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愛着障害の克服 (光文社新書)

感想・レビュー
182

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れいまん
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2016年発売のものだが、再読 愛着障害克服の考え方は、解決には、自分が「安全基地」になることとする 悩み相談されたとき、相手では無く、自分に原因がある、と言う回答は、仏教での回答と同じだ! 親として、子どもの安全基地になれなかったために、子どもが、パーソナル障害などになるので、遅くなっても良いので、安全基地を作らなければ、問題解決は無い。そのとおりだとは思うので、頑張ってみようと思う
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ほうむず
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◯安全基地と愛着 →安全基地となる親との安定した愛着の中で成長できた子どもは、自然に行動や情動をコントロールできる →母親との愛着の絆がしっかりしている場合は、叱らなくても声の調子一つで危険を察知し、行動にブレーキをかけ、安全基地に帰還できる →安心した笑顔で見守っている時は、大胆な冒険ができる →叱ることは最小限必要。必要以上に叱らればならない時は、さらに手前の愛着形成の段階で、問題が生じている →問題行動や症状は、不安定な愛着から生じている →発達障害の改善も、両親との愛着が安定しているかが大切
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Eclair
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読始 2024/12/01 読了 2025/01/05
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炬燵職人
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岡田尊司の愛着障害シリーズ。心を許せる安全基地を得られなかったがために不安定な人間関係や集団での不適合に悩む人々が以下にしてそれらを克服して行ったのか、それを具体的な症例をもちいて解説していた。 えてして不安定なパーソナリティというのは環境との相互作用により発現するが、特に幼少期のそれは家庭環境に拠るところが多く、クライアントの父母に接し方を変えるように促したり、父母をカウンセリング対象とすることで改善が生まれるといった、愛着モデルが対処療法としてでなく根本治療にフォーカスしている点を強調していた。
0255文字
さっさん
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★★★★☆
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μανία
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ネタバレ*医学モデルを糾弾するような内容も多い。有名人の話が少ない点が個人的に同著者の他の本との比較優位。・かつての自分にぴったり当てはまるような少年の例が上がっていた。以下考察。
μανία

システム論が原因を隠蔽し(母因論を避け)、愛着モデルが愛着障害という原因以外を捨象してしまうとはいえ、両者の働きかけは結局同じようなものである。その証拠に斎藤先生のシステム論でも家族には「本人がもっと安心してひきこもれる環境を作ってあげること」を要求しているではないか。それは愛着モデルの主眼である「安全基地を設けること」とどう違うのか。同じだろう。

08/29 23:02
μανία

むしろ、愛着モデルを念頭に置いた方が親にも親切かもしれない。なぜなら、親自身の愛着の問題も念頭に置くから。ひきこもり当事者と親の、倫理的フェアさを軸にして、親としての責任に働きかける斎藤先生流は、下手をすれば親の問題を見過ごすことになってしまうかもしれない。しかし愛着モデルではそのような失敗は可能性が低いだろう。あくまで下手をすればの話だけれど。

08/29 23:02
5件のコメントを全て見る
0255文字
Sakura
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🥹🥹 なんで回避型と不安型って惹かれ合うんだろう、結局二人とも不幸になるのに。知らんけど
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桃瀬
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ネタバレ克服には安全基地を作ることが大切ということがわかった。認知はその後。安全基地……いつか作れるのだろうか。安定型愛着になりたい。人生をかけて取り組むことになるかな。死ぬまでに克服できて、人とあたたかい関係が築けてるといいな。
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みずき
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虐待だけでなく、過度な子どもへの期待も安定した愛着を築く障壁になることがある。現代の日本では、さまざまな形で安定した愛着を築けておらず、生きづらさを感じている人が多いと思う。愛着障害を克服するためには「安全基地」が必要だと著者は説く。本音を受け入れてもらえること、求めていることに答えてもらえる応答性があること。安全基地が機能してはじめて、客観的に事実を受け止める「振り返る力」を身に付けることができるという。……
みずき

