巻で関東大震災が来るけど、これはまだ序の口。
0255文字
ヤマニシ
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「わずかなデータから、それまで思いつかれもしなかった新しい関係と、パターンを発見する、人間の奔放なイマジネーション、雄大な構想力が、科学の基礎的認識を飛躍的に発展させてきた。」(p325)
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mae.dat
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全然違う話なんですけど、今や鳥類は恐竜の仲間(末裔)と言う事は常識になっていると思うんですね。その転換時期の事は鮮烈に憶えていて。ぢつは2007年に(趣味の)古生物の講座を受けていて。せんせーが「恐竜が絶滅したって本当でしょうか」って事を言うのさ。翌年一般ニュースに取り上げられて「この事か〜」ってなったんよ。その後は周知の通り。プレートテクトニクスは中二病的に格好良いので忘れる筈が無い。なので学校で習って無い筈なのよ。そんな過渡状態の時に執筆されたのかな。兎にも角にも、甚大が過ぎる被害を受けたまま下巻へ。
ダミアン4号

恐竜を食べてみたいなら、チキンを食べてみなさい!ってテレビ番組で学者さんが言ってましたね〜でも多分、チキンよりターキー!こっちの方がより恐竜っぽいんじゃ?なーんて思います(笑)

08/22 17:49
mae.dat

ダミアンさん。チキンでは家畜感が否めませんね。やっぱり『🦃ワイルド・ターキー🥃』でないと。(ぉぃ

08/22 18:52
4件のコメントを全て見る
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しゅんしゅん
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とにかく怖い。最近の地震の多さや東日本大震災のことを思い出すと、この小説のことがフィクションで思えなくなる。 いよいよ下巻。楽しみでもありながら、怖さに突っ込む。ドラマや映画との違いにも興味深い。
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WESTRIVER
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★★★
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伊達酔狂
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☆☆☆
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そら
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時期が時期なので感想書きにくいな💦。前から読みたかったので。。予想外に難しくて難儀しました。。セリフが少なくて、学術的な説明が多いし、地震の被害についても数値的な細かい説明が続く箇所もあっていまいち乗れなかった。。少数精鋭で極秘で調査、シュミレーションしているところ、他の秀才天才達が別の団体を立ち上げ同じことを始めようとすると、、、。気持ちは分かるけど、協力すればいいのに。そこはリアルだ😓
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かなた
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怖いけど、下巻読む
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まひはる
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鳥島南東の無人島が忽然と消失した謎を探るべく、深海潜水艇“わだつみ"で調査に向かった小野寺は、 日本海溝に沿って地殻の活動が、異常に活発化していることに気付く。 一方、相次ぐ噴火や地震に異変を感じ取り、行動を開始した地球物理学者の田所博士の前には、 渡老人という政府にも隠然たる影響力をもつ人物が現れた。 日本の危機を悟った科学者たちは、どうするのか……。 今なお日本SFの金字塔として色褪せない名作!
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Ryunosuke Moriai
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小松左京、初読了。前半は準備体操みたいな感じで半分寝ながら読んでしたが、第4章『日本列島』から鷲掴み。ドラマは見ていなくてよかったかも。とりあえず、下巻に期待です。
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みなみ
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殺伐としたタイトルだけれど、一夜で小島が沈んだりと上巻はまだ序章のよう。第一章で深海を探検する描写にワクワクした。一方、震災のシーンは阪神や東日本大震災を思い出して、切ない気持ちに。説得力を増すためか科学的な説明調の文章が続くので、これを面白いと感じない人は、テンポが悪いと感じてしまいそう。日本とは何か、日本人とは何かを考えさせられる良書。
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ここあ
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Audible
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tatuki
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劉慈欣「三体」にも多大な影響を与えたということで早速読んでみた。異変を察知した田所博士の勘は冴え渡る。
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piro
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半世紀前の作品。細部に時代を感じさせる描写はあるものの、ストーリー自体は全く色褪せていない。むしろ未曾有の震災や火山活動を目の当たりにしているだけに、リアリティが増している気がします。一夜にして沈んだ島、火山の噴火や大地震。それらですらこれから起こる事の前兆でしかないと思わせる展開は、面白さと共に恐ろしさもどんどん膨らんでいきます。次第に暴走していくかの様な自然の中で、必死に現象を探る田所博士や小野寺らの努力は報われるのだろうか?読んでいて自分の足元の地面が頼りなく感じられる様になりつつ、下巻へ。
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でっこいみちゃぴん
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小松左京の作品が大好きで色々読んできたけど、代表作のこちらはあんまり面白いと思えない💦小松さんがSFのScienceのほうガチすぎて、専門書かしらと思うくらいの情報量🤯文系に全振りした凡人には何が書いてあるのかわからなかった…。博士たちのなんかすごい会話も、核心を早く言ってくれぇとゲッソリなりながら読んだ。
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コブシメさん
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ネタバレタイトルが一番のネタバレですね
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緑のノート
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ネタバレ改めて、日本は危ない島だなと思った。地震が主要な都市を襲えば一瞬で国の機能が麻痺する。この本の時代背景は高度経済成長期だが、今の景気低迷少子高齢化の社会で南海東南海地震、首都直下型地震が起こればどうなるか思いを馳せてしまった。
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smelly
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ネタバレ有史の名作!という事で読んでみてます。一昔前なのと、多少説明が回りくどい、というか描写が細かくて想像力は掻き立てられるんやけど話が中々進まない!ようやく関東が地震に襲われたところで下巻へ。これからはどんな感じかね?パニックになるんは当然やとして、その先も気になるわ。田所先生、睡眠ちゃんと取りやー!笑笑
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jam
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ネタバレ日本海溝の異変から日本列島が沈没すると予測した田所博士を中心に、日本民族救出のためのプロジェクト・チームが秘密裡に結成、活動する様を、日本列島が混乱・変異をくり返しながら沈没するまでを描く。 舞台は1970年代の日本。 上巻は、日本沈没の可能性を示唆し、秘密裡に「D計画」を進めるメンバー集めの段階で終了。 専門知識や用語など、ディテールにもこだわり、情景描写が丁寧、絵が思い浮かべやすい。が、説明回といった感じで単調。 下巻では物語の大きな展開が期待できそう。 (★★★☆☆)
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アッキー
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想像するほどパニック感はなくて、静かな立ち上がりといった印象。さらに科学的な事象よりも人間を描くような部分も多いと感じる。わかりやすくはあるが全体に説明がくどく、ちょっとテンポが悪いような。なかなか話が動かず若干退屈な気もしたがこの巻の終盤でやっと大きくなってきた。下巻へ。
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タルシル📖ヨムノスキー
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今からちょうど50年前に刊行された本書。その後出版社を変えながら幾度も文庫化、映画化・ドラマ化された日本SF、そしてパニック小説の金字塔!今まで幾度もチャレンジと挫折を繰り返して、今回やっと上巻を読了。ハードSFや自然災害小説は、その世界観や状況の科学的説明に圧倒的ページ数を割くので、ここで読み手を選ぶ。この物語も例に漏れず、タイトルから日本が沈没するのは既にわかっているけれども、上巻の3/4を読み終えても日本各地で地震災害は起きるものの、致命的な首都直撃の地震がおこるのは最後の第4章。この後日本は!?
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いお
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下巻にまとめて記入。
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タキタカンセイ
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「1970年代当時の日本」が沈没する様子を描いた小説。当時の日本、日本人がどのような状況でどのように生きていたかがとんでもなくリアルに迫ってくる。沈没ヘ至る状況描写、自然描写、心理描写が熱い。この「熱さ」こそがあの時代の「日本」だったのかもしれない。
0255文字
t
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専門家達の粋を結集し自然大災害に立ち向かうという胸熱ストーリーは語るまでもないんだけど、異化効果で漲った文章がホントすごい。
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yomyom
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1973年刊行。高校生頃に父が読んでいて、借りて読んだ記憶がある。当時の私には少し難しかった。 今回、再度読んで、ドラマチックな人間模様以上に専門的な内容に圧倒される。作者が9年かかって書き上げたという話にも圧倒される。こういう緻密で正確な内容に基づいた重厚な小説が私は好きだ。読むのに時間がかかるけど。
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りょう
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ネタバレ骨太で面白いけど、被害が大きすぎて読むのが辛かった。何度も中断。ドラマの描写はライトで観やすかったけど、原作のほうがガッツリ刺さる。
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くまヨン
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ネタバレ【かなりネタばれあり!】怖い。1973年刊行。海底火山活動で小さな島ができたり沈んだり。小笠原南東の小さな島が一晩で200メートル沈んだ。共鳴するかのように各地で火山の噴火、西日本地震、関東で地震が発生。奇人科学者田所博士と各界のスペシャリストの少数精鋭でD計画(日本の地質的大変動について調査し研究する)が発足。内密に進める海底地質調査、資金と潜水艦の調達。絵画の密売。果たして田所博士の懸念は当たってしまうのか。自然現象にどう対処すれば良いのだろう。下巻へ。
えんちゃん

