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ネットメディア覇権戦争 偽ニュースはなぜ生まれたか (光文社新書)

感想・レビュー
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Monty
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ネットメディアの歴史、メディアとプラットフォーム、ニュース配信の流れなどが理解できました。記事などを自分で選んだつもりになってるだけで、アルゴリズムで表示されてると思うと、本当の発見はやっぱりリアルに体験、経験することなのかなぁと。
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HANA
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ニュースを扱うサイトは多い。目立つもので言えばYahoo!、line、スマートニュース等。本書はそれらが成立してから2016年当時までどのような経営戦略を取って来たかを取材した一冊。ただそれらに関して批判的な部分ももちろん書いているのだが、気になるのは著者がそれを今までのオールドメディアはフェイクニュースに対して無垢であるという立場から語っている事。「椿事件」という単語が頭をよぎる。「大本営発表」の数頁後には所謂「報道しない自由」に言及してるし、この辺は新聞という物は中立であるという幻想があるのかな。
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koheinet608
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確かNYTIMESかのコラムを読んでいて、ある実験を紹介していた。ネットニュースと新聞どちらが記憶に残るかというものだった。結果はやはり新聞に軍配が上がっていた。ただ、興味深いのは、多くの時間をネットニュースに費やしていたことと、ヤフーニュースに見られるような関連性がほとんどない見出しのニュースをたて続けるに見ると、脳が興奮を覚え、まるで、ケーキやチョコレートを食べているようなときになり、コメントをしようものなら、非常に攻撃性の高い精神状態になり、見る時間が新聞と比べ「制限できない状態」になったことだった
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Yonowaaru
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今のネットニュース界における大手のLINE、スマートニュース、ニュースピックス、ヤフー、日経の電子版を扱い、ネットメディアの問題点を論う上で、これ以上ないほどの参考書。かといって、書かれた時期もあってか、偽ニュースの件などが少し後付け的な感覚もあり、フェイクニュースとは何ぞや、というところまで本書では抽象的な議論はほとんどない。ここにあるのは2016年当時の具体的な状況。この四年もまた状況が刻々と動く中、一つの原点として立ち返る価値のある本。
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Roy。
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【偽ニュースに騙されるな】 架け橋役のミドルメディアのおかげで(せいで)マスメディアから人々(≒ソーシャルメディア)へ方向のニュース伝達だけでなく、逆流するようになった。 ソーシャルメディアのコンテンツがニュースと位置づけられ、マスメディアとプラットフォームがあいまいになり偽ニュースが確かな情報であるかのようにうまれるようになった。プラットフォーム企業としては各情報に関しては個人の判断に任せるとはいってはいるものの現代の潮流ではそれは通用しない。情報元は?他のサイトではどうか?の確認は必須である。
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飯田一史
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日本のネットニュースによるステマ、新聞社の記事の買い叩き、PVが稼げる猫やゴシップに走る運営等の問題を抉り、WELQらの脱法まとめサイト跋扈の背景を掘る。
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メルト
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自分はネットメディアの編集者をしているが、インターネットメディアの歴史をざっくりと知るのに役立つ1冊。外からの視点だけでなく、内側からの視点も取材により記録されているのが、資料としての価値もあるのではと思った。付録の山本一郎氏のインタビューが面白かった。
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アケノ@文化系な日々の記
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○現在に至るまでの状況が書かれててナルホドーです。ただ若い世代にはピンとこないだろうな。
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スプリント
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ネットが普及してこれまで隠蔽されてきたことが次々と暴露されている反面、フェイクニュースの横行が問題になっています。これは匿名性の高いネットと引用が繰り返されることで真実かどうかの実証がおろそかになることが原因と思われます。古くからあるメディアは生き残りをかけてネットメディアを自分の枠組みの中に取り込もうとする動きはこれからも続きそうですね。
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etclair