……幼い頃に築けなかった愛着を築くことは簡単なことではないが、人や仕事・趣味との出会いが生きづらさを克服する鍵をなる。希望を捨ててはいけない。

07/06 20:21
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逍遥遊
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20-2-20240622 【ベストブック】いやぁ、未解決とらわれ型で自己破壊型行動をする人に、どうやって病院に行ってもらうかが課題なんですよ。買い物依存症でもあるし、うーん、自分も回避型傾向が出てるしなぁ。もっと勉強してみます。
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なを
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ドストエフスキーの愛着が安定した後の作品『カラマーゾフの兄弟』を読みたくなった!
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Ajar
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子ども時代親との関係をこじらせていた人で、大人になり子を持った人におすすめ。自分の精神の不安定さ、行動傾向などが言語化、可視化され、自覚を持ち始めた人にとっては腑に落ちるような内容ではないだろうか。「人間は成長し、変わることのできる存在である。しかし、容易に変われない存在でもある、」
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心と花
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愛着が安定した人を見分けるための特徴①接していて怖さや危険な感じがなく安心できる②穏やかで気分や態度がいつも一定している③目線が対等で見下したような態度やおもねりすぎる態度を取らない④優しく親切だが、必要な時は言いづらいことも言う⑤相手の意思や気持ちを尊重し、決めつけや押しつけがない。全て彼氏に当てはまるけど、LINEだと度々ケンカか音信不通になる( `・ω・) ウーム…彼氏を気にするより自分の不安になりやすいところを変えたい。
0255文字
かなっち
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Audible50冊目。こちらの前々作を読んで、恐れ-回避型と分かった上で臨みました。“長引く不調"の原因は大切な人との「傷ついた愛着」だとし、奇跡の回復をもたらす最強メソッド「愛着アプローチ」と、その実践の極意が書かれています。「恐れ-回避型への関わり方」という中での性格の描写が思いっ切り自分と一緒で、やっぱり自分はそうなんだと改めて実感しました。それらを改善するには、「安全基地を得ることが重要」とのこと。拗れた仲のまま母親と死別した私には難しいのですが、今度カウンセリングに行ってこようと思ってます。
0255文字
PIYOBLACK
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岡田先生の愛着障害の本を読むのは2冊目。生きづらいのは、発達障害や個性の為と思う人が多くなってきたように思う。現代の心の状態には、愛着による悩みが多いように思う。職場でも心理的安全性が謳われるようになった。今一度、勉強し直したくて読了。ケースが載っていて、わかりやすい。父と2番目の妹と私は、愛着に難ありなので、ロールプレイや手紙の手法を取り入れて、家族を楽にさせたいと思う。
0255文字
シンプルねこ(うみねこ)
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シリーズ3巻目。愛着し安全基地となる存在をもつことは、その人に生きる意味を与えるのだという。愛着障害の本を読んで、私は安全基地を持たずに生きてきたんだと思った。だから、どこにいても居場所がないように感じて、いつも不安だった。今年一番読んでよかったかも。
0255文字
あかり
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ネタバレ古本屋で発掘。これまで「愛着」という単語すら知らなかったので興味本位で目を通したはずが…ごく平和な家庭で育った人間でも身近で、かつ重大な土台形成にかかわるものだと学ぶ。著者が紹介するケース事例により、成長過程で愛着関係が安定しているかそうでないかで当人に及ぼす影響が大きく異なっていく。自分と家族の関係は安定型であると信じたい。
0255文字
なたた
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・求めてきたらこたえる。それが安全基地の原則。誰にでも大なり小なり愛着障害はありそうだ。同じように接して満足するかは子によって違うし。愛着形成がうまくいかず安全基地がうまく機能しない場合。だれかの安全基地に自分がなるこてで、安定することもできる。安全基地は自分自身の中に育むことができる。親のせいにしてもなにもはじまらない。
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石ころ
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認知療法は愛着を安定させてからでないと効果がない。なるほど。
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なおし
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恐れ回避型が近いとわかってきた。 振り返ることで自分の課題と向き合いたい。
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httpasupe
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ずっと生きるのがつらかったし、今でも自分のことを嫌い続けている。愛着障害を治すには安全基地を見つけろって書いてあるけど、まわりに信頼できる人間が誰もいない自分はどうしたらいいんだろう
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たこまんま
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症状に対して治療を行う医学モデルに対し、症状に直接対処するのではなくて、あくまで原因に対し対処する愛着モデルという概念が強く印象に残った。 安定した愛着を持つ親の子はやはり安定した愛着を持つ例が多い、という説明には少し無情さを感じなくもなくてやるせない気持ちになった。特に近年の発達障害と診断される児童が増えているという事と併せて考えると…もちろん本当に発達障害を抱えている子も多いのだろうが…それだけ愛着障害が増えているなら、やはりその子達の子供もまた引き継ぐのかもと考えると…(一応僕も発達持ちです)
たこまんま

