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航空宇宙軍史・完全版 四: エリヌス―戒厳令―/仮装巡洋艦バシリスク (ハヤカワ文庫 JA タ 4-29)

感想・レビュー
33

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源次/びめいだー
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面白かったです。
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FaianchCha
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完全版は作中の時系列で並べたと言う触れ込みだが、であれば「星空のフロンティア」を1巻の頭に入れるべきだし、シリーズの全体像を感じる意味でも最初に読みたかった。
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WooD
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ネタバレしっかりしたSF読むとなんでこうフワフワした気分になるのかな。空想をもてあそんだあとみたいな感覚が残ってる。最初の方の巻と違って抽象的な描写が多いせいかも。実際の世界と地続きであることを盛んに感じさせるそれまでの話と違って超自然現象や概念みたいな存在の鳥の登場で航空宇宙軍史の世界はこんなものがあるのかってなった。 あとがき見るとこっちの方が最初に刊行されたらしいので、これ読んで全体見るとまた印象が違うんだろうなぁ。
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duzzmundo
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前作がとてもおもしろかったので、早めに完全版・四へ。三ほどではないですが、なかなかおもしろかった。外惑星動乱後、敗戦した惑星連合が再びクーデターを起こす「エリヌス-戒厳令-」がおもしろい。これまでの歴史に名を連ねていた人々が再び登場します。個人的にはこういうの架空の宇宙史の方が好きで、ハードSF色の濃い「星空のフロンティア」とかは苦手なので頭に入らなかったり。このシリーズは明らかに上下巻でもいいはずのページ数を一冊にしてるのでやや読破に時間かかります。五もそう遠くない日に読む予定。
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雪乃
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【図書館本】シリーズ4作目。面白かった。
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バンスライク
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ネタバレ外惑星動乱降伏後、外惑星連合の地下組織SPAは天王星系エリヌスにクーデターで独立政府樹立を目論み降下部隊を送り込もうとするが航空宇宙軍も動きを掴んでいた。キャラとエピソードを交互に積み重ね緊迫した展開がテンポ良くて面白い。非情でキャラたちに救いがないのもドライな雰囲気にマッチしている。バシリスクを含む短編は宇宙の探索と神秘をハードSFと精神世界を融合させたような感じでちょっと難解だけど切り口が面白い。バルキリーの緊張感ある戦闘シーンとAIの思考も読み応えがあった。通して読むとキャラたちの繋がりも面白い。
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やすお
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読んでいる時は、相対性理論の中で宇宙を行き交う宇宙船の話で、ちょっとファンタジーっぽいという感想だった。巻末の解説を読んで、本書(本シリーズ)の構成が緻密に計算されたものだと気づく。好みなのは「仮装巡洋艦バシリスク」の方。宇宙を漂う乗組員の強さが涙を誘う。全体的には宇宙の非常なまでの厳しさを表現しており、背筋が寒くもなるが、それはまだ私が宇宙を最後のフロンティアだと楽しいことしか想像しなかった故の無知からくる恐怖なのだろう。800ページ超えの大作だが、一気に読みたい作品である。
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へいがぁ
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ネタバレようやく読み終えました。疲れました。
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白城
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4巻読破。後半の短編は、短めで読むのが楽な反面、難解でほぼ読解できずに惰性で読んでしまった。最後の仮装巡洋艦バシリスクと星空のフロンティアは、ちょうど見たばかりの映画のインタースティラを思い起こさせるなーと感じた。エリヌス戒厳令は、航空宇宙軍史の歴史の1ページのドキュメンタリードラマを見ている感覚。次の巻は、本作品がちょっと重かったので、しばらく休養です。
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ばたやん@かみがた
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ネタバレ死、死また死……。元より呆気なく登場人物が不慮の死を遂げていく本シリーズであるが、本巻の前半である長編『エリヌスー戒厳令ー』は肉弾相撃つ地上戦が舞台となることもあって次々と亡くなっていく。来るべき地球外知的生命との交戦に備えて航空宇宙軍が打った布石の為の生け贄のような…。ただ、注意するべきはそのように得々と語る二人の人物も例外なく死に追いやられることだ。妻と娘をその様な非情さの中で失った老坑夫には軍の壮大な目的等耳に入らない。全体の中で個の占める地位とは何かを考えさせられる。後半は中短編4編から成る(続
ばたやん@かみがた

