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現代の地政学 (犀の教室)

感想・レビュー
78

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tak
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★★★★
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にゅと
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あんまり読むのおすすめしないです。
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あなやまや
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3056冊目。佐藤優が2016年に講演したもの。地政学の基本線を教えてくれる。それは、地理であり、山と海の違いである。中東を例に、千年単位で考えると、石油採掘以前から、中東は地政学が複雑だ。また、日本も米国もシーパワーであり、今は手を組んでいる。他の要因はやはり宗教である。地理、等高線、宗教は基本構造であり、長く変わらない。私見だが、海に囲まれ、中国大陸と、太平洋の間に位置する日本は、それだけで恵まれているのではないか。明治維新のタイミングは中国が欧州によって疲弊し、米国南北戦争終結直後に起こったのだ。
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ディスカバ
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「現代の地政学」の再編集版である「地政学入門」を読みました。ロシアのウクライナ侵攻について確認したく、本書を手に取りました。ロシアは緩衝地帯を必要としているというのがなるほどと思いました。フィンランド、スウェーデンがNATOに加盟するのとは訳が違うことを感じとれます。また、中東情勢については非常に難しいのですが、地理と政治を理解することで読み解けるようなので知識を身につけていきたいと思いました。
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アキセナ
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ロシア・ウクライナ問題から地政学に興味を持ったので手に取ってみた。良い部分もあるし、その話持ち出しといてそこで終わるのか、みたいな所もあるのだけど…。 個人的に面白かったのはロシアの国境線を面で捉えている、緩衝地帯を必要とする、という部分。ロシアに対して掘り下げられた文章がすごく面白かったのでこの方のロシアの本を読んでみるのも面白いかも。 地政学での「山」の重要性も面白かった。 宗教と絡めた文面も多く、キリスト教についてもっと学ばないと理解が難しい部分も多い。。
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新平
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ロシアと言えば佐藤優。ということで、2016年7月刊の本書を読む。ウクライナと地政学は他の本でも読めるので、著者ならではないかというキーワード、センテンスを以下に記す。「物語が持つおそるべき力-論理実証主義と反証主義」「ユーラシア主義とはライプニッツのモナドモデル」「EUはモナドロジーでアメリカとイスラム国はアトム的」「全体が複数あるというのが本来の全体主義」「世界を1つの原理で支配するのが普遍主義」「全体主義は多元性と寛容、普遍主義は非寛容と平等によって成り立つ」
新平

「オランダは予定説のカルバニズムだから他人に宗教をおしつけない、だから江戸幕府も交易を認めた」「大東亜共栄圏はアトム的」「アメリカが日本に開国を求めた目的の一つが石炭で最近の高校の歴史の教科書には載っている」「ロシア正教はその土地の土着の言葉で典礼を行う。ニコライ堂での聖体礼儀には日本の天皇への賛歌がある」「西南戦争の時政府軍が勝てたのは南北戦争が終わって余った兵器が政府軍に流れたのが一因」「平安時代から、樺太でとれた昆布が、日本の交易ルートを介して琉球まで運ばれていた」

03/19 12:32
新平

「2016年にロシア正教とカトリックが共産主義で無神論のカストロがいるキューバで和解」

03/19 12:32
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かわうそ
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★★★★☆最近、地政学という本が増えてきたけれども、まともな本がなかなか見つからないという人にはおすすめの本。地政学において大事なことは地図を2次元的に見るのではなく3次元的な視点において捉えるということ。そして、シーパワー同士は衝突は免れないということだ。シーパワー同士で上手く衝突を避けむしろ、ランドパワーを圧倒した例としては日英同盟であろう。まさに日英同盟を推し進めた当時の日本政府は地政学というのをよく理解していた。平沼は複雑怪奇と西洋に対して言い放ったが複雑怪奇だったのはむしろ、戦前の日本であろう
かわうそ

