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A S
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高校一年生の小春の青春小説と書いてあり、王道の青春ものと予想して読み始めてすぐにお隣の歩くんのお母さんがゴリラであることに面食らう。え?どういう世界観なの?!登場人物に動物が紛れていて、普通に生活している。慣れてくるとすごく楽しい青春小説で、歩くんの毒舌なところ、小春の感受性豊かなところ、2人の友達、先生たち、みんな素敵に見えてくる。全編を通して色の表現が綺麗でキラキラしている。怪我をして入院中の歩のベッドを小春が色で飾るシーンが好き。 初読み作家さんだったが、出会えて良かった。
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bubuntyo
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ネタバレ秋子さん(ゴリラ)には旧姓(丹羽)まであるのだ!そして常々親にこう言われてきたのだ「ゴリラというだけでおまえはもう人並み以上なんだから、謙虚でいなくちゃいけないよ」その通りだと思って慎ましく、本当に慎ましく生きてきたの。ああ、秋子さん!あなたは本当に美しく自信にあふれ、誇り高い素晴らしいゴリラですね。うっとりしました。
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さい
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ネタバレ登場する顔ぶれ(登場人物と書けない…笑)の多様さに驚いている場合ではなく、見事に15歳の青春譚である。あっ、青春しているのは、大人も、だった。八木先生と里見先生のカップルがなんとも沁みる。里見先生の名言…「きみがいったいなんなのかは、きみがわかっていればよろしい」「ぼくから見ればあなたは紛れもなく官僚的、権威主義的、主要五科目的教師だ」。「主要五科目的」って、それ以外の担当教官のかたすると、言い得て妙なのだろうなあ。
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takao
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ふむ
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りんご
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イメージは釣り。何度かアタリがあって、アワセようとするとヌルッと逃しちゃう。キラッと獲物の姿が見えたし、期待も高まったのに。大きな素敵な何かが手に入ると思ったけど、結局掴めなかった。あ、本の内容は青春で、ファンタジーで、バトルだったです。めちゃ面白くなりそう、わかりそう、と思う度につかみどころのない文章で逃げられちゃいました。ただ私はすごく読み応えあって、焦らされて、楽しみました。分からなかったのにね。分からなくってもいいよね。
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moo
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ネタバレ隣のおばさんのことをゴリラゴリラいうので、失礼な15歳だなと、最初はそう思っていたけどハクビシンまで出てきて、?これはどういう世界線?と思い直し、最後は美しい少年の正体まで。15歳の難しいお年頃の女子が、自分の事をよく理解していて言葉にできて、その精神世界たるやもう大人顔負けで。私の拙い想像力じゃ具現化できない、「バレエダンサー」の絵を、誰かビジュアルで教えてくれないかしら。
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ともりぶ
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隣人がゴリラなことに驚いてるから、動物がいて当たり前ではない世界なようだが、特に説明はない。外国人みたいな感覚か。それよりも主人公の色の見え方が面白いし、普通に面倒くさい年頃の青春小説だった。
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なつみかん
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「お母さんがゴリラ」そのパワーワードで始まったほどは後が続かなかったように感じる。
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あおい
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ネタバレ引っ越しの挨拶に行ったら隣の奥さんはゴリラだった…でもメインのストーリーはそこじゃなくて高校生の不安定ながらも瑞々しい青春モノ。紛れ込む動物の不自然さを受け入れ淡々と進む物語。なんだこの不思議な話は。
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ニルギリ
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簡単な言い方だとファンタジーでもあり、青春小説でもあるジャンル。どちらも得意なジャンルではないので読みきれるか心配になった。色鮮やかで、虹色をたっぷり含んだシャボン玉が飛びそうなキラキラ感、ジブリの作品のような不思議な登場人物や設定に近いかなぁ。日頃からミステリー三昧で先を考察したり、ドキドキ感とスリルを感じながらの読み方とは全く異なる。 自分の感性を豊かにする意味で、こういった本も読めることは良いことだと思った。そして、韓国の作家チョンセランさんの作品を思い出しました。
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ピザまん
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登場人物の何人かが動物だったり、主人公が色彩に関心があったりと、想像力をフル稼働させられ、読書の楽しさを充分に味わえる作品
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しろがね@中四国読メの会参加中
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ネタバレ市立図書館
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takataka
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★★★★☆主人公は小春、15歳、高校1年生。となると青春を謳歌するか、持て余すか、悩むか、と思いながら読み始めると、出だしから「なんだこの話は」となる。登場人物?に動物が紛れ込んできて、それが人として物語が進む。しかし読んで行くうちに馴染んでくる。話は15歳の女子の1年間だが、はたしてこの小春もまさか動物だったりして。
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しがしが
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多くの小説は、映像化して欲しくない、と読後思うけれど、この本については、映像化したらおもしろそう、しかもゴリラやハクビシンが登場しても突飛な世界観にならず、日常に揺れる15歳の女子心をしっかりと描いている映像になっていたら最高だな、と感じた。15歳特有のこじれた考え方が面白く、同世代の作家さんなのかな、と思っていたら意外にも1981年生まれの昭和世代だったことにびっくり。
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ぬらりひょん
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隣のお母さんがゴリラで(これは帯に書いてあったのでネタバレしても許されるかな)、美術の先生が○○○○○。いろいろ気になるところはあるが、そこは深く追求するところではなさそう。とにかく小春や歩がいる世界は妙に透明感があってキラキラして、青春ってこういうつかみどころのないものだったかもしれないと思った。鶴のような歩のキャラがわたし好み。その歩の親友であるヤスがまさかの!で、その展開は想像してなかった。その!の本を先日読んだばかりで、なるほどそれで地図が読めなかったのね〜と納得してニンマリ。
ぬらりひょん

