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緋(あか)い記憶 文春文庫(Kindle版)

感想・レビュー
9

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ますゆ
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うーん、あまりハマらず
0255文字
barueko
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ネタバレ高橋克彦さんの作品を初めて読みました。表題の「緋い記憶」をはじめ7つの短編集。全ての作品が不気味で怖く、少し淫靡な場面も手伝って独特の雰囲気です。はっきり記憶にあるはずのあの古い家が住宅地図に。。ない!これだけで十分引き込まれました。あとは「遠い記憶」。これは怖かった。
0255文字
ちえ
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表題作は第106回直木賞受賞作品。この文庫はかなり前に読んでいるのだが、再読してこれ程陰鬱な話だったかと驚く。7つのどの話も記憶にまつわるホラー。作者の出身地東北(岩手県盛岡出身)の地理、地名、伝承などが効果的に取り込まれている。
0255文字
にんにんⅡ
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現代版遠野物語(岩手物語?)でホラーミステリーのフォークロア。母子家庭に育った男性が主人公の話が多いがエディプスコンプレックスがテーマではない。子ども時代の記憶の彼方に潜む犯罪の痕跡から謎を解き明かしていく。読後、思い出したことがある。半世紀以上も前、遠野~釜石間にある洞窟に住む男性がいた。洞窟前に干された古着や廃品のような生活用具、たまに半裸のやせた男性の姿が汽車の窓から見えたものだ。周囲は鍾乳洞がいくつかあり、後年、発掘が勧められていたが、あの男性はどうなったのだろう。岩手は至る所、謎が潜んでいる。
0255文字
秀玉
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たしか最初の高橋作品でした。おどろおどろしい怖さをかんじつつ読んだ記憶があります。結末はまさかの…です。びっくりです。
0255文字
熊尾はなつ
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ネタバレみちのく!魑魅魍魎の棲う処!緋い記憶、まさかの…史子…私死ぬのかな…緋…頭割られ…昔の話…ねじれた記憶、有名なやつだ!この作者だったんだ。言えない記憶、言えなすぎる。でも典子悪いし…結局叔母と兄さんは悲恋に終わって可哀想。遠い記憶、世里子の家〜ッ!そっち!?そういうこと!!!?膚の記憶、母さん…「いい子だよ」泣。冥い記憶、え!?14年!?え!?真犯人は!?え゛!?あ…あ…あ…友情は良かった。斜陽館だ!えへへ。子供〜青年時代の思い出について、努めて記憶を繋ぐと当時気づかなかった怖いことが明るみに出る。好き。
0255文字
ning
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ネタバレ表題作もじんわりと気味が悪いけど「ねじれた記憶」が一番怖かった。手塚治虫の「火の鳥」に出てきた八百比丘尼の話を思い出してしまう。時代は移り変わっているからあり得ないと思うのに、同じ一日に回帰し、罪を犯すことが運命と納得してしまう不思議さ。これは岩手県の持つ奇妙な「場」の力なのかな。東北の山奥にはたくさんの秘密がまだ隠れているのかもしれない。
0255文字
スリーピージーン
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高橋氏の作品は初めて。けっこう気持ち悪いホラー集でした。全編にわたり、因縁の土地は東北。主人公たちは開けてはいけない記憶の扉を開けてしまいます。
0255文字
とよちゃん
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本当は「おそれ」という短編集を読んだんですが、<読書メーター>に登録されていなかったので、同じ作品が入っているこの本で登録。昔から読んでいる高橋克彦さんの記憶&恐怖シリーズ。何度読んでも面白いですね。特に好きな話は「遠い記憶」です。最後の場面、自分の描いた場面にゾゾゾ~と鳥肌たちました。
0255文字
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