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警察回りの夏 (集英社文庫)

感想・レビュー
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tnyak
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堂場ワールドを満喫しました。
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いっつぴょん
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元記者の堂場さんならでは書ける作品なのかな。記者としての矜持と野心。俺も会社員としての矜持と野心。そんなのあったかなと定年して今さら考えてしまいました。面白かったです。あと2作読みます。
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Wadachan
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読めば止まらなくなる堂場ワールド! 面白かった(^^)
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Admiral2009
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続刊の『蛮政の秋 』と『社長室の冬』を読むにあたり読み直し。❝国民の知る権利の押売り❞で知りたくもない報道を垂れ流すマスコミ各社は、憲法に護られた報道の自由は結構ですが、メディアスクラムによる人権侵害は御構い無しだから社会の支持を得られません。著者の古巣、読売新聞の暗部を晒したのかな。
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ねぎまぐろ
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★★★
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ふ
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田中峰和
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マスメディアのトップに君臨していた新聞報道だが、その調査力もいまや週刊誌に負けている。ネットの登場で購買数も激減し、地位は下がり続けている。舞台は山梨県下。大手新聞の地方局記者の誤報が出したのが発端。意図的に流された警察幹部からの偽リークに騙された南は、真相を探るために行方をくらます。ネット民から集中砲火を浴びた新聞社は外部調査委員会を立ち上げ、事態の収拾にあたる。地方の警察周りから始まる記者の仕事。記者経験者の著者だけに物語はリアル。メディア規制法案が全ての契機。安倍政権の悪政が思い出される。
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yokkoi
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新聞vsネットvs公務員(雑) ただのミステリー小説ではない面白さ。 最後の1行がキツかった。鼻の奥がツーンとした。 読める時間が切れ切れになった上に登場人物が多かったので、ちょっと読みにくく感じてしまった。読書にはまとまった時間が欲しい(^^;
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シロマック
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元々マスコミ嫌いの自分だったけど、ストーリー自体は面白く読んだ。でもなんで新聞は未だに特ダネをありがたがるのか分からない。締め切りのある活字媒体に固執しすぎている。今はテレビ、SNSとリアルタイム性の高いな情報媒体があるのに、新聞で特ダネを争うこと自体馬鹿げている。それも世の中がひっくり返るほどの大ニュースでない限り読者、視聴者は新聞の活字ニュースをそれほど有り難く思っていない。読者がマスコミに期待しているのは即時性でなく正確さ、具体性、深掘り、その後の結末、の報道であるのに。
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チェス
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興味深く面白かった
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takao
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ふむ
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flounder2
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ネタバレメディア3部作の1作目。 母子家庭の幼い姉妹が自宅で殺される。日本新報甲府支局の南は、警察のネタ元から犯人の情報を掴み誌面トップを飾るが、大誤報となってしまう。新聞は謝罪記事を出し、外部調査委員会を立ち上げるも南は失踪。南が利用されて誤報を掴まされた理由が分かっていく。 堂場さん自体が元記者だからか、紙面づくりの裏側がよくわかった。個人的にはやはり警察側の話が好み。事件の後味があまり良くなかった… 2023-87
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まひはる
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母子家庭の幼い姉妹が自宅で殺害される。死体発見時から母親が行方不明の為、母親犯人説が浮上。日本新報甲府支局の南は、本社への栄転を懸け、特ダネを狙って精力的に事件情報を収集。警察のネタ元から犯人の情報を掴み、紙面のトップを飾る記事を書いた。だが、それは大誤報となって…。巧妙な罠に翻弄されながらも、新聞記者としての矜持と野心の狭間で真実を追う男の闘い。長編ミステリー。
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Daisuke
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読んでる間は楽しくぐいぐい読めて、読み終わるとなんだこんなもんかって思う。それはつまり文庫本としてとても良い本。
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Hayato Higo
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★★★★★読み応え満点な内容。鬼母と代議士には、イライラ。今回は委員会の渋目の面子が光ってた。毎日読んでる新聞にこんな裏側がとか、確かに犯人写真少ないなとか学びが多かった。秋に移ろう!
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都人
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著者は作家になる前は、全国紙の新聞記者だったと巻末の解説に述べられている。著者の記者という職業に対する篤い思いが込められいる本だ。
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にゃにゃころ
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南記者のキャラは最後まで好きになれなかったけど、記者魂は伝わって来て、今の若い記者たちはどんな感じなのだろうと知りたくなった。大物スクープを狙う記者なんていなさそう。上にも潰されそうだし。新聞もマスコミも権力の監視どころか、完全に迎合してしまっていて、週刊誌の方がよほど真相を暴いているという... 芸能人のスキャンダルには喰い付くのに、権力者の汚職にはだんまり。問題山積の今こそ記者としての矜持を見せて欲しい。最近出た「小さき王たち」も新聞記者と政治家の話でおもしろそう。
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*takahiro✩
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安倍晋三の犯罪の一部を暴いた様な内容。民主主義の敵は殺人犯ではなく自民党の安倍晋三一派ということ。取り込まれたNHKを始めとしたかつては報道機関と呼ばれていた組織はその手下。無関心を決め込む国民は共犯者。これでは先進国から脱落し独裁国家に成り下がるわけだ。
にゃにゃころ

