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はなとゆめ (角川文庫)

感想・レビュー
574

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kanegorou
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⭐️⭐️⭐️
0255文字
ゆうさこ
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イメージが大きく変わった。今までは、紫式部のよく聞く清少納言評のイメージしかなく、『枕草子』も、清少納言がただ思ったことを綴っただけの軽いものと思っていた。とんでもなかった。あまりに重いものが詰まって、出来上がったものだった。多くの人が紫式部の清少納言評の影響を受けていると想像するが、そもそも紫式部ほどの人が、清少納言と枕草子の本質を見抜けなかったのか、不思議に感じながら読み終えた。が、巻末の解説に非常に深い考察が書かれており、唸るような思いになった。それを噛み締めながら『枕草子』も読んでみたいと思った。
0255文字
seven
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平安時代を知るという今年のミッションの最後にふさわしい雅な作品だった。「枕草子」の作者・清少納言の物語。学生時代に古典の授業で暗記させられたのが最後なんの興味も無かったが、中宮定子の女房として支え、その華やかな日常から不幸な顛末を見聞きしてきたからこその作品なのだと理解した。令和の時代からは想像も出来ない平安王朝は、なかなかにまどろっこしくも大胆で自由で、不思議な世界だった。解説にもあったが「枕草子」と中宮定子の物語を照らし合わせて教えてくれれば、きっともっと興味が沸いたろうと思う。面白かったです。
0255文字
晴汰
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雅とはこういう世界なのか……と。今まで漠然としていた平安時代の雰囲気の輪郭を掴めた気がします。読みやすくて、和歌も勉強したいなあと思ってしまう一冊。
0255文字
あいら
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大河ドラマに触発されて再読。 大河でまひろが枕草子の感想を言った際の清少納言の言葉が「中宮様に陰などございません」一見現実見ろよと鼻白むセリフですが、清少納言の中宮定子への愛と枕草子に込めた思いを考えると、あのセリフは納得でした。 枕草子に込めた思い、それは最愛の主である中宮定子の華やかで幸福に満ちた時が永遠であれと願いを込めた言霊であり、また定子の死後も書き続けた点から考えると中宮定子への鎮魂の書でもあったのかもしれないと感じました。
本のロマンス