サウジアラビアは石油はあまりお金がかからず採れるけどイランはそうはいかない

11/26 17:20
かわうそ

リンカーンは総力戦を初めて実践した。

11/26 17:21
7件のコメントを全て見る
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句点読点
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★★☆
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かに
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現代の国際ニュースがなぜ起こっているのかを地政学的な視点で解説をしてくれている本。 とても学びになったと同時にニュースだけでは学べないことが多いことを実感した。 ニュースの裏側まで考察できるようにこういった本をどんどん読んでいきたい。
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しゅー
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★★★ 「地政学のポイントは~『長い時間がたっても動かないもの』です」従って「~地理の要素だけでなく、人種神話など人種的な要素、宗教的な要素なども含まれます」「今の国際情勢で障害になっているところは全部、『山』です」とか、民族や資源は地政学の議論に含まないと言う指摘は「目からウロコ」だった。『マッキンダーの地政学』を読みとく講義が元になっている本書は、依ってたつテキストがある分、著者の新書にありがちな話の発散や尻切れトンボな議論(その思わせ振りも魅力だが)が控えめである。三省堂の晶文社フェアに感謝したい。
しゅー

ラストで「講義のいいところは、本には絶対ならないような」話を「ちゃんとできるところですね」とあるけど、本になってますから(^.^)だからこその歯切れの良さなのかと納得

