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Born a Crime: Stories from a South African Childhood

感想・レビュー
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HappySmile
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Audible で拝聴。南アフリカ出身のコメディアン Trevor Noah の自伝。本人朗読。アパルトヘイト政策下にて白人の父親と黒人の母親から生まれ、数奇で時に理不尽な人生を歩むが、ユーモアを交え語られている。聴いていて、時に声を出して笑ってしまったり、時に考えさせられた自伝だった。アパルトヘイト政策下を含む、南アフリカの人々の生活が生き生きと描かれており、とても興味深く読めた。また、母親のエピソードが話全体を通してとても素敵で、最後の方で衝撃的なことが起こるが、自伝の終わり方もとても素敵だった。
0255文字
スズコ(梵我一如、一なる生命)
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アパルトヘイト終わりの時代に黒人母と白人父の当時違法な関係から産まれた少年が、アパルトヘイト直後の変わり行く南アで少年期生き抜いた時の自伝。今はアメリカでコメディアンをしているらしく、語り口は軽くユーモアで読みやすい。母親が最底辺の暮らしからタイピストとして技を身につけ、(結婚せずとも)パートナーとなる子供が欲しいと決断、計画し実際に育て上げた覚悟が凄い。息子自身もサバイバルするうちに、英語や階層社会での振る舞い、良い点悪い点など様々学んでいて苦労は相当なものだったと思う。信心深い母に起こる奇跡も凄い。
スズコ(梵我一如、一なる生命)

人種差別については批判的でしたが、最下層の暮らし、小さな犯罪を重ねてお金を積み上げてもそこから抜け出せないことの悲劇とかも実際の体験に基づくので、凄く興味深い。

02/02 08:42
0255文字
Eureka
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読み始めるきっかけはYouTubeで彼のコメディショーにハマったことなんだけど、彼のバックグラウンドを知れてすごく良い作品だった。まず同じ言語が話せることついて彼は自分のことを「カメレオン」と表現していたけどそこに尊敬の念が生まれた。過去に文句を言わない母親も強いな、かっこいいな。歴史を批判的にみること、学校で教わったことを全て受け入れるんじゃなくて、世の中の常識ではない自分の価値判断で正しいと判断したことを突き通せる人間になりたいと思った。
0255文字
ゆとり洋書部
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最もセクシーな34歳にノミネートされ、「ザデイリーショー」のホストも務めたコメディアン、トレバーノアの自伝です!アパルトヘイト時代の南アフリカで、黒人と白人の間に間に生まれ、決して豊かではなかった青春時代から、アメリカで大成功を納めるまでを、ノアならではのユーモアで語っています。スタンダップコメディをまさに聴いているかのような面白さ!読み終わったら絶対に彼のことを好きになり、Youtubeやネットフリックスを漁ること間違いなし。。そして、最初はわからなかったノアのセクシーさに気付けるはず!
0255文字
ほやほーや
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波瀾万丈過ぎる。黒人と白人の結婚が認められなかった時代にアフリカの母とスイス系ドイツ人の父の間に生まれた著者。アパルトヘイトが行われていた時代の南アフリカで経験したミックスとしての苦悩を語る。とても想像できない過酷な環境で育ち苦労したことが伺えるが、それをユーモラスに語れる著者が本当にすごい。この本を読むまでこのコメディアンのことを知らなかったけど、これをきっかけにDaily Show観てみようかな。
0255文字
まえぞう
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アパルトヘイトの南アで、違法とされる白人の父親と黒人の母親を持つ作者が、主としてアパルトヘイト直後の少年期の日々を綴ります。今ではアメリカでコメディアンとして活躍しているそうですが、白人でもなく黒人でもない著者の毎日が、皮肉や笑いとともに語られます。ご本人の苦労も大変だったろうなあと思いましたが、それより、アパルトヘイトの下で親から自立し、あえて白人との子供を持ち、育てていく母親の覚悟がすごいと思いました。
0255文字
かるろすぱん
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絶対audiobookで聞くべき!面白かったけど読むのに時間かかった、南アフリカでapartheidが終わる直前に白人と黒人のミックスとして文字通り犯罪の証拠として生まれて、隠されて育った。母は正義感の強く賢い自立した女性、家庭内暴力に苦しむ様は見ていて辛いし側から見ると何故出て行かないって思うけどどこへも行けなかった、ミックスへの問題にも触れて、余所者としてしきたりに従う方が中の人として外の風習に従う方が当たりがきついは本当それ。ルールに従わない、罰に屈しないって本当大切なんだなと読んでて再確認。
かるろすぱん

ヒトラーの章は衝撃だったけど、南アフリカの人たちは白人の歴史について学ばないから、ヒトラー=悪人というよりは、ドイツを率いる権力者だという認識というのはものすごい納得した。私も本当に白人にとっての常識が欠けていることはよくあって、特に被差別者の方が受ける教育が質の高くないものであることなんてザラなので、自分が無知であることに許容して欲しいなと思う反面私も無知に対する被差別者に対する怒りは許容しなくてはならないどと思うことがある。どちらも悪くないのにね、ってこと本当あるんだよ

