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(133)鉄道会社がつくった「タカラヅカ」という奇跡 (ポプラ新書)

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hafen3710
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BS深夜の放送とカフェブレイクくらいしか見ない程度のライトファンなので、大変面白く読みました。「清く、正しく、美しく」のモットーの前に「朗らかに」がついていたとか、タカラヅカが成功したのをみてできたライバルがつぶれたのに生き残った理由とか。創設者の小林一三氏の生涯も興味深い。
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mimimimimemo12
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阪急宝塚線。宝塚のための宝塚駅。鉄道会社がつくっているだけあって、1分の遅れもなければ、毎日同じように開催される。改めて思うととてもおもしろい。電車にとっては当たり前のことも、舞台劇でこれをするのは珍しい。学校制度という特殊な制度も、ある意味宗教染みてこわいところもあるが、だからこそあれだけクオリティの高いものが生み出せるのだろう。
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KBOSN
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再読本。タカラヅカ以上にファンを巻き込み、味方として活用する能力が高いエンタメ組織は無いのでは。「清く正しく美しく」精神がファンにも根付いている(むしろそこに魅力を感じている)のは尋常ではない。
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とおる
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最近宝塚に足を踏み入れかけているので。 絶対にスケジュールずらさないのすごいいい
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yutusbochan(yasuhiko.utsubo)
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タカラヅカとタカラヅカファンのことを知らない人にとって、ありがたい入門書でした
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七月
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中本先生の宝塚論は、いつも冷静に分析しようとしているのに、抑えきれない愛というか宝塚は素晴らしいという思いが漏れているのが面白い。鉄道というインフラ企業でもある宝塚ならではのコスト管理や、学校だからこそジェンヌを消費するだけでなく、育てるという意識があるから長く続くという指摘が興味深い。どこまで変わらずにいる良さを守り続けられるのか、ファンの果たす役割が重くなる中で、これまで通り忠誠心の高いファンを獲得できるのか、30年後にはまた状況が変わってそう。
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nadaha
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タカラヅカは阪急電鉄の新規事業として作られてから百年以上の歴史がある劇団である。ジャニーズにしてもハロプロにしてもAKBにしてもそうだけど、グループとして一つのショーをするという事は集団のテーマが必要なんだなぁ。ちょっと前に読んだ本で芸人達が戦後にテレビの波に飲まれて消えていったというのを読んだけど、タカラヅカもそうなってもおかしくはなかった。それを乗り越えたのはブランド力と、観客を惹きつけるための考え方なんだろうなぁ。関西に長く住んでいたのに結局見に行かなかったなぁ。
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council
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「松竹と東宝」読了後だったので比較してしまい辛めの感想だがタイトルの割に小林一三の思想や理念が掘り下げ不足な上に創業期の大劇場がプールからの改造云々部分や国民劇思想の考察に見解の相違がある、というか俗説の踏襲止まりで単なるタカラヅカ解説本な内容だし書名に違和感で、ヅカヲタのタカラヅカ愛アピール止まり。
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あさがお
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なぜ鉄道会社が経営して成功したのか?100年前の創成期の逸話は知られていますが、今の宝塚歌劇と、単に親会社というだけではない鉄道会社としての阪急との接点というか、親和性が興味深かった。「良いものならやったらよいだろう」の創始者の精神で、駄作も生まれるけれど、膨大な新作の中の1本だからまあいいとか。1分上演時間が延びたら電気代がどれくらいかかるかとか。本拠地が大阪都市圏の外れにあって、何もかも自前主義を貫いていることが、きっとこれからも華やかなに続いていくだろう宝塚歌劇の根幹なのだろう。
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kabeo
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鉄道会社がつくったというタイトルに惹かれて手に取りましたが、小林一三という天才がつくって育て上げたという印象を持ちました。スケジュールや公演時間の正確さなど、鉄道運行に倣う面もありますが、そんな鉄道会社の性格、沿線を宅地や商業地として開発して乗客を獲得していく日本の私鉄のビジネスモデルも小林一三さんがいなければ、違うものになっていたかもしれませんね。タカラヅカも常に新しいものを取り入れ変わっていく部分もありますが、根本のところで一三さんの想いが生き残っているから100年以上続いているんだなと感じます。
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白いリマノ
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同じ著者の『ヅカファン道』などは、熱いヅカファンあるあるが詰まっていて、軽快にたのしめましたが、こちらは宝塚ファンである著者が、タカラヅカの魅力をまじめに分析されていて、とても腑に落ちる内容でした。この新書のおかげで、人生初宝塚観劇からわき起こっていたタカラヅカに関する様々な疑問がだいぶ払しょくされました。
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とす
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ネタバレあまり宝塚歌劇場のことをよく知らない自分にはちょうど良い内容だった。タイトルについては取っつきやすさ重視で、所々に鉄道会社が母体だからかもね、という記載がある程度。宝塚の組織の特徴など、他の本ではあまり得ることのできていなかった知識があった。そろそろ劇場に足を向け、本物を観てみたい。
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Kentaro
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ダイジェスト版からの感想 宝塚歌劇団には「宝塚音楽学校」で学んだ生徒だけが入団できるが、音楽学校を卒業して劇団に入ってからも「生徒」と呼ばれ続ける。 タカラジェンヌ(※宝塚歌劇団の団員の通称)は「タレント」ではなく「生徒」である。だから、タレントのようにファンに消費されるのではなく、ファンからも見守られ、育てられる存在だ。 劇団自らが所有する宝塚大劇場と東京宝塚劇場では、週1日の休演日と上演組が交代する数日間を除いたほぼ毎日、公演を開催。東京宝塚劇場ではこの10年ほど客席稼働率ほぼ100%を記録している。
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Tatsuo  Mizouchi
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☆☆☆ 宝塚は必ず時間通りに始まり、時間通りに終わる。宝塚は武庫川が氾濫でもしない限り休演しない。宝塚の舞台装置は大がかりで常に最新の技術を導入する。それは鉄道会社が運営しているからなんだね。
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Humbaba
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その時の公演ではなくて、将来も見据えたキャスティングをする。現時点での最高のキャスティングにならなくても、それによってレベルアップすることが見込まれるのであれば客側もそれを受け入れる。そのような関係ができているからこそ、タカラヅカが長期に渡って存続し続けられる。
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山下 賀久
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著者は今までにも宝塚歌劇団のことを沢山書いている東大卒の元リクです。観客側の視点だけでなく、演じる側の視点や経営者の視点そして歴史的背景から宝塚を分析しています。スターでありながら生徒であること、ロングランではないこと、舞台から稽古場、衣裳もオーケストラも演出家も自前であること、どの演目も時間通りに始まり終わることなど、小林一三氏が作り上げた宝塚が100年以上続いてきた理由も、変わらずに支持されている理由もとてもよくわかりました。客席稼働率100%の宝塚、また観に行きたくなる一冊でした。
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miu_miu
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タカラヅカを親会社の影響から分析した面白い一冊。 たしかに、鉄道会社は運賃が円単位ですから、基本的にコストにはうるさいです。時間についても、観る方としても、きちっと始まってきちっと終わってくれるのはありがたいです。コンサートだと、ほとんどが開演時間はあてにならないし、アンコールもどこまで付き合うのやらわからなくて、困りますよね。時間に正確な鉄道会社の運営だからか、と納得。 今後についての提言も、ファンクラブ運営には怖くて近寄れない自分としては、同意見でした
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