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惑星カロン (角川文庫)

感想・レビュー
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ta
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ハルチカシリーズの5冊目です。チカちゃんの活躍が多い回にハズレ無し、というイメージを持っていますが今作でも一話、二話はチカちゃん大活躍?で面白かったです。
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ほたる
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ひとつひとつの描写がとてもとても愛おしい。『千年ジュリエット』で魅せたその手法はさらなる高みへ。「チェリーニの祝宴」「ヴァルプルギスの夜」スタンダードだと思った。魅力あるシンプルな謎を解決へと導いていくその過程が読んでいて楽しい。「理由ありの旧校舎」密室とは正反対の完全開放の校舎の謎。解き進めていくうちの方向転換が良かった。「惑星カロン」凄まじいです。時は確実に流れている。流れているからこそ積み重なってきたことがあり、それゆえに見えてくるものも増える。自然と物語として落とし込んでいるのが好き。
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さだぼう
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ハルチカ5作目の短編4つ。前半2つは楽器や音楽の知識にすこし寄った感じ。総銀製のフルートの呪いとは「チェリーニの祝宴」、耳をそばだてて音楽暗号にチャレンジ!「ヴァルプルギスの夜」、老朽化が進む校舎は殆どが曰く付き…「理由ありの旧校舎」、締めは表題作、冥王星の衛星であり、質量が存在感ある「惑星カロン」という不思議なお話…やはりタイトル作からしても、ファンタジックなところが秀逸な作家。
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マカ
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ハルチカシリーズ第5弾。随分寝かせてしまったシリーズ本をやっと読んだ。覚えてるか不安だったけどなんとかなった。音楽暗号の解読をする『ヴァルプルギスの夜』が面白かった。そして呪いのフルートを欲しがるチカに笑った。そこに行きつくのがチカっぽい(笑)まだまだ謎だけど草壁先生の過去もまた少し判明。全部明らかになるんだろうか?気にはなるけど傷をえぐるようなことになるなら、そのままにしてあげてほしいかなとも思う。
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エイキチ
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ネタバレ文庫の古本 ハルチカシリーズの5作目で 吹奏楽部の穂村千夏と上条春太の二人 チカは持ってるフルートでは満足できず 20万円もするフルートに惚れ込んだものの そのフルートには呪いやジンクスが付き纏ってて でもさすが草壁先生がその正体を暴いてくれたわ 音楽暗号を使った謎のクイズ10題 若者にしか聞こえないモスキート音が仕込んであったわ 試着室で人が消えたという都市伝説 三中で南高吹奏楽部を目指す後輩が投げかけた問題に付き添ったハルチカ 息子を亡くした父が最後の言葉の謎を解くため AIソフト開発に賭けてたわ
0255文字
らぱん
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☆☆☆
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kirinn
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ハルチカシリーズ5作目。「終わり」と「始まり」。複数の作品が入っている場合は、印象に残った章を残してたけど、本作は全部が良かった!というよりは全部を通して一つの完成品だった!自分の表現力が足りなくてもどかしい限り。
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ゆきのこ
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【電子書籍】読み終えるのにかなり時間をあけてしまった。今回も短編だけど少し繋がりがあったり、昔の巻に出てた人物がいたり。全ては『惑星カロン』に詰まってた。解説にもあったが『青春の終わり』そしてそれが『大人の始まり』に繋がっていくんだなー。草壁先生の謎もいつか完全に明かされるのかしら。いつもの若さで乗り切るドタバタミステリとは一味違うビターな青春ミステリ。
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ツナマヨ
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ネタバレ最後の惑星カロンの話が、切ない。先生の過去もだいたい明らかになる。
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颯
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呪いのフルートに行き着いてしまうあたり、チカらしい。
0255文字
cinos
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「理由ありの旧校舎」が全開にされた校舎というホワイダニットが楽しかったです。音符暗号もなるほどでした。呪いのフルートがまさかの。デジタルツインってAI?皿屋敷のチカの返しが爆笑!新作をぜひ!(サイン本)
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竹生
