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閉経記 (中公文庫 い 110-4)

感想・レビュー
50

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もちこ
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初めて読んだ伊藤比呂美さん。短いエッセイで読みやすく、人生の先輩のきっぱりした態度が潔くてよかったです。
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積ん読制覇
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「良いおっぱい悪いおっぱい」以来しばらくぶりの伊藤比呂美さん。この数十年の間に離婚、再婚(しかも異国の方と)娘さん3人を育て、鬱病も体験。 比呂美さんのお母さんは、「自分と娘の間に線を引けない人」という表現には身につまされ、「人は自分の経験にいっぱいいっぱいなあまりに他人のいっぱいいっぱいに気づけない。」に納得しました。
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takakomama
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比呂美さんが55歳くらいの時のエッセイ。更年期や家族、親の介護は共感することばかりです。ズンバや乗馬に全力のはまりっぷりが半端じゃないです。パワフルでエネルギッシュ。私は時間とお金と体力、一番大事なのは体力だとひしひしと感じている、今日この頃。大きな文字なのがありがたいです。
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matabi_jp
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刊行当時は単行本で、今回は文庫版で久々に再読。そうそうズンバ、やってみたくなったっけw 今回はYouTubeで初心者無向けのをチェック(しただけ)。親や夫(の偏屈w)に関する記述も刺さった。テンション高めだな、と若干遠巻き気味に読む件もありつつ、〈漢〉とかいて「おんな(おばさんとも)」と読む、その気概に癒され。 文庫版とはいえ活字が大きめなのがありがたい年頃に。。
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ning
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伊藤比呂美は女であり漢(おんな)である。母として、妻として、娘として日々奮闘しつつ駆け抜けた更年期の日々の記録。アメリカから父の介護のため毎月熊本に帰国、仕事もしつつズンバを続け、発酵食品をたくさん作る。とにかくパワフルで、命いっぱい使って生きている感じだ。ネットで見る比呂美さんは、若いころの華やかさを思いおこさせつつ、頼りになる漢のようにも見える。
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やぎたぬき
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★☆☆☆☆ 漢(おんなと読みます)はそういうものだとか、そうであるというような表現が目立ちましたが、私には全く当てはまりませんでした。
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えりまき
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2022(126)伊藤さんのエッセイ集。「良いおっぱい悪いおっぱい」以来の伊藤さんで、懐かしい。今回も共感モリモリで、お互い年を取りましたねって感じです。熊本で一人暮らしをする父親の介護のため、カリフォルニアと行ったり来たりの生活。仕事に育児にダイエットとかなりパワフル。朗読ボランティア、やってみたい。
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ゆいまある
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50代になったので読んでみた。3回結婚して3人産んだ詩人が、年齢を重ねながら親を看取り、会話のない夫と結婚生活を続けるエッセイ。感受性が強すぎて記憶力が良すぎて余りにも傷つきやすくて常に頭の中が忙しい。この人ADHDではと思いながら読む(その勘はどうやら当たり)。「漢(おんな)たちよ」と呼びかけながら力強い文体が続くが、この人が寂しくて寂しくて号泣したいのを堪えながら書いてるように見えて仕方なくて、うん、生きるの辛いね、わかるよ、よく頑張ったねと思いながら読んだ。結構疲れた。
mippo

更年期って、抜けた人間が明るく語るほど他の人間は軽く受け止めてはくれない。私の持論。お疲れ様でした!