まさに今そんな感じなのでおもしろそうですね! でも、読んでいるとムカムカ腹が立って眠れなくなりそう。

07/24 11:11
*takahiro✩

にゃにゃころさん、10年近く前の作品なので現在から見ると若干ツッコミ不足ではあるのですが、政治屋によるSNSを使った世論誘導やマスコミへの圧力、政治に擦り寄る警察内部勢力など、まさにムカムカ感満載です(笑)

07/24 11:33
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ysmsuzuki
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B' 南康祐 日本新報地方記者   高石要 教授(元記者)誤報調査員
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kanab612
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著者のメディアに対するメッセージをつよく感じる作品だった。その分、複数のテーマがまとまりきっておらず、ミステリとしての意外性にやや欠ける部分があり、また500頁以上ある長編なだけに、途中少しリーダビリティが落ちたような印象が。母親のキャラクター造形がもう少し丁寧だとなお良かったかも。 しかし新聞小説としては面白く読んだ。インターネット社会における新聞の役目とは、矜持とはーー難しい問題である。
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いえのぶ
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ネタバレ甲府の殺人事件について警察担当の若手記者がつかみ、掲載した特ダネ記事は誤報であった。育児放棄のシングルマザー、マスコミ規制法の立法化を目指す代議士、無責任な発言をするネット市民、マスコミを教える大学教授や元検察官の弁護士らから成る外部調査委員会の面々など様々な人々が登場する。元新聞記者の著者ならではの力作と感じる。新聞記者小説。
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ga-ko
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新聞社記者は大変だな、と思っていたのも冒頭まで。そうか報道の自由とは、、自分の立ち位置からどうとらえるか。報道の自由とは、一体何か、それを追い求めるときに誰のためになり、誰を傷つけるのか。利害、怨恨。難しいテーマだった。
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梨愛
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母子家庭の幼い姉妹が殺され、母は失踪。若手から中堅への過程で本社への栄転を狙う地方記者・南はなんとか記事をモノにしたい。ネグレクトが疑われる母に子殺しの疑いがかかり、事件現場や母親の実家にはキー局も含めたテレビ・雑誌・新聞の取材が殺到。ネットでも祭りになっていた所へ取材に抗議していた被害児の祖父が自殺未遂。さらに南は信頼していた警察関係者の話からとくダネを狙うが飛ばし記事になってしまう。事件報道について考えさせられる作品。事件の犯人だけでなく、様々な思惑が絡み合う謎は解き明かされるのか?
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namtek
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蛮政の秋の前編ということで読んだ。誤報の詳細がよくわかったが、記者が陥りがちな事象が今回の案件を招いた。理解できなくもないが、記事の信ぴょう性は確実に担保しておかなければ、世間に与える影響は計り知れない。記者も大変だと感じた。
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🅼🆈½ ユニス™
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ネタバレ多少は期待してたけど、最終節までスカッとするようなシーンはなかった。読み応えのある作品ではあったけど、真夏に汗をかきながら読んだような感覚。
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tetsu-flute
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図書館本。最初はどうかなと思いつつ読んでいたが、途中から面白くなり、一気読みでした。久々に面白い作品でした。
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Admiral2009
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「権力の監視」を標榜しながら、自ら特権意識を振りかざし❝権威主義の権化❞になっているのは今の新聞社だ。此の本では取り返しのつかない域にまで堕ちたメディアの凋落がテーマ。此の本でカギを握る第三者委員会だが、不祥事が起こる度に立ち上がるものの当事者から活動費が支払われている等、中立性は怪しいのが現実だ。
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にとりん
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警察小説かと思ったら違った。変わった切口の話で面白かった。地方の新聞社が舞台で途中から出てくる調査委員会がやり手でかっこよくて良い。
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sekkey
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メディアと警察(検察あるいは政治家も)の関係、適度な距離感とは?を考えさせられる。メディアは警察内部に切り込みながらも取り込まれてはいけない。この緊張関係が崩れるとメディアは警察の情報を検証せずに垂れ流すようになり、警察(国家権力)はメディアをコントロールし都合の良い情報のみを流させるようになる。一番被害を受けるのは一般庶民だ。 こんな深いテーマが小説の底流にずっと流れている。序盤こそやや陰湿なムードも外部の調査委員会が立ち上がったあたりからはギアを上げて読めた。小寺と三池の対決は次作に持ち越しか
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Miyagawa Yoko
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事件そのものより、その事件に乗じて張り巡らされた陰謀の方を明かす。
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かおりんご
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小説。警察ものが苦手なのに、読んでしまいました。はじめのうちは、南記者の偉そうな感じが鼻について、なかなか読み進められませんでしたが、黒幕の存在がチラついてからは一気読み。どういう結末になるのか、ハラハラドキドキしながら読みました。マスコミ批判を主軸にし、かつ報道の自由や表現の自由を織り交ぜながら、ミステリーをしたてているのがすごい!伏線を綺麗に回収しているのもよかったです。
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しーふぉ
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マスコミの過剰な取材やネットの無秩序な書き込みに対しての警鐘と法律で規制することの是非などを、最後のサツ回りの記者や誤報の検証委員の目線で追う。堂場瞬一さんらしいエンターテイメントに仕上がっている。
しーふぉ

