読書メーター KADOKAWA Group

ゼロの激震 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

感想・レビュー
278

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
kk
新着
図書館本。環境保全のための夢の技術が予期せぬ地質学的な罠に嵌り、破滅的大災害の縁に立たされることになった日本。この危機を何とか防ごうと死物狂いで奔走する、心に傷を抱える建設技術者とその仲間たち。お話の中での犠牲者が多過ぎたり、技術者の心情などがかるくクサかったりするような気もしますが、少なくとも火山好き・土木/建設好きのkkにとって、本作の「熱量」はそれを補って余りあるものでした。
0255文字
Mushi_Mamire
新着
ネタバレKindleUnlimited。作者は常日頃から東京・人類をぶっ壊したくてたまらないんだろうか、と思うくらい面白い手段で壊しに来た。地質学は全然知らないため真偽は不明だが、それっぽい理由と理屈で進行していく破壊と無条理さはめちゃくちゃ良い。主軸となる主人公が凄いんだけど色々傷を背負って完璧じゃないのも恒例だが好き。ただ毎回、主要人物が覚悟をかけてある種の自殺をする展開はお決まりというか、個人的にはやりすぎ感あって鼻白む思い。最初の事故みたときから川口は死ぬと思ってました。
0255文字
Ken
新着
安生正さんの2016年の作品。「ゼロ」シリーズの第3作目。「ホワイトバグ」と「生存者ゼロ」を読んだあとだったので、あの手の話かなと思ったら今回は趣向が少し違いました。物語は東京湾で行われている掘削工事の現場で始まる。立坑を地下50キロのマントル層まで掘りそれを使って地熱発電所を作る計画だ。そこで思わぬ事故が起き、主人公の木龍は現場を離れることになる。その後、北関東から始まる土砂崩れや火山ガスによる大規模な災害。政府の対策は後手後手に回り、それが原因で世界中の人類・生物が生存の危機に陥るという物語。
0255文字
boichi40
新着
複雑な説明も長いが、適当にスルーして読んでも楽しめました。
0255文字
ことりすと
新着
生存者ゼロと同作家。 北関東で予期しない火山活動が起こり、大災害となる。意外な原因がわかって来て、登場人物にも感情移入でき面白かった。
0255文字
tnyak
新着
パニックサスペンスを一気読み 面白かった
0255文字
depo
新着
図書館本。パニックサスペンス。面白かった。
0255文字
いおむ
新着
『生存者ゼロ』『ゼロの迎撃』と読んできましたが、今回のが一番面白い!
0255文字
mayumi
新着
ゼロシリーズ。今回は地震&噴火。北関東で大規模災害が発生する。マグマ活動にともなう火山性事象であり、これ以上の被害を阻止すべく、国は1人のゼネコン技術者の力を借りようとするストーリー。とにかく人が死ぬ。数十万単位。自然の前に人間は無力である。しかし、それが人間の手によって引き起こされたものだったら?というスケールの大きな話。でも密室で話が進められ、登場人物もそれほど多くないので、スケールのわりにはこぢんまりとした印象を受ける作品だった。
0255文字
miton
新着
関東の地下にマグマ溜まりができ、人類の存続に関わる噴火がおこるかも、という状況で技術者や政治家がそれぞれの立場で問題に向かう話。 立坑技術でマグマ溜まり近くの地熱を活かした発電所を作る一方その裏で二酸化炭素を地殻へ入れるという裏の企画があり、その二酸化炭素がマグマの融点を下げ関東の地下でマグマが噴出するという問題が。 最初の立坑の発掘時にトラブルで部下を亡くした木龍さんが、最終的には自分が作った立坑を使って人工的に噴火場所を決める 無茶苦茶だけどスピード感のある話の展開と吹っ切った非現実感で楽しく読めた。
0255文字
dorimusi
新着
ミステリというかパニック小説。きっと映画にするとB級感が漂うだろうなと。 天災のようで人災だったと。規模がでかいな……結構専門的に説明されてたけど現実に起こりえるのかは知識なくてわからん。でも主人公死ななすぎじゃない?とは思った。秩父でも新宿でも助かる理由がないような…。主人公じゃないけど最後のヘリでの脱出も爆風で吹き飛んで終わりな気がした。 この辺りも映像化したらB級感出そうだなぁと思いつつも思った以上に楽しめました。 技術論はちょっとクサすぎるかな……。
0255文字
ハル@読書量低下中(泣
新着
ネタバレいつか起こると言われる大地震。もしこんな条件が重なったら…本当に起こるかもしれない。 最初はどこへ話が終息するのかと思って読み進めていたら、どうしようもない未来をなんとか最善に持っていく技術者の誇りの話だった。 冷たい対応の人でなしだと思ってた登場人物たちが、それぞれ立場や想いを抱えて生きてきたことに感動する。しかし、人間、最後になって追い詰められないと本音で共同作業が出来ないものなんだね。最初から一緒に考えていられたらそれこそ争うこともないのに。