書き忘れた!これは何かのメタファーか?と後で思った。「多様性」ってこと?種を超えた愛は成立するか的な壮大な多様性。考えすぎかな…。

09/07 19:51
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めとろん
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隣の家の奥さんはゴリラ。最初それを読んだ時「は?」と思った。主人公の小春もその両親も初対面では驚いていたので何故か人間世界に「いる」ようだ。面倒くさい小春、高校進学と同時にゴリラの母と同居するようになった1人息子の歩。2人の担任八木先生と美術教師の里見先生、小春を『こはちゃん』と呼ぶ鮎、歩にちょっかい出す相沢。みんな思春期か!というほどに面倒くさい(笑) 名前の「る」が大事って『3』が重要に繋がるからかな?あと、ヤス君にはびっくりしました。 先生と距離が近いとこは自分の時と同じだったなー。
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ぱふぱふ
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「あの本,読みました?」という本の紹介番組で,朝井リョウがおすすめしていた本。読んでみたけれど,私には何が何だかさっぱりだった。設定が奇抜すぎて…。そしてその設定の必要性が感じられなくて…。主人公の小春ちゃんは15歳。そして,その15歳という年齢を「若いと思える範囲の最高年齢」だと考えている。彼女は絵の具などで色を作るのが好きだ。お隣の家には秋子さんと言う人が住んでいてゴリラだ。比喩ではなく,本当にゴリラだ。ある日,秋子さんの息子の歩君(16歳)が一緒に住むことになり…。青春小説なのかなぁ?
ぬらりひょん

何かの書評でこの本を知ったつもりでいたら、2017年の本だったので「はて?」と思っていました。このコメントで謎が解けました!朝井リョウさんでした。ありがとうございます。

