形式:文庫
出版社:早川書房
『仮装巡洋艦バジリスク』。その中の1編「星空のフロンティア」では主人公の青年シマザキの身の上を「エリヌス」の悲劇のヒロイン・ジャムナのそれと重ね合わせて読んだ。共に孤児として育ちそれ故に組織に鉄砲玉の様に扱われる。但しシマザキがたどり着く宇宙に対する意思は母性にも彩られ魅力的に思える。最後に収められた「バジリスク」の鳥のイメージもそうだが、軍の非人格的な宇宙進出とはまた違う宇宙への根源的な憧れが語られる所にこのシリーズの魅力があると思う。
バードさん、実はそうでもないんですよ。二刀流って言った方が良いんですかね。山岳は山岳で本業なんですよね。航空宇宙軍も自身の山岳経験を活かした冒険譚もあるんですよね。『惑星CB-8越冬隊』とか。
なるほど。
⇒http://tetsutaro.in.coocan.jp/Writer/T/T019KK.html#T019-039
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