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裁判長の泣けちゃうお説教: 法廷は涙でかすむ (KAWADE夢新書 S 446)

感想・レビュー
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yoshinori niida
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いろいろな世界があるなと感じた。今自分が立っているこの場所は、決して不幸でも何でもなくむしろ幸せな方なのだなと、これを読むと感じてしまう。視野が広がる。
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うっちゃん
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読メ友さんの記録を読み興味を持って。法学部出身、機会があったらも裁判員もやってみたいという旦那と異なり、私にとって、裁判は正直敷居が高い。様々な背景、事情(記憶喪失、貧困、シングルマザー、病気。。。)と、その被告人に対してどのような言葉を裁判官がかけたか、が手際よくまとめられている。新潟の大火など、あ、あの事件か、と思い当たる裁判もありました。2024年度52冊目。
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必殺!パート仕事人
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裁判官の感動的な言葉を紹介しているというより、受けるように編集している気が…。ニュースになった有名人の裁判もが多いし、著者の解説内容で、でしょうか。
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きの
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判例を見るのが好きだったので買ってみた。裁判官の説諭に焦点を充てて、様々な事件が取り上げられる。文章はわかりやすく、事件の内容もスッと入ってくる。(最後に注意書きがあるように、一部補完して書かれているが)事件が起こるに至った経緯や裁判の行方まで一部始終に思いを馳せることで、自分の今までの人生ではあまり馴染みがなかった世界、人間に触れることができる。ほとんどのケースで被告人のその後の話がないのが気になったが、そこまでは追えないのかなと思う。
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ゆりのき
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ネタバレ2020年2月河出書房新社「裁判長の沁みる説諭」を改題し2023年7月KAWADE夢新書。様々な《30の罪》に対する裁判官の《30の聖断》。時々、大事件や知られた事件の裁判前の法廷の様子が報道され、その際の表情に乏しい裁判官や、小説に登場する裁判官しか知らない。ましてや裁判中のやり取り等など判らず、勝訴とか不当などの結果を映像で見るだけ。サクサクと多くの裁判をこなし、前例に外れない判決を下す裁判官が、高く評価され出世する。その中で、こんな温かな言葉を発する裁判官の方たちがいるとは。言葉の力を感じた。
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さと
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年末年始に読む本がなくなり書店で目に留まった一冊(これも縁)「犯罪者が立ち直り軌道修正する場が法廷である」という言葉に自らの認識を改めねばと思った。判決を言い渡すことは閉廷の儀式ではなくて、これからまっとうな人生を送るための導きになるのだと知った。厳しくとも被告を想い裁きを下した裁判官の心には許したものだけが感じられる愛が生まれているのだろうと思う。SNSという隠れ蓑を着て気に入らない相手を攻撃、断罪し続けても絶対に得られない、人としてのぬくもりが。
mura_ユル活動

長嶺氏の新書はシリーズだったのですね。『爆笑お言葉集』は拝読しました。こちらも読んでみたいです。

01/05 20:01
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カズオ・ハラグロ
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泣けちゃうというのはちょっと大げさかな。(あなたの心の温度による)ただし、エピソード自体は興味深い傾向にある。被告人も思わず同情してしまうような人もいれば、許されざる悪のような人もいる。死刑囚のエピソードはない。中には有名人が被告の裁判もある。犯罪には必ず社会の闇がある。差別、貧困、親からの虐待等だ。出世のために裁判官は事務処理のようにテキパキ仕事をすることが求められるが、それでは被告人の再犯を許すきっかけとなりうる。 裁判に対する世間の関心がより強くなることこそが社会の闇へ向き合う第一歩だろうか
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まるぷー
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貧困や身体的なやむを得ない理由で犯行に及んでしまった被告人がいる。そんな被告人に裁判長が投げ掛ける心に沁みる説教と温情判決。私の仕事は犯罪をやめさせることですからと言う裁判長。決して、罪を憎んでも人を憎まずで被告人のこれからも見据えているんだなと思う。540円を盗んだホームレスの男に「厳しい冬の間は刑務所に入っていなさい」と敢えて懲役8ヶ月の実刑判決、執行猶予中の万引き犯に幼い子供のためにと、異例の特別情状酌量を下し「がんばれや」と裁判官席から身を乗り出して声をかける裁判長。被告人の胸に届いたことと思う。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします(*^-^*)

01/01 00:08
まるぷー

ベーグルさん、おめでとうございます。最高の一年になればいいですね。こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします。

