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なぜ人はニセ科学を信じるのか 2 (ハヤカワ文庫 NF 281)

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まー
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ネタバレ今でもアメリカには進化論を否定し、かつ創造論を教えようという動きがあるとは聞いていたが、それに対する危機感の表れゆえに、ページをかなり割いているのだろう。ホロコースト否定論者のくだりで出てきた日本の雑誌廃刊はよく覚えている。単なる対立構造を挙げるだけで終わるかと思ったら、最後に物理現象を神にリンクさせる学者の話が紹介され、宗教の影響力を感じた。ここで出てくる「強い人間原理」は、某SF小説のネタそのものだったことに一番驚いた。あの小説は、この原理をもとに思いついたのだろうか。それが一番気になるところでした。
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vani_1103
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まったく読んでないけど、図書館に返却します。
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猫丸
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第二巻は聖書原理主義とホロコースト否定論。著者の示唆からわかったのは、一般にカルト思想にとらわれる人間の世界認識が単純であること。彼らは科学が正しいと思っている。もちろん違う。多数の事実によって不断に更新される可能性を開くのが科学の特質だ。二分法でしか思考できない。自分の検証義務を相手に押し付け、あまりのバカさに放っておくと「論破」と見做し自陣の正しさが立証されたと妄想する。さらに倫理的資質に欠けるから、論争において使用不可のレトリックを平気で使うし、分かりやすい陰謀論に耐性がない。相手にしないが吉。
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中島直人
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Ⅰ巻と比べ、重点が論争に重きを置き過ぎ、イマイチ面白みを感じることが出来なかった。
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naoto
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進化論vs創造説、ホロコーストの有無。進化論に関しては聖書主義者が「聖書に書いてある」の時点で思考停止しているが、ホロコーストでは肯定派の方が思考停止してないか?否定論者の理論を面倒くさがらずに論破してもらいたい。
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アノマリー
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☆懐疑主義をベースに種々のニセ科学を丁寧に反証していく。特に下巻はなんどでも読みたい。
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さるぼぼキング
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前編よりはマシだったかな。 思ったより浅い内容がダラダラ続く印象は変わらず、 目からウロコが取れる・・・こともなく、むしろ余分なウロコが付いたような… 結局人は見たいと思うものを見て、信じたいと思うことを信じるということ。
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イガラシ
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今では当たり前のことでも、それが定説となるまでは信じる人と信じない人が存在する。そして、科学のようなものを使って自説を有利に導く人はいつの時代にもいるのでしょう。一番いいのは疑問を持つことだろうか。たいていのことは単純ではない。それを誰にでも分かりやすく言おうとすることは何かを省いているということで、その省かれた部分こそが重要ということもあるかもしれない。
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ばんぶー
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ホロコースト否定論や創造科学は対岸の火事だと思っていました。しかしこの本を読みまして、「南京大虐殺」否定論や、歴史教科書などにみる日本の状況にぞっとするような類似点が感じられ、目眩がしてくるようでした。
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てら
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ホロコースト否定論や創造科学を信じる人を論破できるような本ではありません。しかし、そういうものの構造、陥穽、矛盾をはっきり知るにはよい本だと思います。現実世界すべてを否定するために、また自分を肯定するという小さな目的のために、できもしない一点突破を図るというのは安易でみっともないことです。
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ntahima
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第3部 進化論と創造論。これが読みたかった。私は根っから相対主義者で生まれつきの無神論、いや無関神論者か。一瞬たりとも神を感じたことはない。勿論、歴史や文化に及ぼした宗教の影響については関心があるので宗教史や宗教学の本は読む。信仰としての原理主義ならいざ知らず創造論を進化論と同じ科学の俎板の上に乗せたらお話にならないと思うのが日本人。米国ではちゃんと最高裁で争われることになる。かの地で進化論完全肯定派は国民の僅か1割強とか( ̄□ ̄;) いやあ日頃何気なく使っている科学と宗教の定義について勉強になりました。
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ハニ
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人の名前を覚えることが苦手なのが懐疑学によって判った
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シトックヮ
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【読了】創造論者との対決は楽しく読めるけどホロコースト否定論の項は読むのがつらい。表紙イラストの顔がヒトラーの猿がバイブルに乗っているのは揶揄が過ぎるかな。
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sezmar
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本棚から発掘
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なぜ人はニセ科学を信じるのか 2 (ハヤカワ文庫 NF 281)評価80感想・レビュー14