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文庫 デルトラ・クエスト (8) 帰還 (フォア文庫 C 279)

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界烏
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表紙はロープ片手にア~アァ~するリーフ、ベルトを飾る七つの宝石とレジスタンス……第一部最終巻です。いかにもな年恰好のジャスミン、デイン、リーフはいるものの、王の子不在で隠れ家に旧デルトラ七部族の代表が結集した。まだ影の大王のスパイ・オルも見破れていない。行商人ルーカス(スカール)他旅の仲間が活躍。蠢く赤い雲の形で降臨する影の大王と七羽の怪鳥が出てくる最終局面は指輪物語を彷彿とさせる。ベストエンドまで二転三転機転が必要で私ならバッドエンド直行。謎解き、言葉遊びに満ちていて、毎巻テンポよくおもしろかった。
0255文字
歩月るな
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「くまさんに、もう一度目を覚ましてもらうときがきたのだ。」七部族集結、デルへの帰還。しかし、魔女テーガンのこどもの生き残りイカボッドが襲来、またもデインがさらわれバルダが死に瀕する。記号的な話をすれば、人物の名前が意味成す所をみれば、その巧妙な所はすぐに目につくかもしれないが、それ以上に、いわゆる勇者の呪文をその名に冠している。当時にしてみればこれも一種のバイアスであった。結末にあってリーフが時折抱いていた嫉妬心も、何に端を発したものなのか、結局の所この時点では明かされない。当時はグロック好きだったなぁ。
歩月るな

スカールが大活躍。スプラッタ張りに影の憲兵をちぎってはなげ、ちぎってはなげ、後の処理はガブリ草。さぞ満腹になった事だろう。そのおかげで助かってはいるが、まあいわゆる正義のヒーローのやることではないので、海外の冒険ものらしくて良い。まあ最近はそうでもないのだが。挿絵で描かれている通りジャスミンの足も食いつかれて血だらけになったらしいが、グロックの軟膏を自分に塗りつける描写は無く、やっても無駄と言われてもバルダに塗りつける。ジャスミンとバルダが仲良くしてると微笑ましい。ジョーカーとやり合う所も勿論良いが。

08/21 22:16
0255文字
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