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世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」~ (光文社新書)(Kindle版)

感想・レビュー
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yuka
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文化的な成熟が必要になってくるということと理解。 倫理観や道徳観なども含めて、美意識という言葉を使っているのかなと思う。 私もそのように成長したい。
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hgstrm2
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最近注目している山口周氏の本、これで3冊目かな。他の著作と同様、知的な刺激に満ちた本。コンサルなだけあって、メッセージが明快で鋭くて、とにかくうならされた。わたしは経営者でもエリートでもなく、それをめざそうとも思っていないけれど、美意識つまり真・善・美の基準を人生における判断基準として磨いていくことは一人のステキな大人として生きていくうえで不可欠。哲学を学ぶ意味の話も非常に面白く、哲学とはロックンロールなのだ、という彼の指摘は絶対に正しい(Rockin'on調)。
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Toshi
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理論と美意識の双方が要る。Art、詩がよい。
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toriko
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再読。ビジネス本でもあるけれど、学生にも読んでもらいたい。誰も彼もが時間すらコストと見做して、効率性と合理性、他人からの承認ばかりを求めるこの国で、システムを疑ってかかりながら、自分自身の美学に立脚するための重要な示唆が書かれている面白い本だと思います
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naohumi
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2回目読了。リーダーのみならず人間が美意識を鍛える必要性についてを考えた。 人の本質、考えなどは心の奥底にある美意識に宿っているのかもしれない。美意識がある事は結果として、その判断や行動として表出するのだろう。 感情を持つ人間にとって美意識の有無は組織内でもその吸引力が変わってくるように思う。また、美意識を論理と掛け合わせ、演繹、帰納の思考を用いる事での説得力は思い知れない。 誌、文学などに触れる有用性も考えさせられる。 個々の美意識の積み重ねは、強力な組織力に繋がるかもと飛躍した考えが浮かんだ。
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K'
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【アウトライン】 美を好む力 = 美意識。 どう問題を解くか? < どの問題を解くか? 【3つの視点】 ①数値化、言語化されたことの中に解くべき問題はない ②解くべき問題はまだ数値化、言語化されていない自由にある ③その自由から解くべき問題を探し出す力が美意識 【全体像】 美意識 = 「直感」と「感性」でそれが意思決定の基準、根拠となる。 意思決定 = どの問題を解くか?を決めること。 人生のような複雑な要素が絡むものや、自分以外の人を巻き込むことに対して自分が意思決定するために美意識は不可欠。
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Otmosuy
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★★★★★
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☆ツイテル☆
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フライヤー
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詠子
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面白かった。とても重要な指摘だと思った。不祥事の事例に関する点では、アート、美意識というか良心、倫理の欠如ということになるか。アートを意思決定に持ち込む場合、トップのトップがマインドチェンジしてくれればいいが、やはり下っ端からは提案しづらいと思った。まさに「説明」できないわけで。アンナ・ハーレントはこの手の本ではやたら引用されている印象。VTS(Visual Thinking Strategy)は、白鳥さんと他の方が芸術鑑賞を行う際の手法と同じだと思った。あと、小説も読まなくてはと思った。
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どみとる
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神風信仰なんていう狂気の沙汰で手ひどい傷を負った日本は、理屈抜きで物事を下してきた反省から経営面においてアート(美意識)・クラフト(経験)・サイエンス(科学)のうち後者2つのみを重視してきたが、この2つは誰だろうと似たような解に行き着くといった競争力の消失を引き起こす。そして社会は合理的アプローチのみで運営できるほど単純ではない。いち早く気づいた欧米のエリートはアート面からのアプローチによってオリジナリティ溢れる解を導き出そうとする。例えば画家の視点、哲学者の思考過程、詩人の紡ぐ言葉などから。ここで想定さ
どみとる

れるのは「営利目的でアート学ぶのってどーなの?それってまがい物では?」という意見だろうが、こういった倫理的嫌悪感だってこの本で肯定される美意識のひとつだ。会社におけるグレーゾーンの行為は法整備より先んじるから、後追いで遡及訴追される可能性だってなくはない。だからこそ市井の理解を得る(というより先んじるような)企業倫理を醸成するためにアートはやっぱり必要だということらしい。平たく言ってしまえば「文武両道」とか「混濁併せ飲む」とか対立するような価値観をいくつも持ってどれかに偏重しない意思決定しようねと。

02/13 11:56
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於千代
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「アート」と「サイエンス」のバランスについて、アート(美意識)の重要性を説く。方向性としては「リベラルアーツ」の重要性と同様という理解で良いのではないかと思う。