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期待を裏切らない面白さ。笑えて、泣けるとの評判に嘘はない。私はミステリーを普段読まないことも地頭が悪いこともあってか謎解きができたことは一度もないが、それでも種明かしされると納得させられるし、爽快感がある。物語として心に残るものもあるのが良い。
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ひやしなむる
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“だが、おそらく真の青春はここから始まるのだ。青春とは、「青春の終わり」という時限装置の存在を感知する者にのみ、特別な輝きをもたらすものなのだから。”(解説p453)、"青春時代の真っ只中は、青春を謳歌することなどできないのです。”(新潮社編『私の本棚』、池上彰の文章)。青春の当事者には、それが知覚しにくい。ハルタもこう言ってるしね。”「傍目八目って格言を知らないの?(中略)囲碁から生まれた言葉だけどさ、そばで見ているひとのほうが、対局の当事者より冷静で、八目先まで手が読めるって意味なんだよ」”(p31)
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たぬ
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☆4 さらに続けて5作目。ワタクシおばちゃんですのでモスキート音はわからなかったけど(「ヴァルプルギスの夜」)シュールストレミングはわかったよ(「理由ありの旧校舎」)。この手の連作短編はこれまでに脇役で出ていたキャラがさりげなく再登場してくれるのが楽しいのよね。「惑星カロン」は今までにない重厚さがあったな。草壁先生の過去が気になりすぎる! 作者様6作目~! とりあえず番外編読んで耐えます。
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青美
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ネタバレフルートを欲しがるチカに、それだけ本気で上達したいのだなと胸を打たれました。 その一部始終をWAHOO!!知恵袋に投稿するチカママに笑いました。 いつも前向きで強靭なチカが悄然としていると、冷静なハルタはどう思っているのか気になります。 引退後の部について考えているのは立派で寂しいです。 酒豪の南風と真琴の酒宴?が破滅的で閉口しました。 コーチとしての真琴は場が引き締まるので好きです。 表題作で草壁の過去が語られそうでしたが、事情がありそうなので、謎めいた顧問のままでいい気がしてきました。
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しん
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ハルチカシリーズ第5段。
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卯月
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まず最初に、これまでの登場人物が多く登場します。名前だけの登場ということもあれば、ストーリーの根幹に関わってくることもありました。 個人的に好きなのは「ヴァルプルギスの夜」です。読んでいる時は考えもしなかったオチでした。 最後まで読んで分かったことは、「このシリーズに本当の悪人はいない」ということです。悪として描かれる人物でも、どこか憎めないような。そんな人物ばかりの温かい世界でした。
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アンブロ仮面
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シリーズの中では今作が一番気に入った。「理由ありの旧校舎」がベストかな。
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ミンティア
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ネタバレハルチカシリーズ、第5弾。 とても深刻でシリアスな場面でも、春田とチカちゃんのやり取りは微笑ましく、安心感がある。 特に「ヴァルプルギスの夜」の真相なんて鳥肌物なのに、チカちゃんのお陰(?)でどこか肩の力が抜ける。そのギャップがこのシリーズの魅力のひとつでもある。 一番好きな話は「理由ありの旧校舎」。真相は早い段階で分かったので、あの阿鼻叫喚を想像するだけで面白かったです。機会があれば経験してみたい……? いいやそんな機械があってもきっと私は断固拒否するでしょうね(笑)
0255文字
ぬん
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吹奏楽部×ミステリなハルチカシリーズ5冊目。ミステリとしてはいまひとつだけど、グッとくる台詞がとても多くて好きな巻だ…! 急にSFやり始めたりするのも楽しい。芹澤直子さんが最高に良い〜〜あと既刊未読は特別編1冊のみだけど、彼女が表紙の巻を拝むまでは死ねません。
0255文字
A3
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ネタバレKindleにて再読。デジタルツインの技術は本当に出来るのだろうか?少し怖い気がする。
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pao
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★★★☆☆ ハルチカシリーズ第5弾。今回も重くなりがちな話を、ハルチカの微笑ましいやり取りが緩和。チカママも面白すぎる(笑)草壁先生の過去も少しずつ明らかになり、この先気になるところ。音楽暗号の解読に挑む「ヴァルプルギスの夜」の真相にはゾワリ。お気に入りは1番学園ミステリらしさを感じた「理由ありの旧校舎」。学生らしいノリと何となく推理できそうな謎、そこから捻った着地とバランスの良さを感じた。
pao