01/01 00:51
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council
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ネタバレ裁判長発言本続編だが真面目な説教話ばかりの30篇。基本人情噺な判決の背景説明ばかりでトホホ系話はないので正直面白い系を探求するならハズレだと思う。ただピエール瀧の薬物事件判決の「人生」説教ネタも載っているのだが、あの話はこういうクソ真面目に語っては面白くないと思うのだが。
0255文字
タイ子
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裁判長のお世話になる事は一生涯ないとは思うが、思うが万が一お世話になるなら本書の裁判長にお会いしたいと思う。被告人がどんなに心に沁みる、泣けるお言葉を頂戴しても再犯の道を辿らないとは言えないのでそこは本当に肝に銘じてもらいたい。人が人を裁く裁判において期待する裁判官とは著者の言葉を引用すれば「判決を出したあとのことまで、視野に入れている裁判官」だそうです。本書では30通りの言葉が掛けられます。どれも胸を打つ言葉だけど、被告人にも同じように届いて欲しいと願うばかり。
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ユウ
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前作でも取り上げられた事例にプラスアルファしながら法廷での説諭を30個挙げた一冊。内容よりも、あとがきが一番良かったかもしれない。
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Chill
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「裁判官の爆笑お言葉集」から、続けて読みました。この本の方が詳しく事件の背景などを記してあります。記憶に残っている印象的な事件も取り上げられていて、裁判ではこんな話があったのか…と、たまにしんみり。私は裁判を傍聴したことはありませんが、高校時代の政経の先生が傍聴大好きで、とある家裁のロビーで被告と間違われた(笑)という話を思い出しました。
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ひ
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ネタバレ★★★☆☆ 著者のデビュー作に続き読了。裁判官もひとりの人間であり、どう伝えれば被告人の心に響くのか、言葉を選んでいる様子がよくわかる。記憶にも新しい糸魚川大火の話は個人的に心に残りました。
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みやちゃん
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人生はいつどこで道を踏み外すかは、わからない。だから日々大切に生きていく必要があるんだろう。自分もいつ犯罪を犯すかわからない、そんな気持ちで読んだ。裁判官の説諭よりも、犯罪の闇が記憶に残った。そういう意味では重い。
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kappy
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裁判官も人間。本当に腹立たしい犯罪者にはそりゃ一言いってやりたくなるよね。ピエール瀧の裁判の事が載ってる。人生。
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ma-bo
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以前著者の「裁判官の爆笑お言葉集」を読了済み。今作は判決言い渡しのあと、被告に裁判官が語りかける説諭。そのなかから、「沁みる」言葉の数々を厳選して紹介。裁判官の発言が報道される事は基本ないので貴重。著者は裁判傍聴を薦めています。『被告人に対して裁判官や検察官、弁護人がどのような質問を投げかけ、どのような心に残る言葉を伝えられるか、それを見届けられる事が裁判傍聴の醍醐味』『私達はインターネット等で見たい現実ばかりを見ています。そこ(裁判)にはスマホが見せてくれない現実がある』私も一度だけ傍聴経験あり。
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Humbaba
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裁判の法廷に立つということは、その時点で何らかの問題を犯していることがほとんどである。過去は変えられないのだから、それまでに犯した罪は償わなければいけない。行った事象に対して単純に罪を算出するだけであれば、裁判長という役職はそこまで重大ではないかもしれない。しかし、罪を理解させ、更生を促すということを考えれば重大であり、とても難しい仕事であると言える。
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倫敦バス
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★3つ。 裁判長が法廷で何を言ったか。普段ニュースや新聞では被告人が何を言ったか、というのは報道されるが、裁判長の発言はなかなか報道されない。どちらかと言うと真面目一徹なイメージのある裁判長(小説なんかのイメージのせいもある)が自らの経験を話して諭したり、とか、人間味があるなと思わせる。 一話一話が4ページくらいの短さなので、真剣に読み込むというより、移動中の読み物に良い。
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masayoriA
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ネタバレいいお話し過ぎ、なのが逆にきになりました。
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たかちん
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ネタバレパチンコにハマり所持金が底をついた男が女性のバッグをひったくろうとした事件(強盗致傷)において裁判官が発した告白に驚愕。「私もむかし、裁判官になる前にパチンコに熱中していたことがありました」、「父親に借金までして、それでもパチンコに負けてしまったとき、『おやじが苦労して稼いだお金で、こんなことしてていいのか。自分は何をやっているのか』と思い、それ以来20年、一度もパチンコはしていません」、「あなたも、自分の意思でやめるしかないんですよ」。こんな発言をする裁判官はすごすぎる!被告人の心に強く響いたであろう。
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vianase
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ほとんどの人は、法廷が身近にある生活を送っていない。そしてそれはとても幸せなことであると思う。一度裁判に関係したら、日常のリズムが崩されて、心がざわつく日々が続くと思っていたからだ。裁きの結果は全て過去の判例に基づき、情けなど入り込む余地がないと思っていた。けれどもこの本の話からは、人が人を裁く意味と、厳しい状況の中でも、心の更正の可能性にかける小さな希望のかたちを感じることができた。裁判官という職業について、少しだけ今までとは違った羨ましさを感じた。
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