12/29 04:38
0255文字
dorothy
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南アフリカで、黒人の母と白人の父を持ち、coloredと呼ばれて黒人にも白人にも属さない者として育ったトレバーの自伝。 様々な出来事がユーモラスに語られているが、内容は考えさせられるものばかり。たくましく生きるトレバーはもちろん、厳しくも愛情深く育てる母親に心打たれる。
0255文字
Choco
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Daily ShowでTrevorを知ってから、興味を持ち、本を手にしました。ウィキペディアからだけでは分からない彼の家庭、環境、経験、視点、南アフリカの当時の社会情勢などが彼らしいウィットに富んだ表現で書かれていて、最後まで面白く、時に涙し、時にハラハラしながら読みました。マルチリンガルなのも、ピカイチの訛り模倣も、生きぬくために身につけた技だったんだということを知りました。とにかくオススメです。
0255文字
hart
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This book is the deeply personal story what has shaped Trevor Noah, South African comedian and host of the Daily Show. Born in South Africa to a black mother and a white European father,"born a crime" in South Africa under Apartheid.
hart

An astonishing memoir that details growing up in the midst of a crumbling Apartheid. This is a sharply humorous,engaging and unforgettable record of Noah's life and at its heart, a love letter to his remarkable mother.

03/13 12:41
hart

His writing style and his personality is charming,funny,honest and intelligent,without spoiling anything. I highly recommend this book.

03/13 12:52
0255文字
Kuppa
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最近の中で最も人にお薦めしたい本。米国で活躍するコメディアンによるアパルトヘイト下で産まれ育った頃の自叙伝。アパルトヘイトがいかに巧妙で理不尽で残虐な仕組みだったのか、社会や個人にどんな影響を与えたのか否応なしに考えさせる内容でありつつも、明るく逞しく前向きに生き抜く姿に感嘆すら覚えつつ、読み進めた。 本書の中で一番印象に残った言葉··· Love is a creative act. When you love someone you create a new world for them.↓
Kuppa

補足···この言葉、理不尽で残虐な社会で生きていた彼が、愛に溢れた強い母親に育てられ、暴力は何も産まない、愛が大事なんだと信じていたその強さを表していて、心に響いてしまったのです。

09/29 07:19
0255文字
sika_meter
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Audible耳読。アメリカの人気番組のホストをしているトレヴァー・ノアの自伝。白人と黒人の結婚を禁じられていたアパルトヘイト時代の南アフリカで、黒人女性と白人男性との間にひっそり誕生。周囲と違う見た目をしていて、どこにいても異端というのは、どういう気持ちなんだろう。でも決して悲壮感に満ちた感じはなくて、さすがの軽快さ。著者本人による朗読は聞きやすく、いいキャラしてる母ちゃんの喋りマネが可愛い。「ヒトラー」のエピソード笑った。アパルトヘイト政策や、南アの多彩な言語についても勉強になった。
0255文字
vanisuke_mint
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2015年からThe Daily Showのホストを務めている南アフリカ出身のコメディアンTrevor Noahの生い立ちについて。彼のコメディはyoutubeにも上がっているので是非見て欲しい。アパルトヘイト下で黒人と白人の間に生まれ、どちらにも属することができず差別にも遭って辛かったはずなのに彼と彼の母親の強さのおかげか軽快に描写されている。
0255文字
verde
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南アフリカの人種隔離政策であるアパルトヘイトの時代に、白人の父と黒人の母の間に生まれたがために、当時犯罪の子とされ、''colored"と身分を定められ、貧困や迫害にも屈せず生きていく実話。アパルトヘイト当時の描写が実態を知るのに勉強になる。廃止後でさえも、想像を絶するような迫害や苦境が押し寄せ、読むことが辛くなるほど。生まれた国や環境が違っていたらと何度も思ったが、それでも著書はアパルトヘイトの犠牲者と思ったことはないと逞しく生きていく。息子に同じ思いをさせまいと強い意志を持つ母の話に心を打たれた。
0255文字
re
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お母様に向けられた愛のお手紙。笑って泣けて、色々なことを考えるきっかけを与えてくれる素晴らしい1冊です。
0255文字
犬頭小次郎
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Very funny, inspirational and heart warming at the same time. It will make you fall in love with life.
0255文字
Tomoka
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著者によるオーディオブックで読了。コメディアンなだけあって、笑わせて泣かすのがとてもうまい。アパルトヘイト、人種問題についても学べる。母親がとにかくパワフルで愛に溢れていて心打たれた。
0255文字
さくま
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読書の喜びってこうだったよね!というような、自分の常識とか感覚が覆る感じ、ああ〜これは楽しいな〜と思いながら読んだ。うっかり家燃やしちゃう話も、白人だと思い込まれて防犯カメラから逃れる話も大好き。コメディアンなだけあって、書かれるものはヘビーな状況下にも関わらずカラッとしている。そして一貫する母への尊敬と愛。この著者、ほんとーーに心底優しい人でほっとする。
0255文字
フエコ
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米国の人気番組The daily showのホストになったコメディアンの自伝。アパルトヘイトが終わった頃の南アという珍しい舞台で、とんでもない困難だらけの子供時代をユーモラスに描く。強烈にパワフルな母に対する敬愛と信頼感が心地よい。★★★★☆
0255文字
Rion
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政治を皮肉るコメディアンによる自伝。アパルトヘイト実地中の故郷南アフリカの生活を描いたノンフィクション。肌の色による差別や、肌の色や住む場所で判断されてしまう社会。白人でも黒人でもなく、ハーフが故の社会に対する疑問や苦労が描かれる。アフリカの伝統的社会に縛られず、人種差別にも負けず、我が道をゆくお母さんの存在も強烈だった。彼のコメディはかなり政治家をコケにしすぎていると感じることもあるが、社会問題をお笑いへ転換させる力はこれらの経験があってこそなのかなと思った。
0255文字
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