『仮装巡洋艦バジリスク』。その中の1編「星空のフロンティア」では主人公の青年シマザキの身の上を「エリヌス」の悲劇のヒロイン・ジャムナのそれと重ね合わせて読んだ。共に孤児として育ちそれ故に組織に鉄砲玉の様に扱われる。但しシマザキがたどり着く宇宙に対する意思は母性にも彩られ魅力的に思える。最後に収められた「バジリスク」の鳥のイメージもそうだが、軍の非人格的な宇宙進出とはまた違う宇宙への根源的な憧れが語られる所にこのシリーズの魅力があると思う。

12/25 22:32
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へ~ジック
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人を歯車に例える事がある。前半の「エリヌス -戒厳令-」は時計の針を無理矢理に進めたり戻したりする様な話だった。その時、歯車にはどれだけ負担がかかる事か。なのに時計自体は何事も無いかのように動き続けるのだ。対して後半の「仮装巡洋艦バシリスク」は未知への挑戦、探検への憧憬、ポジティブん意味での人類の発展を描く力強い物だった。けれども、この時代の航空宇宙軍も本質はエリヌスなのだろう。彼らは変わらず動き続ける。歯車たる人には止められない時計の様に。夢や希望を呑み込み汎銀河連合の苗床となるまで。
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大之介
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ネタバレ「自由行動の許可を与えられたし」!!!
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みずみず
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『エリヌス-戒厳令-』面白かった。外惑星連合軍の計画する辺境でのクーデターを巡る展開が気になって一気に読んでしまった。
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マスクドろ
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「だが、宇宙は海ではない。」
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はるを
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⭐️⭐️⭐️⭐️☆。超難解だった。力技で強引に読み終えた。笑。理解出来る範囲でも面白かった。【エリヌス-戒厳令-】天王星の衛星、エリヌスを舞台に守る航空宇宙軍と攻めるSPAそれぞれの立場から複雑な思いと目論みが絡み合う様は読んでいてスピード感とスリルがあり、さらにはどんでん返しも起こりとても面白かった。ジャムナ、ロペス部長、オライオン、オグ、ヴェルナー大佐、教授、等濃いキャラクターもみんな良かった。【星空のフロンティア】最後が度肝を抜かれたけれど面白かった。ただ、説明が長過ぎるかなぁ。つづく。
はるを

バードさん、実はそうでもないんですよ。二刀流って言った方が良いんですかね。山岳は山岳で本業なんですよね。航空宇宙軍も自身の山岳経験を活かした冒険譚もあるんですよね。『惑星CB-8越冬隊』とか。

