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折山 淑美
日本のマラソンはなぜダメになったのか 日本記録を更新した7人の侍の声を聞け! (Sports graphic Number books)
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【本のプレゼント】注目ミステリ作家、楠谷佑。伝説のデビュー作の復活版を20名様に
日本のマラソンはなぜダメになったのか 日本記録を更新した7人の侍の声を聞け! (Sports graphic Number books)
折山 淑美
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形式:単行本
出版社:文藝春秋
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本の詳細
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ほととぎす@nekohototogisu
マラソンは見るだけだが、過去の名選手達の勝負にかける熱い思い、練習方法、マラソン哲学がうかがえる。特に高校時代は無名で、地元長野で働きながら実績を出してダイエーに入社した中山選手の破天荒さと個性が印象に残った。
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2022/02/02
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takao
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おかつ
マラソン日本記録を更新した7人へのインタビュー。みんな負けず嫌い。人より練習を増やしたり、自分の強みを活かす作戦を考えたり。今はアフリカ勢の台頭やペースメーカーの存在など、環境変化が勝てなくなった最大の要因だと思うが、あとがきに載せられた川内優輝選手のコメントが最も示唆的。
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ぴよちゃん
さきの東京マラソンで設楽選手が日本新。先人はハングリー精神、練習量で記録を伸ばしてきた。努力の跡がうかがえる。
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2018/02/27
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SU
突き抜けた選手になるには練習量。
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kawamotomed
距離を積むこと、歩くことの重要性を説く人が何人もいるので、それは一つの真理なんだろう。 もっと距離走をたくさんやらないとダメだなと思った。
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なお
マラソンに限らず、いろんなスポーツや、ひいては自分の仕事にも引き寄せて読める内容。 周囲の助言や有益な情報を取り入れる素直さと、一方でその助言や情報を自分なりに咀嚼して自分に合うものを取捨選択できる頑固さが共存すること。 その裏打ちになるのは、ただコツコツと必要な取り組みや努力を積み重ねること以外にないこと。 自分にとって必要なことをするという、一見当たり前に思えることが実はとても難しかったりするんだろうとか、一人でちまちまと考えながら読了。
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Raynyan
今の人たちとの思考の違いを感じました。マラソンの勝負で勝つためには何が必要なのか?というところから練習を考え、そのために40km走が必要だと感じるならば、その練習をこなせる脚をつくるというようにマラソンで勝つために必要な練習を自分たちで考えている。今の人たちは逆で昔の人たちのように40km走なんてやったら故障するから故障しないレベルの練習をしようとするが、それはマラソンのための練習ではなく、練習をこなすための練習でしかない。それで自己満足していてはやっぱり勝てないよね。って思いました。
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研修屋:城築学(きづきまなぶ)
マラソンは陸上競技ではなく、1位をねらって駆け引きが行われる路上の格闘技だと、この本を読んで初めてわかった。
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2017/05/07
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暇人
かつてマラソン大国だった日本だが、今は振るわなくなってきた。マラソン界を引っ張ってきた人たちによる考察をまとめた企画が本書だ。各論様々だが、全員一貫しているのは練習量の不足だ。オーバーユースによる故障を恐れるあまりそうなったのだろうが、突き抜けた人にはなれない。かと言って累々たる屍を作ればいいのか?という疑問もある。なかなか難しいテーマだ。
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2017/04/16
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Hiro
(図書館借)先日5冊を図書館から借りてきて、それらを2週間で読了しなくてはという少々逸る気持ちから2日間で読み終えてしまった。2日間で読み終えたとはいえ、それなりにじっくりと読んだ。日本記録を塗り替えた人達の言葉はやはり重い。とりわけ印象に残った人は中山竹通氏。若干トゲのある物言いだが、一々が理屈にかなっているし、結果1番印象に残った。あと3年と迫った東京五輪でのメダル獲得はなるか?
