読書メーター KADOKAWA Group

平井骸惚此中ニ有リ (富士見ミステリー文庫)

感想・レビュー
32

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
Y.C.STUPID
新着
「探偵小説とはそもそも異常であるもの」(大意)という作中の主張が面白かった。
0255文字
ハガキ
新着
旅行で訪問した神保町の古書街で購入した一冊。トリックはあっさり。文章は漫談調でテンポがよく、キャラも立っている。キャラの造形が少々古いかも。時代ですね(しみじみ)
0255文字
小高まあな
新着
幾度目かの再読
0255文字
アツシカ
新着
富士ミスの盛衰についてはネット上でしか知らないけどLOVE寄せ直後の作品みたい。でもそんなこと感じない正統派ライトミステリだった。キャラが可愛らしくて読みやすいが事件は小粒。これは短編ネタじゃないかな。河上くんと涼さんのどことなくゆるい雰囲気に癒される。ラノベとミステリの中間作としては成功でしょう。
0255文字
@
新着
0255文字
葦附
新着
――この人はいつもそうだ。 いつだって、嬉しそうに語り出す。(p5)
0255文字
まなこどん
新着
図書館ぷらぷらしてたら発見した一冊。時代設定といい骸惚先生の本名といい、江戸川乱歩を感じる。大正モノ好きな身としては、どストライクな内容。文体もすぐ慣れたし、流れるようで読みやすかった。キャラのかけあいも楽しい。今ならライト文芸あたりでうけそうだなと思ったら、角川文庫から新装版?出るんですね。
0255文字
れると
新着
ネタバレ事件が1つだけだったり、疑わしい人物が少なすぎたり、そもそも河上君が謎を解く前に骸惚先生には真相がわかっていたりして、小粒な感じは否めなかったけれど、でも、意外とちゃんとミステリーにはなっていたような。ちょこっと密室講義があったり、動機論もあったりして。でも(?)河上君の性格がいいおかげか、自力で全面解決ではなくて、平井家の人たちからたびたび助け船を出されてしまう(汗)。そもそも弟子入りするというよりは家族の一員となるような? 全体的に明るくて雰囲気がいい小説だったので、2巻目以降も読めたら読みたい。
れると

大正時代に「コロッケの唄」なんてあったんだ、知らなかった。ちょっと面白いな。そういえば大正12年なのに、関東大震災のことがまったく書かれていなかった。あと、当時、帝大生で数え年の19歳というのは、設定としてちょっと若すぎると思う。ライトノベルだから主人公は満18歳以下のほうがいいのかもしれないけれど。