ただ、安定した愛着の持ち主として挙げられた例があまりにも出来すぎた人間のように感じて「本当にいるのかこんな奴?」と思った点は少し微妙だったかもしれない(全部の条件を満たす必要はないのだろうが)。愛着障害の例としても(結構いるよなぁこういう人)という感じなので、むしろそういったものを抱えていない人が珍しいのか…?

10/21 00:13
0255文字
ぽんだま
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愛情がいきすぎての愛着障害。安全な基地をみつけることが難しいから様々な問題がおきるのでは…なんて思っていたら書くことも同じことらしい。場所は体をおくスペースだけをいわないことで安心した。
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onecolor
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症状→病気=病気と捉える医学モデルに対し、愛着へのダメージ→中略→症状と捉える愛着モデル。症状の改善ではなく、より高いレベルの適応を目指す。愛着へのダメージにも様々なパターンがあり、拒否、無関心、過保護、過干渉型、虐待…親が子どもにとっての安全基地であることが欠かせない。では、そんな親が安全基地ではない場合は?誰かが安全基地になることでその子は救われる。教員としてできることは、代わりの安全基地になってあげること。その後の親子関係の改善までは…1教員には難しいだろうな。親が相談してくればまた話は変わるが。
onecolor

著書内で分類分けに使われる言葉に一貫性がない(ように感じただけかもしれないが)ので、速読にはちょっと向いていないかも。しかし筆者の主張には説得力あり。他の著書にも手を出そうか検討中。