「光る君へ」で、高畑充希さんが演じた中宮定子様は、優美で気高く、ほんとうに ”いとやんごなき きわにあられ すぐれて ときめき給う”中宮様でした。

10/07 11:09
0255文字
だてこ
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冲方さんの平安ものは『月と日の后』についで2冊目。彰子が主人公の月の~ほうが政事多めだったのに対し、清少納言(および定子)が主人公のこちらは後宮の華やかさが印象的だった。枕草子はこれまで自然の美しいところを読んだ日記くらいの認識だったので、こんなに想いのこもったものだとは知らなかった。政治の道具としての入内だったかもしれないけど、一条天皇にここまで愛されてきっと幸せだっただろう。今度枕草子をしっかり読み直してみたい。
0255文字
しるこサンズ
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図書館本。清少納言が中宮様にお仕えするために内裏へ出仕し、後に枕草子を執筆するまでの年月を、宮中の殿方や女房達の振る舞い、手紙のやり取りの様子、自身の様々な思いなどを振り返りながら語っている。お若い中宮様が如何に華やかで人としても素晴らしいお方であったか、なんてあっ晴れな生き様でしょう。そして少納言の中宮様に対するひたむきで一途なまでの忠誠心(ほとんど愛情)は見事というほかありません。それにしても道長恐るべし。道長に限らず権力を我が物にせんとする者達は結局のところ盛者必衰ですな。
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辻井凌|つじー
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清少納言によって語られる中宮定子と『枕草子』の物語。思い出話のような語り口からは僕らの脳裏にも華やかな宮中が想起され、まるで『枕草子』の世界に迷い込んだ気分になる。最後のシーンはそうきたか。読後きっと『枕草子』が読みたくなる。
0255文字
みー
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枕草子を綴る経緯は大河で知りましたが、文章から得たくて。 冲方さんの天地明瞭で好きなので読みやすいかと思いましたが、なんだか馴染めませんでした、、。 またどこかで再読したいと思います!
0255文字
newman
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平安王朝の中にいながら、現実の世界も生きているなんて思いながら読みました。清少納言がどのような時代を生きたのか少し分かった気分になりました。
0255文字
1212zyxw
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ネタバレ一度手にしてたが、その時は話に入り込めず。今回はドラマの影響もあり、登場人物が皆目の前にいるかのように。中宮定子の気品、いや貴賓はとてもとても神神しく。また清少納言の中宮へのまっすぐな忠誠心も。中宮定子がどのような運命を辿るのかも知っているだけに、美しいが哀しい。いや哀しいから美しいのか。愛し、美しがかなしいと読む時代の儚い、なのに強く深い愛の形がここにありました。
0255文字
ユキタ
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再読。大河ドラマを観ていたら、たまらなく読み返したくなった。やはり良い小説だ。読んでてキャストが大河ドラマで再生されるのも新鮮で良かった。
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ぺが
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大河ドラマを見ていて、書店でこの小説を見かけて思わず購入してしまった、大河は紫式部から見た平安時代だが、この小説は清少納言が見た平安時代、見る目が違うと人物(とくに道長)への見方も変わるというのが良く分かる、清少納言が枕草子を何故書いたのかも良くわかる。小説には紫式部は一度も出てこないのだが・・・大河って偉大だなぁ(笑)
0255文字
kinnov
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大河ドラマ『光る君へ』を観ていて、清少納言と定子の生きた時代の顔付きが理解できて来たので改めて本を開いた。ドラマだから、史実ではないし、作劇上の都合や作品としての作者の解釈があるにしても、サマーウイカが演じる清少納言が枕を書き始めた動機や主への想いが、健気で美しく心を打った。一方でこの物語の清少納言の想いや、枕へ込めた主への一途な気持ちは、また別の健気さと美しさを持っている。登場人物達の顔が浮かぶだけに、道長や伊周の存在が、ドラマと小説では真逆になっているのが、赴き深い。はなとゆめ。美しく儚く切ない。
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リュウジ
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★3 なぜ、清少納言は枕草子を書こうと思ったのか―。この小説は彼女を第一人称にあの時代と彼女の心情を描いていくのだが、平安当時、何かにつけて歌を送り合う風習や和歌や漢詩の名作を会話の中に盛り込んでいく様は面白すぎる(この教養による文化の築かれ方は日本独特よね)。そんな空気感のなかで和歌でも漢詩でも日記でも物語でもない、今でいうエッセイを表した日本人がいたことの驚き。「紙の上で私は自由でした/p254」は冲方氏の創作した心情だろうけど、彼女は「誰かを思って書きたいものを書く」。いいよね、その想像力の使い方。
リュウジ

追記2>最近、英語と日本語が堪能な日本在住ロシア人女性のYouTubeをよく見る。主な内容はお母さんを日本に呼んで各地の観光地案内やインバウンド観光客へのインタビュー。そのお母さん&観光客の方々が日本の石庭、神社仏閣、仏像、自然を対して思いを口にする言葉がむちゃくちゃ鋭くて新鮮で、はっとさせる。それらを作った当時の人たちの心根はもちろん、それをずっと残してきた日本人の心情まで彼らの中でどんどん想像力を膨らませ、物語にしていく。そして日本が好きだと言ってくれる。そんな日本に住んでいる自分はうれしくなる。

06/01 18:46
リュウジ

追記3>自分は奈良住み。東大寺や興福寺のある観光中心部までは5駅ほどでいけるので、「暇やし、昼から散歩に行こか」みたいな、観光客とは異なるノリ=日常の延長線上でよく訪れる。で、鹿たちに会う。鹿せんべいはあげないけどw、鹿たちと町中や春日大社参道や東大寺への歩道を歩いたり、横断歩道を渡ったり、飛火野で一緒にボーとしたり・・・。よくよく考えると奈良住みにはフツーの状況はホントは変。野生動物(奈良の鹿は野生)とこの町は普通に一緒に暮らしているのだ。そりゃ観光客も来たがるわ。穏やかにこの関係が続いていってほしい。

