読書メーター KADOKAWA Group

生きていくうえで、かけがえのないこと

感想・レビュー
70

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
けほんこ
新着
ネタバレ https://amzn.to/3YoTtC4 本を読むは著者を知ることと 本の中にありましたが、さらにそこから 自分を広げる事だと教わりました ワード、ワードから連想される世界観は 今の自分の中から生まれる世界観と全く違って 色々と考えるきっかけを与えてくれた気がします。 個人的には文章はうまくない方が良いみたいな部分、 あそこがよかった、うまい人はいるが その人が見えない文章になってしまう…は、 凄く響きました、自分らしく読書に、文章に 向き合い、オリジナルに生きていきたいと感じさせてくれました。
0255文字
gelatin
新着
★★★★ 李禹煥が好きだと言ったら内藤礼を勧められ、内藤礼展のチケットが取れず腐っていたらこの本をもらった。傾斜がないのに抵抗感のある道を進んで行く気分。ぬるいプールのなかを歩くような。だからまぁ、この本に「辿り着いた」感はあったよ。シンプルだけど密度の高い装幀がいい。かけがえのないことが25個あってホッとする。あなたがかけがえがないと思うものを教えてほしい。私は「働く」「眠る」「悲しむ」「祈る」あたりを頑張るので、「愛する」を避けることを、どうか見逃してほしい。
0255文字
tetekoguma
新着
若松英輔さんは言葉の力を使って人生をつくる、変えることを教えてくれます。このエッセイ集にもたくさんの知恵がありました。
0255文字
ceskepivo
新着
著者の言葉には無駄がない。そして力がある。「言葉は、人間がこの世に残し得る、もっとも美しいものではないだろうか」「生きるとは、人生の、そのときどきに絶対必要なたった一つの言葉を探す営みだ」。そして我々は、言葉を通じて死者とも語り合える。
0255文字
hinotake0117
新着
最近若松氏の深い文章にすっかりはまっている。25の動詞を取り上げ、その深さを彼の視点で深く洞察し語る。 目に見えない部分を言葉に紡ぐのが非常になじむ印象。見える世界の幅を広げてくれる、
0255文字
ilya
新着
ネタバレまっすぐな言葉。ひとつひとつが珠玉。あるのは決して繰り返すことのない悲しみだけ。悲しみを深く深く掘り下げ、叡智にたどり着く。そっとふれ、待ちゆけば情愛に変わる。あなたや私をやさしく包む。耐えがたくとも、ゆけ。言葉を他者と分かち合え。他者が助けることのできなかった自分を救うのだ。
0255文字
桐一葉
新着
大切に思う人との別離はときに、耐えがたい悲しみとなる。  表しきれない絶望感を抱きながらの日常は耐えがたく、ただただ平気なふりをすることだけがうまくなり心身に支障をきたした。いっそのこと出会うことがなければ…と考えたことは一度や二度とではすまない。けど、出会うことがなければあの年月を共に過ごせなかったんや、と思うとその恐怖に震えた。そういうなかなか口に出せないようなことを包み込んでくれるような、そんな気持ちになれる一冊やった。
0255文字
ねじ
新着
哲学者より詩人になりたいと思う。 わたしは意外と死について考えるのが好きなのかもしれないと思った。好きという言葉が少しおかしいけど。そう自覚する以前から知らず知らずわたしは、死にまつわるものに向き合いたいと自ら行動していた。あまり死に触れたことがないのになぜだろう。けれど向き合いたいと思ったものの中には、わたしが生きていくために絶対に必要なものがあると感じる。わたしはまだまだ求めていくと思う。生きていかなければならない。
0255文字
ピロ子
新着
「人は皆、避けがたく訪れる暗闇の時を打ち破る言葉をわが身に宿している。」そうかなあ。自分の心に問いかけよう。暗闇から救ってくれた言葉は確かにあるけれど。その時その時で違う。生きてきた年数にもよる。
0255文字
も
新着
ネタバレひとが生きていくうえで経験することについて、25の動詞の言葉をテーマに思考を巡らせた本。「喜ぶ」と「悲しむ」、「耐える」と「信じる」のように、一見結びつかない言葉につながりを見出すことができ、無駄なこと・不要なことはそうそうないのだと思わされた。特に印象に残った一節は「老境には、若く優れた人がどんなに懸命になってもかいま見ることすらできなら叡智の門がある」
0255文字
ネギっ子gen
新着
【言葉を紡ぐ】「悲しむ」「憎む」「嘆く」など25の動詞をめぐるエッセイ集。「まえがき」は、同じタイトル名でエッセイの連載をした吉村萬壱氏。巻末に、本書で紹介された本のブックリスト掲載。「あとがき」の末尾に、<この本を書きながら、つねに念頭にあったのは染色家の志村ふくみさんである。敬愛する書き手であり、人生の先達だが、何よりも言葉を紡ぐとはどういう営みであるかを、私は彼女に教わった/彼女の著作に生きている言葉は、確かに記されている通りの力を宿している。その力によって私は今も書き続けることができている>と。⇒
ネギっ子gen