09/24 14:51
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ポリゴンヌ
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愛着障害というものを知った時から「自分の生きづらさの原因はこれだろうな」と思い、本書を手に取ってみてびっくり!私いつ病院受診したっけ?というくらい、とにかく症例に当てはまり。 該当者との関係性やお互いの認識を修復していくことで改善していく、というアプローチが主だったので、その協力を仰げない身としては中々に絶望的だった。が、終盤の方では必ずしもそうじゃなくていいということがわかり、希望が持てた。 しかし逆に「愛着障害じゃない」のハードルが高いようにも感じるので、誰が読んでも損はないと思う。
0255文字
五月雨みどり
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自分への大きな課題である(ウン十年かけて家族との関係を少しずつ修復し続けている)。人間関係の難しさは,だいたいこの障害が当てはまると思う。誰もが心の「安全基地」を欲し,そして誰もが大切な人の「安全基地」となりうること。育ってきた過程で障害が身に着いてしまって生きにくさを感じている人には,それはややこしいし難しいが,知ること・やってみようと心がけること・粘り強く実践することで,人生への絶望を防ぎ自分の幸福度を上げ周囲の人を幸せにすることができる。学校のカリキュラムにあってもいいくらいだ。
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m
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愛着障害について調べると「安全基地を得ることが重要」ということがどの本にも書いてあるが「そんなもんあるわけないだろ」と諦めていた。本書では、最後の方に少しではあるが「『書く』という行為も安全基地になる」と書いてあって救われた。
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Soichiro
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亡くなった妻の事が、これでもかというくらい書いてある。
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こくう
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愛着とはそもそも一対一の関係/ 大事なことは、子供が楽しんでやっているか?/ 最優先は、本人の安全感を脅かさない/ 自分のペースでいていいのだと思えることがポイント/
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リーブス
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全編にわたって、かなり母性信仰が強いと感じた。母親は子どもの気持ちをつねにケアしていなければならない、主張が繰り返しなされていて、ちょっときついかもなあと思った。心の問題の多くを母と子の親子関係に起因させるのはフロイトっぽいのかもしれない。母親のせいでこうなったんだ、と解釈するのは自分を必要以上に追い詰めないためのロジックとしては有効な気もする。一方で、それだけだと親の呪縛から抜けて自立するのを妨げてしまうような気もする。嫌な言い方をすれば、いつまで親の支配を言い訳にすることができるか。……難しい。
0255文字
雷沢帰妹
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境界性パーソナリティ障害の症状と重なる所がありカウンセリングに通い始めた。ボーダーは幼い頃の「見捨てられ経験」が起因しているが、自分の場合その思い当たる出来事がない。この本の中には、未解決・とらわれ型の愛着が併存するタイプは、境界性パーソナリティ障害と診断されるまでには至らないが、情緒不安定で自己破壊的行動が見られることが分かった。幸いにも親以外の安全基地を見つけられ、あの時の親の対応は何だったんだろうと振り返られるようになった。幼い頃抱いたわだかまりを親にぶつけてみるのも有効だと分かった。
0255文字
あーる
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たいへん良かった。他の本も読みたい
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MAT_LUCKY_BOOKS
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これは、特定の家庭や個人で起きていることではなくて、基本的にこのような課題がない家庭が少なく、ごく一部の人達だけがちゃんとできているというのが実情 しかし、広く学ぶべき大事な知識と思う また、社会的に運用されている教育システムが未成年の育成に偏っていると、こういう普遍的に必要な知識の教育を受ける機会が少ない 後半、有名作家の例は、文学好きな人にも刺さりやすいのでは
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nako*beary
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愛着障害そのものの解説が中心だった前作に対し、愛着障害を克服するためにはどうすることが良いか、事例とともに解説されている本作。こちらの方が私は参考になりました。
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菜穂
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ネタバレ読書会仲間さんがご紹介されていたので購入した本📖´- 身近な人に寄り添えるようになりたくて拝読。 寄り添い方のヒントが多く書かれていたので、何度も読み直して自分に落とし込みたい。 詳しい感想はブログに書きました✏️ https://note.com/mblaq0825/n/nda1d03378fbd
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外枠発走
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うつなどの精神疾患は、これまで医学的な診断により病名が告げられ、投薬などの処置を施されていた。しかし、原因は愛着障害にあるケースが多く、治療効果は十分でない。この本は、著者が医療刑務所ほかで治療した様々な事例をもとに、愛着障害の克服について述べている。愛着障害の背景には、様々な要因が絡んでおり、解決には長い時間と多くの労力を要する。今はよほどの重症でなければ、マンパワー不足で対応が困難だと感じた。普通に日常生活を送っている人でも何らかの愛着障害を抱えているようだ。対人関係の教科書にもなり得ると感じた。
0255文字
いちは(精神科医)
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とても面白いが、それだけに、臨床家も一般読者も、あらゆる物事を愛着障害に結びつけてしまう思考と戦わなければならなくなるだろう。
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SAKU
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ネタバレ 読んでいてつらかった。しかし、ここに書かれている事例は、現実に十分にあり得ることである。誰かが常に誰かの安全基地となる社会になるといいね。
0255文字
みなこ
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「愛着障害」というものの概要を知りたくて読んだ本。症状を見て病気を判断する医学モデルと、症状からその発生理由を探す愛着モデル。愛着障害は、相当運がいい人以外は大なり小なり持っていそうだと思った。
0255文字
シュウヘイ
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愛着障害 少し興味のある分野 もう一度時間を作って読んでみたい
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