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ソーシャルメディアのコミュニケーションでは、マスメディアからミドルメディアに覇権が移っている。本書ではフェイクニュースの生まれる過程を解明し、この時代に必要な物の見方に関するヒントを提示。面白いけど、個人がニュースを発信する時代は誤解の時代でもあるのかもしれない。真実は何だろう、国家権力とは、情報の真の価値等について考えさせられた。
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伝書鳩
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星1つ。ヤフー、LINE、スマートニュース、日本経済新聞、ニューズピックスの立ち上げ当時の状況から、ニュースバリューの立ち位置を説明した本。日経が有料会員制度を当時採用したのはかなり大変だったことがわかる。ヤフーのステマ対策や個人ニュースに対する姿勢などは、少し残念な気もする。スマートニュースを日々購読している身としては、偏らないニュース編集を希望。新聞社が持つジャーナリズムをネットのニュース配信社が持つことへの可能性に期待したい。
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さぼん
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Post truth という語を作ると色々議論しやすい、というのはわかった気がしました。焦点するなら、堀江さんの役割の一端が見えたことが面白かったです。
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rerere
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プラットフォームとメディアの違い、またプラットフォームで軌道に乗せてからのオリジナルコンテンツ製作という近年の流れが理解できた。未だに強いYahooの影響力、新興勢力のLINE,スマートニュース,NewsPicsの方針など、意外とちゃんと知らないことをサラッと掴める。
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けいろー
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世界を騒がせるフェイクニュースの問題と、日本国内のネットメディアの最新事情を紐解いた1冊。「偽ニュースがいかにして生まれたか」を、これまでのメディアの変遷と共に知ることができるため、門外漢でも興味深く読めるはず。取り上げられているサービスについては、どれも綿密な取材を経てまとめられているので、説得力も抜群。誰もが「発信者」であり、偽ニュースの拡散に加担しかねない今、ブログでもTwitterでも、日頃から何らかの情報発信をしている人におすすめしたい1冊です。
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takucyan1103
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予想外の出来事が目の前で起ころうとしていた。2016年11月ー私はパソコン画面に映し出された車の速度計に似た半円形のメーターを見つめていた。濃い青を示していた針が少しずつ動き始め、赤いゾーンに突入したメーターは一気に倒れていった。
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sumitarou
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Yhaoo、LINEニュース、スマートニュース、日経オンライン、NewsPicks等のネットニュース媒体の隆盛を、「メディア」(自分でニュースを作成・編集するもの)か「プラットフォーム」(ニュースを流通させるもの)か、その混在か、という観点で説明する。BLOGOSを中心にネットニュースはよく見るが、各媒体の特性を意識することが無かったので大変興味深かった。「プラットフォーム」は、読み手を便利にし、書き手にもアクセス向上という恩恵があるとも言えなくないが、タダ乗り批判も大きく、事業モデルに改善の余地がある。
sumitarou

一方で、副題の「偽ニュース」がピンとこない。善意のプラットフォームが偽ニュースを垂れ流す存在にならないかは確かに警戒が必要だが、少なからないメディアの偽ニュースも権威がある分だけ悪影響が大きい。(例:朝日新聞の吉田調書報道) 「メディアとプラットフォームの隙間から偽ニュースが生まれる」とは先見であるが、その次元の話の前に、悪意や重過失で偽ニュースを流す低レベルな媒体(例:DeNAのWELQ)がよほど問題で、バズワード臭もする「偽ニュース」の問題の責任を「プラットフォーム」に過剰に負わせてないか。

08/24 22:53
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nabebe
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「選挙」に関するレポートの参考文献として読んだ。分かりやすかったが、Yahoo、Lineとかのプラットフォームだったり、ソーシャルメデイアだったりの取り組みを叙述してるとこはちょっと説明がくどかったな。スマホ新時代にどうにか対応しようとしている各企業の対策が分かったという点では良き。
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ザビ
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プロ記者による記事とアマ個人の記事と、紙なら区別がつくがネットでは見分けが難しいように感じていたが、これはレコメンドが要因と初めて気付いた。ネットは便利だけど感受性が知らないうちに退化しているようでちょっと怖いな。。アルゴリズムによってニュースが劣化していくことに対する、著者の強い抵抗が印象に残りました。
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akanishi
