形式:単行本
出版社:ナカニシヤ出版
そして「自分の体を自在に改造できるサイバーパンクな社会では、「人間」の定義も大きく変更されるのではないか?」「人間と同等の知性を持ったロボットの存在する社会とは、どのようなものか?」といった問題にもぶつかり、話はSFチックになる。倫理学とサイバーパンクの衝突点。キャッチフレーズ的に語るなら、そんな感じの本である (´・ω・`)
論中でも「太陽の簒奪者」の名前が挙がっていたが、野尻抱介はこの辺りを深く考察して「ハード」な内容を書いている印象なので(新作が)読みたい。「最後にして最初の人類」(ステープルドン)も読み返したくなった。「ソラリス」(レム)はまだ読んでいないので早く手に入れたい。
多分本当に"入門"としては2018年に出た「宇宙倫理学」の方が良さそう。→ https://bookmeter.com/reviews/85089496
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