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ルールリテラシー 共働のための技術

感想・レビュー
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johnlenon64
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備忘に記録。 言語ゲームから見るルールの見方。といったところだろうか。 その方面に関しては門外漢なので裏が取れるわけではないが、 ルールというものに対する見方が変わる本だと思った。 詳しくは下記のアドレスで col20241161ルールリテラシー 共働のための技術 https://kokutoarchives.cocolog-nifty.com/blog/2024/12/post-6158b3.html
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ひつまぶし
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前著『差別論』と比べると切り口の新鮮さでは劣るものの、著者独特の論理の積み上げ方と展開の仕方は相変わらず面白い。特に印象に残ったのはルールの参照可能性を高めること、ゲームの志向性をはっきりさせることの二点。究極的には排除するしかないし、そうもいかない以上、一時的な排除にとどめて復帰させるしかない。やや単純化しすぎな気もするけど、これくらい単純にとらえられると考えた方が役に立ちそうだ。どちらにでも転びかねないプラグマティズム的な危うさがあるようで、実際は論理的な帰結としての共働に信頼を置こうとしている。
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ひろき
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ネタバレゲームの志向性を理解していないとルールは機能しない。 ペナルティーはそれを避けるゲームになる。 社会的カテゴリーに結びついた論理的強制力。 ルールの参照可能性。ルール違反とその対応について。社会的カテゴリーと結びついた直接ルールと、指揮命令系統に関する間接ルールの違い。 「ルールは他者に行為を強制させるものではなく、他者とゲームを共有する技術」 志向性の理解やゲームの共有はテイラーの科学的管理の思想面やバーナードの組織論に似ていると感じた。
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なわ。
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ルールとはなにか、なぜルールが必要なのか、なぜルール違反をする人がいるのか。これまで素朴な疑問だったルールというもののそもそも論のところを分かりやすく述べていてすっと頭にはいってきた。ゲームの指向性を理解してないとルール違反をしてしまうという説明がとてもわかりやすかった。 もう一度よみたい。
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しゃんしゃん
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ルールはゲームの一部であり、メンバーがルールをルールとして提示し、ルールとして読み取るコミニュケーション能力を持たなくてはならない。なぜあの人はこうしてくれないんだろう、と言うのがこのルールの原則に基づいて考えると、自分がどうすればいいのか見えてくる
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ひよピパパ
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ルールとは何かを説き、その運用の技術を教える。「ルールリテラシー」は筆者の造語。授業中ずっと後ろを向いている学生に注意する例が出てくるが、それを模したのがこの表紙絵らしい!?本書の肝はルールとゲームを結びつけているところにある。同じ志向性を持つゲームに参加させることがルールを守らせるポイントだと論じる。この点が副題となっている「共働のための技術」に繋がってくる。ペナルティでルールを守らせることができないのも納得だ。如何にしてゲームの意識を醸成させるか、その方法論が提示されていればなおよかった。
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okbooks
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途切れ途切れで読んだのでまだ理解が不十分だが、とても良い本。「ルールは他者に行為を強制するものではなく、他者とゲームを共有する技術である」。仕事でも使えるな。
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M村
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ルールについての話。具体例が多く実際に即しているのが良かった。ルールはゲームの一部であり、守らねばそもそも参加者ではなくなるという理論自体に強制力があるという話と、ペナルティはペナルティを避ける別のゲームを作り出してしまうのでもとのゲームのルールを守らせるのによい手段ではない、という話が面白かった。
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fifth
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ネタバレ『言語ゲーム』風なルールからみたリテラシー(読み書き)の原則が10個。ペナルティは「ルールを避ける(もしくはリスク、コストを受け入れる)ゲーム」になるのでよくないらしい。ルールの維持がメンバーすべてがルールをルールとして提示し、ルールを読み取るコミュニュケーション能力を持たなければならないとか難易度高い…。
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ATS
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★★★ルールを細分化して分析しており面白い。応用できれば有用かな。『ルールはゲームの一部であり、ゲームに参加する意思を持つ者にとってのみ意味を持つ。そのため、ゲームに無理やり参加させる「力」は必要ない。これはルールというものの「限界」などではなく、ルールとはそもそもそのようなものなのだ。(中略)ルールで人を縛ることはできない。それは、ルールとはそのようなものではないからだ。ルールは協力を具体的に作り出すためのものであり、人々が同じ目的のために助け合うことを可能にする技術である』(P151-152)
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monado
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ルールのもつ抽象的なパワーに関して、極めて分析的に書かれている。 「ルールの破り方の事例としての解釈改憲」のコラムはイデオロギー的な視点から離れて、本書のルールの問題から分析していてなかなかおもしろい。
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