うん、没だね😎

05/03 03:06
pao

何の話❓🙄

05/03 08:49
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sk1006
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ネタバレハルチカシリーズ5作目。 今作も安定の面白さ。ハルタとチカを始めとした登場人物たちの掛け合いがやっぱり楽しい。どんま〜い、に爆笑してしまった🤣 一方で、刻一刻と普門館へのタイムリミットが迫る物悲しさも感じてきた。 お気に入りエピソードは「理由ありの旧校舎」。魅力的な謎の提示→不可能犯罪への挑戦→一見それらしい解決→裏に隠された真実→冒頭の目撃談に納得、という素晴らしい流れでした😊 そして表題作では、草壁先生の過去を垣間見ることに。確かに気にはなるけど、正直そっとしておいてあげてほしい気もするが...
もけ

おお、とうとう既刊分は読破なされたんですね。ちょうどこのあたりから青春の終わりを感じさせる描写が増えているのに、未だに続きが出ていないんですよ~。番外編が一冊出てるのでそっちもおすすめですが……続きが待ち遠しい限りなのです……。それにしても「どんま~い」は最高ですよね(笑)みんなの会話大好き!

01/23 23:13
sk1006

本当にこの先の展開が気になりますね。番外編は確保しているので、ハルチカ禁断症状が出たら解禁しようと思います😅 どんま〜い、は民俗学者もびっくりの解決策でした😆

01/23 23:37
0255文字
Hana
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ネタバレ今回のハルチカシリーズは、チカとハルタがコンクールを終え、その後の様子が描かれました。どの巻とも同様で、事件を解決していく様子は本当に爽快で、楽しいです。難しい用語なども出てきますが、勉強だと思って楽しく読んでいます(*^^*)おすすめです!!
0255文字
たこのまくら
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草壁先生の謎の一端が垣間見えた。これから彼は過去に向き合っていくのだろうか。その時に南高吹奏楽部、チカちゃんたちはどうする?高校生活の終わりを意識し始めた彼らと、新たな一歩を踏み出そうとしている草壁先生。物語は収束に向かっていくのだろうか。
0255文字
maiko
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あえて書こう。青春小説とは、大人のためにあるのだ。「青春の終わり」を終え、「大人の始まり」を始め切れずにいる、あなたのためにある。(解説P455)
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Takahide✈Yokohama
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『理由ありの旧校舎』は「ベスト本格ミステリ2015」で既読。『惑星カロン』は、「あ」を打ち込んで予測変換の確定ができないのに送信は出来るの?とか、日ごろは「父さん」なのになぜ「おとうさん」なの?とか細かいところで話の作りがだいぶ苦しい。ハルチカシリーズは2018年1月を最後に止まっているけれど、第6弾を諦めずに待ちたい。
0255文字
ともすけ
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シリーズ5作目。スランプに陥ったチカが、楽器を変えれば上手くなると思い込み、中古楽器店で出会ったのは、呪われているという、不思議な総銀製のフルートで…。強豪藤ヶ咲高校の幽霊部員に自称OBから送られてくるメールは音楽暗号だった。その謎を解くとその裏には…。朝早く学校に着くと旧校舎の窓という窓が全開だった。盗まれたものはないというが、その真相は?偶然出会った中学3年の倉沢と、新藤誠一からの謎を解き明かしていくと、草壁先生と一緒になって…。高校生活も後半になり、終わりを意識し始めた。これからどうなっていくのか。
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那由多
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チカちゃんが新しいフルートを欲しがるところから始まり、少しずつあちこちに関連し、SF要素が入った惑星カロンへと収束する。チカママさんの悩み相談にファンができるの分かる。チカちゃん最高だもんね。チカちゃんが喋るだけで楽しいよ。なのに、入部予定の後輩に「一年しか一緒にいられないけど、大事にする」なんて殺し文句を言えちゃうとこ、ホント大好きだよ。
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花嵐
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★★★★☆ ハルチカシリーズ第五弾。表題作である「惑星カロン」を読むまでは今作は全体的にパンチ弱めかなー?と思っていたが、最後に色々とぶっこんでくれたおかげで今回もとても面白く読めた。「ヴァルプルギスの夜」の謎解きも面白かったが、やはり一番気に入ったのは「惑星カロン」。話の中で草壁先生の過去のベールがまた一枚捲られたが、全ての謎が解き明かされる時が今から楽しみなようなちょっと寂しいようなそんな感慨を抱く。
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へくとぱすかる