三上博史なんですね!

09/19 11:18
ミカママ

なんかワイルドな😎

09/19 11:43
6件のコメントを全て見る
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M★chan
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堂場作品はやっぱり警察モノのほうが好きかな...最後の特ダネ掲載後の話が見たかったな。
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けろにょん
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いたいけな子供二人の殺人事件を発端に、絡みつくネット世論、マスメディア、警察、政治家といった黒々とした雲。 2014年の作品だが、2020年の今はさらにその黒い雲が、6年前よりも深く重く垂れこめている。 記者が主人公なのかと思ったけれど、そういうわけでもなく。調査委員会は信頼に足るものでホッとした。 事件の真相はやり切れないものだった。
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マムみかん(*ほぼ一言感想*)
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《ナツイチ2020》「ミステリーよまにゃ」ラインナップの中から購入。 ミステリーかどうかは疑問でしたが、新聞社小説として読み応えありました。 昔人間なので、ネットよりは紙の新聞派。 強引な取材や誤報は論外ですが、権力と対抗する力を持ち続けてほしいです☆
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箸
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ふと時間が空いたときに、乗り換え駅構内の書店で手に取る作家さん第一位が堂場さん。「きっとおもしろい」という信頼感。刑事ものだと思って読んだら、主人公は新聞記者でした。もともと新聞記者さんだったのですね。本書の最後の解説を読んで知りました。今の世の中の教訓となるような内容。
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k_jizo
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★★テンポ良く一気読み。後味の悪い事件だが、高石、小寺、三池の駆け引きが面白い。
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シロマック
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なんとも後味の悪いストーリーだった。新聞記者の苦労と活躍心意気がよく分かったが本当にこんな状況なのか?報われない仕事に頭は下がるが自分でやりたいとは思わないし、身内にもなって欲しいとは思わない。
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AUXPARA
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メディア3部作の1作目。 読んだ順としては最後になりますが南と政治家の因縁が理解できてよかったです。好みではありませんが割と面白い小説でした。
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こり
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ネタバレ幼児殺人事件に関わる社会面トップのスクープが、実は警察組織に掴まされたニセ情報からの誤報でした。書いた記者の東京本社に戻りたいという焦りも原因でしたが、発端は某代議士の私怨。それが判明するまでの、外部調査委員の描写・真犯人の動機などなど枝分かれしたエピソードが盛りだくさんで印象が散漫に。いずれにしろ、一見まともに思える報道も、警察・政治家・マスコミなどに操作されているのかもと疑うことも必要だと思いました。
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