09/07 19:54
ぱふぱふ

ぬらりひょんさん,コメントありがとうございます。謎が解けて良かったですね!^^

09/07 21:11
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yoico
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色や光をこうも繊細に描くなんて
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ゆか
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ネタバレ「あの本読みました?」の番組で朝井リョウが勧めていた本。若い人間として生きられる、これが最後の一年と思う、歳を取るのが怖い15歳の小春は、隣に越してきた同い年の歩くんと出会う。彼はバレエダンサーで、おまけにお母さんはゴリラなのだ! それっていったい、どういうこと?ゴリラのお母さんという設定を消化しきれずに読み進めると、美術教師がハクビシンというさらに、驚くべき事実が。小春をこはと呼ぶ「る」を省くような子、絶対信用できないと言い切る歩。「こはるはるがかわいいんじゃん」名前の大切さを繊細に表現するところが良い
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みどりまま
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未読 あの本読みました? 朝井リョウ 書評
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Akirajimusyo
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朝井リョウ氏の講演会でおすすめされてたので手に取りました。めちゃくちゃよかった。おすすめされなければ読むことはなかったと思うので講演会行ってよかった。よくもまあこんなに色の表現があるのかと思うし、美しさってこんなにも多様なんだなと。でてくるのがゴリラだけじゃないのがいい。
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だけど松本
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ゴリラの息子のめんどくささが良かった。ハクビシンの美術教師もそういえばなんかめんどくさいな。そしてその彼女の表現方法というか伝達方法というか、それもまためんどくさいよな。世の中めんどくさいことだらけだな。
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ユニ
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日常の速度では言語化されない曖昧な感覚を立ち止まって見つめるような描写が随所で際立ち、ゲーム的リアリズムを持ち込む独特な言語感覚(五十音が若いと強くて「相沢」はかなり最強とか)も、ああ古谷田さんの作品だなあと感じて、私は好きだ。少年少女の感情の機微、人間関係の雰囲気は『ジュンの〜』が近くて、音楽だったのが美術(色)とバレエ(動き)になりファンタジーが乗っかっている。幼なじみのお母さんがゴリラでダチョウの少年も登場するが、多くの人は霊長類みたいで、しまじろうやシルバニアファミリーの世界とは別の異化効果がある
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あろぴ
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ファンタジーすぎて、、、、
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tomchin_man
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綺麗だ。人の動きの表し方も心の揺れ方の表現も。色がもたらす感情や、持ってる空気と匂いまでも。絵コンテを見ているかのように感じていたけど、いつの間にかちゃんと映像になってた。ゴリラとかハクビシンとかダチョウとか、全く違和感なくキャラクターの例えとして読めたのが良かったかも。言葉一つづつの選び方が短いのに丁寧だと思う。
⭐︎ 瞳 ⭐︎

ナイスありがとうございました!こちらの本の感想を読んで気になったので、読みたい本に登録しました😊

05/30 13:28
0255文字
遥菜
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ネタバレカバーが綺麗だったので手に取った。序盤はゴリラの母親ということに絶大なインパクトがあるが、途中からそれを忘れてしまうくらいゴリラが日常に溶け込んでいるのがいい。なにより読み進めていくうちに、歩くんが言葉から動きから生き生きとしてくるのが素敵。小春と歩の会話も軽やかで楽しくて、クスッと笑えるシーンが多かった。色も交えて美しい表現が多く、三章がお気に入り。
0255文字
renbo
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青春だなぁ
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アマニョッキ
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ネタバレ始まった瞬間に終わって欲しくないと思う物語。永遠にこの世界に浸っていたいと思わせてくれる。まだ読んでない人のためにこの物語の変わっているところはひとつも書きたくない。それよりももっと見るべきところがたくさんある。日常の中にあふれる色。その色が生まれる瞬間。イメージすること、それは新しい真実を手に入れること、信頼すること。相手を好きになること、それを隔てるものは何一つないこと、あってはいけないこと。ファンタジーに包まれた人間の根本のお話。素晴らしかった。古谷田さんにお手紙書きたい。
アマニョッキ

え待ってこんなに素敵なコメントくれるのに我を褒めるところはトイレ漏らさずできるねってことだけなの?しょーげきぃ!

