濃厚なイチジクが採れる地は豊かでもおかしくないだろうに豊かには見えないのはなぜかとずっと思っていたが、貴重で重要だけどそれしか食べるものがないという話で納得。幸せいっぱいではない状態でも人々は生きて繁殖し続けるのは世界どこでも共通というのを再認識したが生物的な本能で生きてるのかなやっぱり。カリビー人とは何だろうと思ったが訳者あとがきでベルベル人の1種と判明。フランス系文学だとベルベル人の差別のされ方は激しいので、カリビー人の欧州人への卑屈というか手の届かない存在的な見方も納得だった。
昨日たまたまベルベル人とカミュについて検索してたらこのテキストを見つけ、アルジェリアでの教師とは「フランスへの同化政策」を進める役割というようなことが書かれていて、教師ってそうなのか、とふーんとなった 「アルジェリアのフランス人」のモラル https://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/hermes/ir/re/17942/kenkyu0310200230.pdf
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