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P・O・S: キャメルマート京洛病院店の四季 (ハヤカワ文庫 JA カ 10-2)

感想・レビュー
85

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kinoko
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4.0 「非効率の価値」 響きました。コスパ、タイパという言葉で溢れてる現在を否定するわけではないけど、それだけでは虚しすぎて、後に残るものが少ない。 初読み作家さんですが、読みやすい文章で一気読みでした。前向きになれる1冊。オススメです。
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ひまわり*
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図書館本◆病院内のコンビニの販売立て直しのために店長として転勤することとなった昌司。昌司の専門はPOS「販売時点情報管理」。データを元に販売戦略をたてるために移動したのだが。コンビニ店長がそんなことまでしないでしょ!!とツッコミをいれたくなるほど、コンビニを利用する患者さんに入れ込み、商品開発を行っていく。コンビニのゴミ箱に捨てられた新品のサッカーシューズ、認知症のおばあちゃんが求める高級猫缶、元俳優のプレミア付きの雑誌の取り寄せと患者に寄り添って、コンビニを運営をしていくほっこりなお話でした!
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kuri8655
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〈病院内におけるコンビニエンスストアの役割とは何だ?〉府立医大病院をイメージして読んだ。業績不振の店舗にテコ入れのため送り込まれた臨時店長の奮闘記。主人公の誠意と情熱に、徐々に協力者が増えていく展開は他の作品にも重なる。「日曜劇場」的な良い話。さいごの『熱きおまけ』は太秦が舞台で京都らしい。〈傷はあっても痛まなければいいんです。あなたを自分の事のように心配し、大切に思っている人が何人も存在する。〉これが作者のテーマなのかな。作者とは同年代なのだが、私もよく知る場所が多く登場し、驚きとともに縁を感じた。
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キウイ
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ネタバレ病院内のコンビニの店長サンが、ココまでするとは。患者サンやそのご家族、お医者サマにまで、気を配る。起業としての上層部まで動かしてしまう情熱。前の店長サンがモンクやエライサンのネチネチに、どうなるコトやらとハラハラ。やりと押すためには、ドコへだって走り回る姿勢。その時間をちょっとは家族に割いてやれよと思うくらい。そういえば、ワタシも家族の入院で何度も院内や院前のコンビニにお世話になった。ソチラの店員サン達も、細やかなヒトばかりだった。また行きます!
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ミコ
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心温まるストーリー。小山田さんがいい人過ぎてちょっとって思った。読む資格なかったかな。
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エイキチ
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ネタバレ文庫の古本 鏑木さんは5作目 京都の病院内のコンビニの店長となり 単身赴任した小山田昌司 売上不振の店を立て直せとの命を受け奮闘する でも通常の店舗と違い売上データが役には立たない 2週間も経てば患者は入れ替わる お薦め商品であっても患者には売りにくい 前任の若松店長も苦労してたんだな 小山田は入院患者の要望に応えるべく 新商品を開発したり 医師とイベントを企画したり 患者の身元を探るために 地方に出張したりと いや これは正直コンビニ店長の域を超えてるんやけど まあ 本部に復帰できたからよかったけど
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ひるあんどん
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営業不振の病院内店舗コンビニに配属されたデータ主義者小山田昌司。データの通用しない院内店舗の事情に苦戦しながら謎を追い、新商品を開発していく。お涙ちょうだい的な展開にならず明るい気持ちで読み終える事ができました。
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miaka
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ネタバレPOSデータの分析をきちんとすれば売上向上はできる、と信じる小山田が店長に就任したのは院内店(病院内のコンビニ)。 お客の問題を解決するだけでなく、ちゃんとビジネス的にも結果を出すなど上手くいきすぎな面(最終話のがん患者の話は、まさに【奇跡的な】話)もあるけど、なかなか楽しかった。 病院物としてはなかなか避けられない「湿っぽい」展開にならず、最期まで明るい気持ちで読める。
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mmmmssss
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病院内のコンビニ
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うぇい
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面白かったです。お仕事小説の要素が強かったですが。病院内のコンビニって特殊な役割なのでデータ活用とか難しいだろうなぁ。でも病院内のコンビニって重要なものですよね。
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tellme
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うまくいきすぎなのとリアリティが薄い…って言ってしまうとどうしようもないんだけど、とても温かいお話。逆にコンビニのデータ分析が気になる。
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Washoe Takumi