11/07 18:14
レレレレレ

トイレ漏らさず行けるのはスゴイことなんすよー。せんせーい、トイレ行きたいでーす!を言える勇気💪

11/07 18:20
3件のコメントを全て見る
0255文字
モモ
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小春の感性というか見えている世界がすごく綺麗!
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まる子
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15歳、高1の小春。お隣のお母さんは「ゴリラ」って。「…のように見える」比喩かと思って読み進めるもゴリラ!息子の歩くんは普通に人間。彼の従兄弟はダチョウ。美術の先生はハクビシン。人間と動物が入り混ざる不思議な設定(多様性?)なのに、なぜかすんなり受け入れられる(謎)。色占いをする祖母の影響で小春も色を作っている。15歳を若さの最後だと思っている彼女の、彼女が思う若さの最後の一年間。頬が紅くなる事を「枇杷色のチーク」、「色が鳴る」「色の音に耳を澄ませる」などの表現が素敵だった。不思議だけどまた読んでみたい✨
りき

15歳が若さの最後とは!驚きです!(;・`д・´)

06/07 18:36
まる子

言葉を失います😅

06/07 20:59
0255文字
kmar
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記録
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紅子
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初めての小谷田さん。ぶっとんだ設定なのになぜか馴染む。表紙のゴリラ、さてなんでしょう…
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もんじろう
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ネタバレとても不思議で、ファンタジー溢れる世界。わたしにはちょっと照れくさくなりながら読めるカラフルで独特な世界感でした。古谷田奈月さんの雰囲気っていいですね。
0255文字
SUN匿名
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この世界設定で何冊も読みたいくらい好きになってしまいました。時々動物が生まれる世界設定が萌えるし主人公の世界の見方も美しいし、キャラクターの捻くれ方が可愛いです
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ともは
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ネタバレここ最近で一番面白かった。ゴリラはゴリラであり、それ以外の何でもなく、それはささいなことなのだ。
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巨峰
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序盤からけっこうきた。意表を突かれ、それも大きく鋭かった。柔らかそうに優しそうに一見見えるけど、結構強面。多様性ある寛容な社会だったり、ひとりひとりの光と色彩と。この小説の登場人物と同年代の高校生が読んだらどんなふうに感じるのだろうな。なかなかの作品とおもいました
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もけ
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ちょっと不思議な本としてお薦めいただいたタイトル。感性と表現がとても興味深い作品だったな。ゴリラの隣人やハクビシンの教師が存在する不思議な世界観をもって、それぞれの違いに不寛容な世の中の”だささ”を浮き彫りにしてゆく筆致が、とても軽やかで洒落ているし、独りよがりだった少女の世界が拓けていく変化はきらきら眩しい。表現に純文的な難解さもありながら、ここぞという場面では、ストレートに高揚感を煽ってくる文章が面白かった。お気に入りは二章「白日の下に躍り出る」。内容もさることながら、それを見事に表した章題に惚れた。
かさお

もけさん✨読了おめでとうございます✨不思議で純な世界観ですよね。少年少女が大人になるときの過渡期というか期間限定的なキラメキというか、暑い夏にしゅわしゅはじけるカルピスソーダを海辺で飲みたい気分です。

06/12 17:31
もけ

カルピスソーダ、まさに表紙がそんなイメージですね。ストーリー序盤のまだぎすぎすした辺りはカルピス原液で、後半から炭酸が入ってスパークリングする感じでしょうか。この度はご紹介ありがとうございました。

06/12 20:29
0255文字
レレレレレ
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「隣の奥さんはゴリラだった」どういうこと?! 手に取ってみると、たまたまゴリラであるというだけで、交友関係において姿形は関係ないということが伝わってきた。思春期の揺れ動く感情を、カラフルな色で表現する美しさも魅力的。
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ysk
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ネタバレだいぶ前に買ったのに読めずにいた本。やっと読了! 隣の奥さんがゴリラという設定に惹かれて読んでみたけれど…とてもカラフルな15歳の青春小説だった。他にもハクビシンやダチョウもでてくるが、とにかく見た目に囚われず寛大に"その人自身"を見つめようと思えた本。
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渡辺 遥
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突端なファンタジーのような世界
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