「待つ」より。<ある時期が来るまでは、どうしても読み通すことができない本がある。私にとっては石牟礼道子の、『苦海浄土』がそうだった。はじめて手にしたのは16歳、高校生になったばかりのころで、文庫本を新潟の古書店で買ったのを今でも鮮明に覚えている/「死民」の一語を通じて、高校時代から数えて四半世紀の後に私は、『苦海浄土』と向き合えるようになった。だが、読書は今も終わらない>。『苦海浄土』に関しては、著者と同じような経過を辿っている(ただ、買ったのは大学生で、新刊文庫本を)。わたしも、読書は今も終わらない……

10/19 07:49
ネギっ子gen

「念ずる」より。<「おもう」という言葉だが、この一語には、容易にたどりつくことのできない奥行きがある/願うとき、人は自らの願望を神々に聴き入れて欲しいと強く思う。しかし、祈念の動きは逆で、人間の思いを神々に届けることではなく、神々のおもいを受け止めようとすることだろう。人は、自らを超えた者を迎え入れるために、願望の部屋に祈念と念願がたゆたう場所を作らなくてはならない。あふれる思いを静寂な「念い」へと育てていかなくてはならない。そうした営みを私たちは、ときに「愛する」と呼ぶのではないだろうか>。そうですね。

10/19 07:51
5件のコメントを全て見る
0255文字
たかこ
新着
当たり前している行動と感情。「生きていくうえで、かけがえのない」25のテーマについて書かれている。どの章も短く本だってそんなに分厚くないのに、なぜか重みを感じる。こんなに丁寧に言葉に心を寄せて考えたことがなく、どの章も尊さと喜びをもって読むことができた。「悲しむ」と悲しみ。悲しみは、人生からの問いでもある。「かなしみ」には幾重もの層がある。悲し、哀し、愛し、美し、文字の歴史に秘められた叡智。「癒す」と癒えるの違い。「人はどこまでも言葉を自由に感じて良い。…どこまでも感じたままに読み進めてよい。」
たかこ

人生には、まったく本が読めなくなる時期がある。…そうしたときは、誰かが書いた文字を読む時節ではない、自分が書いた言葉を読め、と何者かが告げているのである。…うごめく想いを言葉にしてみる。誰に見せるためでもなく、ただ偽らない気持ちを書いてみる。本が読めないときは、自分と向き合う時機でもある。」いつか、本が読めなくなる時が来たら、この言葉を思い出そう。