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“「データだって統計だ。統計は過去のものでしかない。過去は変えられないが、いまの取り組みようで、未来は変えられる、と私は信じている。(…)」”
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ミーコ
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久しぶりの鏑木さん、大きな盛り上がりがある訳じゃ無いですが、データ重視の小山田さんが、お節介過ぎるけど お客様の事を親身に考えられる人に変化して行く様が良かったです。コンビニ業界の厳しさが伝わって来ました。
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はななん
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ミステリーを書く作家さんというイメージのあった鏑木さん。日常に現れる謎を、丁寧に解くお話。読後感が最高です。
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濁流。
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「コンビニの店長がそこまでやる!?」とは思ったけど、悪くは無かったです。京都の風景も目に浮かびます。
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紅羽
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キャメルマートという病院内にあるコンビニでのお話。タイトルのPOSはポイント・オブ・セールシステムの略で売上実績を集計出来るシステムの事だそうです。コンビニでの日常系ミステリだと思ったのですが、予想と違って、結構医療サイド寄りでメンタルに刺さる内容でした。待機児童ならぬ待機高齢者って…。それにしても院内のコンビニってこんな患者さんに寄り添った施設なのでしょうか。
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さくらぼん
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キャラメルマキアートと読み間違える人、いると思う(私だ)。キャメルマートはコンビニチェーンで、主人公はそこのスーパーバイザー。利益の上がらない店舗の立て直しをする人なのだが、最初の方ちょっと考えと動きがバラバラな感じでとまどった。後半は良かったのだけど、病院内のコンビニってこんなに患者さんやお医者さんに立ち入っていいの?感が否めない。立ち入らないと小説にならないけど。
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Frozen Circuit
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ネタバレ初読み作家さん。病院内という特殊な立地条件にあるコンビニの奮闘記。色々と上手く行きすぎる気がしないでもないけれど、八方丸く収まるハッピーエンドで読後感は良い。ただ、猫のフミちゃんの話はキツかった。
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とし
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思ってたお仕事小説とは違っていた。何の用もなくコンビニには行かないけど、あれあるかな?とかどんなのあるかな?とかなにげに見るコーナーって誰しもあると思う。
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野原遊兎
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ネタバレ売り上げをいかに伸ばすかをデータを得て、そこから緻密に読み取り計算して行く。それが今までと同じ店舗であれば良いが、売り上げが全く上がらない病院内の店舗に配属された昌司は、今までのやり方では通用しないと突きつけられる。機械と化してた人間が心を宿しお客のニーズから最善策を生み出して行く話。昌司の発想力と、開発の麻里の行動力と気転が早く、二人のやりとりにスカッとした。人は必ず求める物がある時は何かしらの理由もあり、実際そんな心に寄り添ってくれるこんなコンビニがあれば良いなと思う。
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一五
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効率 数字至上主義のコンビニ社員。病院内店で とまどうの巻
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ふくろう
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コンビニといえば、利便性追求で、人間同士の関わりはあまり重要視されず、そこが気楽で良いと考える人もいそうなので、病院内という特殊性を超えた「商店」のような温かみを感じました。昨今、随時バイトを募集し、店員さんの入れ替わりが激しそうなイメージのある(偏見かもしれません)コンビニで非現実的な話でしたが、読んでいて心温まり読後感は良かった。
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CT
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優しい謎が解き明かされていく様は心地よい。初めて読んだ方だけど、他の作品も読みたいと思う
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蕭白
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心温まるお話もあり、いい時間が過ごせました。
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Rammstein
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データ重視だったコンビニSVが、病院コンビニという特殊性と、そこで出会った人々に触れることで、信条を変革していく。/ (PLUS) 心温まるお仕事本。(MINUS) フィクションとはいえ、病院の個人情報管理がガバガバすぎだし、一介の店員が出張りすぎという気がしなくもない。あと本部は流石に病院コンビニという特殊性を理解してなさすぎ(真意が別にあるにせよ)。
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さんつきくん