0255文字
たらちゃん
新着
自分の仕事に誇りを持った技術者たちの熱い思いに感動した。お話はとても面白かったがとにかく専門用語が多くて難しい用語が出るたびにサーッと流しながら読んでしまった💦でも、最後の「解説」がすごくわかりやすくて、バベルシステムってそういうものなのねって読み終わってから理解できた感じで笑えた。
0255文字
mr.lupin
新着
ゼロシリーズ第三作目読了。関東地方で頻発する自然災害。しかしその背景には人為的な部分が。全体的に正直、専門用語のオンパレードで何がどうなって、だからどうなるのか良く解らなかった。ストーリー的には面白そうだったが、もう少し読みやすかったら良かったかな。逆に政府の要人や技術者達の姿などはリアル感があって、臨場感が良く伝わってきて楽しむ事ができた。⭐⭐⭐★★
0255文字
W-G
新着
フィクションといえども、なかなかここまで景気よく容赦なく日本を崩壊させる小説も稀。専門用語が多用されているのに、なんとなく上っ面だけでも理解したような錯覚を読者に抱かせてスルスル読ませる著者の力量は、実はとてつもないのかもしれない。 災害と人類の戦いに終わらず、そこに国家や企業を絡めて盛り上げるのが十八番の作家さんらしく、意外な方向に突き進む香月のパートが印象的。映画『アルマゲドン』のオマージュなのか?とすら思える、既視感ある場面がいくつかあり、きっと著者もソレ系の映画が好きなのだろうなとニヤリとなった。
0255文字
Makcocon
新着
気分がうつ気味の時に読み始めてしまったが、ダラダラした部分が少なく、話のテンポが良いので、楽しめた。東京の未曾有の災害恐ろしすぎる。
0255文字
ゆうき
新着
☆3 こーゆー政治家が絡んだストーリー面白いです! 日本に地震、噴火、都市壊滅、政治家の怠慢による結果招いた結果!もっと政治家の失態具合があるとスッキリするんですが。。。 それでも話は読みやすく一気読みでした。
0255文字
だいぱぱ
新着
起こるべくして起こった大災害。現実に近い将来日本のどこかで起るかもしれないと思ってしまう。
0255文字
納間田 圭
新着
ネタバレ壮年期を迎えた地球年齢からして…こんな事態が起こっても不思議じゃない。いつかは来るだろう事態。 しかし…その”いつか”を数日後に加速させたのは人類だった。原子力エネルギーに取って代わるはずの…究極の自然エネルギー地熱。その地熱を得るために…東京湾底の地中深く掘ったバブルシステム立坑。その規模は関東平野の下にある地殻プレートを突き抜け…マントルまで達した。しかしその後遺症として関東平野の下に”マグマ溜まり”が形成されてしまう。ネタバレは…関東平野に富士山より高い…もう一つの”新富士山”ができてしまう話し
0255文字
とーさん
新着
80点
0255文字
小林康祐
新着
地震、火山と噴火について勉強になった。
0255文字
天使と悪魔
新着
日本沈没・・・災害大国の日本で、風水害は事前予測されやすくなったけれど、地震、火山噴火はまだまだですね。
0255文字
はちべぇどん
新着
ネタバレ災害の規模が途方もなく、専門用語もあってイメージが難しかったけど、何となくドラマ版日本沈没の映像を思い浮かべながら読み進めた。ゼロの迎撃よりは読みやすかった。 自然の摂理に人間が逆らっていいはずもなく、その代償があまりに大きく、でも絶対起きないとも言えない怖さを感じた。富士山の噴火の千倍ってそりゃ死の国になるわ。そしてゼロシリーズ恒例ダメダメな日本官僚たち。でも現実はもっと非常で一般人の私は何も知ることができないまま死ぬんだろうな。香月さんは結局最後何がしたかったのかよくわからなかった。
0255文字
あかね
新着
ゼロシリーズ3冊目。共通して思うのは専門性が高い文章のわりには読みやすく、理解しやすい。読者を置いて行かないように配慮しながら書いている姿勢が伝わってくる。今作も建築のプロだけにリアリティがあって、そこに絡む人間関係が物語に深みを与えている。エンタメ作品としての要素を充分に兼ね備えながら、現実でもありえそう、気がつけばすぐ隣にありそうな恐怖感までも与えてくれる骨太な作品。
0255文字
ユタキータ
新着
ゼロ3部作。今回は自然が相手。マグマに襲われる関東地方。東京都心部が壊滅する描写は恐ろしい。現実に起こりそうである。そんな破滅に向かう状況の中での男達の絆、読み応えある作品になっている。
0255文字
Pochi
新着
日本沈没を読んだ時ぐらいの衝撃。ほんまにこんなことが起こりうるんだろうか?
