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〈ひらがな〉の誕生 (中経の文庫)

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剛田剛
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痒いところに手が届かない感じの説明に終始している。資料が足りないのだろうな。
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春埜秋岡
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漢字の六書についての説明など、簡略すぎて分かりにくいところがあった。気になったことが一点。後漢書に見える金印を取り上げ、紀元後まもなくの日本に存在していた王権について述べる中で卑弥呼に言及するのはどういうことだろう?
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の
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「ひらがな」の生まれる過程を追った本。漢文を読み下すための「カタカナ」では話し言葉を表現できないので、漢字の草書体をさらに崩して「ひらがな」が生まれる。日本語の持つ曖昧さとは、漢字カタカナだけでは表現しにくいニュアンスをひらがなに求めた結果だろう。だからこそ、精神世界を表現する和歌や仏教が、ひらがなの隆盛と共に時代を築いていけた。逆に、漢文的な要素は国風文化の起こりと共に失われ、天皇や政治家でさえも和歌出身者が増えていく。言葉が時代を表すのであれば、現代は絵文字でより情緒あふれる表現となっているのかな。
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のっち4号
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自分の一般的な教養の無さに 愕然とする。本屋さんで何の気なしに手にとって 隙間時間で読む軽い雑学書かと…。どんなレベルなんだ。歴史もダメなら古典もダメだと いくら読んでみても 上っ面をぺらっと すり抜けるばっかりで ちっとも残らない…orz 文化的な分野を理解しようとすると 枝葉が多くて…。なかなか 沼だなぁと思った次第。仮名 ↔ 真名 仮名もいろいろ。参考図書とか 集めつつ もう一度挑戦したい!
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文章で飯を食う
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ひらがなの誕生の裏側に漢学の家、菅原氏の衰亡があった。それは、又、遣唐使の廃止による中華文明の律令制から離れて行くことにつながる。藤原氏が日本的な文化とひらがなの誕生に、大きく関わったのは面白いことで有る。
0255文字
まにあ
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ひらがなに藤原家と菅原家の争いがあったとか面白いな
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Lila Eule
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日本語を作った男、上田万年では、旧仮名遣い漢文訓読みの守旧派・森鴎外の妨害にあい、言文一致の国語の近代教育は遅れ、夏目漱石の小説が言文一致の口語で実用の起点を作ったとあった。言文一致の国語は戦後となったとあった。千年前のひらがなの誕生は、日本語・ひいては大和の心の表現として登場したらしい。日本語の音を漢字借用した万葉仮名、中国古代思想を規範とする漢学からぬけだして、日本の心を表す文字として広まっていったらしい。千年隔てた、言語の変革は似た気運にあるように思えた。面白い。
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ふみ乃や文屋
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平安時代に絵文字様の書き方があったとは驚き。カタカナとひらがなではカタカナのほうが書きやすいし、それに比べてひらがなは字形が複雑。なのになぜひらがなが生まれたのか。その点、気になるところである。
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