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舞台は京都にある病院内にあるコンビニ・キャメルマート。病院内にある特殊性から他店舗と比べ売上が伸び悩んでいた。そこで、本部から出向されたのがスーパーバイザーで主人公の小山田。データを屈指し売上向上に努める。お仕事小説かと思いきや、そこは鏑木蓮。ちょっとした捜査モノを絡め、患者や医師らとのふれあいに心、温かくなるような作品でした。新品のサッカーボールやスパイクを捨てる少年。高級な猫缶を求める年配女性。プレミアがついた過去の雑誌を求める、元アクション俳優。その中で終盤は小山田の心の変化が伺える。連作中編小説。
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なにぬねのんたん(*^_^*)
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いわゆる“ほっこり“系のお仕事本。とてもよかったです。コンビニの年齢ボタンって今はないと聞きました。確かに見た目からじゃ正確性にかけるよね。どの話もとてもよかったです。戦時中の話に「そこまでするか」と驚きました。みんなどうかしちゃっていたんだね。ちょっとうまくいきすぎですがそこはそれ。///院内コンビニには一般客(お見舞いの人以外)は来て欲しくないです。すっぴんパジャマの特殊な環境だから人に会いたくない。
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梨愛
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売上がいまいちな院内コンビニのテコ入れに店長として単身赴任してきたスーパーバイザー。posレジのデータを盲信してきた彼がこの店で気づいた大切なこととは? 優しい気持ちになれる本だった。
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修子
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病院に入っているコンビニを舞台にした話でしたが、コンビニの域を超えてしまっていて、物語に入り込めませんでした。
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アーキー
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★★★★☆  82  図書室本
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青いトリ
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病院内のコンビニのお話。大きな病院にあんまり行ったことがないので、病院内のコンビニってピンときませんでした。コンビニの店長は本当に大変だと思う!
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風里
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院内コンビニという立地を加味したとしても、こんなにお客様のことを見ている人はなかなかいないと思う。 お節介とビジネスが同時に成り立つならそれに越したことはないのだろうけど、そこはやはり小説、ご都合主義は否めない。 それでも心がどこか温かくなる。
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よっしー
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図書館にあって…何となくで手に取ったのですが、当たりの本でした!! 病院内にあるコンビニ、路面店とは一味も二味も違った特徴を持つお店での一年間。小山田の事を機械的な思考の持ち主かと思っていましたが、読み終える頃にはとても人間味溢れる人であると気が付きました。病院と言う特殊な空間で、そこでの心暖まるストーリー、こちらの気持ちも暖かくなりました。こんな風に何事もうまく動くと良いのですが…。
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zanta
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129/4/7/2018 父の入院中、病院のコンビニが友達だったので、身近な感じがした。しかしこのコンビニの人たち、みんなすごいなぁ。学生時代コンビニバイトしたけど、こんなにお客様の事を見てはいなかった気がする。主人公もすごいね。真剣で真面目前向き。これが人生をより良く生きる秘訣かな。大変面白かった。
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みっくん
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京都の病院内にあるコンビニ店舗キャメルマート京洛病院店のスーパーパイザーとして一時的な引き継ぎ店長として赴任した小山田を主人公に店舗を起点として起こる様々な出来事に対応していく話。特に思い入れや期待もなく読み始めたけど、主人公の心境の変化と一般的なコンビニとは違った病院内店舗ならではの状況や独特の雰囲気が不思議な魅力を持っていて読み進むと引き込まれました。読み終えて素敵な作品に出会えたなぁ~と個人的に感じられた一冊です。o(^-^)o
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yumin
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鏑木蓮らしく、こころ温まる3編。どの話もウルッとくる。猟奇殺人小説の後はホッと出来る。
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那由多
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総合病院内のコンビニを中心に、病院内外の人たちが患者達に向き合い助力する良い話でした。商品企画から開発までの経過時間の速さや、次々と企画が採用されてしまう現実味の無さはご愛嬌ということで軽くスルーして、この優しさを満喫しました。冷淡だと思っていた人物も皆さん実はいい人で、後味良く締めくくられて癒されました。
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ジアース∞
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コンビニのPOSの話、かなり設定や展開に無理はあるが、内容は面白かった。
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ガーコ
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