06/01 18:48
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0255文字
わたてつ
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深く敬愛する中宮定子を元気付けるために書いた『枕草子』だったが、その後千年間、主の名誉と栄光の記憶を守り続けている。
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ひよピパパ
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清少納言を主人公として、史実と創作とを織り交ぜながら描いた歴史小説。主人である中宮定子と強い絆で結ばれつつも、やがて当時の権力闘争に巻き込まれていくさまが、清少納言の目や耳を通して描かれる。『枕草子』には、中宮定子をとりまく人々との華やかで優美なやりとりばかりが綴られ、中宮定子のサロンの陰りゆくさまは何一つ描かれていない。本書はそんな『枕草子』の持つ「謎」に、一つの解釈を提供してくれる作品でもある。巻末の山本淳子の解説も秀逸。『枕草子』を思わず手に取りたくなってしまう一書だ。
0255文字
ピラミッド
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清少納言はなぜ枕草子を書いたのか。 定子への敬愛によって、主を楽しませたいという一心で千年受け継がれる文学を成したというのは感動的。 日常のエピソードなど、おそらく引用しただろう部分がやたらとかたく、なんだか教科書訳みたいで浮いているように感じた。 そのカチカチの引用部でちょくちょく清少納言(というか平安の宮廷人たち)の性格の悪さというか強さというかナチュラル傲慢さがでてて面白い、けどコワい。華開いたのはエッセイスト的な才能だったんかな
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まひろん
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期待はずれ。定子が全然魅力的じゃない。
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tencoz
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面白かった!私も清少納言にはステレオタイプなイメージを持っていたので、本書で覆されたのは良かった。もし彼女が現代に生きていたら?SNSで大バズりしながらもアンチも多い、そんなインフルエンサーだったんじゃ?ってね。しかし私も昔枕草子を読んで、清少納言はとても繊細で機知に富んだ、心豊かな人なのだとは思った。千年も昔のことなのに、読んでて「あるある!わかる〜」と思うのよ。どんなに文明や科学が発展しても、プリミティブな部分で人間て変わらないんだなって。しかし本作は少し彰子が可哀想笑 彼女も素敵な女性だったんだが…
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りんご☆もも再び13
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ずっと積んでいた本。大河ドラマが始まり、平安という時代に親しみが出てきて読み始めた。中宮様と清少納言との歌のやり取りや女房達の遊びが華やか。その人ならではの華があること。その人自身に教え導くって素晴らしい!柔らかい文章がこの作品を引っ張ってくれた。
りんご☆もも再び13

表紙の裏に短編が😳

04/28 23:14
0255文字
優希
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再読です。大好きな平安時代に、華やかな宮中というだけでときめきます。28歳で中宮定子に仕え始めた清少納言。宮中になかなか馴染めない清少納言ですが、才能を開花させ、存在感を強くしていくのには引き込まれましたが、同時に宮中での争いに巻き込まれていくのには辛いものがありました。『枕草子』誕生の所以も描いているのは興味深かったです。清少納言の心震える生涯にときめきました。
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yukaring
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私は実は時代小説が苦手。学生時代から常に日本史は苦手科目。でも今回お仕事関係のお客さまからこの本を進められてしぶしぶ読んでみた。最初は似た名前のオンパレードで「誰が誰やら」状態だったが段々と面白くなってきて最後は楽しめたのが驚き。清少納言はなぜ『枕草子』を書いたのかが語られる物語。中宮定子の凛とした美しさや賢さに心酔する清少納言。一条帝にも溺愛される定子だが、父・道隆が亡くなり叔父の道長が実権を握ってから雲行きが怪しくなる。道長の権力欲と定子に対する数々の嫌がらせ。血の繋がった親族の争いが一番えげつない。
★Masako★

