読書メーター KADOKAWA Group

鬼火 フランス人ふたり組の日本妖怪紀行

感想・レビュー
29

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
あたびー
新着
ワッピー様より拝領した御本。日本(新潟など)が舞台ですが、バンド・デシネです。新潟を旅行するフランス人の2人組が手に入れたのは「バケモンが撮れる」カメラ。2人は早速お化けを撮ろうとあちこちへ。主人公たちはかなりデフォルメされて平面的な顔立ちなのだが、日本人の方はリアルに東洋人の顔で描かれているのが面白い。フランスから来た人が妖怪文化に憧れているというのは嬉しい。この2人、水木御大に会いたかっただろうな。ただ、その石像はお不動様だよ、鬼じゃない😅
0255文字
ワッピー
新着
フランス人オタクカップルの妖怪遍歴を描いたバンドデシネで、出版されてから気にはしていたものの、ようやく縁がつながりました。冒頭のエピソードで古道具屋で手に入れた妖怪カメラを手に、現地で話を聞き、あちこち連れ回されつつも信濃川北岸の内野から東の各スポット、弥彦山から、恐山(やや重い回)まで足を伸ばしたマイペースの紀行に和みます。雨の中でも敢然と出かけていくものの、どこか抜けている2人のやりとりが妙に可笑しく、また案内する日本人もときどき妙なことを言っていて、それもまた興趣を深めています。この雰囲気、大好き!
あたびー

今日、Twitterの方にこの本の感想を上げましたら、新潟のこの本の舞台になった土地にお住いだった方から返信をいただきまして、駄菓子屋でこのカメラが売っていたと伺いました。凄いですね!

02/01 21:06
ワッピー

妖怪ネットワーク、つながってますね!