10/10 00:42
陽子

色々なことを書き出してみるのは、自分自身の新しい発見もありますね。時には書いてみるのも良いものだと思います。👍

10/10 11:07
0255文字
もも助
新着
音訳ボランティアで録音。ディーンさんのインスタストーリーに上がっていたので興味を持ちました。
0255文字
はる
新着
休む、悲しむ、待つ、祈るなど、生きていくうえでかけがえのないことについてのエッセイ。それぞれのテーマは数頁と短いが、一つひとつ大切に言葉が紡がれているのが分かるので読み進めるのにたっぷり時間をかけたくなる。どれほど深くことばと向き合って来たらこのような言葉の世界が自身の内に広がるのだろうか。
0255文字
紗綾
新着
この方の言葉は、すらすら読んではい、読了とはできない。一章ずつ、噛みしめて、本を胸に抱きたいくらいだ。なんて美しく、謙虚。優しく、伝わるようにその言葉は並んでいる。
0255文字
hdk
新着
2022年20冊目。旅先で読むのはエッセイが良いですね。それがたとえ仕事の出張でも。眠る、休む、ふれる、悲しむ、嘆く、見る、忘れる、耐える、待つなどを標題にした短い随筆集。大切な人を喪うなど、誰もが経験する悲しみにそっと寄り添うような言葉に溢れています。内容的には平易で優しく静謐なトーンなのですが、研ぎ澄まされた若松さんの一文一文に畏怖さえ感じます。 枕元に置き折々に手に取りたい本になりそうです。
0255文字
なおっちゃん
新着
各テーマのなかに、それぞれ、こころに入ってくる言葉がある。何度も読み返したい本。
0255文字
ぷー
新着
どれだけ言葉と向き合えば、これほどまでの言葉の深淵にたどり着くことができるんだろう。恐ろしいほど厳格に言葉が向き合った著者の考えが、恐ろしいほど自分に響くフレーズがあったりするから恐ろしい。
0255文字
🎄
新着
「悲しむ」「食べる」「働く」などの生きていくうえでかけがえのない25の主題についての短いエッセイ。と言いつつも半分くらいは「書くこと」について書かれていたように思う。全部かもしれない。書くというのはすでにまとまっている思考を紙に書き写すことではなく、他人になにかを伝えるだけのことでもなく、自分を救う言葉を探し出すことである、という部分が印象的だった。
0255文字
こころ
新着
この前、久々に再読した。折に触れて読み返す大切な一冊。この方の言葉に共鳴する自分がいる。「うまくなど書かなくてよい。本当に心に宿ることを、手でなく、心で書けばそれでよい。」私も一切の偽りのない言葉を紡ぎたいし、そういう人に私も心惹かれる。ただきっと例外もあるけれど...人生にはいつも例外があるから...言わない方がいいこともあるよね..「何よりも、耐えるという言葉の奥には、信じるという営みが横たわっているようにも感じられる。何かに耐えているその人は、意識しないところで何かを信じているのではないだろうか。」
こころ

なぜこの人の言葉に共鳴するのか、触れるたびに考えさせられる。それでもいつかは感じ方も変わるのかなあ。

10/18 21:50
0255文字
双海(ふたみ)
新着
「書けなかったのは技量がなかったからでも、語彙が足りなかったからでもない。沈黙が足りなかったのである」「どんな悲しみも、ほかの悲しみと比べることはできない。(中略)大きな悲しみ、と表現したくなることはある。だが、それは世に取るに足りない小さな悲しみがあることを意味しない」  有島武郎の「小さき者へ」が紹介されていてうれしかった。佳品だと思う。
0255文字
T
新着
言葉では語り得ないことをそっと預けられたような読後感だった。どの章も悲しみに彩られているが、不幸ではない。時を置いて、もう一度読みたい。
0255文字
よっちゃん
新着
「悲しむ」「喜ぶ」「祈る」が心に残った。何かの節目ごとに、繰り返し読んでいきたい本。
0255文字
momo
新着
若松さんが紡ぎ出す言葉が好きです。「愛する者には何かをするのではなく、しないでいるという態度を貫かなくてはならないこともある」辛いけど、人生にはそういう事も必要なんでしょうね。
0255文字
Gotoran
新着
本書タイトルに示されるように『生きていくうえで、かけがえのないこと』として“眠る、食べる、出す、休む、書く、ふれる、悲しむ、喜ぶ、嘆く、老いる、読む、見る、聞く、ときめく、忘れる、働く、癒す、愛する、耐える、念ずる、待つ、憎む、見つめる、壊す、祈る”という25の動詞を取上げて、深い絶望の向こうにやっと見えてくる光や亡くなった身近な人々を想起して悲しみのコトバが紡ぎ出されている。まさに珠玉のエッセイ集。深い思索を垣間見ることができた。
Gotoran