06/15 23:37
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桜
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たった5回の講義分ですごいボリューム。相変わらず佐藤氏の雑学が面白い。本題とはズレる内容ではあるもののシンクタンクの「最悪情報分析」の話が印象に残った。
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Akiro OUED
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地政学は物語であるという。本書は、小さな物語の寄せ集めだった。ソ連もアメリカも泥沼にハマったアフガンは、ペルシャ帝国末裔イランの隣国だけど、山岳国というだけで、地政学的な物語はないらしい。国語力=言語的論理表現力。同感。「募集する」≠「募る」という高度な論理がまかり通るしね。
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hydrangea
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恥かしながら、地政学なる単語を本書で初めて知った次第。著者の深い知識や思考に毎度感嘆しながらも、講義内容を記した形式になっており、案外読みやすい。本書の内容は基本的な部分であると思うが、世界情勢のニュースを理解する助けになる。あと、他の地政学書籍をボロクソに貶している部分は単純に面白く笑えてしまった。
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ふるおさ
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深い内容が読みやすく書かれていました
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ペンちゃん
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地政学的に大切なのは,山である.山などの地理やそこからはぐくまれた国家のアイデンティティを理解することが大切.メモするようなところはなかった.☆3
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osakanazuki44
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“山”の周辺地域を巨大な帝国が制圧して、自らの影響下に居れることは難しい。船橋洋一著『21世紀 地政学入門』をこき下ろしている。内容を具体的に分かりやすく批判していて痛快。
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sui
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講義をまとめた本。3章以降で地政学の基礎的な考え方について議論している。 ○地政学は、地理的な環境が国家に与える政治的(主に国際政治)、軍事的、経済的な影響を、巨視的な視点で研究するもの(Wikipedia)。筆者は、これに影響を与える要員として「山」「高さ」「宗教」「人種」を挙げている ○ユーラシア大陸で中東が重要とされるのは、ヨーロッパとアフリカ大陸の中継地点で陸路、海路の要だから。無理矢理日本で例えると、戦国時代に大阪・京都辺りに多国籍で治安の悪い国があるイメージではないだろうか。
0255文字
ま
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ネタバレ著者の教養が高いゆえに本筋よりも枝葉におもろい話が多くて、読み方としては失敗してしまった。気に入ったのはモンテッソーリ教育と返礼、東方見聞録による日本サゲ、アリストテレスとスケベ液、お抱え外国人は南北戦争で敗走した南軍人、死刑制度と射殺…など。本筋は…地政学とは、何世紀経っても変わらない所与の地理的条件を拠り所とする、ということでしょうか。合ってる?
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リョウ
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地政学とは、地理や民族などの、時間による変数の少ない材料を分析根拠として、世界の動向を探る方法である。ナチスドイツにおいて重視された反動として、20世紀後半にはほとんど顧みられることはなかったが、今再び世界中で注目されている。一つの検討材料としてはよいのだが、より変数の多き要素も見逃すことなく分析していく必要があるのだろうと思う。
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ルヴナン
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佐藤優の駄目な奴。なんで日本人が地政学を語るとシーパワーとエアパワーを無視するのか。マハンは哲学に欠ける、ってこの本は観念的過ぎて現実から遊離してるがな。今ハートランド抑えてる国がどうなってるんだっての。唯一感心したのはロシア人は国境を面で捉えているってトコだけ。
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Tom Sasa
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読了。 地政学について、新たな視座が開けた。
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いのふみ
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ネタバレ巨艦と大砲で脅すアメリカと、土着して浸透させていくロシアの圧力のかけ方の違い。「ニコライ堂」のニコライの聖職者としての態度(ロシアがいい人にみえる)。ペリーが浦賀へ来たあと条約締結のために沖縄へ回り、調査をし、それが第二次大戦末期の沖縄上陸の参考になった。日露関係における国際物流の北洋航路の重要さと、北方領土問題への寄与。死刑制度が必要なのは、国家が超法規的な処刑をするから。危ないのは中東の核ではなく、韓国が核も持ち始めた時。この時、地政学的な意味が変わる。知らない話だらけだったが、楽しかった。
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bassai718
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最新の国際情勢については新聞を追っていても、原因や背景に理解が追い付かないことが多いが、本書のおかげでいくつか謎が解けた。佐藤氏の本の中では分かりやすい方だと思うが、初めて聞く概念も多く、機会を見つけてもう一度再読したい。
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Uz あなぐま
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再読。講義からの書き起こし。口語なので読みやすい、話は面白いのだけど例を挙げながら話があちこちに展開するのでまとまりが無い印象も残る。しかし守備範囲の広さ、博識には改めて驚く。トランプ現象や米国の外交に関する予測が今読むと興味深い。水路は人を繋ぎ山は分断する。
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犬養三千代
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ユーラシアとは何処かで始まり、モンテッソーリ教育、ファシズムと続きます。世界を二分したトルデシャス条約など知らないことのオンパレードなので好奇心で進みました。 筆者おすすめの副島隆彦さんも、もっと読んでみようかとおもいます。 講義録なので読みやすいです。
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Ryuki  Sena
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マッキンダ―の地政学をもとに、講義をしているものを書き起こしされている。アメリカが世界の警察をやめることは、地政学的に正しい、ね。日本は国際社会についてどう交渉していくかを今一度考え直さないといけない。世界は複雑ではあるが、三枚舌で交渉するのが当たり前、忖度などしてはいけない。が鉄則ですね。血を血で洗う世界で生きていた者とそうでない者の差ではありますね。日本は平和が長すぎてお花畑であると見透かされています。
0255文字
あひる
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ハートランド マッキンダー
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Ise Tsuyoshi
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ネタバレ「山」による制約は、「海洋国家」の日本では意識することが少ないが、欧州や中東を理解するためには頭に入れておくことが必要。またこうした「物語」に縛られないための「ワクチン」としても、地政学的な見方を知っておく必要がある、とのこと。出版時、一候補だったトランプ大統領についても、孤立主義の延長線上に位置づけた上で、「世界の大混乱の引き金になる」と指摘。本筋からそれるけど、「実際のインフラで日本をどうやって守れるかというところになるとほとんどやらない」(p.235)と安倍首相へのディスりっぷりはなかなか凄い(笑)
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Miyoshi  Hirotaka
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「海と川は人間を接近させるが、山脈は人間を分離させる」というのが地政学的な発想。長い時間がたっても動かないものが実は、重要な制約条件だ。17世紀半ばの主権国家誕生から国民国家に発展したのはフランス革命以降。国王、国民、独裁者と主役が交替したが、地政学以外の要素で国が動くようになったのはつい最近で、それもどうも一時的だったようだ。複雑に動く国際情勢を読み解くには地政学の知見が欠かせない。また、温暖化により北極海航路が通年航行可能になった。不動と思われた地理的条件の変化は国際情勢にあらたな流動化をもたらす。
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コウヘイ
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地政学についての興味関心が湧いた。マッキンダーの著書や地理の勉強をしていこうと思う。
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guanben
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国家間の関係性を規定していく上で、地理的な要素は重要で、中東の混乱もアメリカの孤立主義も地政学的観点から説明できると。世界のはずれにいて、周囲を海に囲まれているって、かなりラッキーかも、我が国は。
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図書館おじさん
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佐藤優が行った5回の講義を本になおしたもののようです。 最初の方を読んでこれは今の自分にはよく分からないな…と思ったので興味のある章だけを飛ばし読みそしてそのまま最後の章を読み終わったので、その感想を書きます。 この本から学んだことは地政学は歴史的に動がしづらいものを扱うということ、それは人でいうなら「宗教」地理的な部分なら「山」ということ。山というのは地政学ではとても大きな要因になるらしい。今の自分はこれだけを覚えておけばいいかな、実際これも合ってるかどうかよく分からない、それぐらい理解できてない
図書館おじさん

