■労働力の構造的な減少を補う、もう一つのやり方は、AIやロボットのような外部の力に頼るというより、むしろ人類自体を遺伝子レベルで強化することによって、社会全体の生産性を上げることだ。これは特に日本のような超成熟国家にとって大きな意味を持つ(p.245)。
そのために期待されているのがクリスパーのようなゲノム編集なのだ。実際、本書でも紹介したように米ハーバード大学のジョージ・チャーチ教授やデイビッド・シンクレア教授ら、医学やライフ・サイエンスの第一線で活躍する科学者たちが、クリスパーで人間を強化したり、その若返りを図るといった研究に着手している。これらの試みが成功すれば、これまで事実上、労働力としてカウントされなかった高齢者人口が新戦力として加わることになる(p.246)。
tetsuさん、わかります!『ガタカ(GATTACA)』いい映画でしたよね〜。でも私の周りにも観た人がいないので共有できなかったです。。。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます
⇒ 人類の進化について自分の知りたかったことの一つが解決! 本書に「チンパンジー(染色体24対)らが持っている、ある2種類の染色体が合体(転座の一種)することによってヒト(染色体23対)が生まれたと考えられている」とありました。・・これだから読書はやめられないのよね。でも、chat gptで調べたら同様の説明がありました。笑