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takao
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・デザインと経営は本質的な共通点がある:エッセンスをとって後は切り捨てる ・経営とはゲームチェンジ
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言いたい放題
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図書館にない
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一神 賢矢
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「サイエンス✕クラフト✕アート」 サイエンスとクラフトの融合を進化させるのがアートという存在。しかしながら、前2者に比べ理性や論理に屈する存在がアートというのもビジネスの世界ではうなづける。 アートすなわち美意識の重要性が認知されあまねくビジネスの世界を席巻する日が来るのか…さて。
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とーんぷーん
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ちょっと欧米偏重よりかなって思ったけど、ヒントになるのが多かったです。今は、サイエンス重視の意思決定、分析麻痺、正解のコモディティ化が起こっていて、VUCAの時代ではビジネスの舵取りができなくなっている。そこで、アート、美意識を競争資源として取り入れていく。美術館でのギャラリートークのところは、目の見えない人と行う美術鑑賞、ソーシャル・ビューとすごくリンクをしていると感じた。1000年後、31世紀の歴史の授業で今が暗黒の時代にならないようにしていきたいな。
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k_jizo
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★★ 「仕事ができる」とはどういうことか?で興味を持ち読んだが面白い。オウムで少し中だるみしたが、マツダのデザインから一気に読み終えた。
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ftoku
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「サイエンス・クラフト(論理、理性)」と異なりアカウンタビリティに難のある「アート(美意識、直感)」だが、正解がコモディティ化して差異化の難しい現代でこそ鍛えるべき意義が見出されていると説く。過剰最適化による陳腐化や測定執着によるコンプライアンス違反などを縛る倫理的な側面も検討されている。惜しむらくは、論理的思考を詰めた限界の先の直感か、ただ空気を読んだだけの決断なのか、外部からは判別できないところが気になる。
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solo_el_fin
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ビジネスにおける「サイエンス(論理)」と「アート(美意識)」のバランスについて書かれた本。 何が「真・善・美」に適うのか、「基準の内部化」が鍵になると説明される。 昨今、誰しも「論理的思考」を活用していて、本書でも言われている通り、みんな同じ答えに達してしまい、差別化することが難しいと感じている。 「サイエンス(論理)」だけではなく、美意識(直感・センスかもしれない)に基づいた判断を手に入れられるよう、磨いていきたい。
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ああああ
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★★★★★ ときどき読み返したい
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ぷる
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めまぐるしく変化する現代において、「法に反していなければセーフ」という倫理観では身を持ち崩す。自身の内面から出る「真・善・美」に従う必要があり、そのためにアートや哲学を学ぶ必要があるという内容。現代人は「サイエンス(数値)」や「クラフト(経験)」に偏りすぎであり、「アート(美意識)」も活用する必要があるというのは、説得力がある。コロナ禍の今、尚更重要になるものだと感じた。【To Do】①アートを楽しむ、②詩集を楽しむ、③哲学を学ぶ
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ありんこ
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ネタバレアートを鑑賞するときは、基礎知識が必要なのかと思っていましたが、素直に感じたままを大事にすることが大切と分かりました。美意識、多様性への理解、表現力などアートには自分を高める要素があるんですね。
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マリー
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★3/5 度々聞くタイトルで気になって読んでみる▶千利休は最初のチーフクリエイティブオフィサー。その立場で職人を使ってプロデュースしている▶なにをしないのか決めるのは、なにをするのか決めるのと同じくらい大事(スティーブ・ジョブズ)▶エリートは「システムを懐疑的に批判するスキル」としての哲学が欠かせない▶詩を読むことで「メタファー(比喩)の引き出し」を増やす※仕事でもやってみたいなと思うのはVTS (Visual Thinkng Strategy)ルノワールやカラバッジオがお薦めだそう。
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famo_seca
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なんでも理屈で考える私には、痛いほど刺さる本でした。 これだから本はやめられない
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zico
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大変共感できる本。リベラルアーツが世界で活躍する人たちの必須科目で、何故大切なのか?初めて理解した。①文学・絵画・哲学等の教養はパターン学習で得られない物事の見方、イッシューの立て方、法律とは別の正しい倫理観を持つのに大切、②会社の意思決定はアカウンタビリティーが伴う為論理的思考がベースになるのは仕方がないが、皆がそうしてしまう現代ではレッドオーシャンに身を投げるだけ。一つの差別化として美意識に優れたトップの直観的は判断がある。アップル、マツダ等がその成功事例。③21世紀が人間性復興になるかどうか?
