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きっと誰かが祈ってる

感想・レビュー
282

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白鷹
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電車の中で読むべきじゃなかった😭
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いくこ
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昨年読んでたのに、また借りてきちゃって再読。お母さんとマザーの違いは何だろう。 自分から生まれた子は自分の分身(自分と同じ )と無意識に思ってしまうのが、お母さんなのかな。子育て中のお母さんや昔の自分を思い出して考えちゃう。
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hideki
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山田宗樹にはめずらしい、nonSFの小説です。保育士と人生早期の全体的安心感の形成がテーマで、やはり山田宗樹は心理学に傾倒されていることが感じられます。・・と書きましたが、小品ながらいい作品で胸が熱くなる一級品でした。
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マーシュランド
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山田宗樹さんも読み続けていきたい作家だ▼本作品はたまたま図書館で手に取るもしばらく積読状態▼返却が近づき読み始めたら一気に読了▼涙腺が崩壊しそう▼24047
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mimi
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『目の前にいるこの人に甘えたい、という衝動を感じた』
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Apollo
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子どもが、今まさに虐げられている場面は辛くて辛くてしょうがなかった。子どもは、思い切り大人に甘えて、無条件に愛されて育つものだ。
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むう
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この本の前に読んだ本がテスカトリポカだったので、すごく読みやすく感じたし、ホッとする内容で心が温かくなった。乳児院の仕事って子どもが好きというのは大前提やけど、タフな心もないと続けへんやろうな。実際には真剣に向き合うからこそ、疲弊して仕事が続けられなくなる人も多いんちゃうかなと感じた。悲しい家庭で育つ子が少なくなってほしいと切に願う。
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sanae
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「泣くよ」とお勧めされ読んでみたら… 号泣なんですけどぉぉぉぉぉおおおおおおおおお! 多喜ちゃん本当に良かった…。恥ずかしながら乳児院やマザーのお仕事をこの本を読んで初めて知りました。 『きっと誰かが祈ってる』って自分にとって糧になる言葉ですよね。『誰か』というのが大事なんじゃないかなと思いました。友達や家族でもない『誰か』が自分の為に祈ってくれている。これってすごい事だなって思います。感想を書いてたら思い出してまた涙が…。
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yuk
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4.4/5
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のんxxx
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すんごい泣いた。寝る直前のこんな時間に泣いちゃったら、明日の朝、鏡を見るのが怖い。そして山田さん凄く久しぶりに読んだ。こういうのも書くんですねぇ。主人公は乳児院に勤める温子。新生児を2歳までお世話し、実親や里親に引き渡したり、児童養護施設に預けるまでが彼らの仕事。この設定だけで潤んでくる。だってどう転んでも待っているのはお別れですもんね。この小説は途中で乳児院とはかけ離れた展開が待ってるのですが、最終的にはちゃんと乳児院に戻ってきて私に涙をもたらしました。私のことは忘れていい、でも私はあなたを忘れない。
のんxxx

えんちゃん。目の腫れはアッサリ引いてたから、アイシャドウもしっかり塗ったよ!潤いが足りない年齢かしらん。成長をずっと見守ってきた子とのお別れは辛いですよね。「私の子」って思ってしまうのも分かる‥。

09/02 22:56
のんxxx

りんごさん。赤子が劇的に成長するのが2歳くらいまでですもんねー。それを全部見守ってきたのに、夜泣きにも付き合ったのに「さようなら、元気でね、幸せにね」ですもんね。そりゃ走り出して追いかけたくなっちゃいます。

