形式:コミック
出版社:講談社
形式:Kindle版
出版社:情報なし
出版社:BIRGDIN BOARD Corp.
思念体が人間界に入れる次元の歪みが学校にあり、その歪みを広げるための「門」を作っている。米炊の能力は、「門」を作るのに適しているため、ロゥダーは「思念体と人間との共存の方法を探す」という提案を受け入れます。が、オルガが攻撃をしかけてきます。薪苗姉妹が加わりますが、セレクタークラスのオルガは強敵で・・・「ここに来た僕達が僕達の未来を作るんだよ!!!早弓ちゃんやおかかさんと仲良く暮らす未来を!!!」ボロボロになりながらも、立ち上がる陽祐の叫びが熱いです。
「花京院!!!」「イギー!!!」「アヴドュル!!!」「終わったよ・・・」アメ・リカ先生の英会話クラブが謎すぎるwというか、マガジンでそのネタやっていいのか!!?後、魑魅君の「ブス傀儡」、「ブス50連滝」も謎すぎます。
おかかの製作したギアシステム(大小様々なギアが密接に絡み合うそれは人間のおかかと思念体の絆の比喩だろう)、それを根幹として機能するバリスタの射出速度すら上回るオルガの圧倒的な強さ、速さに誰もが絶望に打ちひしがれるなか、それでも陽佑は立ち上がる。たとえ素材を変換し過ぎて自らが消滅してしまおうと、人間と共存する「僕達の未来」を自らの手で切り開く為に。それは、己の強さと誰かに従う事への優越感しかないオルガには到達出来ない尊い感情だ(続)。
確かに、今巻中盤で描かれる魑魅君の「ブス50連滝」は正直ギャグにしても明らかにやり過ぎだし、直後の「アメ・リカ先生の英会話クラブ」での一連の「ジョジョ」パロディは、たとえ実際には熱心なファンだとしても神経を疑うレベルの不心得なやり方だと思う。けれども、ここまでの熱量の展開を見せられてしまうとそうした気持ちが失せてしまう。そうした不実な、或いは不心得な事をやらかしてしまう事が在っても、やはり読むべき作品だと思う(了)。
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