こちらは未読だけど、「月と日の后」は積んでるよ😊 共読になれたらいいな♡♡ こちらもいつか読んでみよう(*´艸`)

03/28 09:30
yukaring

まさこちゃん🎵「月と日の后」はいま流行りの紫式部のお話みたいだね😊私も積んだから共読しましょー🤗⤴️

03/28 22:05
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0255文字
mirai.R 
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なぜ彼女は、『枕草子』を書いたのか――。中宮定子に惚れこみ 懸命に仕えたキャリアウーマン清少納言の物語。 権力を掌握せんとする藤原道長の横暴に立ち向かう 清少納言と中宮定子。やがて栄華は奪われてしまうけれど凛とした中宮定子が とても魅力的。背少納言が愛してやまない華のすべてが千年ののちも 輝きを放つ…なんとも美しく切ない平安絵巻の世界。春はあけぼの•*¨*•.¸¸🌸
mirai.R 

ポプラさん、ドラマの清少納言とイメージがぜんぜん異なってましたわ😅 花山帝退位⇒一条天皇即位。后(道隆の娘)定子。(道長の娘)彰子。 清少納言は、定子の女房。紫式部は、彰子の女房。 二人の才女は主の為に腕を振るうのです。それが千年も読まれてるって 凄い事ですよね😃源氏物語✨楽しんでくださいね♡

02/28 16:48
mirai.R 

shioさん、おっ!積んでたのですね😃紫式部は登場しませんが😅清少納言、目線で 平安絵巻🌸楽しんでくださいね。春はあけぼの•*¨*•.¸¸🌸

02/28 16:52
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0255文字
のびすけ
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中宮定子様に女房として仕える清少納言の独白形式で、政争に翻弄される定子様と、自身が枕草子執筆に至る過程と心情が描かれる。二人の関係性がとても愛おしい。定子様に捧げた枕草子は、人に感銘を与えたり感動させるものではなく、定子様との日々の中で愛しいと感じた記憶の全て。清少納言が宮中で出会った斉信と行成との淡い触れ合いも胸に沁みる。清少納言と枕草子の見方ががらりと変わった。
のびすけ

大河ドラマの影響で彰子・紫式部サイドの物語に目が行ってたけど、定子・清少納言サイドの物語も同じようにドラマチックで面白い。

02/27 20:21
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雪
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この時代を舞台にした小説はあまり読んだことがなかったので新鮮。雅な時代ではあったのだろうけれど、権力争いが凄まじい。大河を見ているからか、何となく大河のキャストで再現されて、少しずつ登場人物が頭に入ってくるようになって、読み進むにつれて面白くなった。 定子様がとにかく格好いい。大河ではどう描写されるのかとても楽しみ。清少納言も。
0255文字
ひよふぜい
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平安ロマンスってのもなあ、と積んで10年くらい経過をようやく読了。入りがみやびで進まなかったが、途中から怒涛の展開に。
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よひとかっぽ
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浄土への強いあこがれと中宮様への忠誠心が「枕」を書かせた衝動であった。中宮様との愛しい記憶のすべて、それが「枕」だったと。中宮様の一番の女房であり、唯一の番人でありたい。そういう清少納言の気概とか内面を知ることができて日本の古典を少し理解した気がする。
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本のロマンス
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清少納言の「枕の草子」。それが書かれた周辺の人物像や政治的立場などが、よくわかりました。「藤原道隆」政権全盛期の中宮定子の周辺は、栄華と優雅さと和顔愛語に満ち、「この世の浄土」を観る想いがしました。また政変に巻き込まれアゲインストな立場に転じてからの、難事を嘆くのではなく、よき華や美や幸にフォーカスし、感ずるところを書き綴っていくとの清少納言の姿勢は、生きにくく諸行無常に支配されている現世を生きる知恵として、受止めていきたいと思えました。
本のロマンス

