形式:単行本
出版社:晶文社
日本とは薬物との距離感が大きく違っている。筆者は高校時代からマリファナ、アルコールをごく当たり前のものとして摂取しており、大学入学後はエクスタシーやLSDを使うこともあった。統合失調症を持つひとの中にはこうした幻覚剤を「自己治療」として使うことがあるという。どうやら幻覚剤の効果は統合失調症の症状とよく似ているので、自分の症状は病いではなく薬のせいだと納得させたり、落ち込んだ気分を高揚させられるから、ということらしい。日本では薬物は入手しにくいが、代わりにアルコールがこのような使われ方をしているのだろうか?
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