形式:単行本(ソフトカバー)
出版社:ハート出版
本書の発表時に、D.トランプ大統領が候補の時点で当選後のアメリカの方針を言い当てていたり、ISの早期の壊滅も的中させたりと、見立てと解析は、的を射た内容なのだが、いかんせん、人によっては途中で拒絶される。
ロシアがウクライナ情勢に敏感なのも、モスクワを中心とした地図でみれば理解できる。黒海への出口を抑えられてしまうと海洋に出ていけないからである。同じことが極東の北方領土や日本の海峡を見れば、如何に日本がロシアの太平洋を望む海路の妨げになっているかがわかる。航空機が発達した現代でも、地政学的考えは重要なのである。
【備忘記】「議会政治の眼目とグレートブリテンの由来」 ノルマンコンクエストによって、ブリテン島ではノルマン民族が支配層となり先住のアングロサクソン民族は被支配民族に転落した。落ちぶれたアングロサクソンが主権を取り戻すための手段が「議会政治」なのだ。またフランスにはブルターニュという地方がある。ブリテン人は自分たちが住まう島を同じくブルターニュ(ブリテン)と呼ぶようになったが、フランス・ブルターニュと混同されるのが癪だった。そこでグレートブリテンと自称するようになった。対抗心むき出しである。
「伊藤博文の思想~シーパワーとしての自覚~」 伊藤博文は「朝鮮を主権国家として独立させたうえで、そこに親日政権を据えてロシアや中国とのバッファとするべし」と説いた。伊藤はその了見を「朝鮮を海外領土としてしまうと、それを守るために満州という新たな防波堤が必要だ。これには陸軍力の急拡充が不可欠であり、財政に度を越した負担をかけてしまう。日本は英国を見習い大陸に出来る限り関与せず、海洋国家としてクレバーに立ち回るべきだ」と述べている。実際日本は過度に大陸に介入し、海洋国家としての限界点を露呈する羽目になる。
付けつきたいですねえ(´ω`)ホントしっかりしてほしいわ
御意!
こちらこそコメントをいただき、ありがとうございました。 本の感想を参考にさせていただきたいので、お気に入りに登録させていただきます。 よろしくお願い致します。
光栄です。
ありがとうございます。本の読書傾向、考え方が良くにているようですね。(^^♪
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