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わかりやすくまとめられた著。ファクトチェックが今後どうなっていくのか、知りたい、見ていきたい
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abekinu
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世の中に出るまでにいろんな確認作業が入ったり、情報を出す人が限られている本や新聞とは異なり、今や誰でもネットで情報を提供できる世の中。スピーディに様々なジャンルの情報が得られるのは嬉しいが、信ぴょう性に欠けるというデメリットも。◯◯社が出している情報を信頼する、というよりも、◯◯さんが出した情報を信じる、という時代なのかもしれない。
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リキヨシオ
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ネットニュースの多くは「アルゴリズム」によって個別でニュースが表示されている。自分にとって関心のあるニュースが優先的に表示されて無意識のうちに自分にとって都合のいい情報ばかり受け入れている。ネットニュースを見る際はこの点を認識していないとある種のマインドコントロール状態に陥っている可能性がある。新聞社からの配信に加えて個人ブログまでもが記事になりこれらの情報の多くが無料で責任の所在がはっきりしない。一部では精度よりもPV数を稼ぐ為の記事も存在する。利益の出るビジネスだけどマルチメディアとしては課題は多い。
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wiki
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ネットで見るニュースなどが、すべて自分が今までチェックした事や興味の傾向でアルゴリズムが組まれ、更に思想を強化していく、、という流れがあるとの事。確かに。「あなたへのおすすめ」とか言ってね。開かれた世界であるように見えて、フィルターがかかってしまっては偏見の強化にしかならないのではと思う。「トゥルーマン・ショー」を観ると理解は深まる。「認識なくして評価なし」という言葉を噛みしめる。物事を多角的に見て、まず評価の前に認識を確かにするという行程を大事にしたい。自分と意見の合わない人の意見を知ることは有効だな。
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Makoto Fukuen
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プラットフォーム型、メディア型、混合型。 どのタイプのニュースサイトが生き残るかはわからないけど、いろいろな記事を読んだときに自分で判断できるように基礎知識を備えておくことが、大事なんだろうなぁ、と感じました。
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ダンボー1号
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編集側の視点は興味深かった。ネットニュースには取材能力がない。にもかかわらず新聞つぶれればいいと思っているネット民は読んだほうがいいでしょう。 さて 確かネット初期はネットにはネトサヨのほうが圧倒的に強いという印象でした。ネットには嘘が多いが目立たない。一方新聞応訴は件数少なくても目立ち信頼失う。個人的には新聞も変更しているならネットは逆の立ち位置でバランスとれるのでは と思っています。 ここ10年でも変わる。10年後どうなっている?まず米国の取材能力あるニュース社が衰退著しいはず。
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カエル子
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“良質なメディアを維持するためには、良質な読者を育てていく必要がある”という一文が強烈に刺さった。どんなサービスも同じだと思う。『「闘争」としてのサービス』に通じるものがあるな。前半、Yahoo!嫌いなんです…な雰囲気が強すぎてちょっと気が重くなりますが(嫌いなら嫌いでいいんですが、はっきり書いているわけではないので少しバイアス強すぎるんでないの?と疑いながら続きを読むことになりました笑)、メディアの今を学ぶには良い感じかと思います。
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Yakmy
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ヤフーにライン、スマートニュース、日経、ニューズピックスの5つのネットメディアを取り上げてそれぞれの成り立ちや課題を明らかにする。著者の問題意識は、メディアとしての自覚はないプラットフォームにあるようだ。そして、偽ニュースを流通させてしまったのは、アルゴリズムに支配されたSNSの構造にあると指摘する。それにどう立ち向かうか。リテラシー向上の重要性は、ネット登場以前からあったことだ。なかなか解決策をスパッとは示せないのは苦しい。
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hk
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【その他】「ヤフーでは08年にコソボは独立しなかった」 「パイオツと猫」 この二つのフレーズが印象に残った。前者はコソボ自治区が独立宣言を出したニュースをヤフーはトピックに出したが、アクセス数は芸能記事の2%前後と低迷した。このことから小難しい政治・経済に関する見出しはネット視聴者に敬遠されることが明白だ。後者は芸能やスポーツがニュースアプリではページビューを稼げるという含意。果たしてネットメディアは営利主義の桎梏にとらわれ続けるのか?はたまた社会貢献に目覚め民主主義のプラットフォームに進化できるのか?