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GoJEF
実績のあるアスリートが自身の現役時代の練習内容や取り組み姿勢を持ち出して現役世代に苦言を呈するのって、本当はしたくないんだろうなぁ~。それでも敢えて奮起を促すあたりも一流です。
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susumiya
精神論が語られるのかという予感がしていたが、それは実はとても曖昧なライン、つまり、語り手は技術論で一貫しているような気配があり、受け取り側はそれって精神論、と思えてしまえる節があるというか、そうか、技術論/精神論の線って意外にファジーなんだなと実感。冒頭の宗茂の「自分の身体を冷静に自分で運転する」感覚とか、皆が認める瀬古の天才性とか、複数から証言される宗茂の「日本のマラソンをダメにしたのはお前やな」話とか、何より中山の発言がいちいち面白過ぎる。あの距離を秒単位で管理してるってのが理解できない凄まじい世界。
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現役選手には、サブタイトルにあるように侍の声を聞いて欲しい。
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fwhd8325
宗兄弟、瀬古利彦、中山竹通がしのぎを削って、レースに挑む姿をリアルタイムで見ることができた私は、本当にしあわせなんだと思う。この4人に憧れ、陸上を始めた選手もたくさんいる。しかし、この時代ほどマラソンが面白いと思った時代はない。彼らの話を読んでいて、そこには勝負へのこだわりを強く感じる。それは、相手への勝利であるとともに自分自身への勝利の意識の高さに違いない。記録を更新した7人のインタビューに共通している課題がある。ならば…と考えるのは私だけではないだろう。
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宗、瀬古、中山など日本男子マラソンのレジェンドたち。彼らが当時、どのように考えて世界と戦ってきたのか、を明らかにする歴史物語である。彼らは記録を打ち立ててきたが、むしろ記録より、勝負にこだわり続けていた。今の選手は記録、記録と言われてしまうので、少々かわいそうである。
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江戸川区役所
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みずきはは
箱根駅伝人気がよいのかどうか。能力はありそうなのにその後、世界レベルになる選手がなかなか出てこないのはなぜか。この7人のレジェンドに言わせると多方面から問題点が挙げられてました。まあこの人たちは確実によくも悪くも普通じゃないです。人と同じことをして満足することはなく、怪我するかどうかの瀬戸際まで自分を追い込んだり、それぞれのスタイルで自分の殻を破ってきたようです。マラソンに限らず、飛躍をしたい若者たちには、自分で自分の限界を決めない、自分の頭で柔軟に考える力を持つことが求められてきそうです。
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ぴかいち
Numberの本だけあってとても具体的に臨場感たっぷりに書いてある。普段numberwebを読んでいるので、その面白さは体感できた。確かに中山さん面白い!こういう破天荒な人が今の若い人にはいない気がする。 藤田さんは現代人向けのマラソントレーニングをしていると思った。よく僕の周りでも、明日はきつい練習だから今日は軽めにするかみたいな人はすごく見るけど、あまり伸びてない印象を受ける。そういう人は練習のための練習をしている。最近それを意識しだして、翌日きつい練習がある日にあえてウェイトトレをしている。
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Akira Kumoi
今の日本の陸上競技は、与えられた公式で計算して答えを出すだけのようなものだ…として、自分がやっていたのは最初にまず"勝つ"という答えがあり、それに対する公式を自分で作るのがやり方だったと話す中山竹通さんの項が圧倒的に面白い。30km過ぎまで世界最高記録を上回るペースでグイグイ飛ばした87年の福岡国際はワクワクしながらテレビ観てたの覚えています。本書に登場する七人の中で中継の視聴率のことに触れたのも彼だけでしたね。つまんないレースをみんな観たいわけじゃない、テレビの視聴率も悪くなるに決まってますからと。
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hon
箱根駅伝のおかげで、昔より能力の高い選手は間違いなく増えていると思う。後はマラソンに向いている体質、練習を積める精神力、体力、レース経験を積む中での勝負勘、プラス青山学院のような怪我をしないトレーニング論、最後にトラックのスピード。うまくはまれば7分、8分台はどんどん出てくるはず。
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2016/12/11
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本読みましょ!
記録を出したからこそ言えるレジェンドたちの言葉、重いですね。でもまた男子マラソン盛り上がってきました。期待しています。
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