09/02 22:59
6件のコメントを全て見る
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こまみ
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良い意味で想像の出来る展開と結末で、ほっこりしました。途中は読むのが苦しくなりますが、多喜ちゃん、良かった。浪江の辛い気持ちに共感は出来ますが、同情は出来ませんでした。寺尾さんのキャラも好きです。
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べぃ
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乳児院のお話。子ども1人でも大変なのに何人も同時に世話するのはすごいなぁ…と思い、母親ではなく母親役と一線をおいて仕事としてやってても、割りきれない感情が芽生えてくるのは当然だよなとも思う。こういう子ども達がいることを知ると、血縁とかお腹を痛めて産むっていうよりもっと大事な結びつきがある気がする。
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風船
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再読。 マザーという仕事は、かなりしんどいな、と思った。今でも、行われているのかな?←担当という意味か。 本の中では、良かった。お別れの場面とたきちゃんの気持ちで、涙でした。多く喜ぶで、多喜なんていい名前。 けど、現実的にはうまくいかないこともあるでしょう。担当だって色々だし。色々考えさせられ、 生きていくというのは、本当に大変なことだと思いました。 いい本でした。
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きよさん
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読み終えた後、かつて幼児だった自分を愛情深く育ててくれた両親を。 今は成人して巣だっていった自分の子供達を。 人は思い出だけでは生きていけないが、大切な思い出がないとまた生きてはいけない。 そんなことを思わせてくれた素晴らしい一冊でした。
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ユメ
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☆☆☆
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こなつ
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2
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merci
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☆☆☆☆☆乳児院の保育士・島本温子と初めてのマザーとして育てた小学生になった樫村多喜。二つの舞台の交ざり合いが絶妙で、ストーリーに引き込まれた。人から愛されたという思い出はいつまでも人を支える。号泣必至。
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さぶりえ
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数時間で一気読みしてしまいました。辛い思いをしている子供を見るのは本当に辛いです。 そもそも捨てられるような子供がいない世の中になってほしい。 反対に、温子や早月のような人がいることが救いになる。
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セロリ
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親と暮らせなくなった乳児を保護して育てる乳児院。その保育士の島本温子が初めて母親役となって育てた多喜は、今どうしているのだろう?初めはそのくらいの軽い気持ちだったが養親は3年前に事故死しており、その後が不明だ。ストーリーは、そうなるよね〜という展開でわかりやすい。結末も温かくて、ホッとする。現実の社会では、こんな結末はそうないんだろうけど。
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turnip
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2歳までの記憶は子供には残らない。けどマザーは子供の事をずっと忘れない。どんなに辛いことがあってもどこかで幸せを祈ってくれてる人がいる。
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こばまゆ
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中脇初枝さんの『わたしをみつけて』『きみはいい子』に通じるものがありました。 厳しい環境下にある子ども達にも、 たとえあなたが知らなくても、きっと誰かが、あなたを愛し祈ってくれているというメッセージが伝わる本。 誰かが自分をみていてくれた。 誰かが自分を大切に思っていてくれた。 そんな事実や記憶が 子ども達が生きていく時 自分は生きていく価値がある人間だと 思わせてくれ生きる力になる。 とてもよい作品でした。 元児童福祉に携わった者として 出会ってきた子ども達を思い出し 涙が止まりませんでした
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あやっぴ
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乳児院で2歳になるまで「マザー」として我が子同然に関係を築き、その子が自分の受け持った最初の子であったらそれはもう特別な存在だろう。乳児院を出た後、幸せに暮らしているのかを確かめたくなるのは当然だと思います。子供にとって2歳までの記憶は残らないそうだが、自分は周りから愛されているという安心感を持たせることは、その子の人生の土台を作り上げることに大きく影響する。乳児院で働く保育士さんの大変さが身にしみてわかりました。よかったです。
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グリーンクローバー☘
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親に縁のなかった子たちは乳児院に2歳まで入所してその後施設へ送られるそう。乳児院では担当制で母親代わりに保育士がなるそう。過去に乳児院て世話をした子の8年後のストーリー。養育してくれていた父母とも死に別れ、その祖父も亡くなり突然現れた叔母に虐待されているところを保育士たちが救う。子どもの辛い話はいたたまれない…。本の中でしか知らない世界を垣間見れた。現実にはたくさんある話だろうに…。泣ける本。
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RIN
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近未来を描かせたらぴか一の山田さんのもう一つのジャンル、ヒューマン系。乳児院の保育士の物語。大人の都合で子どもがひどい目にあう話はフィクションでも読みたくないものだが、一方で、仕事であっても、係累でなくても、子供に限りない慈愛を注げる人達が存在することは救い。普通の人は手を差し伸べたくても今の時代、できることは極めて少ない。せめてこういうことを職業として権限を持つ人たちは誠実に職務を遂行してほしいと祈るばかり。
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りんご
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乳児院、親と暮らせない乳児。そこで働く保育士が主人公。2歳で子供は卒業、家庭に帰るか児童養護施設へ。親代わりっていうか、親そのもののように保育士が育てないとダメなのね。「自分を全て守ってくれる〈特別な大人〉」が発達に必要なんだって。なのでこの乳児院では担当養育者を決める。あー、別れる時辛えー。こんなに大切に育てても絶対忘れちゃうやつー。乳児院の話メインかと思ったが、そこ卒業の小5女子にフォーカスを当てる。幸せに暮らしてて欲しいじゃん?みんなそう思うよね?果たして。育児ファイルは当然泣きます。
りんご