06/23 01:01
れると

追記。関東大震災は9月で、この巻は春ごろの話だから描かれていないのは当たり前でした。すみません。

06/29 09:35
0255文字
あさい
新着
現実と虚構が混ぜ合わさった物語。江戸川乱歩等の生きている世界に、名前も残らず生きていた主人公くんやその師匠などの話。文体が講談調というのかな?ところどころカタカナになっているのが最初は気になったものの、話との雰囲気がぴったり合っていた。河上くんが非常に好き。このご時世に台所に立つのも厭わず料理もできて書生っぽいって最高じゃないですか。記憶力は抜群に良いがしかし思考力は足りぬあたりが可愛い。涼さんのツンデレ具合というか頭の回る具合も可愛いです。河上くんと涼さん、二人合わせて良い探偵風になれそう。
0255文字
加賀谷大
新着
河上くんええやん……。お調子者のとことか、ちょっと周りが見えてないとことかめっちゃ好きです。彼のこれからがとても楽しみですね〜。時代も大正ということで、一体何をやらかしてくれるのか楽しみにしておきます。
0255文字
骨ゆん
新着
古風な文体(というのかな)で書かれた軽めの推理小説。殺人よりも登場人物の談話に重視している。おとぼけ気味だが「ここは」というところは引かない主人公と、彼の料理に惚れさせられた?ヒロイン、そして主人公の居候先であるヒロイン一家の面々がそれぞれに違う言い方で意見を通そうとするのも面白い。
0255文字
schizophonic
新着
大正12年。探偵小説家・平井骸骨に、弟子入り志願した帝大生・河上太一。入門の条件として出されたのは、骸骨の知人の評論家が死んだ事件の解決をすることだった。「新青年」「江戸川乱歩」「森下雨村」実在の人物/誌名も顔を出す虚実ない交ぜの探偵小説。調子のよい講談調の語りに、現代的な犯行心理が印象的な作品だが、それとも密接に絡むトリックの成立条件が、乱歩が名作『二銭銅貨』をひっさげて登場した興奮もいまだ冷めやらぬ頃の探偵小説の黎明期という時代背景だからこその説得力を持って迫ってくる。
0255文字
すなめり
新着
講談のような地の文に最初は戸惑ったけど、慣れてゆくとなかなかいいなあ。
0255文字
./24:-,,
新着
やだ、面白いじゃないのよ!トリックに関しては途中でわかったけど、楽しく読めた。河上君のテンションはイラっとしちゃう。撥子嬢かぁいい。泣いてる撥子嬢の頭を撫でたい。田代裕彦は、まだ数冊積んでるから読むの楽しみすぎる。大正92年って好きよ。
0255文字
エノキ
新着
ネタバレキャラの口調にカタカナが混じる独特の文体ながら、読みにくいといったことはなかった。ライトなミステリ展開ながら、主人公が事件を解決することはなく、かといってワトソン役でもなく、最初から解答を知っている探偵がいて、その答え合わせ役を上手くこなせなかったという、非常に微妙な立ち位置だった。ただ各キャラとの掛け合い自体は悪くなかったので、ミステリに期待しなければ、それほど悪くない作品である。
0255文字
るね
新着
江戸川乱歩が「二銭銅貨」を「新青年」に発表した大正十二年を舞台にした富士見ミステリー文庫から出た作品。レーベル的にラノベの範疇ってことでいいのかな?講談調の地の文がクセになるのでリズミカルに読み進められて結構好みだなぁ。ミステリ部分より平井一家+河上君の活劇が面白い。
0255文字
marusyun
新着
大正を舞台になんとも癖になる文体が心地よい探偵小説。雰囲気がとても好みだったので夢中になりました。どんどんミステリレベルが上がっていくそうなので非常に楽しみ。
0255文字
かまかり
新着
またしても読むのに時間をかけてしまったため、最初の方あんまり覚えてない。全体的に良くも悪くもベタな感じ。カタカナも入ってきて初めはちょっと読みづらいけど直ぐに慣れた。まあ何より『ご婦人方』がかわいい。次巻も期待。
0255文字
shimo1108
新着
大正を舞台とした探偵物書きと、その書生のお話。事件自体のトリック自体はそこまで複雑でないですが、登場人物、文体含めた作品自体の雰囲気が良かったと思います。
0255文字
松井和翠
新着
続巻に期待。
0255文字
るっぴぃ
新着
とっつきにくくはありますが読みやすい文体、ミステリ部分は小粒ですがキャラクター造詣自体は上手くいっていると思う。すらすらと読んでいて気持ちいいと思える読後感も流石。それにしても内容を忘れている……、その分2巻以降も楽しめると思えばいいのかもしれないが。
0255文字
ヒサオ
新着
舞台を大正時代に設定し独特の文体で紡がれているが、リーダビリティは抜群。ただし登場人物たちは誰も彼もが、どこかでお目にかかったことのあるようなステレオタイプなキャラクタばかりなので、面白みにかける。シリーズの第1作だけあって設定そのものの説明にかなりの枚数を費やしていて、事件そのものは短編を支えるにもおぼつかない小粒なものとなってしまっている。肝心のトリックも無理矢理すぎる。あんなことで人一人殺せるとは思えない。もう1作読んでみて、読み続けるかどうか決めよう。
0255文字
wm_09
新着
お約束通りのべたべたなラブコメがある意味楽しい。文体は特徴的だが、物集高音の『大東京三十五区』シリーズなどを思い出すと少し物足りなく感じるところも。とはいえ探偵小説らしい雰囲気作りには充分に役立っていて、ミステリとしては非常に小粒なものの楽しむことはできた。(稲)
0255文字
soundsea
新着
ミステリ部分はおいておいて、キャラクタたちや舞台がいいかんじ。たのしかったのでつづきもよむ
0255文字
まろん
新着
大正ロマンを求めて再読。探偵作家とその弟子志望の書生と作家の娘で女学生の話。
0255文字
shisha
新着
ミステリのトリックは小粒だとは思うけれど、ライトノベルにしては珍しく大賞という時代で独特な薫りのする文体を特に評価したい。キャラもトリックも探偵さんも十分及第点だし、今まで知らなかったことを反省してます。
0255文字
猫又まこ
新着
微妙な点はいろいろあるけど雰囲気は好きになれた。ミステリー的には単純すぎ。
0255文字
ソラ
新着
【読メ登録以前読了作品】 帝大生・河上太一は今をときめく推理作家・平井骸惚の本に出会い、弟子入りを志願する。認められずにいたところ、骸惚の知人、池谷是人が不可解な自殺を図る。事件解決の折には弟子入りを認められる河上だったが……
0255文字
脂肪分
新着
犯人の動機は大好き、あとは普通。
0255文字
永山祐介
新着
事件は密室殺人事件ですが、密室を構成する根本のトリック自体は、割と簡単に気付くと思います。それよりはやっぱり平井家の人々(+α)のホームドラマ的な部分の方が面白いかな。飄々とした感じ(でも娘に甘いよね)の骸惚先生、はねっ返りなはいからさんの涼、まだ幼くて可愛らしい潑子、やんわりと締めてる澄夫人。主人公たる河上くんが、かなりのお調子者なのも物語の動きに寄与してますね。涼と河上くんをセットにすると、勝手に暴走してる感じで面白いです(あと女権拡張論者の緋音さんも良い感じ)。
0255文字
MKSzk
新着
「えっ、これでお終い?」という拍子抜けな結末でした。中盤まで事件が起こらず、事件が起こったと思ったらあっさり解決という……。事件も200ページ超の作品を支えるには力不足という印象で、短編にまとめていたらもっと良い仕上がりになっていたのではと憶測します。
0255文字
Chisa
新着
大正浪漫を感じられる文章が素敵。 でもミステリー面は単純かも。
0255文字
全32件中 1-32 件を表示
平井骸惚此中ニ有リ (富士見ミステリー文庫)評価43感想・レビュー32