形式:ライトノベル
出版社:KADOKAWA
形式:Kindle版ライトノベル
個人的にクリスティーナよりシイナの方が好きなんやで!割と腹黒というか好意に胡座をかいていた時は嫌な奴やな〜と思ったけどちゃんと告白したからいいのです!あそこで勇気を出せるキャラってのは希少だよね〜その結果がアレだったのはまぁ返事が遅すぎた結果だわなシイナの恋はどうなるのだろう?ユーリは素直に幼馴染√に入ればいいのに何をやっているのやら…これだから童貞は。
「私のこと好きですよね?ですから、好きです」。私には自明でも何でもない、それどころか無縁ですらあるこの思考回路こそが、まさに闇のような病理。この台詞が粗筋にも、帯にまでも採用されてるのは、編集が本作の核心を正しくすくい取った証ですね。当初これと正反対に見えたアハトが簡単にクリスティーナに陥落するのも同じことです。人間関係の崩壊より更に悲喜劇的にキツいのが、典型的に思春期的な、過大に演出された自己像の瓦解。ルシオンとシイナの有様は、ありがち過ぎて笑えないという点で笑えます。そのまんまのケケはある意味無敵w→
→旅団の目的である軍資自体、テンネンの災厄クリスティーナが原因なんだから、人はいつも一緒という訳です。そして結局この地雷女を追わねばならないとは何たる皮肉w自分に向ける他者の好意こそが自らの行動原理となってる彼女の対蹠に位置するのがエマ、相手のことを慮る少女。顔立ちすら明かされませんけど、ユーリが女性と結ばれてはならないことを誰よりも理解してて。だから彼の心に一番近い所で、けど結ばれない、想いを伝えないと誓ってるはず―少なくとも彼の夢が叶うまでは。治癒取消には吃驚wもう旅団の誰もユーリに逆らえませんよねw
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます