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御用船帰還せず (幻冬舎文庫)

感想・レビュー
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カラヤ3
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犬公方と揶揄されるバカ将軍とされている綱吉を従来のイメージとは違う将軍造として描いていて、そのしたで勘定奉行として辣腕をふるった荻原重秀とその配下の物語。柳沢吉保についてはいろいろ読んでるが荻原重秀については初めてだった。
0255文字
まりこ
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相場英雄の時代劇。現代劇の方が面白かった。刺客とか隠密とかエンタメが強く感じた。重秀の優秀さもイマイチ分からず、ラストにケインズよりも二百年以上前に貨幣経済の仕組みを見直した先鋭的な官吏で、最近、多数の歴史学者の間で再評価されているとある。そういうのを感じさせる本ではなかった気がする。
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はにこ
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相場英雄の時代小説は初めてだったけど、結局何書いてもうまいな。萩原重秀という人は初めて知ったけど、新井白石も名前しか知らないし、綱吉もお犬様しか知らないけど、めちゃ面白かった。もちろん、作者の創造の部分もあるんだろうけど、当時のことを知ることができたし、ハラハラした。
もと

はにこさん、こんにちは! 面白そう、読みたい本に登録しました!!!

06/21 01:16
はにこ

リエさん、この時代の本を読んだことがあまりないので、勉強にもなりましたし、騙しあいが面白かったです!

06/21 06:23
0255文字
タルシル📖ヨムノスキー
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徳川五代将軍綱吉の時代。主人公は二十五歳という若さで勘定奉行組頭に抜擢された荻原重秀。荻原が異例の速さで出世した影には彼の手足となって働く四人の男女から成る隠密集団「微行組」の存在があった。物語の前半は荻原が、微行組を使って役人の不正を暴いていくいわゆる仕事人的な展開ですが、後半は幕府の財政を立て直すために貨幣改鋳を進めさらにハイパーインフレを起こすべく、佐渡から出港する金銀を積んだ御用船を奪取しようとするスケールの大きな話へと広がっていく。適役も含め各キャラの個性が際立ったハラハラドキドキの物語でした。
0255文字
翔平
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Sting のような大掛かりの仕掛けとハラハラ場面が続く珍しい時代劇 荻原重秀要チェック
0255文字
とんぼ
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6   前振りがとても長かった。
0255文字
鍵ちゃん
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江戸中期、勘定奉行の萩原重秀の財政立て直しに腕を振った陰に4人の猛者がいた。金の減少を受け、重秀が金の含有率を下げる御法度の貨幣にしようとする。4人は10万両ぶんの金を積む御用船を強奪。それは金の枯渇感を煽るための重秀公認の裏工作だったが…。 時代劇だけど最後の展開が早く、刺客から狙われる恐怖や迫力がすごかった。
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terukravitz
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★★★★☆
0255文字
reo
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天和二年5代将軍徳川綱吉の知遇を得、萩原彦次郎重秀は25歳の若さで勘定(現在の課長級)に取り立てられる。近いうちに勘定組頭(局長級)に引き上げられる旨のお達しを将軍より受ける。重秀の配下に柔術の達人勝部真次郎、絵と剣術の名人稲葉平十郎、手妻とスリでは引けを取らない源兵衛、双鉤填墨(複写術)を得意とするお多恵の四人の男女が隠密集団〔徴候組〕裏の実働部隊として活躍する。敵方は北町奉行所与力・柳田佑磨と同心・高木五郎左衛門配下の隠密廻。真次郎らは幕府の十万両を積んだ御用船を奪取する計画をち密に練る。面白かった!
0255文字
hiyu
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新井白石のここまでの置かれよう。幕末の経済混乱をみれば萩原重秀とはもしかしたら、本書のような人物であったかもと納得させられるものでもあった。だからこそその後はどう生きたのかまで見たかった。
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のじ
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西郷隆盛のくだりがどこかで本筋と結びつくと思ったらそうではないのね。江戸幕府はけっこう大変だった、という印象があるけれども、こういうご苦労があったのねー。そういえば今は紙のお金じゃん!などということを改めて気づいたりしました。荻原みたいな人も必要なんだろうけれど、白石みたいな人もいたから今の日本になっていると思うし、きっと白石の方から見た物語があったら全然違う話になるんだろうなと思いました。
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やまたか
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相場英雄の時代小説というので興味津々で読んだが、徳川綱吉の時代を舞台にした見事な経済サスペンスに仕上がっていて、読みやすく面白かった。それにしても新井白石はアホですね。
0255文字
MITOTA
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面白いなぁ。 新井白石をこんな風に描くなんて初めてだったよ。 物語の終わり方は良かったけど、終章の新聞記者の話は余計じゃないかい。
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かずぺん
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こんなすごい知恵者が居たことに感心する。
0255文字
kei@名古屋
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こういうことなのか!!確かにスパイものですな。存分に楽しんだ一冊ですね。歴史もの×スパイもの。果たして金塊の行方は何処に?ハラハラドキドキの作品でしたね。あれ?相場さんらしくはないかな?いやいや経済小説でも確かにあるな。これは
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ゆりのき
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ネタバレ2015年9月幻冬舎より単行本を文庫化。著者の初時代小説。勘定組頭・萩原彦次郎重秀が率いる微行組4人(勝部真次郎・稲葉平十郎・源兵衛・お多恵)。彦次郎は将軍・綱吉の特命により幕府の行政改革と財政改革に邁進。妨害勢力の北町奉行所同心・高木五郎右衛門と与力・柳田佑磨と大老・掘田の儒臣・新井白石。彦次郎は勘定組頭→勘定吟味役・佐渡奉行兼務→勘定奉行と出世。佐渡からの御用船の乗っ取り計画を画策、金銀改鋳を目指す秘策。綱吉は従来イメージではなく怜悧な行政指揮官として描く。初めてとは思えない読み応えの時代小説だった。
0255文字
トラジ
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国家の一大事が描かれている割には小粒。荻原重秀と綱吉の関係性、白石とのやり取り、微行組の成立ち等々フィクション臭が強すぎて物語に入れなかった。
0255文字
キャサ
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ネタバレ江戸中期、金を積む御用船を強奪
0255文字
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