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たこやき
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私自身はスマホを持っていないので、作中に登場するサイトのサービスの違いを100%理解できたかは謎。ただ、ニュースなどを見る際の各種ポータルサイトの歴史、取組、長所と短所をコンパクトにまとめ、その上でWEB全体としての傾向として、コンテンツ作りというものの危うさを浮き彫りにしているのでわかりやすい。確かに、ポータルサイトのコンテンツを見ていても、発信者が玉石混交でしかも、広告記事まで混じっている、とか、そういうのは多い。取材、編集などへのコストを減らされ、結果、ニセニュースが出やすくなったのは確かだと思う。
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*
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情報の受け手が手軽さを求めるあまりに投資を渋れば、発信する側のクオリティも落ちるのは当然のこと。可処分所得が減る一方で、通信や動画配信にお金を費やす選択肢もあるため、活字メディアは全体的に正念場を迎えている。私達にできることは、コスパは意識しつつも、頑張っていると思った記者や編集者を応援することではないだろうか。
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isbm
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★★☆
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読書熊
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メディアの最新生態系を見通すには格好の一冊でした
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council
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1章~6章でネット空間でのニュース流通史と主なニュースサイトの歴史と現状/課題を分析した後で、嘘ニュース問題の考察をしている。インターネット普及で入手可能情報が増加したので新聞を読まないと入手できない情報もカジュアル化した事とモニタ越しの接触でヘッドライン重視に移行しちゃった事で読み手も深く考えないようになってしまったのが偽ニュース横行の温床かもしれない。
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まめタンク
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2017年、20冊目 79点。
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やぶき
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ネットメディアの今の構造、そして課題が体系的に分かりやすく理解することができた。付き合い方を考え直すきっかけとなった。
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おさむ
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ネットメディアリテラシーをつけるには最適の本。ヤフー、LINE、スマートニュース、ニューズピックス、日経電子版。5大ニュースアプリ(サイト)の成り立ちや課題、事件が詳細に描かれ、いまやスマホが「ニュースメディア」である現状がよくわかります。偽ニュースの存在がクローズアップされた結果、これからは、まともなコンテンツは金がかかるという当たり前の事実が日本でも浸透するのではないでしょうか。「タダほど怖いものはない」という格言が身にしみます。
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oooともろー
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とても冷静な論の進め方に好感。外側から利用しているだけではわからない内部事情も。
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陸奥☆独り旅
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WELQ問題やトランプ選挙をめぐる偽ニュース問題。現在ほど「情報の価値」が問われ、我々自身の選別能力が問われる時代もあるまい。「誰が」書いたニュースなのか。その情報は事実で、その事実に対する評価は適切か。その情報は「いいね!」がとれる拡散力のある情報なのか。そしてその情報はマネタイズされるのか。ネットが情報のプラットフォームとしての存在感を確立した今、これらの指標の中で、我々自身が情報への向き合い方を問われている。本書は、ネットに敏い人も疎い人も、立ち止まって頭を整理するために絶好の一冊である。おすすめ
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Go Extreme
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フェイクニュースが世界を動かす 戦争前夜ー偽ニュースはなぜ生まれたか:崩れたマスメディア プラットフォーム ヤフーという毒まんじゅう 個人の意見→ニュース ソーシャルメディア 王者ヤフーの反撃:人間にしかできない編集 権力と戦い 覚悟なきメディア宣言 負け組LINEの再挑戦:ニュースは連続ドラマ やわらかい編集部 戦いのルールを変えたスマートニュース 課金の攻防・日本経済新聞:イノベーションのジレンマ 素人のメディア・ニューズピックス:記事を選ぶのはユーザー 猫とジャーナリズムと偽ニュース
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nappa
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偽ニュースは今後、世界を揺るがしかねない。トランプ大統領を生んだ一因でもあるとするならば大きな影響があるのは確かだ。ネット社会を生きている私たちにとって考えさせられる内容だった。また、現在仕事でネットを利用しての販売戦略を立てているなかで日経やヤフーの先行投資は真似ていくべきなんだろうと感じた。多少のリスクを冒さない限り、事業の成功なんて難しい・・・為になる本でした。
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rowdon44
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メディアの今後の考えるために、ぜひ読んでおきたい本。
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ネットメディア覇権戦争 偽ニュースはなぜ生まれたか (光文社新書)評価73感想・レビュー49