ぱるむさまのお返事できてなかった😅どんまい自分。よんじゅううん歳だけどコメントもらって忘れちゃってたの。

09/02 22:18
りんご

のんさま→今日1日(パピーウォーカー!)(パピーウォーカーも泣いちゃう!)(かわいい盛りを一緒に過ごし、「立派な盲導犬になるのだぞ」と送り出すパピーウォーカーの尊いことよ)と、ずーっとパピーウォーカーのこと考えてました。

09/02 22:21
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ネギっ子gen
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ネタバレうーん、やはり、子どもがつらい思いをする話は読み進む手が止まってしまう……。乳児院・双葉ハウスに務める島本温子は、保育士歴12年になる今でも、初めて担当になった子・多喜のことが頭から去らない。そして、その多喜の9年後の姿。里親と特別養子縁組をして幸せに暮らしているはずが、現実は違っていた。里親とは事故により死に別れ、その後の養母と思われる女性に虐待を受けているような描写。その元・担当児の窮地に、温子はマザーの勘で――。温子に“多喜”と命名された、11歳の少女の幸せを切に願いつつ読み進め、最後は安堵の涙。⇒
ネギっ子gen

【共感】①進路を決めるとき、職場体験学習で指導してくれた保育士の言葉。<子どもはいっぱい笑う。笑ったぶんだけ、大人になったときに、つらいことを乗り越える力になる。保育士は、子どもの顔に笑顔を咲かせる仕事>。②温子の実感。<赤ちゃんは、ミルクだけを飲んでいるのではない。いっしょに、やさしい気持ちを飲んでいる>。③担当児の離別が辛くて嘆き悲しむ新人職員への、温子の叱咤激励。<あなたは、健一郎くんのお世話をしてきたんじゃなくて、お世話を、させてもらったんでしょ。健一郎くんから、幸せをいっぱいもらったんでしょ>。

06/20 07:28
ネギっ子gen

多喜のことが心配な温子は、児相に連絡。その行為を施設長は、「なんの権限があって、勝手に児相に話を持っていくわけ?」と温子を叱責し、厳重注意処分に。それを聞いた村田主任は、「バッカじゃないの! そんな杓子定規でなにができるかっての。社会福祉の人脈ってやつは、縦横無尽に駆使してこそ活きてくるんじゃないの。現場を知らないんだよ。あの人は。あんなの通していたら、できることもできなくなる」。その通りです! でも実際に、いるんですよねぇー。現場を知らないくせに、「自分に話が通っていない!」と怒りまくるおエライさんが!