著者若松英輔氏は「あとがき」で云う、“つねに念頭にあったのは染色家の志村ふくみさんである。敬愛する書き手であり、人生の先達だが、何よりも言葉を紡ぐとはどういう営みであるかを、私は彼女に教わった。「芸術とは人をなぐさめ、よろこばせることは言うまでもないが、実は人を蘇生させる程の力を持っている」と彼女は書いている。・・・この本を千の感謝と祈りと共に彼女にささげたい。”と。共感した。

08/31 17:39
0255文字
黒井
新着
19-136】再読。思い出した。営みという言葉を自分で使う時、ある種の畏敬の念をもって文字にしているのはこの人から生まれ出でたコトバに対する敬意でもあったんだ。迂闊には使えないから言葉にする場面は選ぶけれど。そして前回読んだ時に胸抉られる程の痛みを伴って読んだくだりを凪いだままの心で読めた自分に対して驚いた。書かれた本はずっと変わらず厳然と存在するし望んで本棚から手に取れば何度でも出会えるけど、私自身が変化し続けているからいつだって新しい出会いになり得る。そういう本を手許に置いていきたい。本書を筆頭に。
0255文字
shouyi.
新着
若松英輔さん初期エッセイ。若松さんの得意とすることばのエッセイである。「眠る」「食べる」と言った日常的なことばについて、魂をゆすらぶられるような話が展開される。自分にとって若松さんは、今最も大切な書き手である。
0255文字
えむ
新着
WEB連載をまとめた小著。いくつかのキーワードについて数ページで語る。帯でも触れられているが、本書の基調は「悲しみ」にあるのだと思う。「生きていくこと」の底にあるもの。本書にはそれが描かれている。
0255文字
yarake isuke
新着
図。コトバが心にしみ込んでくる。
0255文字
かごめ
新着
「私たちの魂は、言葉を食べている」「古人は美しと書いてすらかなしと読んだ~悲しみの底で人は、無上の情愛と至上の美にすら触れることができる」「人間の生涯のなかでもっとも勇気を要するのは、老いの日々、老境なのではないだろうか」他にも書き記したい文節が多々ある。読書を糧とする私には「人間の肉体が植物を必要とするように、人の心は言葉を求める。言の葉という植物を強く想起させる表現を日本人が見つけたのも、言葉のうちにある癒しの働きを古人が感じていたからだろう」という文に言葉の重みを大きく受け止めた。その毒も棘も。
0255文字
れっつ
新着
作家・吉村萬壱氏と2人で、同タイトル、同25項目について、それぞれが書いたエッセイ。若松氏は各項目で幅広く著名人の言葉を引用し、氏の豊富な知識基盤有りきの文章表現で、多岐にわたる言葉の解釈や差異を考察する辺り、私などスムーズに読み進めるのが難しかったのだけれど、「念ずる」が念(おも)うと愛するに通じる、というのが深く心に留まった。また「あとがき」に"本が読めない時は、言葉を自らの手で紡ぐ時、自分と向き合う時機だ"との趣旨が書かれており、この本でまさに私はそれらしき感覚を覚え、自ら書く、をしてみたくなった。
0255文字
モリー
新着
若松栄輔氏が敬愛する小説家の吉村萬壱氏に呼びかけ、二人が同じタイトルでエッセイの連載したことから誕生した同名の二冊の本のうちの一冊。エッセイには、書き手の人柄や生き様が滲み出るものなのでしょう。同じタイトルでありながら、全く異なる味わいでした。前書きで吉村氏が述べています。以下引用。「辛い時にこそ、どの一遍でもいいから目を通してみてほしい。自分が陥っている境遇や苦しみを温かく受け止め、励ましてくれるコトバがきっと見つかると思う。そうやって見つけたものは、実は読者自身の持つ内なるコトバなのである。」→続く
momo