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すうさん
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現代の資本主義はあまりにも拝金主義に行き過ぎた。経営理論も経済論も論理としての学問になって、人間が決断し運営し経営することが薄れてしまっている。株価や売上、利益の数字に追い回され勝ち負けでしか判断されていない。そこに著者は「美意識」という価値を投げ込んだ。実は「アート」や「サイエンス」には勝ち負けや善悪という判断がない。それで何を問うているのか、何を伝えていくのかが大事なのだ。正解がない現代、とくに企業や会社に大切な問題を投げかける。人はなぜ働くか、なぜ生きるかという問題にも通じる。ぜひ読み返したい本だ。
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miho n
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論理至上主義の考え方から自分の視野を広げてくれた一冊。美意識とは自身の中で磨き上げる正しくある、美しくある、善くあるための信条(こだわり)かな。
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thoraneco
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単にビジネススキルの追求だけではなく、 美的感覚も養うべきだということ。身近に本書に心酔してる人がいたゆえ、美意識って大事とは思うけど、すべてを美的感覚でばっかり指し測ってもなー、などと捻くれた感想を抱いてしまう。センスを振りかざして、見下してる感がある気も。千利休が世界最初のクリエイター、ってパワーワードなどはおもしろかった
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すえ
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なるほどアートは必要だ、学ぼう、という気になる非常に良い本。 問題は私の右脳が割と死んでる点。
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あかり
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最近読んだ中で特に面白かった、おすすめ! これまでの企業では、サイエンス(論理的正しさ)とクラフト(過去の経験)が重視されてきたが、変化が早くあいまいで複雑な今の社会では、アート(真善美・直観)がより重要になるとの指摘だった。具体的には、ジョブスのような美しさをもつビジョンを描ける人がトップに立ち、傍でサイエンス・クラフトに長けた人が支える経営が薦められていた。一方、アートは言語化して説明しづらいため、軽視されがちだという指摘も興味深かった。 自分の中に普遍的な美学やモノサシを持つ必要性と難しさを感じた。
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岩田祐一
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「アート」「サイエンス」「クラフト」 「芸術家」「研究者」「勝負師」 最近読んだ違う本の中で見つかる、本質的なもの。こういった瞬間に出会えることが面白い。 悪とは「システムを無批判に受け入れること」
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NK
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ビジネスで活用するために美術館に行く、アートに親しむという行為には全く賛同できないし、アートってそういうものではないのでは?と思うけれど、この変化の早い未来が予測できない世界で、ロジカルだけでは限界がきているという筆者の主張には賛同できる
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森の住人
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美しいということはなんらかの普遍的妥当性がある/「何をやるべきか、やるべきではないか」という意思決定の際に準拠すべき基準は「面白いのか?愉快なのか?」という軸/経営者とデザイナーに共通する「本質」とは、「エッセンスをすくいとって、後は切り捨てる」ということ/どんなに戦略的に合理的なものであっても、それを耳にした人をワクワクさせ、自分もぜひ参加したいと思わせるような「真・善・美」がなければ、それはビジョンとは言えない/”日本人の美的感覚”/ゴールは「感動の提供」/ピークが何度もやってくる。とてもおもしろい。
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へへろ~本舗
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本書は美意識とは「真・善・美」を判断するための認識のモードとしている。内発的倫理観や美意識から経営だけではなくコンプライアンスも守られていくのではないだろうか。残念ながら日本のエリート集団は「偏差値は高いが美意識は低い」という闇を抱えているとの記載があったが、エリートであるかどうかは疑問を持つが政治家もしかりではないだろうか。
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読書好き大仏
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美意識とは自分の中にブレない基準を持つこと。
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DJ物見やぐら
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オウム真理教と外資系戦略コンサルファーム、ITベンチャーは、明確な昇進条件と階層構造がある点で似ている。受験エリートはこういったシステムを無批判に受け入れてしまうのが問題。システムに適応しながらも、システムを相対化する必要がある。感想:最後の章の文学を読む、芸術鑑賞をするというのは必ずしもコンテンツがそれでなくてもいいと思った
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ムカイジュン
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ルース・ベネディクトの「菊と刀」に触れる個所が特に印象に残った。曰く世界の文化は「罪の文化」と「恥の文化」に分かれるということ。日本は自分自身に規範がなく、世間にどう見られるか?という「恥の文化」ということだ。バレなきゃ恥にはならないという感覚が起業不祥事を招くという。強く同意する。
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dosukoifw
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回答:これまでのような「分析」「論理」「理性」に軸をおいた経営は今日のように複雑で不安定な世界においてビジネスの舵取りはできず、より高度な意思決定をするためには「主観的な内部のモノサシ」が必要になるから。 必要になる背景は以下3点。 1.論理的・理性的な情報スキルの限界が露呈した 2.世界中の市場が「自己実現市場」へと向かいつつある 3.システムの変化にルールの制定が追いつかない状況が発生している
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Takateru  Imazu
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世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」 著:山口 周 これまでのような「分析」「論理」「理性」に軸足をおいた経営、いわば「サイエンス重視の意思決定」では、今日のように複雑で不安定な世界においてビジネスの舵取りをすることはできない。 論理思考の普及による「正解のコモディティ化」や「差別化の消失」、あるいは「全地球規模の自己実現欲求市場の誕生」や「システムの変化にルールの整備が追い付かない社会」としった、現在の世界で進行しつつある大きな変
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AKN
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美意識を鍛えることが他の経営者との差を生み出す。最初はどういうことかわからなかったけど、スティーブ・ジョブズも見えないところにこそこだわりを持ったりして、常に美意識を意識していた。絵画とかにも適用できる観る力の説明がよかった。トップにはアート、両翼にクラフトとサイエンスで固めるといい。理性や論理でもシロクロつかない問題は直感に頼るべき。
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世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」~ (光文社新書)評価77感想・レビュー90