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たまり
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本人と森社長に加えて、撮影の柳島克己氏のインタビューが貴重で面白かった▼2017年刊だからオフィス北野の騒動の前年か。ギリギリ間に合ってよかった▼評論家の論考パートは流し読み。別の本にあった武の言葉「なぜか、『文化』とか『芸術』みたいなジャンルに限って、こういう『やったことないヤツが偉そう』って不思議な現象が起きる」を思い出す。
たまり

興行成績歴代一位が『座頭市』なのは想像通りとして、それに次ぐのが『龍三と七人の子分たち』『アウトレイジ ビヨンド』なのが意外というか、ああ、そうなのねという印象。自分のベストは『3-4X10月』『TAKESHIS'』『その男、凶暴につき』。

05/20 17:46
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sau
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蓮さんのインタビューは死についても語っていて、もういらっしゃらないということがやっぱりまだ信じられない気持ち。 これも長らく積読してたけど、一気に読めた。 今年は積読を減らそう。 2023/01/03
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ふかわ
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見たことのある映画は、その男、凶暴につき、あの夏、いちばん静かな海。、みんな~やってるか!、キッズ・リターン、HANA-BI、菊次郎の夏、Dolls、座頭市、龍三と七人の子分たち。「みんな~やってるか!」はかなりのバカ映画でかなり好き。それに比べて「龍三と七人の子分たち」はギャグがかなりサブかった。
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akihiko810/アカウント移行中
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図書館本。映画監督・北野武と関係者インタビューと、作品論評コラムなど。印象度B+  「アウトレイジ最終章」公開時期の本のためか、アウトレイジ関連が多く載ってるが、北野武作品と言えば「ソナチネ」「HANA-BI」「BROTHER 」といった文芸の匂いのする暴力映画が好きだ。「アウトレイジ」はエンタメ色が強すぎて、面白かったが作品としては普通だと思う。本書の一番は、オフィス北野代表でプロデューサーの森昌行インタビュー。ゴシップには詳しくないから知らんのだが、もう武とは袂を別ったのだろうか?
akihiko810/アカウント移行中

森Pがいないと武に映画撮らせる人はもういなくなってしまうんじゃないだろうか。あと何作か(「ソナチネ」みたいなのを)撮ってほしいのだが、それが実現する日は来るのだろうか?

11/09 18:02
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ぐうぐう
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作家による作家論が腑に落ち、面白いように、本書における北野映画への考察も、評論家のそれよりかは映画監督のそれの方が興味深く、味わいがある。「人は撮ろうとしたものを撮れるわけではない」ことをデビュー作を撮って気付いた冨樫森が、その体験をもとに生きる衝動としての相米慎二の映画と死に向かっていく北野映画との相互性を語り、『3-4X10月』の「そこにあるのは単なる「自由」ではなく、北野監督の生き様に裏打ちされた、何物にも代えがたい「自由」だ」といった熊切和嘉の一文であったりには、(つづく)
ぐうぐう

映画監督だからこそ覚えるアプローチが感じられる。もちろん、南波克行の笑いと死と芸術という観点から北野映画を論じた「『アキレスと亀』と後期『天才バカボン』」など、批評家側にも読み応えのある評論があるにはある。しかし、初期作品やフラクタル三部作における解読の多様性が批評を書く際に必要以上の遊戯を生じさせ、であるならば評論といったカテゴリーではなく、映画そのもので体感したいという欲求がこちら側になぜか芽生えるのだ。それはきっと、北野映画の一番の批評が北野武による映画によって成されているからだろう。(つづく)

06/29 22:54
ぐうぐう

本書に話題を戻せば、インタビューを受ける関係者の中で、北野映画から消えてしまった二人の人物がいる。大杉漣と森昌行である。約2年おき、コンスタンスに映画を発表してきた北野武だが、『アウトレイジ 最終章』を最後に新作が観られないまま、3年が経とうとしている。小説にシフトしたからだとか、夏には新作の撮影に入るのではないかだとか、噂は飛び交っているが、映画監督としてのやや長いブランクは、この二人の不在が大きく影響しているような気がしてならない。

