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源氏物語 藤のうら葉

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大粒まろん
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第三十三帖 藤裏葉。源氏39歳の頃。和歌は20首。この章は夕霧と雲居の雁の婚姻。紫の上と明石の君との氷解と雨降って地固まる的な嬉しいことの多い章。巻名の由来は、内大臣の詠んだ和歌に因む「春日さす藤の裏葉のうらとけて君し思はば我も頼まむ」 内大臣も歳を重ねましたね。次年には40歳を迎える源氏も准太上天皇(じゅんだいじょうてんのう・上皇に準じる身分)に任じられることになる。栄華の極み。
0255文字
myjstyle
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当初の構想では本帖で完結と言われるように、光の成功によって調和の取れた大団円を迎えます。でも、根底にあるテーマは、都と明石に分かれた明石一族には子孫に皇統を継がせるという荒唐な宿願があり、それが住吉の神の加護によって成就されるという数奇な物語を描くことにあります。なぜなら、中国にはオーセンティックな文学の系譜として伝奇小説があり、本朝にも「源氏物語」をもって対置させようとする紫式部の野心があったからです。当初の構想では「源氏物語」は本邦を代表する正統派伝奇小説として書かれています。
0255文字
なーちゃま
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ネタバレついに!内大臣(さらに太政大臣に昇進したので太政大臣)が折れて夕霧は雲居の雁と結婚することに!おめでたい……! 結婚はしても内侍の玉鬘とは文のやり取りはする。 朱雀院と冷泉帝は六条院に御幸。太政大臣の子供たちが舞ったり皆で演奏したりと豪華な会に。
0255文字
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