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虫のすみか―生きざまは巣にあらわれる (BERET SCIENCE)

感想・レビュー
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キャリー
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今回の小松先生は丁寧語なのね…と思いながら読み始める。裏山の奇人の尖った文章が好きな身としてはちと寂しいと思っていたら…あ、やっぱ小松先生だったわと思う部分がチラホラあって嬉しい。元々虫は好きでも嫌いでもなかったけれど、小松先生にハマったおかげで最近は完全に好き寄り。虫を見かけるとじっと観察するようになってしまった。とはいえ自分から探しに行くほどではないので普段の行動範囲内で視界に入ったものを愛でていこうと思う。
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tom
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小松さんの書くものは面白い。私は、虫というものには、何の関心もない。でも、小松さんの尽きることのない虫への関心を読んでると、なにやら幸せな気持ちになって来る。これは、不思議(笑)。虫さんへの愛、虫さんの生態に対する関心、たぶん、寝る以外の時間は、すべて虫さんのために使っている小松さん、どんな人だろうかと、虫さん観察ならぬ小松さん観察をしてみたい気分。
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takao
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ふむ
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めりこ
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今回もおもしろかったー!著者の小松さんのおかげで去年から突然昆虫好きに。毎回昆虫の世界の多様さと完成度には感動するばかり。この本は、実際むしを見つけるための指南書にもなっていて、新規参入者には親切な良書。読んだ途端にとりあえず二種類は発見した笑。装丁もよい。ちなみに、昆虫が減っていく悲しさと、昆虫という小さなものたちが構成している生態系の土台自体の変化が確実に進行していく不気味な不安感を、昆虫の魅力と共に、深い愛情を持って伝え続ける小松さんの働きっぷりは本当に素晴らしい。いつもありがとうございます。
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Woody
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より詳しく昆虫の生態を知ることが出来る。3
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かつきち
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これは名著中の名著です。 こんなにもこんなにも虫の巣作りが、多彩でアイディアに溢れ、変で、可笑しみがあり、味があるものと走らなかった! 進化とか選択とか多様性とかの不思議では説明がつかないレベルの「なんでそんななの!?」の連続でした。 これほど好奇心を焚き付けられた本は久しぶりで、首根っこ捕まえてでも人に読ませたい本ですw
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balanco
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大変おもしろかった。文章は平易だけれどうまくウィットがに富む。写真がきれいで装丁もおしゃれ。巣から分類して語る切り口が面白い。本当に好きで思い入れがあると思わせる部分があるが、蔑ろにされていたり開発で住処を追われていることも、嫌味にならない程度洒脱に書いている。超おすすめです。
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oraisony
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巣から見た虫たち。紹介される虫の巣を中心とした生態、実際に見つけて観察する時のためのアドバイス、さらによもやま話という構成で書かれている。写真も多くて分かりやすい。2016年発行と新しいので探し方も現役なのではないだろうか。個性的で知的な感じもする虫の生活の仕方も面白かったが、刺されると凄く痛いだとか探していると不審者扱いされるだとか実際に見にいってる人ならではのエピソードも楽しい。人間の活動で多くの虫が見つかりにくくなり絶滅に瀕していても、所詮虫なのでと顧みられないことにもサラッと触れられている。
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rinpei
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中身がやたら濃い昆虫記みたいな本だった。裏表紙にもあるマダラマルハヒロズコガの瓢箪、モンキジガバチの長屋、ヤマアリの蟻塚、カクレミノの木に潜むタテジマカミキリ、ヒモミノガの紐状の巣、ツクシトゲアリ・クロトゲアリの樹上コロニー、ツツハムシのウンチ邸宅などなど。毎日のように森を散歩しているのでぼんやり歩かず、じっくり探してみようっと。アワフキムシ、イチジクコバチの生態も面白かった。それにしても虫たちみんな工夫を凝らして生きているのに、必ずその上を行く天敵がいるんだねえ。改めて驚き!
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鯖
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アリの蟻酸を利用し、アリ塚に服を被せて日本でもシラミ駆除をしていたという話に驚いた。そんな蟻たちもアメリカ人がこの蟻をチョコで固めて食べるおやつが流行ったせいで輸出され、ずいぶんと数を減らしたらしい。ファーブル先生にも読ませてあげたい本。シロアリは木屑を食べて糞をし、そこに生えた菌類を食べてまた糞をし、セルロースをキノコに分解してもらって、それを食べ、そこに生えた(ryと、栄養がなくなるまでエンドレス等々どれもこれも面白かった。でもやっぱりおうちにシロアリが来るのは困るのであった。すまぬすまぬ。
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スリカータ
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インパクトのある表紙にギョッとします。虫が苦手な人はこの表紙だけで逃げ出してしまいそう。私にとっては想像以上に面白い本でした。扱う虫のチョイスもマニアックだが、地味に心をくすぐるものでして、本当に著者の情熱がひしひしと伝わって来ました。学術的でありながら、小難しくなく、エッセイの要素もあって引き込まれます。この本で得た知識を人に話したくて仕方なくなりました。
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虫のすみか―生きざまは巣にあらわれる (BERET SCIENCE)評価79感想・レビュー11