モリーさんのレビューを拝見して、吉村さんのほうも読んでみたいと思います♪

09/05 06:46
モリー

momoさん、おはようございます。嬉しいお言葉ありがとうございます。私も読み返したくなりました。😊

09/05 06:50
6件のコメントを全て見る
0255文字
不易流行
新着
哲学的ともいえる良質のエッセイ集。誰もが日常で経験するような言葉が取り上げられているが、一つひとつの掘り下げ方が違う。言葉そのものへの向き合い方の次元が異なるのだろう。美しく紡がれる言葉の数々からは、人生の哀歓を感じさせられる。それだけでなく、励まされる。時に前向きな気持ちにさせられる。不思議な魅力がある。「憎む」の項で引用されている『礼記』の一節、「愛してその悪を知り、憎みてその善を知る」。「たとえ誰かを憎むことがあってもその長所に目を閉ざすことがあってはならない」と記されている。
不易流行

▽「言葉さがし」をする(したい)人には、一読して損なしとおすすめしたい。 ▽書中の引用文が、巻末の「ブックリスト」にまとめられている。参考文献として有用。

11/08 08:40
0255文字
kri
新着
食べる 休む 書く 嘆く憎む 祈る…等など、当たり前の言葉の深奥を語る。若松英輔の文章にはいつも繊細な悲しさと温かい導きを感じるが、ここでも平明な文体で丁寧に人生の影と光を語ってくれている。若松英輔自身の体験を根底に、原民喜、石牟礼道子、プラトン、池田晶子、ヴィクトール・フランクルなどの言葉を紐解きながら。自分の心の中に下りて静かに形なきものの声に耳を傾けることが人生の困難に立ち向かう力となると、「危機を救うに十分な言葉を」人は自らの中に宿して生を受けていると、若松英輔は励ましてくれる
0255文字
いのふみ
新着
日常のレベルを離れて、静謐なところと言うのか、深いところと言うのか、に潜らなければ、こういうコトバは聞こえてこないのだと思った。
0255文字
ponchang
新着
もっと本を読みたい、言葉を読みたい。読書が楽しみになる。
0255文字
4545
新着
25のテーマについて吉村萬壱と連載したエッセイの若松英輔版。吉村萬壱版も同タイトルであるので読んでみたい。若松英輔と吉村萬壱って、イメージが噛み合わないんだけど。 「これが、自分の書く最後の文章だ、と思って書くことだ」と言う若松英輔の書いた文章は、どれも真摯で心に響く。
0255文字
拓弥
新着
25の言葉を、哲学者や作家、偉人などの言葉をかみ砕いて深く考え、その言葉の本質はなんなのかを考えていくような内容だった。個人的には何故その言葉が生きていくうえでかけがえのないのかが書かれているのかと思って買ったので少し期待と外れた内容だった。しかし、言葉の意味の深さ、捉える人によって言葉の意味は全く異なることなどの、言葉の持つ力を再認識することが出来たように思う。
0255文字
黒井
新着
17-191】再読。「死が存在することで、私たちの生活におけるすべての営みは、けっして繰り返されることのない、かけがえのない営みとなる」…ちょうど同時進行で読んでいた、好きな作家のメモワールにも(死ではなく終わりという呼び方で)同じように語るくだりがあった。同じ主題でも語り手が変われば表現も結論もずいぶん変わる。引き寄せの侮れなさを面白がるのも濫読の醍醐味のひとつ。/言葉を介して過る人の面影に泣きそうになる。迂闊に触らせるわけにはいかない心の最深部にまで届いてしまう、星影のような言葉を綴れる稀有な作家。
カノン

引き寄せ!私もよくあるんです。夏子さんの名前が入ってるものを立て続けに読んでいたり、「あなたのことは好きよ」という台詞をこっちとあっちで読んだり、水風船が出てくるタイミングで同僚が水風船やろう!と言って私は水風船を持ち帰ったり...

09/23 08:04
黒井

なんだか立て続けにあれこれすごい…!狙う気持ちがないのが良いのでしょうか。濫読の引き寄せの侮れなさは読書人あるあるだと信じてます\\\\٩( 'ω' )و////

09/23 13:20
0255文字
全70件中 1-40 件を表示
生きていくうえで、かけがえのないこと評価60感想・レビュー70