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シェイクスピアの戦争・平和学

感想・レビュー
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たまこ
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図書館で借りた本。主に史劇を通してシェイクスピアの戦争、平和観を考察する本。著者の読み解く限りではシェイクスピアは戦争を肯定もしていないが否定もしていない。それは一番難しい書き方だなと感じる。後半は著者の戦争体験でした。平和に勝るものはないですね。
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チャルロ
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図書館で見つけてサクッと読めた。第3章は満州生まれの作者の戦争戦後体験記。いい本だった。
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mayumi
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戦争の名誉、民衆の本音…。シェイクスピアの描く世界は視座が1つではない。著者の、戦争体験も書かれていて…思春期に終戦の激動を経験した人だから、こんな風に深くシェイクスピアの中にある想像力、多面的な描写を読み込んで愛するんだろうか。もしもを考える別の立場を想像する。そして芸術を共有する…そうしたら確かに、争いは減りそうだなと、思った。
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sayan
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英文学研究者F・ケベック@独ミュンスター大学が刺激的な書籍を出版した。その内容は、シェイクスピアの「リチャード三世」や「ヘンリー六世」を下地にM・ウォルツアーに引き付け正戦を論じる。先行研究を探す中、本書と出会う。著者は「戦争が人間的なもの」とし、王の理想=名誉に重きおく正戦を、シェイクスピアは強烈なパロディで非正戦に戻す、と論じる。曰く「戦争には一番後から宴会は真っ先に、これが腰抜け武士と食いしん坊の守る掟だ」と。実際の演技を見たい。さて、F・ケベックはカズオ・イシグロ分析でもユニークな視点を提供する。
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あしぶえ
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訳もわからずシェイクスピアを読み耽った高校時代に戻った気分。血で血を洗う戦国時代の束の間の安定期であったエリザベス朝だからこそ、シェイクスピアも世の無常と人間のエネルギーを冷徹に描くことができたのだろうな。戦争を生きた著者のシェイクスピア解釈に惹かれる。他の著作もあたってみよう。
あしぶえ

松岡さんも読みやすい美しい日本語ですねー。そーすけさんとお話ししていて無性にシェイクスピアが読みたくなってきました!

07/04 06:34
SK

読みやすいですし、注釈が同じページについているのも、良いです(*´ω`) シェイクスピア、読みましょう✨(´⇔`)✨

07/04 16:59
5件のコメントを全て見る
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四葉
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「ヘンリー五世」を読み始めたものの、人名、歴史背景が連なる長台詞に頭はフリーズ寸前…ここは一旦引いて、そもそもシェイクスピアは何を描きたかったのか少しでもヒントを探るために出会ったのがこの本。もちろん他の歴史劇(ヘンリー六世、ヘンリー四世など)からの引用も多くあるが、歴史と戦争は切っても切り離せないゆえに、それらの台詞の数々からシェイクスピアの戦争観が浮かび上がってくる様子は非常に興味深かった。今は「ヘンリー五世」を読みたくて仕方がない笑。熱冷めぬうちに戻るとしよう、あの悩ましくも雄々しい王に会いにー
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こたつ
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シェイクスピア作品では「戦争」ものもけっこう多いですが、前作の「人間学」との関連でいえば、戦争を人間がどのように捉えているか、ということをシェイクスピアは描いていたのだなと思いました。ヘンリ−5世とフォールスタッフの対比が面白かったです。また、筆者の小田島氏の戦争体験も書かれていて興味深く読めました。
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yo yoshimata
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読み物としても面白かったです。シェイクスピアにお近づきになれた気もするし。
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rikoyy
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シェイクスピアとは別に、小田島氏の戦争体験、学生時代の話を興味深く読みました。シェイクスピアのいろんな台詞、その物語をどうとらえるか、というのは観る側の経験にもゆだねられています。
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佐守
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シェイクスピアは相対的に戦争や平和を捉えていたんだなあ。押しつけの価値観ではなく、あくまで観客に思考の結論を委ねるとは。シェイクスピアに触れるきっかけを与えてくれる小田島氏に感謝せねば。
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半色
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シェイクスピアの作品は手にとったものの挫折していたけれど、もう一度読みたくなった。
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