0255文字
ちょっぱー
新着
北関東で起きた災害は次第に南下し次々噴火が発生。首都東京は消滅の危機に晒される。ここ100年位で人類は自分たちの都合ばかりで地球を傷つけてしまった。これから予想もつかなかったようなことが起きても不思議ではないのかも知れない。
0255文字
まさのり
新着
未曾有の災害に土木技術者達が挑むパニックサスペンス。途中からシン・ゴジラのような雰囲気。ハラハラしながら一気に読みました。同世代のオヤジが活躍するのはちょっと嬉しい。
0255文字
チャチャ姫
新着
ネタバレ栃木県の金精峠で土砂崩れ、群馬県の足尾町の人々が原因不明の死、それを皮切りに関東北部で未曾有の大災害が頻発。怖い、恐ろしい、今、毎日のように地震が起きている。ひょっとしてこんなことが起こるのかも?今回は関東、東京を犠牲にするかで右往左往。自然災害ではなく人為的な災害で引き起ったのだからその起こした元を壊すしかない。ここまでの規模になったら日本だけでなく世界が一つになって対処しなければ、でも、使命に燃える技術者達のお陰でなんとか救われたのかな?これからが大変だけどね。
0255文字
huton
新着
シリーズで一番好きかも。 映画みたいな流れで読みやすい。
0255文字
よし
新着
日本の技術者は技術だけでなく精神も凄い。皆んながみんなそうではないが。自然の力も怖いなぁ。世界は住みやすい環境にはなってるが、自然も破壊してるから、この先何年かには対策を打たないと、小説みたいになるのだろうか。
0255文字
スー
新着
135栃木・群馬で火山性ガスや噴火で始まる関東全滅から地球規模の大災害に繋がる危機に立ち向かう技術者達が熱かったぁ、それに最近地震が多く感じるのでリアルに感じて読んでいて怖く感じながらも楽しく読めました。
0255文字
やすお
新着
香月パートがちょっとだるかったが、最後まで一気に読めて面白かった。 映像化してほしい気もするが、しょぼくなりそうなので止めておいたほうがいいかも。
0255文字
hiyu
新着
好んで見ているTV番組もあり手にとってみた。本書に出てくる理論は実際あり得るのかすら検討もつかない。だが、相当以上の恐怖は伝わってきた。この後一体どうなるのかも含めて。
0255文字
nono
新着
最近地震も多いし…こういう本を読むと現実にあり得るのか!と不安になるのは私だけw
0255文字
ぼっくん
新着
恐ろしすぎます。逃げ場なしの状況のパニックサスペンスですが,お仕事小説と見ます。「恐れるな。結果を恐れるのではなく,為すべきことから目を背けることを恐れよ」「道定めし者は闇を恐れない。己が積み上げてきたものを信じるからだ。」自分の仕事に誇りを。◎
0255文字
ぽんた
新着
ネタバレ感情論は無意味と言いつつ最後は感情論で盛り上がり拍手喝采○取締役会の権力争いに敗れたかと思ったらなぜかデモ隊を指揮して最後はタコ殴りにされる○時間がない!と言ってるのにデモ隊の様子見に行ったり誰が行く行かないでエレベーターでずずぐずしたり、助かった後もヘリコプターの中で戻るとか言って騒ぐしバカなのアンタたち…でもってラストは一見清々しいようにみせてるけどそもそもは無茶な上に隠蔽してた最悪の人災ですから!壮大なギャグものとして読むにはテンポが悪いしバカで暑苦しいキャラしか出てこないので誰一人好感持てず…笑
0255文字
smelly
新着
ネタバレ放心、、、、。すごい一冊を読みました。海底、マグマ、火山。ゼロシリーズ3作目、アリさん🐜もテロも出てけーへんけど、今までの中で一番インパクトあった!これはすごい!東京在住ですが、知ってる駅が、街が!!やースリリングやった!これはオススメです。武藤さん、登場時はヤな奴やったけど、今度芋焼酎飲みましょう!笑笑
0255文字
キムチ猫屋
新着
んー、入り込めなかった!残念^_^;
0255文字
うぇい
新着
これは難しいというか良く理解出来ない部分が多かった感じです。  地球物理学と土木技術に内閣官房の危機管理力にデモに走る民衆とかテーマが多岐に渡っていて読んでいて疲れすぎてしまった。  自分は香月という登場人物が関する部分が要らないのではと思ってしまいました。  自分はCO2削減の発電所と壮大な自然エネルギーシステムのバベルシステムとかに興味が持てました。
0255文字
全278件中 1-40 件を表示
ゼロの激震 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)評価76感想・レビュー278