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なぜ人はニセ科学を信じるのか 1 (ハヤカワ文庫 NF 280)

感想・レビュー
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まー
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ネタバレ下巻を読む前に、復習を兼ねて読み始めた。元はビリーバーだった筆者だが、カール・セーガン博士との出会いが機になったのか、今は懐疑派となりTV等でも活動している。その体験談が興味深い。TV番組のヤラセによる作られた超常現象だったが、指摘する時間はもらえずに終わる話。そして予言や予感などを信じる心理を説明して、納得させたにもかかわらず、そのままビリーバーで居続ける人たち。啓蒙活動はなかなか上手くいかないようで、一度信じるとそこから抜けられない人が多い。身につけた考え方を変える難しさを感じた。
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vani_1103
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古い本だけれど、じっくり考えてみたい人に。
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猫丸
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懐疑主義のレッスン本。精神の柔軟な青少年には一読をお願いしたい。科学と非科学の違いに関する総論に始まり、各論は超能力、臨死体験、異星人による誘拐、性的虐待の記憶再生、理性的カルトの5つ。第8章のエイン・ランド(アイン・ランド表記が標準か)の例が面白い。客観主義と理性主義を標榜するランドを中心として、非理性的カルト集団が形成される皮肉が報告されている。あなたが天才的思想を発表したら熱烈な支持者の崇拝対象になってしまったとする。そこで「そういうのはやめろよ」と言えるだろうか?
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やいとや
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『奇妙な論理』や『悪霊にさいなまれる世界』などと同系列の趣旨なので、どうしても重複する箇所はあるが、この本は「人の目がどうすれば眩むか」を系統立てて分類してくれる処が面白い。科学者を騙す事がもっとも楽、という皮肉は今も有効なんだよなぁ。
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hiyu
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人は容易に信じうるということか。理性だけでのコントロールはなかなか難しいだろうな。
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中島直人
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ニセ科学についての考察。懐疑論者としての面目躍如。下巻も読んでみよう。
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いつき
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6章「異星人との遭遇」が特に面白い。著者が3000マイルノンストップ自転車レースに出場した際、睡眠時間を削って肉体を酷使した結果体験した超常現象。確かに極限状態ではそれに近いことが起こる。
いつき

5章「臨死体験と不死」もいい。麻薬によって臨死体験と似通った幻覚を見ることができる。ケタミンでは幽体離脱が、ジメチルトリプタミンでは世界の膨張収縮(トンネルを抜ける感覚か?)、メチレンジオキシアンフェタミンは時間の退行感覚(走馬灯か)。これら麻薬によって反応する部位が存在するということは、脳内麻薬にも似た成分を持つものがあるのではないか、死に瀕するという極度のストレスによってそれが誘発されているのではないか、という仮説は、実に納得しやすい仮説だ。

06/15 09:03
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さるぼぼキング
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うーん、引用も含めてもっとスリムに読みやすくできたのでは? タイトルで買ってしまったが、ほぼ進化論vs創造論のみな印象で、興味を持って読める部分が少なすぎた。 後編もこの調子だと辛いな。
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shogun_sama
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ニセ科学を信じる大衆心理の部分と、ニセ科学の構造、それに対する懐疑主義的な向き合い方、科学側の反撃等が記述されている本。ホロコースト否定主義の部分は日本における「中国大虐殺」否定論者達の論法とまるっきり被っていて笑ってしまった。 忙しい人は3章までとラスト読めばこの本の8割は読んだことになる。後は具体例の個別検証がほとんどなので。具体例のところの面白エピソードを逃すという意味では損だが。
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Koning
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かつては嵌ったという著者がきっちり懐疑派になってばったばったという本だけど、非情に例示とか判りやすいですね。うん。これはお勧めかも。 下巻の偽歴史は今この国を取り巻く状況がまたアレなんで、皆さん興味深く読んでるのだろうなぁ
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n0i
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道徳律は、その道徳の価値基準に大きく依存している。道徳律が、人間文化の影響を受ける構築物だとわかっていれば、人は他人の信心、ひいては人間そのものにもずっと広い心で接することができる。ところが、自分たちこそ人々の行動の是非を判断する最高審判員だと主張し、あまつさえ善悪の絶対的な価値基準を見いだしたと言った時点で、寛大な心、さらに理性や合理性の範疇からもはずれてしまうのだ。カルトや宗教、国家、あるいは個人の自由を侵害する恐れのあるいかなる集団も、この特徴を示している。[265頁]
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tk
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なんか読みにくいと思った。 どの辺がどう読みにくいのかは分からないが、基本的に翻訳の本は読みにくいと思うのです。
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てら
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具体的かつまとまっていて読みやすい。悪い意味での「オカルト」とどう向き合えばいいかは意外に難しいが、この本をちゃんと理解できればうろたえないで済むと思う。ただ、アメリカ特有(?)のプラグマティズム的というか、具体的・経験的なものを至高の位置に置きすぎているきらいはあるような。下巻はいよいよ「歴史修正主義」との対決なので、楽しみ。
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JunTHR
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表紙の軽さとは違い、かなりしっかりした内容で読み応えあり。科学とニセ科学の違いを論理的に、わかりやすく教えてくれる。「懐疑主義」のプロである著者がオカルト好き素人すらも説き伏せることが出来ないというエピソードを読むのは何かくたびれてくる。おれなんかじゃ、到底説得出来ないんだろうなと。
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ntahima
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以前カール・セーガンの遺稿「ひとはなぜエセ科学に騙されるのか」を読んで感銘を受けたので類書として読む。著者もセーガン博士と面識があるようだ。序文はこれも又著名な進化生物学者であるS・J・グールドが書いている。表紙だけ見ると<と学会>本のようであるが疑似科学への冷やかし(それとも愛^^)等は少しもない生真面目な本。第一部は懐疑主義を定義しているがやや冗長。二部から具体例が取り上げられ興味が増す。既知の内容であったが「記憶回復運動」は将に現代の魔女狩り。この運動によって崩壊した家庭を思うと哀惜の念に堪えない。
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yori
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★★★☆☆ 「ぼくらの頭脳の鍛え方」推薦本。人が奇妙なものごとを信じる理由を分析すると、一般的な原則があると。確かにそういう事実を知らないで妄信してしまうのは怖い。特にそれが集団になって動き出したと時には悲惨な事件に発展することもある、。ただ、懐疑主義って、読んでてワクワクする感じではないかも^^;
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📚Tuf
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懐疑主義か~
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シトックヮ
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【読了】
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KN
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ネタバレまあ一言でいうと「再現性がなきゃ科学じゃないよね!」ということでした。
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sezmar
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これはいつ買ったかなあ……
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まー
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懐疑主義を理解する上で、読んだほうがいい本。カール・セーガン博士の考え方に感銘を受けたので、こちらの本も読んでみました。
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shiaruvy
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コメント予定 [2003.08.31 初版]
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