ドラマ観たけど小説の方が断然よかったなあ。くまちゃんも息もつけぬまま下巻へGO!

03/17 16:52
くまヨン

ドラマはオリジナルだったんだよね。この本怖くて縮みあがっちゃうよ。日本列島動くな!って思いながら読んでる。下巻へGO!

03/18 08:53
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チャチャ姫
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ネタバレこの本は1973年に書かれている。若い時に読んだ記憶はあるのだけど、ドラマで見て、あれっ本とは違う。もう一度読んでみようと。ドロドロのマグマや噴火、島の消滅、深海の様子などじっくり読まないと理解出来ない(年のせいもあるけど)田所博士を演じた香川照之は凄い、オーバーラップしたまま読み続けた。京都や東京大震災は息をのむ迫力。読むのが辛く感じたほど。下巻へ
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NuYcz
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小説が書かれた高度経済成長期の70年代と現代を比べて、若者の性格が全然違う。昔のがずっと血の気が多いし今や不良もずっと少なくなったな。50年も経てば同じ国でもこんなに意識や国民の性格が変わるんだと興味深い。 この世代の大人は戦争を経験してるんだよね。 現代人の災害に対する認識の甘さを指摘する一文が良い。 「過去において一度も起こらなかったからといってそれが未来にも決して起こらないとは限らない。」 ぜひ心に留めておきたいね。 後、前置きばかりでいつ日本沈むんだと思ってたら最後らへんで崩壊の前兆が来た。
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くま(ta)
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読破するのがしんどかった。 題材は面白いのに、説明が多すぎてストーリーが全然進まない。全然没頭できなかった。 他の作家が書いたら半分以下で仕上げられた気がする。
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カン
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テレビの最終回見て、原作読んでみたくなり。SFだけど現実の描写が凄い。地質学も細かい、小松左京さん凄いです
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