06/20 07:30
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ゆぢ
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ここからどんな展開が?と最悪な状況を想定準備しながら読み進め、それほど悪くない結末に、物足りなさを感じながらも少しほっとした こんな世界があるんだなと知ることが出来た作品 目に見える社会だけが人々の人生の全てではない 子供を育てることなく人生を終えることがほぼ確定した今、その大変さと喜びを知らない自分の人生は、生物学的には正しいのだろうか、なんてことを考えてしまった★3.5
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rei
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タイトルに惹かれてなんとなく手に取ったけれど、久々に本を読んで号泣した。多喜は温子に見つけてもらえて、救ってもらえて良かったと思うけれど、浪江は…。父の暴力から必死に母を守っていた自分と多喜が重なる一方で、かつての父と同じことをしている自分に気づいた時、どれほどの衝撃だったんだろうか。多喜にしたことは許されないことだけれど、罰するだけではなくケアも必要だと思うし、そもそも適切なケアがあればこんな経過をたどらなかったんじゃないかと思う。 多喜と温子だけでなく、浪江にも光がありますように。
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kerokero_8
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★★★★☆(星4つ) 乳児院とマザーは初めて知りました。ラストはこれでよかったのかな~。もう少し続きが読みたかった気も・・・。 多喜ちゃんパートは辛過ぎて何度も読むのやめようと思いましたが、良いエンディングが待っているとこちらに書かれていたので、何とか読み切ることが出来ましたw
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Belle Rose
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大好きな山田宗樹さんの作品 人と人の愛、繋がり、温もり、愛を注げば人の心は育つ、それを改めて実感した 中盤からは涙が止まらなかった
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しーちゃん
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たとえ記憶に残らなくても、大事にされた、愛された実感とその人の温もりは身体が覚えているのかもしれない。そうであって欲しいと心から思った。親が育児放棄や病気で育てられない乳児を保護する乳児院。虐待の連鎖、親になる自覚のなさ、この作品のように1職員が寸暇を惜しんで退所した子供に関わるなんて不可能だと思うけど、不幸な事件が起きるたび自治体に責任を押し付ける風潮はなくならない。人は確かに愛された、愛されるに値する人間だったのだと実感出来て始めて暴力に立ち向かえるのかもしれない。
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ガジュマル
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乳児院で働く温子と親類から虐待を受けている小学生の 多喜のお話が交互に進む。多喜パートが辛過ぎて目を逸らしたくなったけど、最後まで読み終えると感涙。誰かの祈りが通じた実に美しいシーンだった。
0255文字
Yuri
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読後感の良い作品でしたー! 乳児院で働く保育士さんの温子。我が子のように面倒を見てきた子供を送り出すときの複雑な気持ち。幸せに暮らしているはずの多喜がひどい暮らしをしているのを知り奮闘する。2歳までの記憶って殆ど残って無いものだけど、きっと、どこかに染み込んでるんでしょうね。
0255文字
ガーネット
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乳児院の保育士が背負う二律背反。「母のような特別の存在でありながら、母ではないことを忘れてはならない」「その子の幸せを祈るからこそ、別れの日は喜んで送り出す」言葉にすれば、当たり前のこと。でも、それを実践するのは、本当に難しい。頑なであっても、揺れるばかりでも、続けられない職。柳の大木のような、しなやかな強さを持つ人が、始めから強かった筈もない。折れたり、倒れたり、を繰り返しながら「母であるかのような強さ」を、少しずつ獲得してきたのだ。母たちの祈りがどの子にも届き、それぞれの幸せに近づきますように。
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みずえ
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誰かに愛されること、誰かを愛することで救われる。あたたかい涙がこぼれた。
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Mac Bune
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乳児院保育士さんのお話 乳児を実親に代わって時には自宅に連れて育てる職業は、なんて残酷なんだろうと思い読み始めて、後段、乳児を育てる経験を何度もできるって経験は貴重って思いました。仕事として割り切ってはできないのではないか?とも
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C検営
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なんてハードな仕事なのだろうか。 愛されるべき存在であることを根付かせるためにマザーとして接し、幸せを祈って新しい環境に送り出す。 子供たちと良好な関係を築けば築くほど愛される基礎は育まれ、別れが辛くなる。 多喜のような境遇の子供が珍しくない世の中になってしまった。 何よりも優先して、虐げられている子供がいなくなりますように。 そして身勝手な大人が厳しく裁かれる社会になるよう願わずにはいられない。
0255文字
kyotosanga
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一気読み。号泣。 きっと誰かがあなたのことを祈ってます。 あきらめないでほしいな。
0255文字
そら
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両親には育てられない事情がある乳幼児が集まる「双葉ハウス」で働く温子には忘れられない子どもがいた。温子が初めて"マザー"を担当した子ども、多喜。消息が気掛りになり調べてみると、多喜を迎えてくれた里親夫婦は交通事故で亡くなっていて…。/決して起こってはならないことがストーリーの主軸だが、シンプルな展開とテンポでぐいぐいと引き込まれる。タイトルどおり、生まれてきたことにどんな事情があったとしても、必ずあなたの味方はいる。そんな暖かな気持ちになれる。過去を恨まず未来を見れば、どんなことも乗り越えていけるのだ。
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Goblin_Tale
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子供と保護者の深い愛情を感じる作品。本当に悲しく不安になる展開なのですが、それと同時に頑張る主人公がいる限り「きっと祈りは届くはず」という安心感もあり、不思議な読み心地でした。終盤ではもうボロボロに泣けます。 作品の中で嫌な大人や犯罪をするような大人たちも登場するのですが、その人たちもかつては赤ちゃんだったのだと思うと複雑な心境です。
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