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ガルガンチュアとパンタグリュエル 5 (ちくま文庫 ら 5-5)

感想・レビュー
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りんご
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ラブレーの死後発刊されたもので、どこまでがラブレーによるものなのか疑問が多く残るものだそうです。それ故か、第四の書までとは、少し異なっていて、大航海の目的を達成させるためのような感じです
0255文字
かんやん
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最終巻は偽書らしく、これほど訳者にこき下ろされている翻訳書も珍しい。曰く「文学的価値はがくんと落ちる」「ラブレー流の豊穣にして多義的な面白さに達していない」等々。全く無視している研究者もいるらしい。目利きでない読者からしたら、え!そんなにつまらないかな……と。じゃ、おもしろいかと訊かれたら、まあ、お薦めするのは躊躇われてしまうけど。違いの分からない男、かもしれんが、一度乗りかかった船なのだから、最期までは航海に付き合いますよ。諷刺とナンセンスに満ちた島々を経て、聖なる酒瓶の託宣は如何。
かんやん

パニュルジュとジャン修道士のヒートアップする掛け合い(まあ、マンネリ化しますが)が楽しく、そこはこの偽作者もわかっていらっしゃる。パンタグリュエルは、ホントにその場にいるのか、と疑いたくなるほど影が薄い、巨人なのに。

12/03 17:10
かんやん

「みなさまの世界の哲学者たちは、すべてが古典古代の人々によって書かれてしまった、新しいものを見いだす余地は残されていないと、嘆いておられますが、これはあまりにも明らかなまちがいでございます」

12/03 17:13
0255文字
たけなわ
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ラブレー作ではないらしい。4巻は唐突に終わったので、それの補填と言う感じか。正直にいうとここまできたし最後まで読もう。その一心だった。
0255文字
ケイ
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ラブレー死後10年してから刊行されたもので、少なくとも編集は他社によるもの。本文も定かではないが、確かにラブレーのもつキレがない。ギリギリのところで下品にせずに笑いにしてしまうセンス、そこに社会風刺を巧みに織り込み、普段の苦しい生活とかけ離れた特のある豪傑を、人々は喜んで迎えたのだろう。フランスのカリカチュアの精神は、こんなところから生まれたのか、そういう土壌を常に持っていたのか…。本文のあとに、「おなかパンク島」のイラストが100ページほど。解説は必読。
かごむし

5巻も読んだんですね。本人作じゃないと聞いててどうするのかと思ってましたが。僕も自分用必読リスト持ってて、この本もプルーストも入ってるので、ケイさんに触発されて、そっちもチャレンジしていこうと思いました。ありがとうございます。

06/16 16:58
ケイ

かごむしさん、一応第五まで読んだのは、第四の終わりが、ええっ!って感じだったのもあり…。プルースト読みませんか? あちらは、味わってじっくりいきたいと思っています。ずーっと、読みたいと思いながらねかせてある感じです。

06/16 17:39
10件のコメントを全て見る
0255文字
Norihiko Shr
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多分これはラブレー作でない部分もかなり含まれているな。第4の書まではかなり面白かったが、消化しきれてない。かならず再読するさw
0255文字
Francis
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ついにガルガンチュアとパンタグリュエル読了。この5巻は実際にはラブレーは草稿までしか書いていなかったらしく、偽作説もあるとか。そう言われれば確かに4巻までに比べると勢いが落ちている感じ。
0255文字
nora
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「第三の書」以後はどんどんつまらなくなるので、研究者以外は読み通すのがやや困難かも。意地で最後まで読みましたが、いつか面白く感じる日がくるのでしょうか(笑)。が、しかし、この巻には『パンタグリュエルの滑稽な夢』と称する120枚の図版がついていて、ボスやブリューゲルを想起させる奇想に満ちた画集なので、これは一見の価値があります。(←フォローになってる?)
0255文字
ゐ こんかにぺ
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ここまで来ると何が何だか。でも第四の書までよりかはおとなしめ。終わり方がなんだか中途半端だったような気がしないでもない。
0255文字
Kanou  Hikaru
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本棚の整理中・・・ 友人・知人に紹介したい本
0255文字
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