05/10 20:03
5件のコメントを全て見る
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くま
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気がついたら、「四」まできてしまった。残すところあと一冊。仮装巡洋艦バシリスクに収められた短編は、どれもホントに、イイ。甲乙つけがたいのだけど、「襲撃艦ヴァルキリー」に登場する主人公のパートナー役のAI「仮想人格」が、脇役なんだけど、いまどきな感じで、すごくよかった。アップデートされているのかな。
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銀丸083
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どうにかこうにか、やっと読み終わった。読書量が減ったのか、歳のせいで読解力が減退したのか。兎に角、読み終わってほっとしたところだが、まだ後が控えてる。長・中・短編混ざってて、その分読みにくかったかも。気持ちの問題だと思うけど。リアル・ハードSF、色々工夫が凝らされてて面白かった。この勢いで、次に行こうか。
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Mits
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この本の後半、仮装巡洋艦バシリスク収録の短編群がシリーズで一番好きなのです。
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うんの
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フォティーノバード!
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roxy001960
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前半は読んでいたのですが、前半の最後のあたりから読み始め。エリヌス戒厳令は好きだなあ。後半も面白かった。鳥がまた出てきていたけど、どんな存在なんでしょうね。
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mahiro
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外惑星動乱の終決から何十年か経っても恨みは消えず外惑星同盟の残党はテロリストとなって辺境衛星で起死回生の計画を実行する『エリヌス』その地で細々と生きていく事だけを望みに暮らす人々を巻き込んで・・『仮想巡洋艦バシリスク』は外宇宙へ出て行く人々の物語と言えば良いのか。手に入らなかった初期作品も読めて満足、巻を重ねるごとに谷甲州の世界にどっぷり浸っていた頃の気持ちを取り戻すようだ、次は5巻そして新作未読のコロンビア・ゼロだ。
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知降 星人
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あるいは…女性は我々よりも、フロンティアに適しているのかもしれない。女性はすべての辺境を―人の手がふれたことのないフロンティアを、懐かしい生まれ育った故郷にかえる力を持っている。それとも…女性は故郷そのものかもしれない。
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鐵太郎
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第一次外惑星動乱から40年ほど経って、再び外惑星、それも木星系・土星系どころかもっと辺境の、天王星の衛星エリヌスで発生した動乱の顛末を描く長編と、航空宇宙軍が太陽系からさらに外に進出する時代を描く短編集を合本としたもの。後者の中で、「ヴァルキリー」に絡む2つの短編はお気に入りなのですが、ハードSFの範疇を超えて行くときの谷甲州節には、その群像劇としたときのスケールの小ささを含め、どうも波長が合わないかな。でも、それはそれで懐かしく、面白い。
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ひびキング
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爆発寸前までに高まる緊張と防諜戦が-開戦前夜-と対になるかなような-戒厳令- 市民や兵士の悲哀が物悲しいが、他の作品ではあまり触れられない大型艦の運用が描かれていて興味深い。そして全ての始まりである「バシリスク」を30年経った今読むと、ミクロな視点で描かれる後続の作品に対して、大きな時の流れを扱った始まりに相応しい完璧なSFだと感じられる。後の「パンドラ」や「日本沈没二部」に繋がって行く著者の筆の流れが見えるようだ。
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めーてる
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辺境の星・エリヌスにおけるSPAと航空宇宙軍との戦いと、ガラッと方向性を変えた短編集を収録した本。エリヌスの方は展開が衝撃的。短編集は、本書における宇宙の謎に迫る重要な作品が収録されていて、その世界観に打ち震えた。
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nekomatadesu
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積読していたら、最終巻が出てしまったので読まねば。 しかし2in1だからぶ厚くて重いので疲れる。 「エリヌス―戒厳令」はすでに記憶が無かったので、ほぼ初読と同じ状態だった。 SPAのジャムナとサイボーグのオグの関係は思い出したけれども、 ヴェルナー大佐とSPAの教授の話すオディセウス0の話から「星空のフロンティア」に続くのは忘れてたよ。 「仮装巡洋艦バシリスク」は4編で、気になっていた「砲戦距離一二、〇〇〇」が有った。 オディセウス0、ヴァルキリー、バシリスク。 底流で繋がっているんだね。
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タカシール
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外惑星動乱が終わっても関わった人々にとって歴史は続いていく。航宙船,サイボーグなどさまざまなギミックが出てくるけれどもあくまでも主体は人間。未来世界にどっぷり浸かり味わえるSF小説。
0255文字
hryk
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『エリヌスー戒厳令ー』はばらばらに動いていた話が一つにまとまりかけるところで、面白さがぐっと高まる。『仮装巡洋艦バシリスク』はシリーズ最初の作品「星空のフロンティア」を最初に読んでいたら航空宇宙軍史全体のイメージもかなり変わっていたと思う。解説に、航空宇宙軍史は各作品が他の作品を補完しているとあって、まさにそう。しかも、どの作品からも読めるけれど、読む順番でシリーズのイメージも変わってくるところがとても面白い。
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Mc6ρ助
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『「何もいらん。人間としてあつかわれたいだけだ」(p268)』『お前たちは、まともじゃない。そんなことのために、一体何人殺した。個人の存在というものを、お前たちは認めようとしないのか」(p464)』著者によると、この本に収録された「星のフロンティア」と「エリヌス-戒厳令-」が航空宇宙軍史の骨格だとのことだ。作者の意図を汲み取らないあまのじゃくのファン(なんたってコマンダー・ダンテ、ヴァルキリーだよね!)だったと改めて思ったが、このシリーズがとてもとてもすきであることは変わりない。
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へ~ジック
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エリヌス -戒厳令- 天王星エリヌスをトロフィーとする命を賭けた勝ち抜きレース。そこでは力の無い人、運の無い人、参加していた事に気付かない人が敗け、忘れ去られてしまう。この厳しさに反抗しても顔を見せない狡猾な者がますます力を付けるだけ。この無情に身が震えた。 仮装巡洋艦バシリスクではエリヌス事件など知らぬ気に発端となった出来事と、その帰結としての時代が常に変わらない者として描かれる。これもまた無常である。残された記録が心ある人の手に渡った事だけが慰めだろうか。
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niz001
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完全版で買い直し。「仮装巡洋艦バシリスク」はシリーズで一番好きな1冊で確か最初に読んだはず。
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兵庫乃助
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初めて読んだのはSFばかり読んでいた、高校生の時だった。この本で谷甲州のファンに。この後、航空宇宙軍史にのめり込んでいくきっかけを作った本です。
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航空宇宙軍史・完全版 四: エリヌス―戒厳令―/仮装巡洋艦バシリスク (ハヤカワ文庫 JA タ 4-29)評価70感想・レビュー33