06/29 22:55
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Taxxaka_1964
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幾つかの印象的なテクストがある。中でも大杉漣への荻野洋一のインタビューは必読。また、藤井仁子による撮影監督柳島氏への取材も、北野映画を巡る映像のマジックを解き明かしてくれる。 とはいえ、リモザンが記したように、真に我々を驚かすのは常軌を逸した北野的な振る舞いてあり、彼の映画を通じて我々が感じる衝撃もその異常な無情と無常にある。
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踊る猫
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執筆者はヴァラエティに富んでいるが、総じて思うのはほぼ全員が北野武監督の映画をその枠組みの中で批評しているということだ。つまり、他の映画監督との関連性を論じた執筆者は殆ど居ない。それはむろん執筆者の怠慢ではなく、「キタノ」が彼単体で論じられるに足る深遠さを獲得しているからという理由に尽きるだろう。結果として映画をダシにした自分語りで終わっている執筆者も目立つが、それはそれで「キタノ」の語りにくさを改めて浮き彫りにしているとも言えて面白い。北野氏自身も「キタノ」を語れておらず、なかなか挑発的に仕上がっている
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ライアン
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大杉漣さんの生前のインタビューが良かった。ただ死について語っているのが何ともいえばい。まさかそれから半年くらいで突然亡くなられるとは誰も思わなかっただろう。森さんのインタビューでたけしさんとの名コンビぶりが明かされるが、今後事務所独立でどうなってしまうのだろうかと・・・。面白かったけど評論家の薀蓄めいたのがたくさんあってそれはいらなかったかな
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ちさミント
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大杉漣さんのインタビュー目当てで。 インタビューは勿論、読み応え多かった。北野映画をまた観たくなる。
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ぽこ
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最新作までを網羅した作品論と監督論。大杉漣さん、森昌行さんのインタビューが興味深かった。映画評論というのはあまり好んで読まないのだけど今回は1つの作品についてではなく、北野作品を様々な人が論じているのが良かった。作品を語る事は監督を語る事にもなるんだなぁ。北野武は生と死の危ういスレスレのところにいるっていうのが作品の中にも通底している核なのかな。北野映画ファンには是非読む事をお勧めしたい一冊
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hiratax
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まわりのスタッフインタビューは興味深い。特に森プロデューサー、一瞬ですむ用事でも声をかけるタイミングを1週間見計らうとか、そうなんだよなと。
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numainu
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評価A
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ナタデココ侍
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映画監督・北野武に迫る1冊。冒頭のプロデューサーのインタビューや全作品解説を通し、映画監督としての歩みが立体的に理解できる。また、各所に収められた批評が面白く、北野武とバカヤローの関係性やアウトレイジの美学など印象的だった。
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JunKawa
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「アウトレイジ・最終章」を除く、北野武監督全作品の詳細な解説が素晴らしい。「3-4×10月」の実験性、「ソナチネ」という可能性、低迷期の苦悩、そして、ひとつの到達点としての「アウトレイジ」シリーズ。 そんな北野映画の魅力を、監督本人をはじめ、北野組常連俳優やプロデューサー達が縦横に語り、様々な世代の論客が様々な角度から論じることで、北野武の本質に迫ろうとしている。
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fritzng4
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2000年代中盤の迷走期が北野武のフィルモグラフィにおいて如何に重要であったか、2017年の視点で見るとよくわかる。もう一度見直したい。森プロデューサーのインタビューを読むと、2000年代中盤以降、海外市場でのセールスが見込めず、故に国内プロモーションを活性化させ、アウトレイジシリーズが生まれたことがわかり興味深いが、欧米市場ではアジア映画は売れても配信メインとなる事実は今後のアジア映画の内容にどのような影響を与えるのだろうか。
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tiger y
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正直微妙だった。
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映画監督、北野武。評価91感想・レビュー16