中宮定子様に、お会いしたくなりました。

01/29 15:13
本のロマンス

NHKの「光る君へ」で、中宮定子様のサロンがどのように優雅に表現されるか、とても楽しみです。

01/29 15:14
0255文字
Tsu chichi
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清少納言のエピソードは好きなものが多いが、その魅力が詰まった小説だと思う。読みながら、全部「うた恋い」のキャラクターで再現された。
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てんつく
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宮廷女房の生活は面白いけど、この清少納言は苦手で好きにはなれない。
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薫蘭
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今まで源氏物語だけに興味があって、色んな関連本を読んでました。今回ふとしたきっかけで清少納言に触れることになりました。華やか明るい率直な枕草子の意外な背景が描かれていて興味深く読みました。
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セイコリーノ 願わくは図書館、本が「希望の綱」となりますように
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ネタバレなんか、橋本治のより品のいい、枕草子そのまんまだった。私が勝手に、もっと隠された本心とかを期待していたので、なんだ?と思ってしまった。日と月の后もこれから読みます。両方読んで、改めて感想を書きますね。そうだ、うた恋の、実方、行成、清少納言の関係、距離感が分からなかったので、こちらを読んで少しすっきりしました。
0255文字
らんらん
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祖母からのおすすめ本。最初はこの時代の本を読んだことがなかったから心配だったが、心から楽しむことができた!!時代に即した慣習や制度はあるものの人の心はいつの時代も変わらないのだなと思った。この時代を覗くことができたような気がして嬉しい。
0255文字
咲穗
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清少納言のお話。 ちょっとイメージ変わるかも
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JP
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清少納言をどんな人と描写するか、それがこの本の面白さに直結している気がする。いろいろな解釈のある清少納言だが、自意識の強い性格だったことは間違いないのだろう。それを嫌味にならない程度に出しつつ、中宮定子に尽くした人物として絶妙に描かれている気がする。枕草子、読んでみたくなった。
0255文字
鐵太郎
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「天地明察」を書いた冲方さんがこんな優しそうな本を書いたのか、と手にしたもの。なんと、清少納言の視点で見た「枕草子」を書くまでを描写したものとは。才気あふれ記憶はよいけれど和歌造りが苦手で人見知りする中年にさしかかる女性(20代後半)が、ひょんな事で一条帝の妃である定子の「サロン」に出仕することとなり、まだ十代の中宮の人柄に圧倒され、崇拝する過程と、その後の中宮の落日の中でも一心に仕え守ろうとした物語。こんな視点もありか。あの時代はこういう見方もできるのか。ふむ、「枕草子」を真面目に読み直そうかな。
0255文字
oko
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清少納言と紫式部の関係は中学生の頃に知って衝撃を受け、自分なりにいろんな本を読んできたけど、清少納言側に立ったものは初めて読んで、興味深かった これまで私の中で定子像は少女のようだったけど、清少納言がここまで大切に思い、愛情を注ぎ込んだいわば上司であることをここまで描写され、随分と認識が変わった気がする 後世、いろいろな随筆、作家に影響を与えた『枕草子』が、『アンネの日記』と通じるものがあるとは意外でもあり、言われてみればそうだ、とも納得する見解です
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はるぴ@ありがたきハピネス
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清少納言の自慢が、ちょっと苦痛だった(笑)。しかし、清少納言が定子のことをめちゃくちゃ好きなのが伝わり、こんなふうに、自分が仕える人を好きだったら幸せだろうなあと思う。私は、学生の時、道長の「この世をば我が世とぞ思ふ望月の欠けたることもなしと思へば」という歌を知り、なんと傲慢な人なんだ!と衝撃を受けたのだった。個人的には、道長の策略とか陰謀を、もっといっぱい読みたかったが……。ま、清少納言では知りえないことだしね。百人一首の歌などもでてきて、理解が深まる!雅な雰囲気に浸れた。
0255文字
わかんない
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前半は才気煥発と聞く清少納言がコンプレックスの塊で「何をぐずぐずしている」と冗長とも思われる展開だが、中宮定子の父菅原道隆が亡くなり、道隆の弟、道長が政権を取り定子が冷遇されるようになってからがテンポ良く面白い。“枕草子”を読んでみようと思った。
0255文字
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