あと、終盤に「21世紀地政学入門(文春新書)」が佐藤優にボロクソに評されていたのが面白かった。 授業最後に「講義のいいところは書籍にならない事を言えることだね」といいながら本には出来ない部分がこの本ではきっちりと書かれているところがオチになっていて笑った。

08/05 00:57
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らふぃん
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⑨面白い 講義の形なので、いつもよりわかりやすい この講義ききたいな~ 島 岩の定義 満潮時にでも水に沈んだらダメ 沖ノ鳥島 ドイツ人は地図を立体でみれる ロシアは歴史の教科書を暗記してる パンは豊にならないと食べない 貧しい時代(中世とかかな)は麦潰して牛乳で食べる とりあえず地理Bの教科書を手に入れよう ワークブック スタディサプリで地理やることにした
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金山敏憲
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佐藤氏の本はいつも読み応えがあり、読了後はどっと疲れる。でも、今回の「講義録」も佐藤氏の知識量に圧倒されながらもスイスイ読み進めた。
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ま
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国際動向を理解するには、今だけでなく、地理、宗教、人種を理解する必要がある 地理、特に山が重要とは思わなかった おもしろい
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しまちゃん
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佐藤優氏の本は、読みやすくて、分かり易いものが多く、この本もその中の一冊です。モンテッソーリ教育について「教育を受けた結果、エリートやお金持ちになったとしたら、自分の得たものをほかの人にも分けろと教えていることです。できる人は、自分の持っているものをできない人に分け与えないといけない。・・・できる、できないは能力の差というよりも適正の差であると。・・・そうするとモンテッソーリの教育を受けた子どもは、大人になってから、まわりの人たちにいろいろなものを分け与える人になるんです。」ということが心に残りました。
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amanon
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著者自身も述べている通り、地政学のほんのさわりに触れたという趣の入門書。ある程度のイメージは掴めるか。自分に地理的な素養が無いということを改めて痛感。そして政治と歴史がいかに地理的要素と深く結びついているかというごくごく当たり前のことの重要性を改めて認識。後、普段あまり認識されないことだが、山がいかに政治戦略において大きな鍵を握っているのか、というのも大きな驚き。個人的には世界情勢を巡る一連の解説は、あまりに複雑なので、正直理解が怪しいが、それでも情勢がますます混迷を極めているということは理解できたか。
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Sakie
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いつもの新書より踏み込んだ内容の地政学講座。地政学とは様々な学問を織り込んだ超応用学。物語として暴走させれば危険なものでもある。と、読み終えても私は地政学の定義を説明できそうにない。ただ、一読しただけでも日々のニュースの背景は変わって見える。山、海、国境、宗教の考え方。国家は各々、自国に資する人材を育成するための教育を企む。教育とは摺り込みだ。佐藤氏はプロ。知識は深く広く多面多次元にわたる。だから佐藤氏の薦める著書を辿ることで、粗悪なメディア報道に惑わされず、地道に深い知識を積み重ねるという方法もアリだ。
Sakie

今の政権は割れた竹のような性格と言う。「とにかく複雑なことが全然わからない。わかろうとする努力をしない。そして全部単純化してしまう。でも、強い」。

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