01/16 20:28
ゆいまある

mippoさん。ちょうど親の老いと、子供の巣立ちが重なるからか、めちゃめちゃきついですよね。体力落ちるし体調ずっと悪いし。

01/17 06:07
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Masakazu Fujino
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伊藤比呂美、昔から読んで共感してきた。今もNHKラジオの「高橋源一郎の飛ぶ教室」に出るのを楽しみに聴いている。私の方が少し若いがほぼ同世代、男と女の違いもあるが、今回の本も共感するところ大であった。伊藤比呂美の作品は死ぬまで付き合える。
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サム太郎
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「漢たち(みんな)」
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甘党あずき
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ネタバレあられもない題名、激しい性格そのままの文章。年齢を重ねても比呂美さんは比呂美さん。こんな生き方、しんどいだろうと思うが、エネルギーがあるから出来るのか、というか、比呂美さんにはこの生き方がいいんだろう。程度の差はあれ、私達同世代は色々こんがらがった気持ちを持っている。それにエールを送ってくれている。
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キューポップ
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ネタバレ初読み作家。1955年生まれ。L.Aと熊本に拠点を持つ。閉経時期のエッセイ。生活風景が違うのでどうかな?と思ったが、分かる分かる!共感する所多し。タイトルから閉経の話ばかりかと思ったが、生活や女友達の話がとても興味深い。更年期、閉経の時期というのは終わりが来るのか。私自身がL.Aにかつて観光に行き非常に感銘を受けて帰って来たので、外国暮らしの記述が楽しい。親の介護問題には身を詰まされる。皆いっぱいいっぱいだからと言ってあなたはいいわねと言われるのは違う。凄く共感。読後興味をそそられたのはズンバだ。。
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あゆ
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共感するところが多かった。私もだんだんと身軽になってくるのがわかります。家族親族に対する心配事や心を許して話せる友人がほぼいなくなりトラブルがなくなり、少しは寂しいのだけど軽さなのだとわかりました。父親とテレビを見るシーンが印象的でした。乗馬はさすがにできないが、私も健康でいたい誰にも迷惑かけたくない思いが強くなり筋トレジムに通っています。よその芝生はそう青くもないことを閉経世代からわかってこれたらそれでよいのかなぁ
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nemu
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ネタバレ筆者は15年も外国で暮らしていてそうでなくても更年期はいろいろあるのにすごいと思った。大好きなお父さんを亡くされて悲しんでいるところが泣けた。
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一柳すず子
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アメリカと熊本を頻繁に行き来できる経済力のある娘もいないし、自分はどんな老後を過ごして誰に看取られるのだろうか。と考えてしまった。
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キヌモ
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閉経後の漢(おんな)の日常やら、日々思うことを書いたエッセイ集なのだけれど、本当は隠しておきたいようなミもフタもない話が書き綴られていて心地よい。こんな風に生活し、考えてきた女性がいることが頼もしい。この人は、こんなふうにしか生きられなかったと書いているけど、まさに思うがままに生きている感があり、引き込まれる。
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圓子
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長らく気になっていた伊藤比呂美。何でこのタイミングだったんだろうなあ。このタイミングがよかったんだろうねえ。本を含めて、物とのそういう縁はあると思っている。で、閉経。あと10年強はあるだろうか。20年は、ギリギリ、ないか……??のいま、すでにそこに到達した女の書いたものを読んだかたち。よかった。これは、片足突っ込むとはいかないまでも、ちょっと先にうっすら見えてきた自分の姿だ。自分の体の変化はもちろん、親の衰え・死。確実にやってくるそれが現実の手触りになりそうな今、
圓子

なんにもわからないばかりで不安な心を宥めてもらったようなありがたさ。それよりもなによりも、文章がハチャメチャに面白いんだけどね!並んでTVを見ているだけでかなりのコミュニケーション度を感じているらしい父と夫のエピソードには、頭を殴られる如くの衝撃を受けた。うわ、これだ!おんなじ思いをしたことのある人は多いんじゃなかろうか。