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ハルチカ5冊め。そして、ぶ厚い。学園ミステリとしての「理由ありの旧校舎」が気楽に読めた。そのほかの作品が意外に重厚。タイトル作の「惑星カロン」にいたっては、SFかも? と一瞬思ってしまったほど、現実から遠くに行ってしまった印象が残った。これらの作品は、いろんな要素が異なるとはいえ、宗田理の「ぼくらの七日間戦争」のシリーズと似た感触がすると思った。大人VS未成年。「子どもの大勝利」とは行かないのが現実とはいえ、力関係こそ逆転できなくても、ハルタやチカにとって前向きな結果に収めているのは、作者の思いだろう。
0255文字
ジロリン
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何度目かの再読。プロローグの〈青春の終わり〉を切なく甘やかに振り返るかのようなチカのモノローグからの、チカママのお悩み相談で大笑いさせ、そのエピソードは最終話の切ないラストへと繋がってゆく。最終話のクライマックス…最後まで書き残せなかった〈遺言〉を読んだ倉沢さんの(「あ」から繋がる言葉は)「そんなの、ありがとうに決まってます!」という叫びに、やっぱり涙腺崩壊。
0255文字
雪乃
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シリーズ5作目。再読。とても面白かった。
0255文字
Keiko  Miura
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全てがからまりあって。草壁先生の過去も少し 2021.82
0255文字
あい
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ネタバレハンドルネームチカママ シュールストレミングにオオコウモリ 1枚足りな〜い……どんま〜い! 今作もめちゃくちゃ笑いました。 惑星カロンでは草壁先生の過去が見えてきたりしてすごくドキドキしました。早く続編が読みたい……! 一見なんの関わりのない事件達の些細なことがひとつの所に集結するみたいな、チカちゃんとハルタがそうやって謎を解いていくのが毎回面白いです。チカちゃんたちから元気貰えたので、私も頑張ろうと思います。
0255文字
はーちゃん
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ネタバレついに先生の過去が…。これが刊行されてから結構立ってるけどデジタルツインズとか現実になってきてるのかな?
0255文字
ぬ。
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命の在り方を問うような表題作は、ファンタジーっぽさもあり著者らしい一編だった。そういえば前作で東日本大震災を彷彿とさせる一文があったような気がするのだけど、2011年から2012年を描いているのだとすれば、ハルタとチカが高校3年生を迎える今後、「普門館で全日本吹奏楽コンクールが開催できない」エピソードがあるかもしれないと思うと、切ないなあと感じる。
0255文字
もけ
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シリーズ5冊目。久々に読んだら、チカちゃんここまで空回りバカ担当だったっけ?と、ちょっと戸惑った。マイ楽器を持ってるのに新調したがるのはいただけない。でも二話めからは、吹奏楽部の面々も続々登場して、ハルチカシリーズらしい雰囲気に。お気に入りは「ヴァルプルギスの夜」。メールのやり取りだけで暗号を解いていくシチュエーションにわくわくするし、放課後のお茶に参加したがる芹澤さんも可愛い。今回、謎解きの切れ味は既刊に比べるといまいちだったが、代わりに会話の切れ味が増していた感じ。個人的ベストは、(コメントへ続く)
もけ

「みんなで、どんま~い、っていってあげればいいじゃない」だな。ギャグが目立っていたが、芹澤さんがハルタの弱点を指摘したり、チカたちの時間も着々と過ぎていってることを感じさせるエピソードが多かったりと、ふと切なくなる場面も多かった。/ところで実はこの本、発売当時に読んでいるはずなのに、なぜか読メに投稿し忘れていたようなので、今更ながら記録。ちなみに感想は当時に書いたもの。

10/03 22:01
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ミャロ
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※Kindle 今回は、前の話に出てきた人が顔を覗かせるだけでなく、謎を共有していて面白い。草壁先生の秘密も少し明らかになった。デジタルツインは、完成しない方がいい。
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まき
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ネタバレ草壁先生に何があったにせよ、まだ心の整理が出来ていないようだし、もしもハルタとチカが知ったところでどうにもならないのもツライところだ。 そして呪いが解かれたフルートがカロンを介して響きあう日が来ますように。 ハルタがチカの服を選んだときの 「ファッションは気迫と狂気が勝負を決める。この一着で勝負をしてやる、という迫力が大事なんだ」 なるほど、覚えておきます。 シュールストレミングは水の中で開けるといいみたいですよ。
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