02/02 09:08
7件のコメントを全て見る
0255文字
ヘレン
新着
舞台が新潟!親近感をもって読めました^^
0255文字
くろばーちゃん
新着
フランス人から見た、日本の怪異。カラーマンガ。独特の不気味な色使いもいい。何といっても、古い怪しげなオモチャのカメラがいい。この本をガイドブックに、新潟や福島、青森を旅してみたくなった。「原発の青白光―新しい怪物をつくりだしたんだな、われわれは」これがいちばんイヤな怖さを発している。
0255文字
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
新着
再読。読んだ事を忘れていて手に取った。フランス人のセシルとオリヴィエは、新潟で妖怪が写るという8枚撮りのフィルムカメラを手に入れる。妖怪が出ると言われるスポットを巡る話。最初に読んだ時よりインパクトがなかった。
0255文字
千利休
新着
好き!!
0255文字
ウニプロ
新着
1ページ目にからいきなり飛び込んでくる身近すぎる地名に腰を抜かす。地元のわたしですら知らないコアなスポットをゆるゆると歩き回るフランス人カップルのセシルとオリヴィエ。日本への、妖怪への愛に溢れたすばらしすぎる一冊。
0255文字
森林太郎
新着
個人的に2020年に読んで良かった本の1冊に入る!水彩の色使いがとても良い。こういう作品がもっと増えて欲しい。
0255文字
つらら
新着
副題が全てを表現している。フランス人ふたり組アーティストによるオールカラー紀行漫画。「タンタン」みたいな浦沢直樹みたいな画風がかわいい。淡々とした不思議風味を楽しんでいたらいきなり「我々は新しい妖怪を作り出した」という現代文明批判の話が飛び出してハッとした。それに、そうなんだよ、旧齋藤家別邸の庭園のあるポイントからは屋敷と高層ビルが同時に見えるんだよ。あのすごい景色のことをよく書いてくれました。おとなしいだけの雰囲気漫画じゃない、感覚の鋭さがある作品だ。外務省主催第11回日本国際漫画賞優秀賞受賞。
0255文字
Saku
新着
新潟にやって来たフランス人二人が古道具屋で妖怪の写るカメラを売り付けられる。特に何が起きている訳ではないのだけれど、日常のようで日常じゃない境界が曖昧な雰囲気がすごくいい感じ。 あと、新潟に行った時にはぜひマルグッタ51でカレーを食べたい。
0255文字
ROOM 237
新着
今なぜかマイブームが始まり、片っ端から調査しているバンド・デシネ(絵本や画集の様なフランス語圏のマンガ)。フランス人2人妖怪が映るというカメラを携え、新潟〜福島〜恐山をドサ回りする様子が微笑ましい。話聞かせてくれたおじさんを、もしや妖怪では?なんて怪しんだりする気持ちが2人のフットワークの源。フランス人も日本のカレーとか甘納豆食べるんだね〜!
0255文字
村上春巻
新着
ネタバレ【A】セシル(絵と写真)とオリヴィエ(脚本と着色)のフランス人の二人が、妖怪が写せるというプラスティック製の玩具のような二眼レフのカメラを古物屋で入手して、再訪した新潟の町を歩き回る。現実の人々やお店も登場し、虚実皮膜の区別がつかないような不思議なお話ばかり。やはり豊葦原瑞穂の国である我が国は森と稲の緑の国なのだ。最後の青森の恐山の様子はもの悲しく、切ない。成仏できない幼児たちは、お地蔵様の着物の裾の内側に入って、自分たちを喰らおうとする獣たちから身を守るという。登場する新潟民たちが、親切かつ珍妙。
0255文字
鯖
新着
妖怪が写るカメラを手に携え、新潟から恐山まで旅するフランス人二人の旅行記。福島を訪れてのくだりが印象的。「原発ってのは青白い光を出すそうだね」「昔からいる怪物にかえて、新しい怪物をつくりだしたんだな、われわれは」ウンそうだね、おフランスも原発大国だからね…。「勤め口があっていいときはいいけど、少しなにかあるとボンって地域一帯が廃墟になる」彼の視線の先に広がる立ち入り禁止区域よ…。
0255文字
橘
新着
日本を再訪したフランス人の若い男女が、妖怪が写るというカメラを手に、それらしい場所を訪ね歩く話…なのだが、彼らが描く日本は、私たちが思い浮かべる実家の風景によく似ている。確かに、あの頃は妖怪との垣根が低かった。吸い込まれるようにコミックの世界に入ると、異界が現在も息づいていることを肌で感じる。現代の妖怪を否定しない世界観、これは期待を裏切らない。
0255文字
いすか
新着
2014年秋、新潟県猿和田の祭りを見にきたフランス人二人。古い店で「バケモンが撮れる」と店主が言うカメラとフィルムを買った二人は「お化け/妖怪」を写真に撮るために新潟のあちこちを巡ることになる。知り合いから「死者と話ができる」場所があると聞いた二人は新潟を離れ、恐山に向かうのだが…。
いすか