12/26 23:25
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nino3
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「良いおっぱい悪いおっぱい」から読み始めた伊藤比呂美。その続編の「おなかほっぺおしり」はプチタンファンに連載していたと後書きにある。そうだ、昔そんな育児雑誌があって読みふけっていたなあと思い出す。あの連載に登場していた子供達もずいぶん大きくなったらしい。古い友達の近況報告を聞いているような気持ちで読んだ。最後の章の「あたしたちは満身創痍だ。・・・みんな血まみれの傷だらけ。」という箇所にため息つきながら大きく頷く。
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ピロ子
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両親の件が、特に母親との関係がグサッときた。
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りり
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なんとなく、気にはなってる閉経問題。人にはなかなか聞きづらいあれやこれやの伊藤家事情をふむふむと読むつもりが、途中からは流し読み。通らないとわからないだろうこの世代ならではの気になる話題も多々あるけれど、あとがきの、歳を重ねるごとに「どんどん身軽になっていく」という言葉が感慨深かった。人生ってこんなもんよ、と微笑む先輩の後ろ姿を見たような気持ちになった。
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空
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ネタバレ本から感じとれる伊藤ひろみさんは激しい女性だった。女として生きてる自分に素直な人だと思った。本当はこのように生きたいと考える女性に人気なんだろうと思った。 若い頃は奔放で歳を取ってからは親の介護をきちんとして、料理が上手く実は夫にも気を遣い。と。 うーん‥すみません。閉経には興味あるものの男とか女と言うより人としての人生が良いなと考えてるので私には合いませんでした。
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パンダ侍
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これ婦人公論の連載だったのか。この人の文章何度読んでも味わい深くて、こんな風に生きられたらと思う。でも実際には自分はこの人の母上のような体質だ。
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カノープス
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軽い。読みやすい、というか、ただただ軽い文章である。それをいい歳した大人が作品として出せることに驚く。内容も、赤裸々に自身の性と生を綴った…と言えば聞こえは良いが、単なる露出狂としか思えない。ここには深い洞察も何もない。もうこの著者の本を読むことはないだろう。そこに費やす時間も金も無駄である。
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mm
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本当にパワフルなんだよな。 言葉が強いから好きなように生きてるように見えるけど、周りに気を使って、疲れちゃう人ですよね。 お父さんとの関わりなんて、ちょっと真似できない。よくやりました。 気が合わなかったお母さんの事も最後は気持ちが楽になったようで、本当に褒めてあげたい。 なんでも自分の考えで前に進む彼女のようにはなれないとずっと思ってたけど、案外人から見たら私は似たような印象かもってこの本を読んで思った。
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マサコサマ
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「閉経」をはじめとするさまざまな「終わり」の形についてのエッセイ。子育てが一段落し、母を看取り、父の死別とそれに伴う家の処分、さらにあとがきで綴られる愛犬や夫の死。終わるものがある一方でまた新たに生まれるものあり。人生とは流転にほかならず、自分もまたそのサイクルの中にあるのだなあと、清々しい諦めを覚える。それにしても伊藤さんの文章、読んでいて気持ちがいいったら。
0255文字
qbc
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インポート
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のんぴ
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閉経期に起こったあれこれをつづったから期ではなく記。女に漢という文字をあて、共に戦う仲間と語りかける。感じていること、やってる身内のお世話、広く共感する同世代の女性は多いのでは。とはいえ、そのバイタリティーと、行為の真の意味を掬い取る感性は詩人ならではで、凡人は「そう、そうなんだよね」と膝を打つしかありません。
0255文字
いちにの
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詩人の言葉だなあ。更年期のぶっちゃけ話だけど、文学になってるのがすごい。で、内容に、ああ、誰でも経験することなんだ、と、安心しました。もっと早く読めば良かった。
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小豆姫
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再読。以前に増して胸に響いた。比呂美さんのリズミカルでぐいぐい勢いのある文章が、胸の奥まで届いて幾度も泣きたくなった。比呂美さんは、情がとんでもなく濃い。ぼろぼろになるまで尽くす。とことん熱中する。そして、あっけらかんと潔い。閉経後をたくましく生きる女の道しるべだ。
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unya
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あと何年どうやって生きていくんだろう。自分で納得した日々を過ごすのは難しそう、と思いながら読みました。
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いむたん
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なるほど詩人らしく軽妙でテンポのある言葉運びが心地いい。ズンバの振り付けが自己肯定感満載のように思える、というシーンの描写には笑ってしまった。
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アズル
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帰省する際の電車のお供として。とてもパワフルな「漢」でした。お父様の介護のために、カリフォルニアから熊本まで通っていたり、ズンバというラテン系のエアロビクスに通ったりと、漢の体力をしかと心に刻みました。
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橘 由芽
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私は好きな作家のエッセイを読みますが、それに対して感想を書くことができない事が多い。素の作家さんを垣間見てしまうと、小説からのイメージと全くかけ離れた実像に戸惑って、素でおっしゃっていることに「何をか言わんや」という気持ちになるからです。この本ですが、ご本人も言っているとおりあられもないタイトルですが、本書の中では漢(おんな)とルビがふられています。酸いも甘いも噛み分けたおばさんの戦いの記録、この本はおばさんのための軍記なのです。漢と書いておんな・・・うん、悪くない!世の中の漢の皆様、是非読むべし。
0255文字
スピカ
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避けて通れない、女性特有の身体の変化や、老いていく親の姿など、等身大の比呂美さんの考え方に、大きく頷いたり、ホロリとしたり。 気持ちだけは、元気でいたいなぁと、 思いました。
0255文字
千穂
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更年期真っ最中の私はフンフンうなづきながら読んだよ。面白かった。仕事に遠距離介護にラテン系エクササイズ、全力で走る伊藤さんのパワフルエッセイ。私もブルンブルン腰回してズンバやりたくなったよ。体重は減らなくても介護要らずの丈夫な足腰ゲット出来そう。
0255文字
Aki
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ちょうど誕生日に読了。そしてまだ人生は続くのだ。
いつでも母さん

誕生日、おめでとうございます(^^♪

09/29 17:20
Aki

ありがとうございます(^o^)

10/03 10:18
0255文字
kasumi
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ここまで書くかというあけすけな感じがもはやおばさん?(笑) ポジティブに元気に生きようとする言葉に励まされた。 私も元気なおばさんでい続けよう!
0255文字
しゅんぺい(笑)
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著者のことを知ったのは岩波新書の『読んじゃいなよ!』から。ここで言ってること、生きるスタンスがかっこいいなぁと思ったのを覚えてる。本書も、タイトルがまずはかっこいい。世の多くの女性が抱く恥ずかしさとか屈託がなくて、こういうひともいていいもんだ、と思う。本書で何度も出てきた育児エッセイ2冊、読もうと思う。
0255文字
ぶんぶん
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【図書館】何ちゅうタイトルかと思った。 月経の事を書いているのか、閉経に関して身体の変化とか、と思ったが全然違っていた。 閉経期に差し掛かる女性の心理状態と身体の変化が描かれている。 伊藤比呂美さんの文章は以前読んだ事がある。 いろいろ波乱万丈な生き方をされてきたようだ、まぁ、エネルギッシュなおばさんの独り言、といったエッセイである。 人生の終わりに近い女性のワビサビを感じた。 でも、五十五歳にもなってセックスを楽しんでいると言う事にビックリした。 やはり、この人はパッションの人だ。
きゃる

セックスは挿入だけじゃありませんからね、抱き合うだけでも充分じゃないでしょうか、アセクシャルの私が言っても説得力ないでしょうが…

12/13 11:59
ぶんぶん

きゃるさん、好きな相性って男女無いですものね。

12/13 12:19
0255文字
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