写実的に描こうとしているのだろうが、登場する日本人の顔が妙に「アジア的」だなあ。

07/10 14:23
0255文字
蒼
新着
不思議な本。フランス人2人のアートユニットによるフランス語コミックの日本語版。2人は日本で不思議なカメラを入手して、妖怪を撮影するべく旅をする。日本の、特に地方のこういう雰囲気に興味があるのだなぁという外からの目の新鮮さと、登場する個性的な人々がちょっと面白い。恐山はかなりのインパクトだっただろうなと思う。普通の旅行記やコミックではなくアートにしてしまうところがさすがフランス人、さすがアーティスト。
0255文字
ロマンチッカーnao
新着
フランス人の留学生二人が妖怪が映るというカメラを手にして日本の妖怪を写真に納める為に、ホラースポットを回るお話。しかし、福島原発を前にどういうわけか、妖怪などいるはずはなく、映る筈ないのに入りはずもないのに、白い鬼火が写る。 『昔からいる怪物にかえて、新しい怪物をつくりだしたんだな、われわれは』 確かに。昔の妖怪がかわいく見える、巨大な怪物を作りだしてしまいました。
0255文字
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
新着
【フランス人から見た日本の妖怪紀行】にひかれて借りてきました。古物商で買ったカメラは妖怪が移るというもので、新潟から青森を旅して妖怪を探すというコミック。怖いというよりも不思議体験を描いたような感じでした。一番印象に残ったのは恐山。外国人にとったら恐山はホラースポットぐらいのイメージなのかもしれないが、恐山を訪れる日本人にとっては心をいやす場所なんだなと感じました。
0255文字
さんちる
新着
[図書館]
0255文字
female_beetle
新着
外国人から見た日本、現実と漫画、此岸と彼岸。いろいろなものの境界が絶妙に曖昧になっていてうっとりする。
0255文字
nuit@積読消化中
新着
アトリエ・セントー(アトリエ銭湯)というフランス人おばけずき2人組の制作ユニットによって描かれた日本の怪しい伝承アートコミックということだけでもそそられる。フランス人から見た日本の祭りや妖怪、霊場ってどんなんだろうと読みました。(p75の)2つの時代が重ねあわせられているような、過去を通して現在を見ているような景色なんかもいい。彼らが新潟大学に留学をしていた時の想い出と青森の霊場恐山を訪れたお話がなんだかシンミリと心に沁みてきます。新潟の喫茶店「マルグッタ51」は大変居心地が良さそう。いつか訪れてみたい。
0255文字
ビーハブ
新着
『フランス人から見た日本の妖怪紀行』との面白い組み合わせでジャケ買い。思った以上に良かった、大当たり!是非日本中の妖怪というか原風景をテーマに続編描いて欲しい。
0255文字
小鈴
新着
フランス人留学生二人組がふらっと入った古物商の店主からすすめられて買ったカメラは妖怪が写るという。二人は妖怪のでそうな場所を巡って撮影するのだが。。。洋コミながらつげ義春風の怪しさを漂わせているが現代文明批判も忘れない。鬼火、原発は青白い光を出すそうだね。「昔からいる怪物にかえて、新しい怪物をつくりだしたんだな、われわれは」
小鈴

図書館本館新刊コーナー。左開きのため、右開きマンガに読みなれていると、とても読みにくい!マンガのセオリー通りの読み方ができないので、コマの見方が混乱する。フランス人は読みにくくないのだろうか!?

12/02 19:27
0255文字
じぇろポーta
新着
ネタバレ絵のタッチが親しみやすい。妖怪が写るという怪しい中古カメラを購入したフランス人留学生コンビが新潟~青森(恐山)で体験する怪異とは。怪異譚ではあるがあまりホラー寄りではなく少し不思議な体験をしたなーくらいの按配。各エピソード毎に妖怪を撮影した写真を載せるのが楽しい。現代日本の妖怪(怪異)ということで原発や津波の話題が出てくるのも興味深い。
0255文字
ga
新着
フランス人カップルが新潟に滞在しながら、カメラ片手に妖怪を探してテクテク歩くコミックエッセイ。終始フランス映画張りに淡々とした紀行文は何かと世話を焼く地元のおじちゃんを結構辛辣に描いていたりして、後々ご本人が見た時にションボリしちゃわないかしら・・なんて気になっちゃった。新潟から恐山へ旅する最終章、外国人目線での描写で余計に異境に感じたのかもしれないけど恐山は冷やかしで行く場所ではないのだなと思ったわ。いつもの路地にも探せば妖怪いるかもね。
0255文字
おりひら
新着
本屋で見つけて購入。フランス人コンビが日本の新潟県で「妖怪を撮ることが出来ると言うカメラ」を持って妖怪探しをする日本紀行。 絵柄が好みです。ストーリーは、想像していたものと、ちょっと違いましたが、興味深かったのと、懐かし感じと、ちょっと不気味でちょっと怖い。空気感を楽しみました。
0255文字
なかむら
新着
怪異…というか怪異になる寸前というか……みたいな微妙な空気がおもしろい。カメラの説明書き可愛いな。
0255文字
あずき
新着
フランス人二人組が妖怪が写ると言うカメラを手に入れたことから巡る新潟、青森恐山への旅。各章の後に収録されたそれぞれ写した写真がなんとも言えない味わい。現代でありながらも昔話のような雰囲気もあって、しかも作者はフランス人。どこもかしこもコンクリートに囲まれた都心では見ることの出来ない世界に、夏休み親戚の家に訪れた日々を懐かしく思い出した。
0255文字
全29件中 1-29 件を表示
鬼火 フランス人ふたり組の日本妖怪紀行評価100感想・レビュー29